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  • SUPER GT | 日産:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    SUPER GT | 日産:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    2019年のSUPER GT開幕戦の決勝レースが行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2位、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)が3位となり、2台のNISSAN GT-Rが表彰台を獲得した。

    前日の予選では、#23 GT-Rがクインタレッリの見事なアタックでポールポジションを獲得。#12 GT-Rも佐々木大樹の走りで2番グリッドを獲得するなど、今シーズンのマシンのスピードを披露した。

    決勝日はお昼前から雨が降り出し、コースはウェットコンディションに。路面状況が悪化したことから、決勝レースはセーフティカー(SC)ランでスタートすることになった。3周のSC先導走行の後、4周目に実質的なスタートが切られ、ポールシッターの#23 GT-Rはスタートドライバーのクインタレッリが後続との差を広げにかかった。2番手スタートの#12 GT-Rは佐々木がヘアピンコーナーで#1 NSX-GTに逆転を許すが、離されることなく食らいついていった。

    その直後、GT300クラスで多重クラッシュが発生し、セーフティカーが導入。10周目を終えたところでリスタートしたが、その直後に#23 GT-Rは#1 NSX-GTに2コーナーでかわされ、さらに#12 GT-Rと#17 NSX-GTにも迫られてしまいた。バックストレートでは3台が横並びになってヘアピンコーナーへと入っていき、ここで#17 NSX-GTが先行。#23 GT-Rは3位、#12-GT-Rは4位となった。

    13周目、再びGT300クラスで多重クラッシュが発生し、今度は赤旗が掲示されレースが中断となる。45分の中断の後、午後3時45分にSC先導でレースは再開。この時点で周回数は15周を数えており、20周目にSCが隊列を離れバトルが再開した。#23 GT-Rは、#12 GT-Rをとらえて4位に上がっていた#8 NSX-GTと接近戦になり、ヘアピンコーナーで4位に後退したが、その後トップを走行していた#1 NSX-GTが追突されコースオフ。さらに同じタイミングで、GT300クラスで3度目のクラッシュが発生し、このレースで4度目のSCランとなる。その後、32周目を走行中に、この日2度目の赤旗が掲示されレースは中断。天候不良により、この赤旗中断をもってレース終了となった。

    その後、#1 NSX-GTに対する接触行為で1台がペナルティを受け、#23 GT-Rは2位、#12 GT-Rは3位で表彰台を獲得。開幕戦で2台のGT-Rが表彰台に上がる活躍を見せた。

    高星がスタートドライバーを務めた#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)は、マコヴィッキの#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)とバトル。22周目にマコヴィッキが高星をかわし、6位に浮上すると、#1 NSX-GTの後退で5位へ。最終的には表彰台まであと一つの4位となった。#24 GT-Rも5位で続き、荒れたレースながらNISSAN GT-Rは4台すべてが入賞し、ポイントを獲得した。

    ロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R /決勝2位)
    「少し硬めのタイヤでスタートしたのですが、雨が強くなってきてしまい、序盤はパフォーマンスを発揮できませんでした。それでNSX勢に抜かれてしまったのですが、タイヤが温まってからはペースも上がって、追い上げていけると思ったので、途中で終了となってしまったのは少し残念です。ただ、コンディションを考えると仕方なかったと思います。次の富士は得意にしているので、優勝を目指して頑張ります」

    松田次生(#23 MOTUL AUTECH GT-R /決勝2位)
    「決勝前のウォームアップ走行で、ロニーがスタートしたよりも硬めのタイヤを履いてテストしました。コンディションと合わずに全くグリップしなかったので、短い時間の中で、スタートに向けていい判断材料を作れたと思います。今回はレースでの獲得ポイントは半分になってしまいましたが、それだけにポールポジションの1ポイントはチャンピオン争いに向けて大きく影響してくると思います。次戦の富士も頑張ります」

    【GT300クラス】
    リアライズ日産自動車大学校GT-Rが5位入賞

    今シーズンからの参戦となる#56リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)。予選8位から平峰がスタートすると、多くのGT300車両がアクシデントに見舞われる中で着実に走行し、順位を上げていった。赤旗中断後の23周目、この時点で4位を走行していた#56 GT-Rだが、インを付こうとした車両を避けようとしてグラベルへ。5位でフィニッシュした。

  • SUPER GT | 日産/ニスモ、2019年のチーム体制・参戦ドライバーを発表

    SUPER GT | 日産/ニスモ、2019年のチーム体制・参戦ドライバーを発表

    日産/ニスモは、2019年のSUPER GTのチーム体制・参戦ドライバーを発表した。

    日産/ニスモは、SUPER GT GT500クラスでの競争力強化とシリーズチャンピオン奪還を目標に掲げ、ハード面及びソフト面での抜本的な見直しに取り組んできた。

    2019年、日産/ニスモはGT500の参戦ドライバーを大幅に変更。体制に変更がないので23号車の松田次生/ロニー・クインタレッリで組だけだ。

    NDDP RACING with B-MAXは、昨年までトヨタドライバーだった平手晃平が加入。チームメイトにはポルシェのファクトリードライバーを務めてきたフランス人ドライバー、フレデリック・マコウィッキが加わる。

    またTEAM IMPULには、昨年までレクサスを走らせていたジェームス・ロシターが加入。佐々木大樹とチームを組む。

    KONDO RACINGには、高星明誠のチームメイトとしてヤン・マーデンボロが加入。フォーミュラEの日産E.damsでテストドライバーを務める二人がSUPER GTでコンビを結成することになった。

    日産チームの総監督は、ニスモ最高執行責任者の松村基宏が新たに就任し、ニスモ常務執行役員の田中利和はNDDP RACINGの監督を務める。

    また、22年間にわたってGT500クラスに参戦し、3度のシリーズチャンピオンと16勝を日産/ニスモにもたらした本山哲は、SUPER GTのドライバーを退き、エグゼクティブアドバイザーとして松村総監督をサポート。日産系チームのチャンピオン奪還に尽力する。

      チーム 監督 ドライバー 車両名 タイヤ
    23 NISMO 鈴木豊 松田次生/
    ロニー・クインタレッリ(伊)
    MOTUL AUTECH GT-R ミシュラン
    3 NDDP RACING with B-MAX 田中利和 平手晃平/
    フレデリック・マコヴィッキ(仏)
    CRAFTSPORTS MOTUL GT-R ミシュラン
    12 TEAM IMPUL 星野一義 佐々木大樹/
    ジェームス・ロシター(英)
    カルソニック IMPUL GT-R ブリヂストン
    24 KONDO RACING 近藤真彦 高星明誠/
    ヤン・マーデンボロー(英)
    TBA ヨコハマ
  • 日産、NISMO FestivalでフォーミュラEカーのデモ走行を披露

    日産、NISMO FestivalでフォーミュラEカーのデモ走行を披露

    日産自動車とNISMOは、12月2日(日)に富士スピードウェイで開催するファン感謝イベント「NISMO Festival」において、日産フォーミュラEカーが日本で初めてデモンストレーション走行すると発表した。

    21回目を迎える今年のNISMO Festivalでは、2週間後にサウジアラビアのリヤドで開催されるFIAフォーミュラE選手権の開幕に先駆けて、シーズン5を戦う日産の新型フォーミュラEカーがその走りを日本で初めて披露する。

    また、日産/NISMOの往年の名ドライバーや現役ドライバーが参加し、60年にわたる日産のグローバルモータースポーツ活動を彩った名車や最新のNISMOロードカーが一堂に会す。

    今回のNISMO Festivalでは、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走るのか、そして社会とどのようにつながっていくのかということを再定義することで日産車をより魅力的なクルマにするアプローチ「ニッサン インテリジェント モビリティ」が提供する優れたパフォーマンスを示すため、100%電気駆動のフォーミュラEカーに加え、日産の電気自動車によるデモンストレーションも行われる。

    NISMO社長、及び、日産のNISMOロードカー事業を統括する片桐隆夫は、「フォーミュラEのレースは日本では開催されていませんが、NISMO Festivalでその走りを日本のファンの皆様にお見せすることが出来てうれしく思います。『ニッサン インテリジェント モビリティ』の技術は、お客さまにワクワクと利便性を提供します。そして、日産/NISMOのエンジニアやドライバーはレース活動を通じて、その魅力をさらに高めることに取り組んでいます。今回のNISMO Festivalはその取り組みをモータースポーツファンの皆様にご覧いただける素晴らしい機会となるでしょう」と語った。

    1958年オーストラリアラリーでのクラス優勝から始まる日産のグローバルモータースポーツ活動は、今年60周年を迎える。NISMO Festivalでは、これを記念して、1950年代から80年代に活躍したラリーカーや90年代のプロトタイプカー、最新のGTカー、そして未来のフォーミュラEカーまで、国内外で活躍した車が50台以上揃う。また、今年は、これまで以上にお客さまと車両との距離を縮め、ドライバーとの触れ合いの機会を増やしている。

    会場では、コースイベントのほか、日産/NISMOドライバーのサイン会やトークショー、キッズコンテンツやファミリーでお楽しみいただける物販ブースの出展なども予定されている。

    NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2018 Supported by MOTUL

    日程:2018年12月2日(日)

    時間:8:30~16:00(予定)

    場所:富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)

    主催:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社

    後援:日産自動車株式会社

    イベントサポートスポンサー:MOTUL

    概要(予定):
    レーシングイベントエリア:レースカー走行、展示、(NISMO Carsパレード、Z Challenge、ヒストリックカー エキシビションレース、Formula Eカーデモラン、NISMO GP他)

    スタンドイベントエリア:
    ドライバーサイン会、ハイタッチ会、レースクイーンステージ、日産/NISMOグッズ販売、レースカー使用パーツ販売、キッズ企画

    パドックイベントエリア:出展各社PR/物販ブース

    入場料:前売り 2,000円(当日 2,500円)中学生以下・65歳以上は入場無料

    駐車料金:1,600円(4輪)、800円(2輪)

  • SUPER GT | NISMO:第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    SUPER GT | NISMO:第5戦 富士スピードウェイ 決勝レポート

    8月5日(日)、富士スピードウェイでSUPER GT第5戦「富士500マイルレース」が開催。予選5位から序盤にトップに躍り出た#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)がレースの最終スティントまで首位をキープするも、終盤にアクシデントに見舞われ後退。#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)が6位入賞となった。

    ポールポジションの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)はクインタレッリがスタートドライバーを務め、序盤は予選2位からスタートした#24 GT-Rの高星が#23 GT-Rに食らいつき、激しいトップ争いを展開した。

    10周を過ぎるあたりで両者の差は1秒以上に開き、第1スティントは#23 GT-Rが首位をキープ。佐々木がスタートドライバーを務めた#12 GT-Rも4位に上がり、3番手につける#36 LC500を除く上位4台中3台をGT-Rが占める展開となった。

    第2スティントは、ピット作業で#24 GT-Rを逆転し、#36 LC500もかわした#12 GT-Rが2位浮上。#23 GT-Rの松田と#12 GT-Rのマーデンボローによる熾烈なトップ争いはしばらく続いたが、55周目の1コーナーで2台が並び、Aコーナーで#12 GT-Rが逆転に成功。トップに躍り出た#12 GT-Rはその後ペースを上げ、#23 GT-Rとの差を大きく広げていった。その後#12 GT-Rは第4スティントまで順調に走行を続け、2位との差も20秒以上まで広げていったが、最終スティントに入り、佐々木がチェッカーを目指して最後のプッシュに努めている中、148周目に突如スロー走行に陥りピットイン。マシンの修復を行い2周遅れでコースへ復帰すると、ペースも戻りポジション回復のために猛チャージを続け、12位でチェッカーフラッグを受けた。

    第2スティントでトップの座を#12 GT-Rに明け渡した#23 GT-Rは、#36 LC500との2位争いを展開。安定したペースを保つことができずにコース上で逆転を許すも、ピット作業で再び前に出るというレース展開が続いた。その後はタイヤの消耗も大きく、他よりもタイヤ交換を1回多く行うことになり、表彰台争いから後退。それでも最終スティントのクインタレッリがレース終盤の153周目に全体のファステストラップを塗り替える猛チャージを見せて、9位フィニッシュ。ポイント獲得を果たした。

    序盤に首位争いに加わっていた#24 GT-Rは、タイヤのグリップ低下もあり順位を下げるも、ポイント圏内を走行。他のマシンがトラブルやアクシデントに見舞われるなか、安定した走りでコンスタントに周回を重ねた結果、日産勢最上位となる6位入賞で6ポイントを獲得した。

    予選4位の#3 GT-Rはコースオフにより順位を下げ、中団の中でペースアップが難しいレースとなった。最終的にはミッショントラブルに見舞われ、139周目にガレージイン。そのままレースを終えることとなった。

    高星明誠 (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
    「レースがスタートしてすぐは23号車についていけてチャンスがあるなと思っていたのですが、思っていたよりもタイヤの消耗が激しく、攻めの走りというよりも守りの走りをせざるを得ませんでした。悔しいレースになりましたが、次戦のSUGOはヨコハマタイヤとの相性もいいサーキットなので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」

    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)
    「予選2位からのスタートでしたから、表彰台は行けると思っていたし優勝争いを目指していました。その目標からすると残念な結果ですが、自分たちができることを最大限やり遂げたレースです。その点では、ポイントも獲得できてポジティブな部分もありました。次のSUGOは条件もいいですし、優勝を狙って頑張ります」

  • 【SUPER GT】 NISMO:第4戦 タイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第4戦 タイ 決勝レポート

    SUPER GT 第4戦の決勝がタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、GT500クラスに4台のNISSAN GT-R NISMO GT500が出場。予選7位からスタートした#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)が順位を上げ6位に入賞。3戦連続でのポイント獲得となった。

    日本と同様、連日猛暑の続くタイのブリラムは、前日に行われた予選セッション直前にスコールに見舞われたものの、決勝日は朝からじりじりと灼けるような暑さが続き、チェッカーが振られるまで雨が落ちることなく、終始ドライコンディションでのレースとなった。

    #12 GT-Rのスタートドライバーはヤン・マーデンボロー。序盤は混戦の中で順位を前後させながら、予選4位からスタートした#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)のオリベイラを追いかけていった。スタートから20周を過ぎたあたりで両車が接近。2台は23周目に入った1コーナーへ並びながら入っていくが、わずかに接触。#24 GT-Rは止まり切れずにコースアウトし、そのまま戦列を離れることとなった。

    #12 GT-Rもこのアクシデントの影響で一時ポジションを下げ、ほぼ折り返し地点となる32周を終えたところでピットへと向かう。ドライバー交代を行った佐々木大樹は暫定10位でコースへと復帰すると、全車がピット作業を終えた時点で9位を走行することに。#12 GT-Rは、先行していた#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)をオーバーテイクし7位に浮上すると、最終ラップで上位のマシンが1台スローダウン。これで6位に上がり、予選順位よりもポジションアップしてのチェッカー。これで#12 GT-Rは3戦連続での入賞、ポイント獲得を果たすこととなった。

    一方、予選15位からスタートした#23 GT-Rはクインタレッリがスタートドライバーを務め、じわじわとポジションアップする粘りのレースを展開。34周を終えてピット作業へと入った。NISMOチームはタイヤ無交換作戦を選択し、後半スティントを担当した松田はユーズドタイヤで残りの周回をこなすことになったが、終盤はペースを上げられず。最終的には12位となった。同じく#3 GT-Rもタイヤの無交換作戦を決行し一時は順位を上げたが、最終的に13位となった。

    ヤン・マーデンボロー (#12 カルソニック IMPUL GT-R/決勝6位)
    「クルマのペースは非常に良かったし、後半スティントの大樹もとてもいい仕事をしました。#24 GT-Rと接触してしまい、クルマにダメージを負ってしまいましたが、それでもポジションを6位まで取り戻せたのは良かったです。もう少し上に行きたかったので悔しい気持ちもありますが、次の富士大会に集中していきたいと思います」

    佐々木大樹 (#12 カルソニック IMPUL GT-R/決勝6位)
    「クルマにダメージがあったんですが、それでも速さを保っていました。富士ではまだ軽い状態で挑めるので、チャンピオン争いに残るためにも、次戦の富士では必ず大量ポイントを獲りたいと思います。ここ3戦安定してポイントを獲れているので、次は表彰台に上がれるよう頑張ります」

    GAINER TANAX GT-RがNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルに初勝利をもたらす
    4番グリッドからのスタートで、安田裕信がステアリングを握った#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)は、上位車との距離を冷静に図りながら序盤を周回し、5周目に3位にまで浮上する力強いレースを展開。中盤には2位までポジションを上げると、23周目に早めのピットインで平中に交代。その平中も素晴らしいレースペースで周回し、他の車両がピットインを終えた43周目には首位浮上を果たす。その後、ライバルのGT3勢も#11 GT-Rを捉えようとペースを上げてきたが、平中は後続との差を縮めさせることなく、完璧なマネジメントを見せてリードを保つことに成功。後続のバトルで追走するライバルが入れ替わった58周目以降も落ち着いたドライビングを見せ、61周目にトップチェッカー。2018年型のNISSAN GT-R NISMO GT3に初勝利をもたらした。

    関連:【SUPER GT】 第4戦 タイ 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    SUPER GT第3戦の決勝レースが行われ、11番手スタートの#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は、最終ラップまで超接近戦を繰り広げて5位フィニッシュを果たした。

    気温22℃、路面温度31℃と、ともに予選時よりは低い状態で決勝レースがスタート。スタートドライバーのクインタレッリは、序盤から前のマシンを果敢に追い立て、0.4秒から0.3秒、0.2秒と、じわじわとその差を詰めていった。

    しかし、トップが6周目に入ったところで最終コーナーでクラッシュが発生しセーフティカー(SC)が導入。SCランは8周にわたって続き、14周目にリスタートとなった。リスタート後、GT300クラスがバックマーカーとして現れると、前のマシンとの差は一気に開いたり縮まったりと目まぐるしく変わっていくが、22周目に相手がGT300クラスに引っかかったところを見逃さず第1ヘアピンコーナーでパス。勢いそのままに、23周目には3コーナーのブレーキングでもう1台をかわして9番手までポジションアップした。

    GT500クラス 決勝レース

    OTUL AUTECH GT-R、最終ラップまでもつれ込む戦いの末5位フィニッシュ
    レース中盤に入り、上位陣が次々とルーティーンのピットインへと向かっていくなか、クインタレッリはロングスティントを進めて37周目にトップ浮上。そして、40周を終えてピットへと戻ってきた。素早いピット作業で松田にドライバー交代した#23 GT-Rは5番手でコース復帰。タイヤが温まるまでに2台の先行を許したが、7番手で後半戦をスタートした。終盤はコースのいたるところで激しいバトルが展開され、#23 GT-Rも3番手を走るマシンから続く5台での表彰台争いを繰り広げた。56周目の第2ヘアピンで1台をかわし6番手へポジションアップ。さらに上位を走るマシンがリタイアしたため5位へと順位を押し上げた。前を走る2台を含めての3台での3位争いは最終ラップまで続き、残り2周のところではGT300クラスの大集団に阻まれる形でいったんはギャップを広げたが、最終ラップでは0.6秒差まで接近。最後まで攻めの走りを続けて5位フィニッシュとなった。

    松田次生 (#23 ドライバー)

    「ピットアウトしてからずっと接近戦だったので、しんどいレースでした。予選のクルマの状況からすると、今日の決勝はどうなるのかと思いましたが、セットアップを変えたこともあって良くなりました。タイヤも後半伸びてくれたのも、僕たちにとってプラスでした。ロニーも頑張って前半スティントを伸ばしてくれたので、僕も最後に何とかもう少し順位を上げたかったのですが、黄旗が出るタイミングが僕にとってあまりいいタイミングではなかったこともあって、抜けませんでした。今は苦しい状況だけどみんな頑張ってくれているし、ここまで着実にポイントを重ねてきているので、次戦以降もいいレースを続けていきたいと思います」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)

    「予選で選んだタイヤがハード目だったので、僕のスティントを伸ばしてピットアウト後にポジションを上げるという作戦でした。作戦通りに行けるかどうかは走ってみないと分かりませんでしたが、計画通りにいけたし、タイヤもすごく持ちが良かったです。特に、最後の10周ぐらいは前にクルマがいなくてクリアな状態で走れましたが、その時はクルマとタイヤのフィーリングが良くて、とてもいいタイムで走れました。レース後半は、次生の走りで表彰台がすごく近づきましたね。表彰台に乗れなかったのは残念ですが、予選結果を考えると、いい5位だと思います。開幕のころに比べたらかなり進歩もしていますし、前回の富士や今回の結果で、さらにレベルアップするためのエネルギーがチームに生まれたと思います。次のレースまでにはテストもあるので、SUGO戦を非常に楽しみにしています」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)

    「クルマのポテンシャルがライバル勢と比べてまだ足りていないなか、エンジニアがうまく状況に合わせてくれて、レースに向けていい状態にしてくれたと思います。またドライバー2人も、しっかりと期待に応えてくれました。クルマについてはまだまだ頑張らなければいけない部分があって、今日はそれをドライバーとエンジニアがうまくカバーしてくれました。チームが力を出し切って、今とれるベストの結果を3戦続けて出せています。ライバル勢がミスで順位を落としていったなかで、我々がミスをしないことでトップとの差も縮まりました。苦しいところでいかに自分たちの力を出し切るかがこの先も大事になってくると思っています。次のレースに向けても、気を引き締めて臨みたいと思います」

    GT300クラス 決勝レース

    B-MAX NDDP GT-Rが9位ゴールで3戦連続入賞
    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選17位からスタートし9位まで順位を上げてゴール。開幕から3戦連続で入賞しポイントを獲得した。

    前日に比べると雲の増えたオートポリス。スタートを務めた星野は、オープニングラップで4台をかわして13位へ浮上した。5周目の最終コーナー手前でアクシデントが発生し、GT300車両も2台が巻き込まれ、ここでセーフティカー(SC)が導入されることになった。

    13周終了時点でSCランは解除となりバトルが再開し、この時点で星野は11位となるが、抜きどころの少ないオートポリスで、なかなか順位を上げられない厳しい展開が続いた。チームでは作戦どおり早めの20周で星野をピットインさせ、高星に交代。給油とタイヤ交換を済ませコースに送り出した。高星はベストラップを更新しながら周回を重ねていき、すべての車両がピット作業を終えた時点で9位を走行していた。思うようにペースが上げられない状態だったが、高星は懸命にドライブ。終盤には他車両のトラブルやアクシデントもあり、まさにサバイバルレースの中で#3 GT-Rは9位を保ってゴール。厳しい展開ながら3戦連続入賞で2ポイントを加算した。

    星野一樹 (#3 ドライバー)

    「ここは抜けないコースなのでスタートの1周目に懸けていました。何とか決まっていくつか順位を上げることができましたが、前を走るフェラーリをなかなか抜けなかったので無理をせずついていきました。後半は高星が頑張ってくれました。予選の順位を考えるとポイントを取れたことは良かったですが、いろんな部分を見直して、今回悪かったことを反省して次のレースにつなげていきます」

    高星明誠 (#3 ドライバー)

    「ピット作業は早かったのですが、予想していたとおりの厳しい展開でした。走り出しからペースが上がらず、タイヤを労って走ることを意識して、ベストを尽くしました。クルマをコースにとどめておくことが精一杯で、これまでやってきたレースのなかで一番きついレースでした。もっと上のレベルを目指していきたいと思います」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)

    「後半は硬めのタイヤに交換するつもりでしたが、路面温度が予想より上がらなかったので、スタートと同じタイヤで高星を送り出しました。でもタイヤがたれてしまい、厳しい戦いになりました。今年の性能調整(BoP)の影響も大きく、なかなかいいところを出せないレースが続きますが、状況を改善できるよう次戦以降も頑張っていきたいと思います」

    関連:【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 NISMO:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    【SUPER GT】 NISMO:2017年 第2戦 富士 決勝レポート

    SUPER GT第2戦の決勝レースが5月4日に行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選2位から500㎞レースを走り切り、4位フィニッシュを果たした。

    爽やかな五月晴れとなった決勝日。気温19℃、路面温度29℃というコンディションの午後2時17分、決勝レースはスタートした。今回は500kmレースのため、2回のピットインと2度のドライバー交代が義務づけられる。

    #23 GT-Rはクインタレッリがスタートドライバーを務め、レーススタートからトップの#38 LC500に食らいついていったが、6周目のコカ・コーラコーナーで後方の#36 LC500にかわされ3番手に後退。さらに1台の先行を許し4番手で最初のスティントを戦うことになった。25周を過ぎてGT500クラスのマシンが次々にルーティーンのピットインを行うなか、#23 GT-Rは36周目にピットイン。給油とタイヤ交換、松田へのドライバー交代を済ませコースに復帰した。

    コースに戻った時点では3番手だったが、4番手のマシンが背後まで迫り、松田は交換したばかりの冷えたタイヤで必死に応戦するが、コカ・コーラコーナーで逆転。4番手で2スティント目が始まることになった。一時は6番手まで後退したが、ペナルティにより1台が順位を下げ、#23 GT-Rは61周目に5番手に浮上。さらに前方のマシンが接近戦でタイムを落としていく中で、ロスのない走りを続けていき、4番手の#1 LC500にテールトゥノーズの距離まで近づいた。このタイミングで#1 LC500がピットに戻ったため、#23 GT-Rは4番手にポジションアップ。さらにルーティーンピット作業のタイミングの違いもあり、#23 GT-Rはトップまでポジションを押し上げてから、76周目に2度目のピット作業へと向かった。ここでもミスのないピットワークでクインタレッリにドライバー交代した#23 GT-Rをコースへと送り出した。

    ピットアウト直後、松田のスティントでも激しいバトルを続けていた#1 LC500にかわされたが、80周目の1コーナーでクインタレッリは再びこれを捉えて4位にポジションアップ。その後は終盤までトップを走るマシンと変わらぬラップタイムを重ね、4位でチェッカーを受けた。

    松田次生 (#23 ドライバー)

    「大変なスティントでしたが、タイヤも最後まですごく粘ってくれました。自分の担当したスティントの後半は1号車との戦いで、何とか抜きたかったのですが難しかったです。ピットでチームが頑張ってくれて、前に出ることができて良かったです。開幕戦と比べて、チームが頑張ってくれたところやちょっとした積み重ねが今回の富士でうまく結果に表れました。次戦に向けてはポジティブなタイヤが見つかっているので楽しみにしていますし、レクサス勢に勝てるように、これからもプッシュし続けます」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)

    「レース序盤はタイヤのウォームアップが良くてトップのマシンに近づけていたのですが、その後相手のタイヤも温まってくるとポジションを守りきれませんでした。バトルをしすぎると後ろのマシンに追いつかれる心配もあったので、あまり無理はしませんでした。GT300のトラフィックに入った時には苦労しましたが、周りがクリアで自分のペースで走れた時にはラップタイムも良かったです。最後のスティントでは1号車とタフなバトルになりましたが、なんとか粘って4位を守れました。タフなレースの中で、皆の努力のおかげでこのポジションが獲れました。オートポリスではさらにいいパフォーマンスを出せると信じて、次のレースも頑張ります」

    鈴木豊 (ニスモ 監督)

    「厳しいレースの中で、ベストリザルトだと思います。ストレートスピードでレクサス勢のほうが速いなか、テクニカルな部分でドライバー2人が挽回してくれましたが、これがいまの目一杯。ですが、初戦に続き自分たちのベストをだせたと思いますし、4位のポイントを獲れたのは大きい。タイヤに関しても、セクター3が非常に速く、本来のミシュランタイヤさんの良さが出たレースでした。今まで開発してきた内容が結果としても出たので、次のオートポリスでは、ここよりもいい結果をファンの皆さんにお見せしたいと思います」

    [GT300クラス] B-MAX NDDP GT-Rが6位ゴール

    長谷見昌弘監督率いるNDDP RACINGの#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)は、予選11位からスタートし500kmのレースで6位まで順位を上げてゴール。5点を追加した。

    スタートを担当したのは高星で、最初の3周でそれぞれ1台ずつをかわして8位へポジションアップした。さらに11周目に7位、24周目に6位、27周目に5位まで順位を上げることに成功。30周を前にして最初のピット作業を行う車両が出始め、高星も33周でピットインして星野に交代した。

    星野は15位でコースへ復帰。そしてこちらもミスなく着実に周回を重ね、他の車両がピットインをする間に順位を上げて8位までポジションを回復した。さらに中盤の62周目には7位へ順位を上げて65周でピットイン。ここで再び高星に交代し、13位でコースへ。上位を走行する全車がルーティーンのピット作業を終えた81周で7位へ順位を上げた。さらに前を走行する車両にピタリとつけ、高星は離されることなく順位をキープして周回を重ねていく。
    終盤に1台が脱落し、6位でゴールした。

    星野一樹 (#3 ドライバー)

    「高星がスタートから頑張って順位を上げてくれました。僕のパートは硬めのタイヤで行ったこともありペースを上げることはできませんでしたが、ラップタイムを安定させるよう心がけ、ノーミスで交代することができました。6位という結果は現状の性能調整を考えると悪くないのですが、去年が優勝でしたから大喜びというわけではありません。苦しい条件ですが、一戦一戦ポイントを取ってシリーズを戦っていきます」

    高星明誠 (#3 ドライバー)

    「クルマの挙動は少しオーバー(ステア)気味だったのですが、それをコントロールしながらペースを保つように走りました。性能調整はきついですが、GT-Rのいいところをもっと探したいと思います。ポイントは取れましたが、シリーズを考えてもっと頑張ります」

    長谷見昌弘 (NDDP RACING 監督)

    「予選11位で性能調整を考えたら6位という結果は上等でしょう。今日は高星の走りが良かった。ラップタイムにばらつきがなくそろえていたし、GT500からの抜かれ方もうまかった。大したもんだと褒めたい内容でしたね。スタッフも去年から完璧な整備をしてくれていますが、今日のピット作業もノーミスでした。次のオートポリスも明るい材料が見えず苦しい展開が続くでしょうが、コツコツとポイントを重ねていくことが大事だと思います」

    Super GT 2017 Rd.2(Fuji) Race Day Digest

    関連:【SUPER GT】 第2戦富士 結果:ZENT CERUMO LC500が優勝

  • 【SUPER GT】 NISMO:2017年 第2戦 富士 予選レポート

    【SUPER GT】 NISMO:2017年 第2戦 富士 予選レポート

    2017年のSUPER GT第2戦が富士スピードウェイで開催。5月3日に行われた公式予選で、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は予選2位となった。

    恒例となったゴールデンウィークの富士大会。予選日から多くのSUPER GTファンが富士スピードウェイに詰めかけた。このラウンドを2年連続で制しているNISMOは、相性の良い富士で開幕戦の挽回を狙う。

    公式練習は好調な出だしで、2クラスの混走で行われたセッション前半で総合4番手に、GT500クラスの占有走行では松田がタイムアタックしてベストタイムを更新し、最終的に7番手のタイムとなった。

    日向にいると汗ばむほどの陽気のなか、GT500の公式予選Q1は定刻の午後3時にスタートした。Q1担当の松田はセッションが7分ほど経過したところでコースイン。その周のダンロップコーナーでコースアウトし一瞬ひやりとする場面もあったが、問題なくコースへ復帰し、そのままタイムアタックへと向かっていった。計測2周目に1分39秒、3周目に1分34秒とタイヤを温めながらタイムを上げていくと、4周目に1分31秒593を記録して7番手に浮上。その後1台が松田のタイムを上回ったが、松田はさらにタイムを縮め、フリー走行時の自己ベストタイムを約1秒削る1分28秒651をマークし、8番手でQ2進出を決定した。

    Q1スタート時に比べて、Q2セッションはいくらか冷たい風が吹く中で午後3時45分にスタートした。Q2担当のクインタレッリは、残り時間が9分を切ったところでコースイン。他のマシンと間隔をあけてタイムアタックに挑んだ。Q1の松田と同様にウォームアップを重ね、計測4周目に1分30秒121をマークして3番手につけると、連続のアタックで1分28秒168までタイムを縮め、トップと約0.3秒差の2番手にポジションアップ。その後、ラストアタックで自己ベストタイムを更新するマシンもいたが、クインタレッリのタイムは破られず、フロントローポジションを獲得した。

    松田次生 (#23 ドライバー)

    「岡山での開幕戦後、皆で自分たちに何が足りないのか、ここからどうしたらいいのかをたくさん話し合い、チームも一生懸命いいクルマを用意してくれました。Q1で走ってみたら、クルマとタイヤのフィーリングがすごく良かったです。その感触や気を付けたい部分をロニーにも伝えましたが、それを活かしてさすがのタイムを出してくれました。明日のレースは長いですし、周りの状況、他のチームのタイヤの持ち具合なども分かりませんが、とにかく行けるところまでいきたいです。チーム一丸で頑張ります」

    ロニー・クインタレッリ (#23 ドライバー)

    「フリー走行の時点では路面状況も望んでいるようなものではなかったし、セットアップでも少しまだ足りないところがありましたが、それを予選までに直すことができました。予選になって、僕たちの選んだタイヤに合う路面になり、次生がすごくいいタイムを出してくれたし、自分のアタックの時もいいアドバイスをくれたおかげで、予想していたものを超えるタイムが出せました。開幕戦の予選結果から、1か月でフロントローポジションを獲れるなんて、素晴らしい進歩です。チームもすごく喜んでいるし、モチベーションも上がっています。明日もポジティブに、いいレースをしたいと思います。頑張ります!」

    鈴木豊 (ニスモ監督)

    「クルマの持っているポテンシャル以上の力を、2人のドライバーが気迫で引き出してくれました。この富士ラウンドは、去年も40㎏のウェイトを積んで勝っていますし、ドライバーもタイヤもここでのレースには力を持っているはずなので、それを信じていましたが、それ以上の結果をドライバーが出してくれました。正直、レースではまた違った厳しさが出てくると思いますが、自分たちの持っている力を出し切れば結果はついてくると思っています。頑張って、応援してくれる皆さんにいいレースをお見せしたいと思います」

    [GT300クラス] B-MAX NDDP GT-Rは予選11位

    #3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)が、予選16位から7位ゴールと粘りの走りを見せた開幕戦から約一か月のインターバルを置いた富士は、朝から好天に恵まれて富士山も優雅な姿を現した。

    今回のレースを前にBoP(性能調整)が変更され、FIA GT3車両はNissan GT-R以外の車両が性能アップとなった。春の富士における合同テストでは#3 GT-Rがトップタイムをマークするなど好調だったが、この性能調整は大きな影響を及ぼすことになった。しかし朝9時から行われた公式練習では、#3 GT-Rはトップと0.2秒差の5位につけた。

    空全体に雲が張り出した午後2時40分。気温18℃、路面温度30℃というコンディションで公式予選Q1がスタートした。高星がステアリングを握り3周かけてタイヤを暖めていくと、チェッカー3分前にアタックをかけて1分36秒549で8番手につけた。その後高星のタイムを上回る車両があり、高星のタイムは9位となりチェッカー。これで14台が進出できるQ2へ駒を進めることができた。

    午後3時25分からのQ2では星野がコースへ。星野も3周をかけタイヤを暖めアタックを開始した。1分37秒090で8位につけたが、最終的に11位で決勝レースのグリッドが確定することとなった。

    星野一樹 (#3 ドライバー)

    「アタックは1周しかチャンスがなかったのですが、それをうまくまとめあげることができませんでした。もう少し上の順位にいけたはずですが、さすがにポールシッターのタイム(1分35秒824)は見えなかったです。テストでもずっとロングランをしてきましたし、レースになるとGT-Rは強いです。去年は5位スタートから優勝していますから、とにかく前の車両を追い抜いて上位を目指します」

    高星明誠 (#3 ドライバー)

    「とにかく失敗をしないように、Q1突破を目標に走りました。決勝のことを考えて硬いタイヤを履いていたので、他のクルマに前に出られてしまいました。明日はもう追い上げるしかないです。表彰台に上がれたらいいのですが、ひとつでも多くポイントを取れるよう走ります」

    長谷見昌弘 NDDP RACING 監督)

    「開幕戦が終わってすぐは次の富士では優勝だと思ったのですが、BoPが他のFIA GT3車両に有利に働いたので、予想どおりの結果かなというところです。GT-Rは燃費的につらいですが、明日は失敗もミスもなくやって、5〜6番手あたりまでは追い上げられるようなレースをしたい。とにかくポイントを取ることが大事だと思いますので、粘り強く頑張っていきます」

    Super GT 2017 Rd.2(Fuji) Qualify Day Digest

  • 日産、NISMOロードカー事業を拡大

    日産、NISMOロードカー事業を拡大

    日産は25日、高性能スポーツブランドである「NISMOロードカー」事業を拡大すると発表した。

    また、この戦略の基盤となる「NISMOロードカー」の車種ラインアップ拡充を支えるために、「NISMOロードカー」の企画・開発にかかわる機能を、日産グループの特装車両を手掛けるオーテックジャパン内に設立した。

    日産は、ニッサンブランドのワクワク感と革新性を一層高める高性能スポーツ・サブ・ブランドとして、2013年に「NISMO」ブランドの日産商品ラインアップへの適用を始めた。

    「NISMOロードカー」は、モータースポーツ活動から得られた多くの知見を、その運動性能やスタイリングに具現化し、かつ、より多くのお客さまにそのダイナミックでスポーティな走行をお楽しみ頂けるように、信頼性や耐久性を日産純正品質で保証したファクトリーカスタムカー。

    2013年1月の「ジュークNISMO」を発売以来、好評を得ており、現在、日本では5車種(「NISSAN GT-R」、「フェアレディZ」、「ジューク」、「ノート」、「マーチ」)、グローバルで7車種(左記に加え「セントラ」、「パトロール」)を展開している。

    今後日産は、「NISMOロードカー」を更に幅広く、各市場のコアとなる新たなセグメントにもバリエーションを広げていく。その結果、「NISMO」ブランドの投入市場も、従来の日本、北米、欧州、中近東から、更に広げてグローバルに展開していくとともに、各地域における販売車種ラインアップも拡充する。これにより、年間販売台数は、現在の1万5千台から将来的に大幅に拡大していく。

    今回新たに設立された「ニスモ・カーズ事業部」には、日産、オーテックジャパン、ニスモ、その他日産グループの人財を結集した組織であり、従来以上に魅力的な商品をスピーディに開発することを目指す。

    また、同事業部にはマーケティング機能も備え、日産はもちろん、ニスモとも連携しながら、日産の販売店やショールームにおける「NISMOロードカー」への接触機会の拡大や、購入後のお客さまに車を更にお楽しみ頂く体験機会についてもグローバルに拡大していく。

    オーテックジャパンとニスモの社長兼最高経営責任者を兼務する片桐隆夫は「NISMOは日産自動車のコアバリューをさらに高めるサブ・ブランドであり、日産グループの英知を結集して取り組むことで、いままで以上にお客さまに日産車を楽しんでいただけると確信している」と語った。

  • 日産、2014年秋に発売予定の「ノート NISMO」を初公開

    日産、2014年秋に発売予定の「ノート NISMO」を初公開

    日産は、今秋発売予定の「ノート NISMO」を初公開した。

    NISMOブランドのラインナップは、2013年2月に発売した「ジュークNISMO」を皮切りに、「マーチNISMO」、「フェアレディZ NISMO」、そして「NISSAN GT-R NISMO」と、コンパクトカーからSUV、スポーツカーまで広がりを見せている。

    本日23日には「フェアレディZ NISMO」をマイナーチェンジしたほか、今秋には「ジューク NISMO」の新グレード「NISMO RS」を発売する予定。

    ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO)の代表取締役社長兼CEOの宮谷正一は、「NISMOは創立30周年を迎え、今後、ロードカーラインナップをさらに拡充していく計画です。本日公開するノートはある意味で、NISMOロードカーを象徴するモデルと言えます。NISMOのDNAであるモータースポーツと最量販車種「ノート」の出会いは、『今までなかったワクワク』をより多くのお客さまにお届けする、NISMOの役割とまさに合致するからです。ノートNISMOを通して、NISMOファンの皆様に加え、新たなお客さまにNISMOスピリットを体感していただけることを期待しています。」と述べた。

    今回公開した「ノートNISMO」は量販車種「ノート」に追加するNISMOシリーズ第5弾となるモデル。従来からの熱狂的なモータースポーツファンや、スポーツドライビング志向のお客さまに限らず、より幅広い層のクルマ好きなお客さまにもNISMOの情熱とこだわりを注いだクルマを提供するため「NISMO」、「NISMO S」の2グレードを設定する。

    「NISMO」は格好よく洗練されたスポーティなデザインで自己表現をしたいお客さまや、スポーティな走りと低燃費を両立させたいお客さまに、「NISMO S」はモータースポーツで培ったパフォーマンスを自分のものにしたいスポーツドライビング志向のお客さまにご満足頂ける仕様となっている。

    ニスモビジネスオフィスのチーフ・プロダクト・スペシャリストである田村宏志は「”もっとどこまでも走り続けたくなるような車”を最大のコンセプトとして企画しました。コンパクトな車に上質なパフォーマンスを織り込むことで、NISMOはあなたのドライビングライフを1グレードアップいたします。」と述べた。

    ノート NISMO の特長

    トータルバランスに優れた運動性能が上質なパフォーマンスを実現
    NISMOがモータースポーツ活動で培ってきた技術を惜しみなく投入し、パワートレイン、車体、タイヤ、サスペンション、空力などをトータルで最適チューニングすることで、バランスの取れた優れた運動性能を実現。「NISMO S」には専用チューンを施したエンジンに5速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、低速からの力強いトルクとマニュアルならではの自在に操る快感を実現。

    NISMOレッドを活かしたひと目でNISMOと分かるスタイリッシュなエクステリア
    NISMO専用エンブレムに加え、専用のフロントグリル、フロントパンパー、サイドシルプロテクター、リヤバンパー、ルーフスポイラー、NISMOレッドの電動格納式リモコンカラードドアミラーを装備。

    各部の高いポテンシャルを最大限に引き出す要となるボディ剛性を強化
    完成車メーカーのファクトリーチューンならではの強化したボディ剛性と、スムーズなエンジンパフォーマンスが、もっとどこまでも走り続けたくなるような、心地よいドライビングを提供。

    多彩なシートバリエーション
    「ノート NISMO S」に標準装備、「ノート NISMO」にメーカーオプション設定の「専用スポーツシート」に加え、「ノート NISMO S」には日産とRECARO社が共同開発したNISMO専用チューニングを施した「RECARO製スポーツシート」をメーカーオプションで設定予定。

    ノート NISMO 画像 画像