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  • 日産、NISSAN ZEOD RCでル・マンを初走行

    日産、NISSAN ZEOD RCでル・マンを初走行

    日産は1日(日)、「NISSAN ZEOD RC」で初めてル・マンの舞台となるサルテサーキットのコースに挑んだ。GTアカデミー卒業生のヴォルフガング・ライプと、ル・マン24時間レースでLMP2クラスを2度制しているトミー・エルドスがステアリングを握り、24ラップを走行した。

    今回の走行では、燃料ポンプ系とエキゾーストの破損による遅れもあったが、テストはル・マンのコースを電力だけで一周走り切るという目標に向けて、マシン開発の点で重要なステップアップとなった。

    「今日はマシン開発の点で非常に重要なステップとなり、我々が得たことは実に特筆すべきことでした」とニスモのグローバルヘッドオブブランド、マーケティング&セールス、ダレン・コックスは述べた。

    「私たちが取り組んでいる、ル・マンの13.6kmコースを電力だけで走ることのできるマシンを作るという目標が、壮大なチャレンジなのだということは分かっていました。そして、なぜこれまで誰もこのプロジェクトに取り組んでこなかったのかを痛感しています」

    「今日はコースの大部分を電力で走行することができ、とても有意義な内容となりました」とダレン・コックスは続けた。

    「今日はシステムのテストと、電気モーターからガソリンエンジンへの切り替えが途切れなく行われることを確認することが課題でした。他の場所でのテストも非常に価値がありますが、ル・マンでの走行はここでなければできません。今日はテストカーを走らせました。英国に戻ってから一週間通して、実戦用のマシンでテストを続け、レースに備えます」

    「ここまで必死に作業に取り組んできてくれた、プロジェクトに尽力してくれているすべてのスタッフを誇りに思います。今日は、その努力が報われました。私たちのスタッフは既に24時間のレースを戦い抜いたようなものです。先週は徹夜で作業が続いた日が、2日もありました。このプロジェクトの実現に向けた取り組み姿勢は、とにかく並外れたものです」

    「NISSAN ZEOD RC」チームは、今週、公式テストで使用したテストカーに換えて、英国で実戦用のマシンでテストを続ける。レースでは、SUPER GTドライバーの本山哲とルーカス・オルドネスも日本から直行し、ライプと合流する。

  • 日産、ZEOD RCでのル・マン参戦にルーカス・オルドネスを起用

    日産、ZEOD RCでのル・マン参戦にルーカス・オルドネスを起用

    日産は、革新的なプロトタイプレーシングカー『NISSAN ZEOD RC』をル・マンで駆る最初のドライバーとして、日産/プレイステーションGTアカデミーの初代勝者で、ル・マン24時間ではこれまでにLMP2クラスで2度の表彰台フィニッシュを決めているルーカス・オルドネスを起用することを発表した。

    NISSAN ZEOD RCは、今年のル・マン24時間で史上初めてサーキット一周13.6kmすべてを電力のみで走行する。

    NISSAN ZEOD RCの動力源には、電気モーターと共にわずか40kgと軽量でありながら400馬力を発生する1.5リッター3気筒ターボエンジンを組み合わせられる。

    今年のル・マン24時間レース参戦に向けて、NISSAN ZEOD RCには、レースの主催者であるACO(西部自動車クラブ)から、革新的な技術を披露するマシンのための特別エントリー枠「ガレージ56」が与えられている。

    NISSAN ZEOD RCは、ル・マンでは燃料タンクを使用しての走行に加え、さらに電力のみでの走行で一周を走り切る。燃料で走行する間、マシンのバッテリーはブレーキの回生エネルギーによって充電する。カーボンブレーキから発生する熱をリサイクルして、電力を発生させる。

    この開発プロジェクトは、日産が2015年に目指しているル・マン24時間及びFIA世界耐久選手権(WEC)でのLMP1クラス参戦計画の一環となっている。

    ルーカス・オルドネスは、2008年に初めて行われた日産/プレイステーションGTアカデミーで優勝。2011年にはル・マン24時間でのデビューを果たし、このフランス伝統の耐久レースにはこれまでに3回参戦、うち2回はLMP2クラスでの表彰台に上がっている。また2011年にはインターコンチネンタル・ル・マンカップ(ILMC)でタイトルを獲得し、昨年はブランパン耐久シリーズでチャンピオンに輝いている。最近ではGTアカデミー出身の後輩ドライバー4人と参戦したドバイ24時間レースでクラス優勝も果たした。

    ルーカス・オルドネスは、既にNISSAN ZEOD RCではテストドライバーを務めているが、レース実戦でもステアリングを握ることになった。

    日産グローバルモータースポーツダイレクターを務めるダレン・コックスは「GTアカデミーの初代勝者になってから、ルーカスはLMP2、GT3、GT4、SUPER GT、さらにはV8スーパーカーと、日産のあらゆるカテゴリーのレーシングマシンで、持ち前の速さと才能を発揮してきました。こうした彼の幅広い適応能力は、NISSAN ZEOD RCのレース実戦でのドライバーに起用する上で、重要な決め手のひとつとなりました」とコメント。

    「このNISSAN ZEOD RCは、どんなクルマとも違う、非常にユニークなマシンです。このマシンをドライブするということは、これまでとはまったく違う経験をするということです。ル・マンに起用する3人のドライバーには、適応力と、学ぼうとする意欲が求められます。ドライバーにとっては、日産のためだけではなく、自動車産業にとっても極めて重要なプロジェクトに関わるという、貴重な機会でもあるのです」

    NISSAN ZEOD RC

  • 日産、Nissan ZEOD RCに搭載する小型軽量ターボエンジンを公開

    日産、Nissan ZEOD RCに搭載する小型軽量ターボエンジンを公開

    日産は、ル・マン24時間への参戦が決まっている電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」のパワートレインの一部となる小型軽量ターボエンジンを公開した。

    日産は、特別エントリー枠「ガレージ56」からル・マンに参戦する「Nissan ZEOD RC」のガソリンエンジンが、1.5リッター 3気筒直噴ターボエンジン『Nissan DIG-T R』を発表した。

    400bhpを発生するNissan DIG-T R の重量はわずか40kgで、高さ500mm、長さ400mmというサイズは、大部分の航空会社の手荷物サイズにはまる。

    日産のグローバル・モータースポーツ・ダイレクターを務めるダレン・コックスは「ダウンサイジングは、自動車産業で非常に重要です。我々のレンジにはすでに3気筒エンジンがありますし、今後ももっと追加されていきます」とコメント。

    「この構成がモータースポーツのトップレベルで使用されるのはこれが初めてですが、我々は軽量という点でのボーダーラインをプッシュしています」

    「そこには多くの高価なマテリアルがありますし、クランクシャフトは芸術作品です。エンジンは、衝撃的なエンジニアリングの結晶です」

    Nissan ZEOD RCは、ル・マン24時間レースが開催される8.5マイルのサーキット1周を電力だけで走行する初めてのマシンとなる。このマシンの最高速度は時速300km以上に達し、LM GTE車両よりも高い速度で、フランスが誇る名サーキットを走行することになる。

    ドライバーは、電力駆動と小型軽量ターボエンジンによる駆動を切り換えることが可能で、ブレーキ回生により、バッテリーに充電する。

    また日産は、この新エンジンのための潤滑油を開発するためにトタルとの技術パートナーシップを結んだことを発表した。

    Nissan ZEOD RC

  • 日産、電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」を日本初公開

    日産、電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」を日本初公開

    日産とニスモは、革新的な電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」を17日、日本で初めて公開した。

    Nissan ZEOD RCは、ル・マン24時間レースの主催者であるACO(西部自動車クラブ)から、革新的な技術を披露するマシンのための特別エントリー枠「ガレージ56」が与えられており、2014年の同レースへの参戦を予定している。

    日産は、将来的に計画しているLMP1クラス参戦を見据えながら、新しい電気自動車技術を開発するためのテスト車両として「Nissan ZEOD RC」を活用していく。

    今年のル・マン24時間レースで発表された展示用のプロトタイプに比べ、今回公開したマシンは、新型の冷却インテーク、エアロダイナミクスの変更など、大幅な改良が施されている。

    Nissan ZEOD RCは、ニスモ本社において、ニスモ社長の宮谷正一、日産グローバルモータースポーツダイレクターのダレン・コックス、そして日産ダイレクターオブモータースポーツイノベーションであるベン・ボウルビーによってアンベールが行なわれた。

    「この『Nissan ZEOD RC』は、電気自動車『日産リーフ』をベースとした初めてのEVレーシングカーであるNissan LEAF NISMO RCの開発を通じて蓄積した技術を活用しています。例えば、Nissan LEAF NISMO RCのエネルギーマネジメントや高効率な回生システムなどは、EV技術をモータースポーツに活用していく重要なステップになるものと考えています」と宮谷正一は述べた。

    Nissan ZEOD RCは、ル・マン24時間レースが開催される8.5マイルのサーキット1周を電力だけで走行する初めてのマシンとなる。このマシンの最高速度は時速300km以上に達し、LM GTE車両よりも高い速度で、フランスが誇る名サーキットを走行することになる。

    ドライバーは、電力駆動と小型軽量ターボエンジンによる駆動を切り換えることが可能で、ブレーキ回生により、バッテリーに充電する。

    今週末、富士スピードウェイで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)で日本のファンは、この「Nissan ZEOD RC」を間近で見ることができる。

    「『Nissan ZEOD RC』は、ル・マン24時間レースへの参戦を目指す挑戦の中で重要な局面を迎えます」とダレン・コックスは述べた。

    「今回の活動で私たちが掲げる目標は、日産が開発している革新的な技術をファンのみなさんの前で披露することにあります。『Nissan ZEOD RC』の実車が初めて姿を現す舞台は、WEC富士戦以外に考えられませんでした。私たちは日本のファンのみなさんにお見せするために、英国で行っていたテストを中断し、マシンを日本まで空輸したのです」

    「来年のル・マンへの招待だけでなく、この日本でマシンを披露する機会を与えてくださったACOとFIA(国際自動車連盟)に、心より感謝申し上げます」

    「ミハエル・クルムは今後、ルーカス・オルドネスと共にテストドライバーとして、このマシンの開発に携わります。全日本GT選手権(SUPER GTの前身)やFIA GT1世界選手権でタイトルを獲得した彼の経験は、今回の活動において大変強い武器になります。クルムは自身でも日産リーフを所有しており、公道を走る電気自動車の将来に、熱い情熱と期待を抱いています」

    日産は、これまでに日産リーフを世界で8万台以上販売しており、量産電気自動車におけるグローバルリーダーとしての地位を築いている。そして、このNissan ZEOD RCは、電気自動車でレース界をリードしていくための第一歩となる。

    「この『Nissan ZEOD RC』には、これまでル・マンでは見ることのなかった技術を投入します。ファンのみなさまにも非常にユニークな経験をしていただけると思います」とベン・ボウルビーは述べた。

    「このマシンが静かにミュルサンヌ・ストレートを時速300kmで疾走する光景は、非常にユニークなものになるでしょう。バッテリー技術をこのル・マン・プロトタイプマシンに取り入れることは、壮大な挑戦となりますが、これは将来のLMP1活動にとって非常に有益なものとなるだけでなく、将来の日産リーフやその他の量産電気自動車の開発にも役立つことができると考えています」

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  • 日産、Nissan ZEOD RCでの初デモ走行をWEC富士で実施

    日産、Nissan ZEOD RCでの初デモ走行をWEC富士で実施

    日産は、Nissan ZEOD RCでの初めての公式サーキット走行を今年のWEC世界耐久選手権の富士スピードウェイで行うことを発表した。

    完全な電動モードで走るNissan ZEOD RCは、WECの日本ラウンドが開催される10月18、19、20日の3日間、デモ走行を行う。これはカリフォルニアで行われているグローバルメディアイベント“日産360”で発表された。

    「Nissan ZEOD RC (Zero Emission On Demand Racing Car)」は、2014年のル・マン24時間でレースデビューを果たす。この世界で最も有名な耐久レースで、将来的なLMP1クラス参戦に向けて検討していくプログラムの一環として、日産は新しいレース用電動パワートレイン技術のテストを開始する。

    富士スピードウェイでNissan ZEOD RCを運転するのはニスモのグローバルアンバサダーを務めるミハエル・クルムです。ミハエル・クルムは2012年のNissanデルタウィング・プログラムにドライバーとして参加し、更に、今年のル・マン24時間レースのLMP2クラスでは3位を獲得している。

    ミハエル・クルムは安田裕信と共に、KONDO RACINGからSUPER GTに参戦している。また、SUPER GTやル・マン以外にも、オーストラリアで日産のファクトリーチームのニッサン・アルティマV8スーパーカーをテスト走行している。

    ミハエル・クルムは「富士で『Nissan ZEOD RC』を運転できることを本当に楽しみにしています。」とコメント。

    「去年のWECの富士ラウンドで、日産エンジン搭載車はLMP2クラスで良い成績を収めました。今年はさらなる成功をおさめることができると確信しています。日本のファンの皆さんに『Nissan ZEOD RC』が初めて走る姿をお見せすることができるのは、とても光栄です。」

    「電動車両で早く走ること、とりわけ富士の約1.6キロのホームストレートを走るということは、とてもユニークな経験になると思います。」

    「富士スピードウェイは歴史のあるコースです。ZEOD RCは、今後、モータースポーツの歴史を変えることになると思いますが、富士はこのクルマが初めて公式走行を行うのに、最もふさわしい場所です。」

    「デモ走行ではありますが、ストレートでどのくらいのスピードを出すことができるのかとても楽しみです。」

    Nissan ZEOD RCは間もなく、英国で日産/プレイステーションGTアカデミーの初代優勝者であるルーカス・オルドネスがハンドルを握り、テストおよび開発プログラムを開始しる。

    ルーカス・オルドネスとミハエル・クルムは、今年のル・マンで共に戦っており、2011年のGTアカデミーの優勝者であるヤン・マーデンボローと共にLMP2クラスで3位に入賞している。

    日産は、FIA世界耐久選手権のLMP2クラスで好調な成績をあげている。今シーズンの最初の4レース、シルバーストン、スパ・フランコルシャン、ル・マン、インテルラゴスではポールポジションを獲得、勝利を収めている。

    日産のグローバルモータースポーツダイレクターのダレン・コックスは「『Nissan ZEOD RC』のプログラムの目標のひとつは、このようなユニークなクルマの開発の舞台裏で何が行われているのかを、ファンの皆さんにお見せすることです。」とコメント。

    「その考えに基づき、私たちは今回のサーキット走行が、閉ざした扉の中でテストを行うよりもふさわしい方法と考え、このクルマの動いている姿をファンの皆様に見て頂くこととしました。」

    「そのデモ走行を、横浜のニスモ本社から90分のところにある富士スピードウェイという素晴らしいコースで実施できることを非常に嬉しく思っています。」

    「また今回は、来年のWECル・マンに出る他のたくさんのクルマと共にコースを走るので、私たちはこのデモ走行から初期の比較データを得ることもできるでしょう。」

    Nissan ZEOD RCは、富士でのデモ走行の後、ルーカス・オルドネスをテストドライバーに欧州で開発プログラムを実施する。そして来年のル・マン24時間では、ACO(フランス西部自動車クラブ)が、ル・マンでこれまで見られなかったような新しく革新的な技術を搭載したクルマのために設けた特別枠「ガレージ56」でレースデビューを果たす。

    日産の副社長のアンディ パーマーは「日産はゼロ・エミッション車の技術開発のグローバルリーダーとなりました。私たちは『Nissan ZEOD RC』で、世界一過酷なレースを戦います。また私たちは、このレースをLMP1パワートレインのポテンシャルをテストするための実験台とすることでさらに強みを伸ばすことができると信じています。」とコメント。

    「ZEOD RCプログラムは、多くの技術を開発し、日産が将来的にル・マン24時間レースのLMP1クラスで復帰するために、それら多くの技術をどのように使うことができるかを評価できるよう計画されています。」

    日産はすでに電気自動車のロードカーの開発においてグローバルリーダーとなっている。2010年に発売された「日産リーフ」は世界で最も販売台数の多い電気自動車となった。「日産リーフ」は、2010グリーン・カー・ビジョン・アワード、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2011、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2011、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

    日産は2011年に、「NISSAN LEAF NISMO RC」を発表している。これは、「日産リーフ」に使われている107hpのモーターで駆動するレースカーのプロトタイプ。

    日産は、Nissan ZEOD RCは、モータースポーツの電動化における次なるステップと捉えており、電気だけでも走ることができるNissan ZEOD RCは、GTEクラスの車両よりも速いラップタイムを刻むと考えている。

  • 日産、2014年ル・マン参戦マシン「Nissan ZEOD RC」を9月に初走行

    日産、2014年ル・マン参戦マシン「Nissan ZEOD RC」を9月に初走行

    「Nissan ZEOD RC」のシャシー第1号の完成を目前に控え、 「ル・マンの電動化」を目指す世界最速の電力駆動レーシングカーは、9月上旬に英国で初めてのサーキット走行を行う。

    既にカーボンファイバー製のボディを完成させている日産のエンジニアチームは、英国でこの新マシンの製作を予定通りに進めている。

    米国カリフォルニアで行われているグローバルメディアイベント「日産360」において、スペインのルーカス・オルドネスが、「Nissan ZEOD RC」のテストドライバーに就任したことはすでに発表しているが、ルーカス・オルドネスは来週、専用シートの型取りを行うために、初めて「Nissan ZEOD RC」に乗り込む。Nissan ZEOD RCが初めてサーキットで走行する時には、完全な電動モード走行で行われる。

    28歳のルーカス・オルドネスは、ニッサンGTアカデミーの初代優勝者で、今年のスパ・フランコルシャン24時間レースでは、クラス3位でのフィニッシュを果たしている。

    この車両の開発プログラムを通じて、日産は、来年のル・マンに向けたパワートレインのパッケージを決定するため、開発中に数多くの電動パワートレインをテストすr

    日産のグローバルモータースポーツダイレクターをつと円ルダレン・コックスは「このマシンの開発において、今、胸の高鳴る時を迎えています。来年のル・マン24時間レースのピットレーンに並ぶまでに、今後さまざまなテストプログラムを行いますが、その準備がまさに整うところです」とコメント。

    「わずか12ヶ月の間にパワートレインをひとつ開発するのだけでも大変な作業ですが、我々はル・マンに最適なパワートレインを選ぶために、いくつものパターンを試していきます」

    「しかし、これはレースでベストを目指すだけのためではありません。我々は、将来の量産車開発を加速させる技術を開発しているのです。ル・マン24時間は、世界で最も過酷な耐久レースであり、これに参戦することで、このような技術の開発をより早めることができるのです」

    来年のル・マン24時間に参戦するという目標は、この革新的なZEOD RCプログラムにおける日産のチャレンジの最初のステップとなる。

    日産のダイレクター・オブ・モータースポーツ・イノベーションを務めるベン・ボウルビーは「ル・マンでは、電力駆動で時速300kmへの到達を目指しています。また、ル・マンのサルテサーキットでは、コーナーやシケインでマシンの性能を引き出すために、最適のギアレシオを設定しなくてはなりませんし、目下のところは『Nissan ZEOD RC』がル・マンに参戦し、13.6kmのサーキットを走破する初めての電力駆動レーシングカーになることが、我々の最初の目標です」と述べた。

    今年の2月、日産自動車は、ACO(フランス西部自動車クラブ-ル・マン24時間レースのプロモーター)から 2014年のル・マン24時間参戦への招待を受けたことを、日産自動車のCEO、カルロス・ゴーンが発表。「Nissan ZEOD RC」は、革新的で新しい技術を紹介するためにACOが設定する特別枠「ガレージ56」から参戦する。

  • Nissan ZEOD RC、ルーカス・オルドネスがテストドライバーを担当

    Nissan ZEOD RC、ルーカス・オルドネスがテストドライバーを担当

    日産は、「Nissan ZEOD RC」プログラムの開発を担当するテストドライバーに日産GTアカデミーの初代優勝者であるルーカス・オルドネスが就任したことを発表した。

    「Nissan ZEOD RC」は、来年のル・マン24時間レースでデビューする電力駆動レーシングカー。今年のル・マン24時間レースの会場で発表された「Nissan ZEOD RC」は、来年の同レースでレースデビューする予定となっている。

    また、来月には、このクルマの開発を託されたスペイン人ドライバーのルーカス・オルドネスが、初めてレーストラックでのテスト走行を行う予定となっている。

    28歳のルーカス・オルドネスは、2008年の日産/プレイステーションGTアカデミーの初代優勝者。2011年のル・マン24時間レースでは表彰台を獲得し、また、2011年のインターコンチネンタル・ル・マンカップではチャンピオンとなり、最近では、ゲームレース出身のGTアカデミーの卒業生だけでチームを組んで挑んだスパ24時間レースで3位になるなど、最も優れたニスモアスリートのひとりとなっている。

    さらに、ルーカス・オルドネスは今年、FIA GTシリーズやブランパン耐久シリーズに加え、米国のワールドチャレンジシリーズや日本でのSUPER GTシリーズにも参戦し、更に、オーストラリアでも日産のファクトリーチームのV8スーパーカーのテスト走行を行っている。

    今回、ルーカス・オルドネスを「Nissan ZEOD RC」テストドライバーに起用することは、カリフォルニアで行われているグローバルメディアイベント“日産360″で発表された。

    ルーカス・オルドネスは「今回の素晴らしいニュースを聞いて本当にうれしく思っています。『日産デルタウイング』を開発したベン・ボウルビーやスタッフたちとは、プチ・ル・マンで一緒に仕事をしましたが、今回また彼らとともにル・マンのためのプロジェクトに参加できることはとても喜ばしいことです。このプロジェクトに一から参加できるのは本当に夢のようです。彼らと一緒に『Nissan ZEOD RC』に使われる新しい技術を基に、レースカーを開発できることを楽しみにしています」とコメント。

    「これは他では得られない経験となります。たくさんのテストをすることによって、エンジニアやチームスタッフから多くのことを学び、この新しいクルマについて勉強したいと思っています。それがレーシングドライバーである私にとってとても重要なことです。そして、この『Nissan ZEOD RC』の開発に参加することによって、もう一段上のステップに行くことが出来ると信じています」

    日産のグローバルモータースポーツダイレクターのダレン・コックスは「ルーカスは、カートやジュニアフォーミュラを経験するという従来の方法でレースの世界に入ってきたわけではありません。だからこそ、『Nissan ZEOD RC』の開発を担当するという役割にふさわしいのです。ルーカスは、GTアカデミーのコンセプトがうまく機能していることを証明した最初のケースです。彼の後にGTアカデミーを卒業したニスモアスリートたちは、このプログラムが新しい才能の発掘・育成において非常に有益であることを証明しています」とコメント。

    「また、『Nissan ZEOD RC』は、今まで開発されたどのレーシングカーとも違います。だからこそ、レーシングカーの開発に対して先入観を持っていないルーカスが、このレーシングカーの開発にふさわしいのです。私たちの『ル・マンを電動化する』という目標は、モータースポーツの姿を変え、私たちが普段運転しているクルマとのつながりを持たせていく最初の1歩にすぎません。私たちはこの過程で、ルーカスに重要な役割を担ってもらうことを非常にうれしく思っています」

    現在、「Nissan ZEOD RC」は、シャシー第1号が完成し、最終的な組立が行われている。日産は、来年のル・マンに向けたパッケージを確定するために、このクルマの開発中に数多くの電動ドライブトレインソリューションをテストしていく。

    日産のダイレクター・オブ・モータースポーツ・イノベーションのベン・ボウルビーは「昨年、ルーカスとはプチ・ル・マンで一緒に戦いましたが、プロとしてレース活動を始めてから、たった5年しか経っているとは思えないほど、スムーズに走行します。彼とまた一緒に仕事ができることを楽しみにしています」と述べた。

  • 日産、2014年のル・マン参戦マシン「Nissan ZEOD RC」を公開

    日産、2014年のル・マン参戦マシン「Nissan ZEOD RC」を公開

    日産は、時速300km以上のスピードを誇る世界最速の電力駆動レーシングカーである「Nissan ZEOD RC」を公開した。

    「Nissan ZEOD RC (Zero Emission On Demand Racing Car)」は、2014年のル・マン24時間でレースデビューを果たす。将来的なLMP1クラス参戦に向けて検討していくプログラムの一環として、日産は新しいレース用電動パワートレイン技術のテストを開始する。

    「Nissan ZEOD RC」は、革新的で新しい技術を紹介する車両のための「ガレージ56」枠で、2014年のル・マン24時間に出場する。

    日産/ニスモが運営する「Nissan ZEOD RC」の開発チームは、新たに日産のダイレクター・オブ・モータースポーツ・イノベーションに就任したベン・ボウルビーが指揮。ボウルビーは2012年のNissanデルタウィング・プログラムを率いていた。

    「Nissan ZEOD RC」は来年のル・マン24時間レースに参戦する予定だが、日産は21日(金)、ル・マン24時間レースが開催されるサルテサーキットのパブリックスペースに本車両を展示。今後も世界中のファンに向け、YouTubeで視聴可能な「NISMO TVチャンネル」を通じて継続的に情報提供を行っていく。

    日産の副社長のアンディ パーマーは「日産は、ゼロエミッション・モビリティのグローバルリーダーです。世界で最も歴史があり、最もタフで、最も有名な耐久レースにおいて、日産がこれまでバッテリー技術の開発で培ったことを皆さんにお見せできる機会を心待ちにしています。また、「ガレージ56」枠での出場は、日産が将来的にル・マン24時間レースのLMP1クラスに復帰を目指す上で、日産の技術力を今後どのように活用できるのかということを評価するための、貴重な技術開発の機会となります。日産は、非常に多くのデータを得ることができるでしょう。」と述べた。

    「Nissan ZEOD RC」の設計者であるベン・ボウルビーは、このクルマの開発が将来のレースカーの「電気化」における重要な一歩となると確信している。

    「日産はこれまで電気自動車の技術開発において学んできたことを、新しいレーシングカーの開発に生かしたいと考えています。『Nissan ZEOD RC』開発チームは、パッケージングと空力性能の開発にも注力してきました。これらは極めて高い走行性能を実現するだけでなく、高いエネルギー効率をも実現します。」とボウルビーは語った。

    日産は、「Nissan ZEOD RC」用のタイヤを製作するため、フランスのタイヤメーカーのミシュランとパートナーシップを結ぶ予定。フランスのクレルモン・フェランに本社を置くミシュランは、15年連続でル・マン24時間レースにおいてミシュラン装着車が優勝するという素晴らしい結果を残している。

    「Nissan ZEOD RC」は、今年の夏の終わりにテスト走行を始める予定。2013年ル・マン24時間レースでは、LMP2クラス出場の22台中15台が日産のエンジン搭載車であり、今年も優勝を目指している。2013年FIA世界耐久選手権では、第1、2戦のシルバーストン、スパ・フランコルシャンにおいて日産エンジン搭載車が上位を独占している。

    Nissan ZEOD RC