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  • WRC ラリー・モンテカルロ | 3日目を終えてトヨタ勢はわずかに表彰台圏外

    WRC ラリー・モンテカルロ | 3日目を終えてトヨタ勢はわずかに表彰台圏外

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ3が1月26日(土)にフランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合5位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合6位につけ、ヤリスWRCは難易度の高いステージで全車が速さを示した。

    ラリー・モンテカルロの競技3日目デイ3は、サービスパークが置かれるギャップの北側エリアで4本のステージを各2回走行。4本のSSの合計距離は93.38kmだった。前日に続きデイ3も天気に恵まれ、雪化粧をした美しい山々が青空に映える1日だった。しかし気温は1日を通してかなり低く、山岳地帯のステージは大部分がドライ路面ながら雪やアイスバーンが広がる所も多く、非常に難しい路面コンディションでの戦いとなった。

    デイ2総合4位のラトバラは、SS10でセカンドベストタイムを記録。モンテカルロで過去7回優勝しているセバスチャン・ローブと激しい3位争いを展開し、一時は総合3位につけた。最終的にはデイ2と変わらぬ総合4位で1日を終えましたが、総合3位のローブとのタイム差は僅か2.3秒。明日の競技最終日も、表彰台を巡る戦いが続く。デイ2でパンクを喫し総合7位に順位を落としたタナックは、午後のステージをドライバーのなかで、スタッドなしの冬用タイヤを唯一選択するなど攻めの姿勢で走行し、結果的にデイ3全てのSSで、ベストタイムを記録。総合5位まで順位を回復した。総合4位のラトバラとのタイム差は15秒と小さく、タナックにも表彰台フィニッシュのチャンスは十分にある。タナックと同様、デイ2でパンクにより総合8位と大きく遅れたミークは、SS10を除く3本のステージでタナックに迫るセカンドベストタイムをマーク。総合6位にポジションを上げ、良い形でデイ3を締めくくった。

    競技4日目、最終日となる1月27日(日)のデイ4は、モナコ公国を基点にフランス南部の山岳地帯で2本のステージを各2回走行する。SS13とその再走ステージであるSS15は、有名なチュリニ峠を通過するラリー・モンテカルロの名物ステージ。また、SS14の再走ステージとなる最終のSS16は、トップ5タイムを記録した選手にボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSはすべて昨年の最終日デイ4と同じステージとなり、その合計距離は63.98km。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々のドライバー全員にとって素晴らしい1日でした。オットとクリスは1日を通して安定して速く、特にオットに関しては4本全てのSSで最速でした。今日は全員が良い気分で1日を過ごせたと思いますし、明日もきっとエキサイティングな1日になるでしょう。表彰台に上がるチャンスは十分あり、3位と4位に入る可能性もあると思っています。もしそうなれば、多くのポイントが得られるので期待しています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今日は良い1日で、何事も起こりませんでした。午後のステージではタイムを縮めようと考え、他の選手と異なるタイヤを選びました。結果的には少しだけタイムを縮めることができましたが、そういったトライの積み重ねが重要なのです。チャレンジは成功だったといえるので、何か他と違うことを試すべきだと進言してくれた、私の担当セーフティクルーに感謝します。また、クルマも非常に調子が良く、自信を持つことができました。日中のサービスではセットアップを変更せず、すべてが満足できる状態でした。総合順位で我々の前につけている2選手とのタイム差を約1分縮めることができましたので、明日も最後まで攻め続けます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    セバスチャン・ローブ選手との素晴らしい3位争いを楽しみました。最初彼は私の前にいましたが、その後私が抜かし、最後はまたローブ選手が前に出ましたが、タイム差は僅差です。ローブ選手を抑え続けることができるのではないかと思ったのですが、路面コンディションが複雑な状態になった時、私には強さが少し欠けていたのかもしれません。明日のステージはドライコンディションになると思われますが、私はドライ路面で多くのテストを行なってきたので、クルマに対して自信を持っています。もし自分達が望むような状況になれば、明日はきっとモンテカルロの表彰台に立てるでしょう。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    トリッキーな路面コンディションだったにも関わらず、心から楽しむことができました。ヤリスWRCというクルマはとても自然に、自分の思い通りに運転することが可能で、徐々に自信がついてきました。今日は何本かのステージで、オットにかなり近いタイムが出ました。30kmを越える、雪道とアイスバーンが点在する非常に滑りやすいステージでも差はごく僅かだったので、もう嬉しくてたまりませんでした。クルマについて学ばなくてはならないことは、まだ少しあります。しかし、それが自然に慣れてくるならば、その先には明るい未来が待っていると思います。明日のパワーステージでは、全力を出し、自分の力を試してみたいと思います。

    ラリー・モンテカルロ デイ3の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 2h38m30.0s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +4.3s
    3 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m58.7s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m01.0s
    5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2m16.0s
    6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +5m26.8s
    7 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタ R5) +10m12.0s
    8 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +11m43.4s
    9 ステファン・サラザン/ジャック-ジュリアン・レヌッチ(ヒュンダイ i20 R5)+12m16.0s
    10 ギヨーム・ド・メヴィウス/マーティン・ヴェイダーク(シトロエン C3 R5) +13m07.0s

  • WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタ勢、2日目はトラブルで順位を落とす

    WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタ勢、2日目はトラブルで順位を落とす

    2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ2が1月25日(金)にフランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合7位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合8位につけ、ヤリスWRCは困難な状況を乗り越え全車がデイ3に駒を進めた。

    ラリー・モンテカルロの競技2日目デイ2は、サービスパークが置かれるギャップの南西エリアで3本のステージを各2回走行するスケジュールだった。しかし、オープニングステージのSS3が観客の安全確保のためにキャンセルとなり、午前中の3本のステージを総合的に考えて導き出したタイヤ戦略が、十分に機能しない状況となってしまった。SS3は雪や凍結したセクションが多く、そこでアドバンテージを得る戦略だったが、ステージキャンセルによりそれが不可能となり、デイ1で総合1位に立ったタナックはペースダウンを余儀なくされ総合3位に後退。さらに、午後の再走ステージのSS7ではパンクで2分程度の遅れをとり、総合7位でデイ2を終えました。一方、総合5位からスタートしたラトバラは、SS4で総合9位に順位を落とした。しかし、その後徐々にスピードを上げて行き、SS5で3番手タイムを、SS6ではセバスチャン・オジエと同タイムのベストタイムを記録。最終的にはデイ1よりもひとつ順位を上げ、総合4位でデイ2を走り切った。なお、ミークは一時総合6位につけていたが、その後ホイールのリム破損によるタイヤ交換作業で遅れをとり、総合8位で1日を終えた。

    競技3日目となる1月26日(土)のデイ3は、ギャップ北側の山岳地帯で2本のステージを各2回走行するう。ステージはいずれも昨年のデイ3とほぼ同一だが、積雪の有無等、路面コンディションは大きく異なる可能性がある。4本のSSを走り終えた選手達は、その後サービスを経て長いリエゾン(移動区間)を走行し、地中海に面したモナコ公国のパルクフェルメ(車両保管場)を目指す。4本のSSの合計距離は93.38km、リエゾンも含めた1日の総走行距離は、557.52kmに達する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ラリー・モンテカルロでは常に予想外の事が起こりますが、残念ながら我々もオィットとクリスのパンクなど、ハプニングに見舞われました。今年のステージのように路肩部分が凍っている時は多くのクルマがコーナーのイン側により深く切り込んで走ることができますが、路肩と道の段差が鋭く尖っていると、パンクの危険性が高まるのです。オィットは表彰台を狙える位置につけていましたし、クリスもチーム加入後最初のラリーで非常に良いスタートを切りました。去年オィットがそうだったように、クリスもこれからクルマに対する理解を深めていけば、さらに速くなるでしょう。ヤリ-マティはとても良い戦いを続けているので、明日が楽しみです。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    非常にチャレンジングな1日でした。今朝は最初のステージを重視した戦略で臨んだのですが、そのステージがキャンセルとなりタイヤ戦略が機能しなくなってしまいました。午後の再走ステージの1本目は路面コンディションが非常にトリッキーで、雪、スラッシュ(溶けて多くの水分を含んだ状態の雪)、そしてドライ路面がミックスした状態でした。その次のステージではパンクを喫し、クルマを止めてタイヤ交換をしなくてはなりませんでした。そして、午後の最後のステージでは安定した走りができました。ラリーはまだ先が長いので、明日以降も全力を尽くして戦うつもりです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    全体的にとてもポジティブな1日でした。今朝はとても良い戦略を準備していたのですが、最初のステージがキャンセルされ非常に大きな影響を受けました。ただし、自分自身のドライビングに関しては良いフィーリングが得られるようになって行きました。午後のステージではSS7でスノータイヤと舗装路用タイヤをミックス装着して走りましたが、やや慎重過ぎたと思います。他の2本のステージ、SS6とSS8では安全策としてスノータイヤを4輪に装着して走りましたが、それは正しい判断だったと思いますし、満足しています。明日は3位争いに加わり、最終日に表彰台に立てるように頑張りたいと思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    我々の出走順は理想的ではありませんでした。自分よりも前に走った選手達によって大量の泥が舗装路にかき出され、路面は非常に滑りやすくなり苦労しました。それでも良いタイムが出ていましたし順位も上がっていったのですが、その後不運にもホイールにダメージを受け、クルマを止めてタイヤ交換をしなくてはなりませんでした。とはいえ、約9カ月の空白期間を経て心から運転を楽しんでいますし、あと少しツキがあれば表彰台にも上がれるはずです。他力本願といった状態でもありますが、希望を失わずに戦い続けます。

    ラリー・モンテカルロ デイ2の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 1h37m17.3s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2.0s
    3 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m17.7s
    4 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m25.1s
    5 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m25.9s
    6 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m47.5s
    7 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2m34.9s
    8 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +5m33.0s
    9 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタ R5) +7m00.1s
    10 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +7m06.7s

  • WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタのオット・タナックが初日の首位

    WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタのオット・タナックが初日の首位

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ11月24日(木)、が、フランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合5位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合7位につけ、ヤリスWRCは全車が競技初日を走破した。

    ラリー・モンテカルロの初日は、午前中にサービスパーク北側のターマック(舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれた。全長3.35kmのコースでは、今シーズンよりチームに加わったミークが全体のトップタイムを記録。タナックは4番手タイム、ラトバラは5番手タイムと、好調な滑り出しになった。

    ギャップ市街の中心部では夜6時50分からセレモニアルスタートが始まり、多くの観客が見守る中ラリーは華やかに開幕。その後、雪やアイスバーンが所々に広がる峠道で7時38分からSS1がスタートし、暗闇のナイトステージでタナックがベストタイムをマーク。ミークが2番手タイムを刻んだ。続くSS2でタナックは3番手タイムに留まったが、総合では2位に9.1秒差をつけ首位の座を堅持。SS1でやや出遅れたラトバラは、4番手タイムで総合5位に順位を上げた。また、ミークはステージの後半でパンクを喫してタイムを失ったが、それでも総合7位で競技初日を走り終えま。

    競技2日目となる1月25日(金)のデイ2は、ギャップの南西エリアで3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は125.12kmと4日間でもっとも長く、選手達にとっては最初の勝負どころとなる。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は、457.06kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今晩最初のSS1は、ベストタイムのオットと2番手タイムのクリスにとって素晴らしいステージになりました。オットは自信を深めたはずですし、クリスは残念ながらSS2でパンクをしましたが、それでも新しいクルマに良い感触を持ったのではないかと思います。暗闇の中での走行は非常に難しく、ヤリ-マティはやや慎重な走りでした。まだ先は長く明日はきっとタフな1日となるでしょうが、今日とは違い、日中の明るい時間帯は遥かに走りやすいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    予想通り、今夜は大変難しいスタートとなりました。最初のステージは非常にトリッキーで、路面コンディションが大きく変わるような所もいくつかありました。しかし、クルマはとても良いフィーリングでした。タイヤのグリップ変化を把握しやすく、そのため自信を持って走ることができました。SS2は大部分がドライで、異なるタイヤをミックス装着して走るのは大きな挑戦でしたが、自分では良い走りができたと思っています。 総合的に考えると、我々のタイヤ選択は正解だったといえるでしょう。明日は長い1日となり、我々にとってはいつものモンテカルロと同様、大きな挑戦となるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今晩のステージは暗闇の中で凍結路面と湿った路面が所々に現れるという、非常に挑戦し甲斐のあるコンディションでした。そのような困難な路面ではタイム差が広がりやすく、私は走りに自信を持てなかったためSS1でかなりタイムを失いました。事前のテストではそのようなコンディションを経験しておらず、フィーリングを掴みきれなかったからです。しかし、最終的にそれを克服することができたのは大きな収穫です。明日はきっと違う1日となるでしょうし、状況も簡単に変わるので、我慢して戦う必要があります。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    コンディションが変わりやすく、とても難しいスタートとなりましたが、クルマに対しては自信と良いフィーリングを持つことができました。2本目のSSはドライな路面が多くなりましたが、ドライビングの感覚は変わらず良いままでした。その後、自分では何にも当たった感覚はないのにパンクを喫してしまいましたが、戦いはまだ始まったばかりですし勝負はこれからです。私はラリーをエンジョイしており、クルマにも自信を持っていますので、これからの数日間がとても楽しみです。

    ラリー・モンテカルロ デイ1の結果
    1.オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 26m33.0s
    2.セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +9.1s
    3.ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +14.3s
    4.エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +45.2s
    5.ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +46.4s
    6.エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +48.2s
    7.クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +53.8s
    8.セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +55.2s
    9.アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +59.6s
    10.ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +1m41.1s

  • トヨタ | 2019年 WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    トヨタ | 2019年 WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、1月24日(木)から27日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)、そして新たにチームに加入したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。WRC復帰3年目となる今シーズンは、マニュファクチャラーズタイトルの防衛と、ドライバーズおよびコ・ドライバーズタイトルの獲得を目標に掲げ、“ALL FOR WIN”を合い言葉に戦う。

    長い伝統を誇るラリー・モンテカルロは、数あるWRCイベントの中でも、非常に難易度が高いラリーとして知られている。競技区間であるSS(スペシャルステージ)はターマック(舗装路)だが、山間部のSSは路面が雪に覆われることも多く、路面状況は刻々と変わる。1本のSSの中でもドライ、ウェット、アイスバーン、スノーとコンディションが変化するため、タイヤの選択が大きな鍵を握ることになる。また、SSが始まる直前にステージを走行し、最新の路面コンディションを選手に伝えるセーフティクルーの役割も非常に重要となる。

    近年セレモニアルスタートは、ラリー・モンテカルロの名の由来であるモナコ公国で行われていたが、今年はフランス南部のギャップで幕を開ける。SSはすべてフランス国内が舞台となり、クルマの整備作業を行なうなど競技の中心となるサービスパークは、例年同様ギャップの市街地に置かれる。ラリー初日の24日(木)は、午前中のシェイクダウンに続き、日没後にセレモニアルスタート、夜7時半過ぎから2本のSSが行なわれるう。2日目の25日(金)は、ギャップを中心に3本のSSを各2回走行。3日目の26日(土)はギャップの周辺で2本のSSを各2回走行し、その後長いリエゾン(移動区間)を経てモナコで1日を終える。ラリー最終日となる27日(日)は、モナコを基点にフランス山中で2本のSSを各2回走行。その後、勝者はモナコ王宮前で表彰台の中央に立つ。SSは4日間合計で16本、計323.83km。リエゾンを含めた総走行距離は、1366.43kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    新たなるシーズンの開幕に興奮しています。ドライバーのラインナップが変わり新たにクリスがチームに加わりましたが、他のチームも顔ぶれに大きな変更がありましたので、モンテカルロはきっと興味深い展開になるでしょう。もちろん、シーズンの開幕戦としてはとても難しいイベントですが、我々の選手は皆モンテカルロで多くの経験があります。ドライバーとして私がモンテカルロで成功したのは現役時代最後の数年間だった事を考えても、経験こそがもっとも重要であると思います。1年前と比べるとオィットはクルマに対する理解を深めていますし、ヤリ-マティは昨シーズン終盤本当に強力でした。また、クリスはチームとクルマにすぐ馴染んだので、我々はチームとして、自信を持ってモンテカルロに臨みます。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    昨年よりもはるかにリラックスした気分でモンテカルロを迎えられそうです。12ヶ月前は自分にとって全てが新しいことでしたが、今年はクルマもスタッフも昨年と変わらないので、今や本当に強いチームになったと信じています。昨年得た知識と経験の全ては、我々をより強くしてくれたはずです。昨年はタイトルにかなり近づいたので、今年はこれまでにないくらいハングリーな気持ちです。タイトルを獲得するためには賢くあるべきだと理解していますし、特に予想外の出来事に対して、賢明に対処する必要があります。昨年のモンテカルロでの2位は良い結果でした。それよりもひとつ上の順位を得られれば申し分ありませんが、そのためには本当に強力なライバル達との戦いに勝たなければなりません。

    ミーカ・アンティラ、ヤリ-マティ・ラトバラ ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    コ・ドライバーのミーカと共に、我々は今年13回目のWRCシーズンフル参戦に挑みます。優勝に対するモチベーションは依然高く、究極の夢であるドライバーズ・タイトルも狙っています。昨シーズンの後半はとても好調だったので、その流れを保ち続けることができれば、夢が叶うかもしれません。クルマが速く信頼性もあることは分かっていますので、あとは我々ドライバーがその力をきちんと引き出せるかどうかにかかっています。モンテカルロでは、ヤリスWRCと共に2年連続で表彰台フィニッシュを果たしました。同様の結果を今年も手にしたいと思っていますが、何よりも重要なのは確実に週末を戦い抜き、ミスを最小限に抑えることです。

    セブ・マーシャル、クリス・ミーク クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    新しいチーム、新しいクルマ、そして新しいコ・ドライバーとの新たなるスタートにとても興奮しています。チームが昨シーズン、特に後半戦に成し遂げたことは、私がこれから一緒に戦っていくことになるクルマに対する自信を、大きく高めてくれました。そして実際に自分で運転をして、その性能に感銘を受けました。とはいえまだ学んでいる段階ですので、モンテカルロに関しては大きな目標を設定していません。当面の優先事項は、もう1度純粋に運転を楽しむことです。そしてモンテカルロは、過去に私が楽しんで走ることができたイベントなのです。

  • マーカス・グロンホルム、トヨタ・ヤリスWRCでラリースウェーデン参戦

    マーカス・グロンホルム、トヨタ・ヤリスWRCでラリースウェーデン参戦

    2度のWRCチャンピオンであるマーカス・グロンホルムが、今年のラリー・スウェーデンでトヨタ・ヤリスWRCで参戦することが発表された。

    今回、マーカス・グランホルムのマシンはToyota Gazoo Racingが運営する2019年型のトヨタ・ヤリスWRCとなるが、ファクトリー参戦ではなく、プライベートでのエントリーとなる。

    マーカス・グロンホルムは、昨年50歳の誕生日を迎えた自分への誕生日プレゼントとして参戦すると述べた。

    「自分への誕生日プレゼントとして、ラリー・スウェーデンの素晴らしい道を楽しみたい」とマーカス・グロンホルムはコメント。

    「このイベントには忘れられない思い出がたくさんある。2000年に初めてWRCで勝利を飾ったのがこのイベントだった。だから、もう一度、このラリーを走る」

    マーカス・グロンホルムは、2000年、2002年、2003年(プジョー)、2006年、2007年(フォード)と過去にラリー・スウェーデンを5回制している。

    ラリー・スウェーデン参戦の一週間前に51歳の誕生日を迎えるマーカス・グロンホルムは「ラリードライバーとしては、年を取り過ぎているので、それに見合った走りをするつもりだ。しかし、スタート順は他の人よりも後ろがいいし、まだ何か考え出すことができるかもしれない」と語る。

    「トヨタからラリーに参戦するのは、もちろん大きな契約だ。自分のアイディアにGOサインを出してくれたトミ・マキネンに心から感謝している」

    「マシンの感触を得るために、できるだけ多く走っておきたい。セッティングで時間を無駄にはしなくないし、トヨタがうまくいくと考えるセッティングで行くつもりだ」

  • トヨタ、ヤリスWRCの2019年仕様を披露

    トヨタ、ヤリスWRCの2019年仕様を披露

    トヨタは、オートスポーツ・インターナショナル(Autosport International)で行われたFIA世界ラリー選手権(WRC)2019年シーズン発表会にて、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのドライバーとコ・ドライバーが一堂に会し、昨シーズンマニュファクチャラー選手権優勝車ヤリスWRCの2019年仕様を披露した。

    毎年、イギリス・バーミンガムで新たなモータースポーツ・シーズンの幕開けを告げるイベントとして親しまれているオートスポーツ・インターナショナルにて、今シーズンからチームに加わるイギリス人ドライバーのクリス・ミークと、新たにコンビを組むコ・ドライバーのセブ・マーシャルも、彼らのホームグラウンドの地で、他のチームメンバーと共に初めて公の舞台に立った。

    昨シーズン、WRC復帰2年目でのマニュファクチャラー選手権タイトル獲得にチームを導いたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組とヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組も登壇した。

    昨年の成功の鍵は、過去のラリーからの学びを元に、ヤリスWRCをシーズンを通じて改善し続けたことだった。チームは、1月24日(木)から27日(日)に行われるラリー・モンテカルロから始まる2019年シーズンに向けて、開幕ぎりぎりまで改善を続ける。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    現マニュファクチャラー選手権チャンピオンとして、2019年シーズン発表会に戻って来ることができ、大変嬉しく思っています。特にイギリスでは、多くのモータースポーツファンがクリスとセブのチーム加入をとても楽しみにしていたことは理解していますので、ここが我々にとって、今シーズンの幕開けに相応しい場所であると思います。昨年は大変素晴らしい結果を得ることができました。ヤリスWRCを継続的に改善するために、一丸となって努力を重ねたチームに感謝しています。しかし、この成功に止まらず、我々の「もっといいクルマづくり」への挑戦は続きます。そして、2019年シーズンは、マニュファクチャラー選手権タイトルを防衛し、ドライバー、コ・ドライバー選手権タイトルも狙います。これまで以上に激しい競争に直面するでしょうから、決して容易ではありませんが、チームの皆が良いシーズンになると自信を持っています。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、“ALL FOR WIN”を合い言葉に2019年シーズンを戦い抜きます。トリプルタイトル獲得を目指し、チーム一丸となって大きな目標にチャレンジします。皆さま、今シーズンも応援を宜しくお願い致します。

    トヨタ ヤリスWRC 2019トヨタ ヤリスWRC 2019トヨタ ヤリスWRC 2019

  • トヨタ、WRC復帰2年目でマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    トヨタ、WRC復帰2年目でマニュファクチャラーズタイトルを獲得

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 ラリー・オーストラリアの競技3日目デイ3が11月18日(日)に東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が優勝。エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合4位でフィニッシュし、チームはWRC復帰2年目でマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

    ラリー・オーストラリアの最終日となるデイ3は、コフスハーバーの北側で3本のステージを各2回走行。前日の夜から断続的に降り続いた雨により森の中のグラベル(未舗装路)ステージは全体的に滑りやすくなり、非常に難しい路面コンディションでの戦いとなった。泥に覆われた路面で多くのドライバーがミスをする中、総合2位のラトバラはオープニングステージのSS19でベストタイムを記録した。そして、SS20でトップに立つとSS22と23でもベストタイムを刻み首位の座を確実なものに。そのまま最後までリードを保ち、今シーズン初優勝を飾った。

    今回のラリーを最後にチームを離れるラッピは、マニュファクチャラー選手権を最優先した堅実な走りを続けながらも、SS21でベストタイムを記録し総合4位でフィニッシュ。ラトバラとラッピのふたりがポイントを獲得した結果、チームは1999年以来となる4度目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

    デイ2終了時点でトップに立っていたタナックは、ドライバーズタイトルの獲得を目指し、デイ3でも攻めの走りを続けた。しかしSS22でコースアウトした際クルマが木に当たってしまい、競技続行不可能となったため残念ながらリタイアとなった。なお、今回の結果によりドライバーズ選手権ではタナックが3位、ラトバラが4位、ラッピが5位でシーズンを終えた。

    全13戦で行なわれた2018年シーズンは今回のラリー・オーストラリアで終了。2019年のWRCは1月24日(木)から27日(日)にかけて、モナコとフランスで開催される「ラリー・モンテカルロ」で開幕する。2019年シーズンは新たにチリがカレンダーに加わり、今年よりも1戦多い全14戦となります。チームはラトバラ、タナック、そして新たにクリス・ミークをドライバーとして迎え、ヤリスWRC 3台体制でシーズンに臨む。

    豊田章男(チーム総代表)
    ラトバラ選手、アンティラ選手、ラリー・オーストラリア優勝おめでとう! 苦しんだ今シーズン、最後にポディウムの頂点に立つ姿を見ることができて、本当に嬉しかった。そして、その勝利でTOYOTA GAZOO Racing WRTのマニュファクチャラーズタイトルが決まりました。FIA世界ラリー選手権へ18年ぶりに復帰し、2年目の挑戦にしてこんなにも素晴らしい結果を得られたこと、チームの総代表として最高の気持ちです! この栄冠を勝ち取るためにヤリスを強くし続けてきたトミ・マキネンと、彼を支えてきた全てのチームメンバー、そして、そのヤリスを何があってもゴールまで走らせ続けてくれた6人のドライバー、コ・ドライバー達に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう! そして、おめでとう! 声援を送り続けてくださったファンの方々、心ひとつに戦ってきてくださったパートナーの皆様ともこの喜びを分かち合えたこと、本当に嬉しく思います。支えていただき、ありがとうございました。この挑戦が始まる時、トミやメンバー達と“約束”したのは「自分たちは“負け嫌い”だ。一緒に勝利を手にしよう!」「そのために、常に“今のヤリス”が一番強くなっているようにしよう!」ということだけでした。走りきれなかった道、苦しめられた道を、もっと気持ち良く走るためにはどうしたらいいか? チームは常に、これを考え、日々改善を続けてくれました。そうして“昨日のヤリスより今日のヤリスがもっといいクルマになる”ということを実践してくれたからこそ、今回の結果が得られたのだと思います。そして、このトミ達との“約束”は、今回の勝利で終わるものではありません。「もっと乗り続けていたい」「もっと攻めてみたい」と世界各地の道で、ドライバー達にそう言ってもらえるヤリスになるようこれからもチーム全員で学び続けて参ります。そして、トヨタ自動車は、ここで得た学びをお客様にいち早くお届けできるよう、努力して参ります。皆さま、来シーズンも引き続き、応援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    本当に信じられない気分です。私の記憶にある中で、もっとも大変な最終戦でした。フィニッシュまであと少しというところでオットがリタイアとなってしまったのは非常に残念です。しかし、ヤリ-マティが再び勝ってくれたのはとても素晴らしい事です。また、エサペッカはポイントを獲得しタイトルに貢献してくれました。我々はこのプロジェクトを3年半前に始めましたが、想像以上にはやく進化を遂げたと思います。去年我々はこのラリーで多くを学び、データを収集しました。そして、今シーズンの後半はクルマを大きく進化させる事ができました。タイトルの獲得は、チーム全員の多大なる努力によって成し遂げられました。そして、この成功により2019年に向けて彼らの開発に対するモチベーションはさらに高まると確信しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    再び勝利を手にする事ができて本当に嬉しく思います。久しぶりの優勝にホッとしました。今日のコンディションは非常に困難で、いとも簡単にコースオフしてしまうような状況でした。自分は思い通りの結果が得られましたが、オットがあのような事になってしまったのは残念です。最終ステージのスタート前は非常に興奮していましたし、神経質になっていましたが、マニュファクチャラーズタイトルを獲得できて、本当に素晴らしい気分です。チーム、そして彼らが作りあげたものを心から誇りに思います。全員の努力と懸命な働きが報われたといえるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    素晴らしい仕事を成し遂げた、チームの全スタッフを祝福したいと思います。選手権最強のクルマを運転し、最高の人々と一緒に戦えた事を嬉しく思います。1年を通して凄い戦いが続き、我々は常にベストを尽くしてきました。今日は非常に泥が多いトリッキーな路面でコースを外れてしまいました。私自身はこのような形でラリーが終わってしまい残念ですが、結果的に両選手権に大きな影響は及ぼさなかったと思います。今シーズンの自分達の戦いには満足していますし、来年も攻めの姿勢で臨むつもりです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今日のコンディションは非常にトリッキーで、運転を心から楽しむ事はできませんでした。今シーズンの中でもっとも大変な1日だったかもしれません。チームのマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献してシーズンを終えられたのは、私のキャリアにとってとても良い事です。本当は優勝したかったのですが、自分のペースを取り戻せたのは良かったと思います。私達を支えてくれたチームの全員に感謝します。

    ラリー・オーストラリア デイ3の結果
    1 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) 2h59m52.0s
    2 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +32.5s
    3 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +52.2s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m 02.3s
    5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2m30.8s
    6 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +3m05.1s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +8m59.0s
    8 アルベルト・ヘレル/ホセ・ディアス (フォード フィエスタ R5) +22m28.5s
    9 スティーブ・グレニー/アンドリュー・サランディス(シュコダ ファビア R5)+27m01.8s
    10 ジョーダン・セルデリディス/ララ・ヴァンネステ(フォード フィエスタ WRC) +35m14.1s
    R オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC)

  • WRC | セバスチャン・オジェがチャンピオン6連覇!

    WRC | セバスチャン・オジェがチャンピオン6連覇!

    セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が、2018年のFIA 世界ラリー選手権(WRC)のチャンピオンを獲得。タイトル6連覇を成し遂げた。

    チャンピオンシップ争いは、首位のセバスチャン・オジェ、3ポイント差で2位につけるティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)、23ポイント差で3位につけるオット・タナック(トヨタ)と接戦の中で今回の最終戦を迎えた。

    しかし、ティエリー・ヌービルとオット・タナックは、最終日のスペシャルステージでどちらも木に接触してリタイア。結局、最終ステージを待たずしてセバスチャン・オジェの年間タイトルが決定した。

    セバスチャン・オジェは「僕はこのマシンで最後のプッシュをしたよ!」とコメント。

    「今季は本当に接戦で難しかった。接戦だったし、浮き沈みのr信じられないようなシーズンで、ついこの間までタイトルは不可能に思えた。チームを誇りに思っている」

    マニュファクチャラーズ部門では、368ポイントを獲得したトヨタが341ポイントのヒュンダイ、324ポイントのフォード、237ポイントのシトロエンを抑えて19年ぶりにいタイトルを獲得した。

  • WRC | 第13戦 ラリー・オーストラリア:タイトルを狙うタナックが首位

    WRC | 第13戦 ラリー・オーストラリア:タイトルを狙うタナックが首位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 ラリー・オーストラリアの競技2日目デイ2が11月17日(土)に東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位に浮上した。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)は総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合5位にポジションを上げ、ヤリスWRCは全車がトップ5に入った。

    ラリー・オーストラリアのデイ2は、コフスハーバーのサービスパークを中心に、5本のステージを各2回走行。SS12/16「ラレー」と、SS17/18「デスティネーション・ニューサウスウェールズ」以外は、すべてコフスハーバー南側のグラベル(未舗装路)ステージが舞台となった。森林地帯と農場地帯に広がるグラベルステージは、全体的に滑りやすいルーズグラベルに覆われた。加えてドライコンディションとなった事で、後方からの出走となるデイ1上位の選手達にとっては、かなり有利な路面コンディションとなった。

    デイ1総合3位のラトバラ、総合5位のタナックは、午前中の3本のステージが終わった時点でそれぞれ総合1位、総合2位にポジションをアップ。午後のSS14ではドライバーズタイトル獲得のチャンスがあるタナックが首位に立ち、ラトバラが総合2位となった。首位でデイ2を終えたタナックは、全10ステージのうち6ステージでベストタイムを記録するなど1日を通してスピードがあり、優勝に大きく近づいた。一方、タナックと僅差の首位争いを続けたラトバラは、総合2位でデイ2をフィニッシュ。最後のスーパーSSでは突然の強い降雨により大幅にタイムを失ったが、それでも依然総合3位の選手に対し4.4秒差をつけている。また、デイ1総合6位のラッピは、SS15でベストタイムを記録するなど好調を維持し、前日よりもひとつポジションを上げた。総合4位の選手との差は3.8秒と小さいため、明日のデイ3ではさらなるポジションアップを目指す。

    競技3日目、最終日となる11月18日(日)のデイ3は、サービスパークの北側で3本のグラベルステージを各2回走行する。そのうちSS19/22「コランバ」とSS20/23「サファイア」は新しいステージだが、過去の大会で使用された「ブッカ」のステージと多くの部分が重なる。また、SS21/24「ウェディングベルズ18」は、スタート後の最初のセクションが、デイ1のSS1/4「オラーラ・イースト」と重なっている。なお、ウェディングベルズ18の2回目の走行となるSS24は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。6本のSSの合計距離は83.96km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は222.39kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    非常に良い形で1日を終える事ができました。特に大きな問題もなく、素晴らしい日だったと思います。最後のスーパーSSのコンディションは皆にとって公平ではありませんでしたが、幸運にも大きな影響は受けませんでした。我々の3人のドライバーは良くやってくれましたし、明日どう戦うべきかも理解しているはずです。このような形でシーズンを終える事ができたら、とても素晴らしいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    午前中は本当に良かったと思います。クルマはとても素晴らしく、ドライビングを楽しんで少し順位を上げる事ができました。午後も初めは良かったのですが、恐らくタイヤに対する負荷が強過ぎたからだと思いますが、タイヤがかなり摩耗してしまいました。そのためペースを緩めなくてはならず、タイムが落ちていってしまいました。また、スーパーSSではアンラッキーなコンディションでの走行となりました。それでも、以前総合2位につけていますし、この順位を最後まで保つ事がマニュファクチャラーズ選手権にとっては本当に重要です。また、良いフィーリングでシーズンを終えるのは、自分にとっても大切な事です。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    とても良い1日でした。今朝は本来のリズムを取り戻しクルマのフィーリングも良かったので、少し攻めた走りをしてタイムを挽回しました。そして午後も攻めの走りを続け、後方の選手に対するマージンをさらに拡大する事ができました。明日は少々トリッキーなステージがあり、また天気も安定しないようなので、簡単には行かないかもしれません。とはいえ、現時点では全てが正しい方向に進んでいますし、あらゆる状況をコントロールできていると思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今日は良い仕事をできたと思います。自分の前と後ろにいる選手とはタイム差が大きくついていたので、少し孤立した感じがしました。また、激しく攻める必要もなかったため、集中力を保つのは簡単ではありませんでした。午後2本目のステージで少しペースを緩めたところ、すぐにミスをしてしまいました。そこで、やはり攻めるべきだと決心したところ、次のステージではベストタイムを記録し、総合4位の選手との差を詰める事ができました。明日は、クルマをフィニッシュに運ぶ事が最大の目標です。

    ラリー・オーストラリア デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h07m52.0s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +21.9s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +26.3s
    4 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +46.6s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +50.4s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +1m44.8s
    7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +2m04.6s
    8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m35.2s
    9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m49.0s
    10 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +6m26.8s

  • WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア:ラトバラが初日総合3位

    WRC | トヨタ 第13戦 ラリー・オーストラリア:ラトバラが初日総合3位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第13戦 ラリー・オーストラリアの競技初日デイ1が11月16日(金)に東海岸のコフスハーバーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合3位、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)が総合5位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合6位につけ、マニュファクチャラーズタイトル獲得に向けて堅実なスタートを切った。

    ラリー・オーストラリアのデイ1は、コフスハーバーのサービスパークを中心に、4本のステージを各2回走行。1日の最後にコフスハーバーのウォーターフロントで行なわれた2本のスーパーSS以外は、すべて森林地帯を中心とするグラベル(未舗装路)ステージだった。コフスハーバーの周辺は夜間から早朝にかけて小雨が降ったが、ステージは概ねドライコンディションとなり、多くの路面は滑りやすい「ルーズグラベル」に覆われた。その結果、特に午前中のステージは出走順が早いドライバー選手権上位の選手にとっては不利な走行条件となった。

    オープニングステージのSS1では1位ラッピ、2位タナック、3位ラトバラと、ヤリスWRCがトップ3を独占した。続くSS2ではラトバラがベストタイムを記録して総合2位に。ラッピは2ステージ連続で総合1位の座を守った。SS3でラッピは総合2位に後退し、SS5ではウォータースプラッシュ(川渡り)を通過した際、エンジンがミスファイアし総合9位に後退した。しかし、その後順位を挽回し総合6位で1日を終えた。

    タナックは出走順が3番手とかなり早く、ドライバーズタイトルを争う他の2名のライバルと同様、非常に不利な出走順での走行となった。しかし、SS4ではベストタイムを記録。午後のSS5のウォータースプラッシュでフロントのバンパー部が破損。空力性能の低下によりハンドリングが悪化しペースダウンを余儀なくされた。しかし、SS8では大会2本目のベストタイムを記録。首位と16.9秒差の総合5位と、タイトルを争うライバルよりも上の順位でデイ1を終えた。

    ラトバラはSS6が終了した時点では総合2位につけていた。SS7/8の市街地でのスーパーSSではタイヤが合わずやや遅れをとり総合3位に後退したが、首位との差は8.7秒と好位置でデイ1を締めくくった。

    競技2日目となる11月17日(土)のデイ2は、サービスパークの南側で4本のグラベルステージを各2回走行。さらに、1日の最後にはデイ1と同様コフスハーバーのウォーターフロントでスーパーSSを2本走る。SS10/14「ウェルシュズクリーク・リバース」は、全長28.83kmと今大会最長のステージであり、途中で広大な牧草地帯を走行する。10本のSSの合計距離は133.00km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は444.37kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今朝はとても良いスタートとなりました。3人のドライバー全員がクルマに良いフィーリングを感じ、その高い競争力を証明してくれました。残念ながらオットとエサペッカはSS5のウォータースプラッシュで問題に見舞われましたが、恐らくそれは水に入る際にやや大きなドリフト角度がついていた事が原因だと思います。ヤリ-マティはほぼ1日を通して非常に速く、マニュファクチャラーズタイトル獲得を目指す我々チームにとっては良い展開です。明日はスタート順も良くなるので、パフォーマンスに自信を持って臨みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    概ね良い1日でした。午前中はミスをしてしまい少しタイムをロスしましたが、午後は安定した走行ができたので非常に満足しています。森林地帯でのグラベルステージをクリーンに走れたことは、きっと重要な意味を持つ事になるでしょう。スーパーSSではハードタイヤを装着していたため十分な駆動力が得られず、少しタイムを失いました。しかし、依然トップとの差は小さいので明日も頑張ります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    全体的に午前中のステージは良好で、良いリズムで走れました。ただし、午後はいくつかミスをしてしまい満足できない結果となりました。午後の最初のステージではゲートに当たり、サスペンションに少しダメージを負いました。その次のステージでは大きなウォータースプラッシュでフロントバンパーが壊れ、通常より空力性能が低下した事で運転がかなり難しくなりました。しかし自分のベストを尽くしましたし、まだタイトル争いは続いています。不可能はないと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    午前中は全てがうまく行き、とてもスムーズでした。出走順が非常に早かったので、もっとタイムロスすると思っていましたが、そうはならず本当に驚きました。ただし、残念ながら午後のウォータースプラッシュで我々の1日は台無しになってしまいました。午前中の1回目の走行時と同じようにアプローチしたつもりでしたが、多くのタイムを失ってしまいました。それでも、走り続けられたのは良かったと思います。1日を通してドライビングが楽しく感じられ、クルマの調子も良いので明日がとても楽しみです。

    ラリー・オーストラリア デイ1の結果
    1 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) 53m37.4s
    2 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +8.7s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +6.8s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.5s
    5 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +16.9s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +28.3s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +38.2s
    8 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +45.2s
    9 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +47.2s
    10 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m11.9s