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  • 【IMSA】 マツダ、名門ヨーストと提携 「マツダチーム・ヨースト」を設立

    【IMSA】 マツダ、名門ヨーストと提携 「マツダチーム・ヨースト」を設立

    マツダUSAは、デイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)のルールのもと運営されているIMSAウェザーテックスポーツカー選手権を戦う新しいマツダプロトタイプレースチームの設立を発表した。ドイツの老舗プロフェッショナル・レース専門会社と提携するこのチームは、「マツダチーム・ヨースト」と呼ばれることになる。新しいチームは、来年1月末にデイトナインターナショナルスピードウェイ(フロリダ州)で開催される2018年ロレックス・デイトナ24時間レースでデビューする。

    ヨースト・レーシングは、これまでにルマン24時間レースで16勝、デイトナ24時間やセブリング12時間レースで10勝、プチ・ルマン(アトランタ)での6勝を含み、北米メジャーレースでの勝利を多数手に入れており、最も成功してきた耐久スポーツカーチーム。同チームの成功ヒストリーの大部分は、1999年から2016年シーズンの終わりにプログラムを終了するまでの間、アウディのファクトリーチームとして戦っていた時期に代表される。それ以前は、ポルシェでルマンにおける複数の勝利を収め、ドイツ・ツーリングカーシリーズ(DTM)ではオペル社のファクトリーチームを運営している。ヨースト・レーシングは、1978年に当時のポルシェ・ファクトリードライバーであったラインホルト・ヨーストによって創設されたレース専門会社。

    マツダのモータースポーツにおけるヒストリーは、ルマンで総合優勝を果たした唯一のアジア・メーカーであり、デイトナ24時間レースでは通算22回のクラス優勝、セブリング12時間レースでは13回のクラス優勝、そして11回の選手権タイトル獲得などが実績として記録されている。IMSAの統計によると、マツダは北米プロスポーツカーレースヒストリーの中で、メジャーシリーズにおいて155勝を生み出したメーカーとなっており、アジアのカーブランドにもかかわらずそれはこれまでで3番目の記録となっている。

    マツダモーターオブアメリカ(マツダUSA)社長兼CEOで、マツダのワールドワイドなマーケティング戦略統括およびブランド推進統括補佐を担当する毛籠勝弘は、「マツダが1964年に初めてレースカーを走らせて以来、私たちの”飽くなき挑戦”精神は、レースに参戦し続け、勝利とチャンピオンシップタイトルを獲るために力を尽くすと言う意味で使っています。マツダチーム・ヨーストの設立は、プロトタイプカテゴリーで最高の実績があるチームとパートナーシップを締結する特別な機会であり、マツダを表彰台の中央に戻すチャンスを与えてくれます。私はヨーストの皆さまをマツダファミリーとして大歓迎します。私たちは、今後マツダのモータースポーツにおける成功のヒストリーにさらに多くのページを書き込むことになるでしょう」と語った。

    ヨースト・レーシングのマネージングダイレクター、ラルフ・ユトナーは「私たちは、マツダと共に臨むこの新しい挑戦にワクワクしており、大変誇りに思っています。マツダは、モータースポーツに長い歴史を持ち、そして、特にアメリカでは熱狂的な愛好家のために広くレース出場機会を提供しています。今回の提携は、私たちにとっては長く親しんできたアメリカンレースへの復帰となり、いつも温かく応援してくれた日本のレースファンにとっても大きなニュースになると思います」とコメントしている。

    マツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターであるジョン・ドゥーナン、はこの新しいペアリングが「一生に一度の機会」であると認識している。また、ドゥーナンは、「私たちのブランドのトップレベルスポーツカーレースプログラムにおいて、確実で最高のスポーツカーチームと連携することは、マツダのモータースポーツにとって歴史的な出来事です。ヨーストさん、ラルフ・ユトナーさん、そしてヨースト・レーシングの皆さんは、他の誰も手にしたことがない実績を積み上げています。これから彼らと協力し、優勝や多くのチャンピオンシップトロフィーを手にするために働けることを、心から楽しみにしています。また、マツダとヨースト・レーシングの歴史に、数々の名誉を追加していきたいと願っています」

    2018年シーズンからの本格スタートに集中するため、現在のマツダ・プロトタイプチームは、今シーズンの残りのIMSAレース3戦をスキップすることにしている。

    また、ドゥーナンは、「長年のパートナーであったスピードソースレースエンジニアリングそして所有者であるシルベイン・トレンブレイさんには心から感謝しています。20年以上にわたり、あらゆるレベルで彼らの組織は多大な成果を上げてきました。彼らは、草の根のクラブレースから、グランダムGTでの24時間レース勝利を目指す挑戦、そして現在のプロトタイププログラムの構築に関わり、私たちと共に成長してきたチームです。この世界で築いた友情の深さは強く、そしてこれからもそれは変わりません」と続けた。

    マツダチーム・ヨーストは、間もなく来シーズンの準備のためマツダRT24-Pのテストをスタートさせる。日米のマツダ・デザイナー達と共同で開発し、量産車イメージを盛り込んだ独自のボディワークはそのままに、英国のアドバンスト・エンジン・リサーチ社(AER)によって開発され、約600馬力の最高出力を発生する直列4気筒2.0リットルターボのマツダMZ-2.0Tエンジンもそのまま引き継がれる。

    マツダRT24-Pの開発に深く関わったマルチマティック・モータースポーツ社(カナダ・オンタリオ州)は、引き続きシャシーの改良・改善をリードし、そしてヨーストとの緊密な協力関係のもと、走行テストやシミュレーション作業に従事する予定となっている。現在契約している4名のマツダドライバーは、今後のテストと車両開発に参加するが、2018年のドライバーラインナップはまだ未定となっている。

    ヨースト・レーシングは、ドイツのヴァルト・ミヒェルバッハに本拠地を置いているが、レースチーム運営のため、ジョージア州アトランタ近辺に北米の拠点を設立する予定。

  • マツダRT24-P、IMSAモスポート・パークで2台がトップ5フィニッシュ

    マツダRT24-P、IMSAモスポート・パークで2台がトップ5フィニッシュ

    カナダ・オンタリオ州のカナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークで行われたIMSAウェザーテック選手権第7戦レースにて、マツダUSAチームの2台はともにトップ5フィニッシュを果たした。

    レースは、終盤に数回の豪雨に見舞われたものの、ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス組のマツダRT24-P 55号車が4位でチェッカーを受け、その直後にトム・ロング/ジョエル・ミラー組のマツダRT24-P 70号車が5位に続いた。

    予選5位からスタートした55号車のボマリートは、1周目に4位に上がり、最初のピットタイミングまでに3位に浮上。70号車のトム・ロングは、10番グリッドからスタート。強烈なプッシュで2時間40分レースの半ばにジョエル・ミラーにバトンタッチするまで、トップ3までポジションをあげることに成功した。ほぼ同時に、ヌネスも55号車のコックピットに滑り込んでいる。

    レースが残り1時間をきったころ、突然の豪雨がサーキットを襲った。トップグループの多くがピットに入りウェットタイヤに交換したが、予想以上に早く路面は乾いていった。もう一度ピットに入りドライタイヤに再交換したのち、2台のマツダマシンは猛プッシュ。レースフィニッシュの直前にまた雨が降ってきたものの、4位・5位まで巻き返してチェッカーフラッグを受けた。

    トリスタン・ヌネス (マツダ55号車ドライバー)

    「クレイジーなレースでした。コンディションが何回も変わり、雨も度々降ってきたので苦労しました。タイヤ選択が賭けでしたね。しかし、もう一周早くドライタイヤに交換していたらもっと上位で終われていたかもしれません。とても難しいレースでしたが、チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれました。とても刺激的なレースでした」

    ジョエル・ミラー (マツダ70号車ドライバー)

    「すごいレースでしたね。トムはとても良いペースで走り、ポジションを上げてくれました。レースの中盤に良いリズムで走っている中、雨が降り出し、その後も何度も降ることになりました。スリックタイヤのままで走りましたが、雨が激しくなったのでウェットタイヤに交換しました。僕がリクエストしたのですが、今思えばスリックのままで良かったですね。もう一度ピットインしてドライタイヤに交換したら、ライバルを抜くことができました。トップ5は悪くはないですが、今は早く優勝したい気持ちです」

  • ペンスキー、2018年にホンダとIMSAスポーツカー選手権に復帰

    ペンスキー、2018年にホンダとIMSAスポーツカー選手権に復帰

    ペンスキーは、2018年にホンダの北米ブランドであるアキュラの新型レースカーでIMSAスポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)クラスに復帰することを発表した。

    インディカーとNASCARを戦うペンスキーは、2台のアキュラ ARX-05 DPiで新たなスポーツカープログラムを開始することを発表した。

    チーム代表のロジャー・ペンスキーは「ホンダ・パフォーマンス・デベロップメントと提携し、2018年に2台のプロトタイプカーでアキュラ・ブランドを代表することに興奮している」とコメント。

    「スポーツカーレーシングは、1966年のデイトナ24時間での初レースから2000年代後半にアメリカン・ル・マン・シリーズでの参戦までチーム・ペンスキーのヘリテージの不可欠な一部だった」

    「チーム・ペンスキーのスポーツカープログラムを復活させることは、常に我々にとってのゴールだったが、ホンダとアキュラのような強力で成功を収めてきたパートナーとともに行うことが必須だった」

    ペンスキーは、まだIMSAのドライバーラインナップの詳細までは発表していないが、以前、ファン・パブロ・モントーヤが関与することをほのめかしていた。

    また、長年のペンスキードライバーで、先週末のインディカー第11戦アイオワで3年ぶりの勝利を挙げたエリオ・カストロネベス、そして、現在インディカーのチャンピオンシップをリードしているスコット・ディクソンもドライバー候補として名前が挙げられている。

    現在、ホンダはアキュラのブランドでIMSAのGTDクラスにNSX GT3で参戦している。

    アキュラ DPiは、オレカのシャシーをベースにするとされ、8月の公式発表を前にまもなくテストを開始するとみられている。

    ペンスキーの最後の主なスポーツカープログラムは、ポルシェのLMP2カーを走らせた2006~2008年だった。当時はアンドレッティが運営するアキュラのワークスチームがメインのライバルだった。

  • LEXUS RC F GT3、IMSAモスポート・パークで2戦連続トップ5

    LEXUS RC F GT3、IMSAモスポート・パークで2戦連続トップ5

    米国・IMSAシリーズ第7戦がカナダのモスポート・パークで行われ、シリーズに参戦しているLEXUS RC F GT3が初のポールポジションを獲得。決勝では不運なトラブルに見舞われながらもこれまでの最高位タイとなる5位でフィニッシュした。

    7月9日(日)カナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのカナディアン・タイヤ・モスポート・パークで、米国IMSA WeatherTech SportsCar Championshipシリーズ第7戦が2時間40分のセミ耐久レースとして行われた。

    このIMSAシリーズのGTDクラスには、今季より新型の「LEXUS RC F GT3」が3GT Racingからフル参戦している。今大会は前戦ワトキンズ・グレンから僅か1週間というタイトスケジュールでの開催。LEXUS RC F GT3 14号車はセージ・カラムとスコット・プルエット、15号車はジャック・ホークスワースとロバート・アロンというレギュラーメンバーで出場した。

    8日(土)予選の前に行われた練習走行で、ホークスワースの駆る15号車がクラッシュ。ホークスワースは無事だったが、車両は大きなダメージを負い、予選の出走は断念することとなった。
    予選に出走した14号車はカラムがドライブ。カラムはこれまでのGTDクラスコースレコードを2秒近くも上回る好タイムを叩き出し、LEXUS RC F GT3が初のポールポジションを獲得した。

    メカニックの夜を徹した懸命な作業により、15号車は9日(日)朝のウォームアップ走行までに車両の修復は完了。ウォームアップで15号車は、予選でチームメイトが更新したコースレコードに100分の3秒まで迫る好タイムをマークし、決勝での追い上げに期待がかかった。

    午後0時7分、GTDクラスはポールポジションの14号車を先頭にスタートが切られた。14号車のスタートを担当したカラムは着実に後続を引き離していき、その差は9周目には約4秒まで広がった。14番手スタートとなった15号車も、じりじりとポジションを上げていき、アロンが19周目には11位まで浮上した。

    14号車は燃料をセーブしながら35周目まで首位を走行、イエローコーションが出されたタイミングでピットへ向かい、プルエットへドライバー交代。しかし、このピットイン時に、14号車は2度にわたるストップ・アンド・ゴーを余儀なくされることに。2台共に最後のドライバー交代を行ってすぐに雨が降り始め、路面はウェットに。雨はまもなく止み、路面は乾いていったが、ドライバーはスリックタイヤのまま厳しいドライビングを強いられた。

    レース終了間際にも再び雨が落ちてきて、他クラスの車両が激しいクラッシュを喫し、イエローコーションでのチェッカーという波乱の幕切れとなったが、14号車は5位までポジションを取り戻してフィニッシュ。前戦の15号車に続き、LEXUS RC F GT3にとっては2戦連続のトップ5フィニッシュ。今季3回の6位フィニッシュを果たしていた14号車にとっても初のトップ5となった。15号車は12位でチェッカーを受けた。

    次戦第8戦は2週間後の7月22日(土)、コネチカット州レイクヴィルのライム・ロック・パークで2時間40分のセミ耐久レースとして行われる。

    セージ・カラム (LEXUS RC F GT3 14号車)

    間違いなく勝てると思っていました。第1スティントは可能な限り燃料をセーブしてトップでピットへ向かいました。マージンも充分あり、そのまま行けばトップで戻れると思っていました。しかし、不運にもピットストップ作業で時間をロスし、加えてペナルティまで受けることとなり、優勝争いから脱落してしまいました。12位までポジションを落とし、スコット(プルエット)へと交代したあとは、ダメージの影響を最小限にするべくコントロールしながらの走りを余儀なくされました。我々はポジションを取り戻すために全力を尽くしました。そのためにはイエローコーションが欲しかったのですが、今大会はほとんどコーションが出ず、永久にグリーンのまま進むかのように思われました。その後、私へと再度ドライバーチェンジしたまさにその時、雨が降り始め、チャンスだと思いました。私は雨の中でレースを戦うのが大好きです。スリックタイヤのまま濡れた路面で走るのは本当に大変ですが、私の好きなシチュエーションのひとつで、とても楽しいです。5位でフィニッシュ出来たことは大変喜んでいます。我々LEXUS RC F GT3 14号車にとっては今季ベストリザルトですし、チームのベストリザルトタイ記録でもあります。あと1周か2周あれば表彰台が狙えたと思いますが、我々は週末毎に着実に前進しています。

    スコット・プルエット (LEXUS RC F GT3 14号車)

    我々は良いスタートを切り、最初のピットストップまではセージ(カラム)が首位でレースをコントロールしていました。何が起こったのかは正確には分かりません。ジャッキアップ中にギアがバックに入りホイールが回ってしまったため、ストップ・アンド・ゴーのペナルティを科され、ピット作業時のミスも取られて再度のストップ・アンド・ゴーを余儀なくされてしまいました。しかし、そこからのリカバリーにおけるクルーの頑張りは誇るべきものでした。セージも素晴らしい走りを見せ、チームもポジション回復のために全力を尽くしてくれたおかげで、我々14号車にとってのベストリザルトを更新、これまでの6位が連続していた記録を破り、トップ5入りを果たせました。LEXUS RC F GT3のスピードは勇気づけられるものでしたし、これからも更なる努力を続けるだけです。我々は初のポールポジションを獲得し、速さを示しました。15号車と共に2台のLEXUS RC F GT3で前進を続けていますが、ようやくその努力が実を結びつつあるということでしょう。

    ロバート・アロン(LEXUS RC F GT3 15号車)

    我々は後方からのスタートを余儀なくされ、ペナルティも受けることになりましたが、それを除けば素晴らしいレースでした。私はスタートを担当し、幾つかポジションを上げて、レース中盤にジャック(ホークスワース)へと交代しました。彼も良い走りをしてくれるという自信もありました。何が起きたのかよく分かりませんが、ピット時にペナルティを受けることとなり、周回遅れとなってしまったので、そこからはあまり出来ることはありませんでした。

    ジャック・ホークスワース(LEXUS RC F GT3 15号車)

    まず何よりも最初に言っておきたいのは、結果よりも、夜を徹して車両を走れるようにしてくれたスタッフの素晴らしい仕事です。昨日激しくクラッシュした車両を完璧に修復するという、信じられない仕事をやってのけ、今朝のウォームアップではコースレコードに近いタイムで走れるまでにしてくれました。LEXUS RC F GT3はレースを通して速く、ペースも良かったのですが、結果には繋がりませんでした。今日はちょっと運に恵まれませんでした。ジャッキアップ時にタイヤが回ってしまったということでドライブスルーペナルティを科され、何台かにパスされましたが、その中に首位の車両が居たため、周回遅れとなってしまいました。その後、首位の車両をパスし、一旦はリードラップへと復帰しましたが、その後最後のピットストップで再び周回遅れとなりました。再度首位の車両に迫りましたが、抜くまでには至りませんでした。

  • マツダRT24-P、IMSAワトキンスグレンで2連続3位表彰台フィニッシュ

    マツダRT24-P、IMSAワトキンスグレンで2連続3位表彰台フィニッシュ

    ニューヨーク州ワトキンスグレン国際レーストラックで行われたIMSAウェザーテック選手権第6戦ワトキンスグレン6時間レースにて、55号車「マツダRT24-P」プロトタイプのドライバーとピットクルーが完璧なパフォーマンスを発揮し、総合3位でフィニッシュした。これによって、前戦デトロイト・ベルアイルパーク市街地レースに続いてマツダUSAチームは2連続表彰台となった。

    55号車のトリスタン・ヌネスは予選アタックとスターティングドライバーを務め、レースでは途中ジョナサン・ボマリートに交代。その間に、安定した周回と素早いピットストップを含み、9位のスタート位置から躍進を果たした。インディレーサーのスペンサー・ピゴットは、レース中盤に3スティントを連続ドライブし、ピットタイミングで一時レースリーダーとなっている。さらに、1時間弱を残してボマリートに再びバトンタッチし、3位でフィニッシュラインをクロスした。このトリオで200周680マイル(1,088km)を走破したことになる。

    シスターカーである70号車マツダプトトタイプ(ジョエル・ミラー/トム・ロング/マリノ・フランキティ)にとっては不運なレースとなった。スターティンググリッドでタイヤ交換を行なったためペナルティを課され、スタートから1時間後にはプロトタイプの争いにまで復帰したが、その後ターボチャージャーが不具合を起こす。チームは、懸命に修復しようとしたが、結局リタイヤとなった。

    ジョナサン・ボマリート (#55マツダプロトタイプドライバー)

    「今回は、良いリズムに乗れました。特に、チームの皆がとても良い仕事をしてくれました。少し雨が降り始めた時、スポッターが僕に情報をくれました。降り始めは、とにかく集中しないといけないからです。彼らのおかげで、僕は自分のドライビングにだけ集中できました。さらに、ピットからは4位を走っていた#52マシンとのマージンをずっと教えてくれ続けました。おかげで終盤に一生懸命プッシュし、ベストラップを記録することができました。良い週末になりましたが、一番大事なことは、マシンの進歩が大きく進んだことですね」

    トリスタン・ヌネス (#55マツダプロトタイプドライバー)

    「僕はレースのスタートと最初の数時間を担当しました。スムーズにミスなくラップダウンのマシンを追い越して周回を重ね、ジョナサンのスティントに無事バトンタッチすることに集中しました。チームメイトたちは、すごくいい仕事をやってくれました。スペンサーのトリプルスティントとジョナサンの最終スティントにはワクワクしました。何と言っても、表彰台フィニッシュは格別ですね」

    スペンサー・ピゴット (#55マツダプロトタイプドライバー)

    「とても楽しかったです。チームは今週末にたくさんの改良を行ないました。それがレースで実を結んだのだと思います。レースでは、プラクティスセッションより速く走れましたから。ほぼトップ3以内で走れていました。それは、いい気分でしたね。クルマの状態は良かったし、チームのピットワークも素晴らしかった。本当に申しぶんなかったです。また表彰台に上がれて嬉しいです」

  • LEXUS RC F GT3、IMSAワトキンズグレンで5・6位フィニッシュ

    LEXUS RC F GT3、IMSAワトキンズグレンで5・6位フィニッシュ

    米国・IMSAシリーズ第6戦がワトキンズ・グレン・インターナショナルで6時間耐久レースとして行われ、シリーズに参戦している2台のLEXUS RC F GT3が5位、6位でフィニッシュ。これまでの最高位を更新し、初のトップ5フィニッシュを果たした。

    7月2日(日)、米国ニューヨーク州ワトキンズ・グレンのワトキンズ・グレン・インターナショナルで、米国IMSA WeatherTech SportsCar Championshipシリーズ第6戦が6時間の耐久レースとして行われた。

    このIMSAシリーズのGTDクラスには、今季より新型の「LEXUS RC F GT3」が3GT Racingからフル参戦している。開幕のデイトナ24時間、第2戦セブリング12時間のあと、3戦のスプリントレースを経ての久しぶりの耐久レースに、14号車はセージ・カラムとスコット・プルエットのレギュラー2名、15号車はレギュラーのジャック・ホークスワースとロバート・アロンにオースティン・シンドリックを加えた3名で参戦した。

    1日(土)に行われた予選は、ほぼドライながら僅かに濡れた箇所が残る路面状況で実施。15号車はホークスワースがアタック。終盤濡れた部分に足を取られてスピンを喫しながらも、クラス3番手につけた。一方、14号車はカラムがアタックしクラス9番手タイムをマークしたが、その直後にスピンを喫し、コース脇の壁にクラッシュ。ドライバーは無事だったが、車両前部に大きなダメージを負った。

    2日(日)午前10時10分に6時間レースがスタート。15号車は3番手、14号車は車両の修復を間に合わせたが予選赤旗の原因を作ったペナルティを受け、最後尾17番手からスタートを切った。14号車のカラムは序盤から目覚ましいペースでポジションアップ、1周目を13位で戻ってくると、4周目にはトップ10へ浮上した。

    3~40分を経過したあたりから最初のピット作業が開始されたが、15号車は最後までピットインを引っ張り、26周目に首位に浮上し、最初のピットイン。3位でコースに復帰。逆に、早めのピット作戦を採った14号車は、全車が最初のピットを終えた時点で5位までポジションを上げた。
    後半戦、14号車が6位、15号車が8位で最後の1時間に。15号車を駆るホークスワースはクラスのファステストラップを更新する速さで追い上げた。残り40分を切ったところでこの日5回目のフルコースイエローとなり、各車一斉に最後のピットへ。14号車が5位、15号車が7位でコースに復帰し、トップとのマージンが無くなった状態で再スタート。

    各クラス、激しい終盤のバトルが繰り広げられる中、勢いに乗るホークスワースの15号車は14号車もかわし、5位でチェッカー。IMSA参戦6戦目にして初のトップ5フィニッシュを果たした。14号車も今季3度目の6位で続き、LEXUS RC F GT3は6時間の耐久レースを、5位、6位という好位置での2台完走となった。

    次戦第7戦はわずか1週間後の7月7日(金)から9日(日)にかけて、カナダ・オンタリオ州ボウマンズヴィルのカナディアン・タイヤ・モスポート・パークで2時間40分のセミ耐久レースとして行われる。

    スコット・プルエット (LEXUS RC F GT3 14号車)

    昨日のクラッシュの後、チームは素晴らしい仕事で車両を修復してくれました。我々も良いペースでレースを戦えたと思いますし、LEXUS RC F GT3はとても速かったです。我々は着実に進歩を続けています。今日のようなペナルティはレースをしていればありますが、納得のいく結果ではありません。それを除けば、15号車がトップ5フィニッシュを果たしたことは嬉しいですし、チームにとっても良いことです。この調子で更なる努力を続けて行けば、次は表彰台を狙えるでしょうし、勝利を争えるようになるはずです。

    セージ・カラム (LEXUS RC F GT3 14号車)

    我々の14号車、そして15号車にとっても素晴らしい一日になりました。5位というのはチームにとっての最高位フィニッシュですし、2台がトップ6フィニッシュ出来ました。我々の14号車にとっては3度目の6位です。もう少し上のポジションでフィニッシュ出来たかも知れませんが、チームは良くやってくれました。序盤は戦略が当たって一時首位に立つことも出来ましたが、その後不運なペナルティに見舞われてしまいました。再び追い上げましたが、上位に復帰するにはちょっと遅すぎました。それだけに6位という結果には満足していますし、次戦以降は必ず更に上位を狙えると胸が高まっています。LEXUS RC F GT3は周回を重ねる毎に速くなっており、次戦モスポートが楽しみです。私のお気に入りのコースであり、今年モスポートでレースが出来るというので本当に楽しみにしています。

    ジャック・ホークスワース(LEXUS RC F GT3 15号車)

    ペナルティから上手く浮上することが出来ました。何度かはトップにも立てましたし、レースのファステストラップもマークするなど、一日を通してLEXUS RC F GT3と共にレースを楽しめました。最後の2スティントはまるで予選セッションのように可能な限り攻めました。我々のLEXUS RC F GT3は絶好調で、自由自在にドライブ出来ました。チームのピット作業も素晴らしかったです。レース中盤、不運なペナルティなどもありましたが、そこからトップ5まで復帰出来ました。満足しています。

    ロバート・アロン(LEXUS RC F GT3 15号車)

    良い結果だとは思いますが、ちょっとがっかりしています。我々は今日、間違いなく表彰台を狙える速さがありましたが、幾つかの不運により果たせませんでした。気を取り直して次戦カナダで再挑戦します。

  • LEXUS RC F GT3、IMSA第5戦で2台揃ってトップ10フィニッシュ

    LEXUS RC F GT3、IMSA第5戦で2台揃ってトップ10フィニッシュ

    米国・IMSAシリーズ第5戦がデトロイトのベル・アイル・パークで行われ、今季このシリーズに参戦している2台のLEXUS RC F GT3が6位、7位でフィニッシュ。初の2台揃ってのトップ10フィニッシュを果たした。

    6月5日(土)、米国ミシガン州デトロイトのベル・アイル・パーク市街地特設コースで、米国IMSA WeatherTech SportsCar Championshipシリーズ第5戦が1時間40分のスプリントレースとして行われた。

    このIMSAシリーズのGTDクラスに、今季より新型の「LEXUS RC F GT3」が3GT Racingからフル参戦している。今大会もセージ・カラムとスコット・プルエットが14号車、ジャック・ホークスワースとロバート・アロンが15号車で参戦した。

    4日(金)に行われた予選では、14号車がセッション序盤から上位につけ、最終的には3番手と僅か0.1秒ほどの差で5番手に。15号車は9番手から決勝レースをスタートすることとなった。

    5日(土)午後1時35分に1時間40分で争われる決勝レースがスタート。追い越しの難しい市街地コースで、プルエットの14号車は6位をキープしたが、アロンの15号車は一時13位まで後退。

    19周目にフルコースコーションが出されたため、全車ピットへ向かい、給油、タイヤ交換とドライバー交代。ここで15号車は10位へとポジションを上げて、再スタート後もじりじりとポジションアップ。その後、前走車をなかなか抜けないままの周回が続いた15号車は、51周目に前走車をパスすると、14号車、15号車のランデブー走行に。終盤には15号車のホークスワースが、このレース中、クラス2番手となるベストラップをマーク。タイヤが摩耗してきたレース終盤のベストラップ更新で、速さを見せた。
    2台はそのまま6,7位でフィニッシュ。参戦5戦目にして、2台揃ってのトップ10フィニッシュを果たした。

    次戦第6戦は6月29日(木)から7月2日(日)にかけて、ニューヨーク州ワトキンス・グレンのワトキンス・グレン・インターナショナルで6時間耐久レースとして行われる。

    セージ・カラム (LEXUS RC F GT3 14号車)
    個人的には悪くない週末でした。レースの展開によってはもう少し上位でフィニッシュできたと思いますが、我々はベストを尽くし、初めて2台揃ってのトップ10フィニッシュを果たせたので、進歩していることは示せたと思います。予選でスピードもありましたし、レースペースも前戦COTAより良いものでした。次戦ワトキンス・グレンはタイヤテストで好感触だったので、どこまでやれるか楽しみです。

    スコット・プルエット (LEXUS RC F GT3 14号車)
    2台のLEXUS RC F GT3は着実に、レースを通して良い走りが出来たと思います。ペースには満足しています。まだやるべきことはありますが、毎レースごとに進歩しています。初戦デイトナはやや厳しい結果でしたが、第2戦セブリングでは幾つかトラブルに見舞われながらも着実に走り抜き、第3戦ロングビーチでは良いレースを戦って6位フィニッシュ。そして今回も同じ6位フィニッシュを果たせました。今回は予選では我々は上位を争い、100分の1秒台の僅差で5番手でした。更なる上位を目指し努力を続けて行きます。

    ジャック・ホークスワース(LEXUS RC F GT3 15号車)
    追い越しの困難なコース故に、コース上のポジションに恵まれず、タフなレースでした。序盤1台をパスした後、次の前走車に長い間引っかかってしまいました。我々の方が明らかに速かったのですが、どうにもなりませんでした。レース終盤にようやく彼らをパスできたのですが、その先にはセージ(カラム:14号車)がおり、それ以上のポジションアップは無理でした。我々のLEXUS RC F GT3は勝てる速さはありましたが、勝つための位置を得られませんでした。終盤、摩耗の進んだタイヤでレース中2番目のファステストタイムをマーク出来たのは、スタッフの素晴らしい仕事のおかげです。これで速さは証明出来ましたが、次はもっと良いポジションでレースが戦えるようにする必要があります。

  • マツダRT24-P、IMSAベルアイルで70号車が3位表彰台

    マツダRT24-P、IMSAベルアイルで70号車が3位表彰台

    マツダモータースポーツUSAチームは、6月3日(土)にデトロイト郊外のベルアイル市街地コースで行われたIMSAウェザーテックスポーツカー選手権に出場し、マツダRT24-P 70号車(ジョエル・ミラー/トム・ロング組)が3位表彰台を獲得した。これによって、マツダUSAは市街地コース3戦連続でトップ3フィニッシュしたことになる。姉妹車の55号車(ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス組)も5位に入賞している。

    55号車(ボマリート)は5番グリッド、70号車(ロング)は7番グリッドからレースをスタート。14箇所のターンがあるストリートコースでの100分レース序盤にそれぞれ4位、5位にポジションアップし、さらにレースリーダーと同等のペースで続いた。

    レースがあと1時間を切った頃、フルコースイエローコーションとなり、2台は共にピットへ。それぞれドライバーチェンジを行い、この時70号車が55号車をパスして4位に、55号車は5位となる。リスタート時に70号車のミラーが猛烈なダッシュを見せた。ターン1のタイトコーナーをアウトサイドからオバーテイクに挑み、2位と3位のマシンの前にねじ込むことに成功。その後の燃料補給で3位となり、そのままレースをフィニッシュした。

    ミラーは、「トムが良いポジションでタッチしてくれたので、それ以降の流れが変わりました。ピットアウト時点で4位に上がれ、リスタートの時には10号車をキャッチすることができました。その後5号車がブレーキングで行く手をブロックしていたので、アウトサイドから回り込むことに成功しました。しかし、その辺りから燃費が気がかりとなり、プッシュしてレースリーダーに追いつきたかったのですが、ピットからは抑えろとの指示があり、さらにはピットインするように連絡がありました。とは言え、70号車のクルー全員にとっても長く待ち望んだポディウムだったので喜びはひとしおです。しかし今は、勝利を手に入れたいと思っています」とコメント。

    さらに勇猛果敢なファイトを見せたのは55号車のヌネスだった。トラフィックがひしめく中に7位で飛び込んでいき、残り20分時点で彼の直前のマシン2台が絡むことに。その内の1台、85号車がスピンオフ。この隙にヌネスは6位に上がり、さらにもう1台が回転する間に5位についた。また、チームスポッターのダニエル・トレンブレイについても触れておくべきだろう。彼のアドバイスでヌネスは複合クラッシュを避けることができたからだ。ヌネスは5位でレースをフィニッシュした。

    多重クラッシュを避けられたことについて、ヌネスは、「本当に助かった。僕自身も混乱しました。ターン1で数台が絡んでいました。少し離れたところで見ていたのですが、まさか85号車が飛び出してくるとは・・。彼がブレーキオフしたとたん、僕の方に向かってきたのです。とっさに右に避けられましたが、クルマのセットアップがうまくいっていたからできたのかも。とにかくビデオで確認してみたいです」。と語りました。また、「コース上の混雑は半端ではなく、ドア同士があたりそうなくらいでした。でもレースは楽しく、良いファイトができたと思います。また、70号車の初ポディウムはすごかったですね。ジョエルの信じられないような2台抜きは僕の位置から見てもスカッとするものでした」と話した。

  • マツダRT24-P、IMSA COTAはトラブルに苦しむ

    マツダRT24-P、IMSA COTAはトラブルに苦しむ

    2017年5月6日、IMSAウェザーテックスポーツカー選手権第4戦レースがテキサス州オースティン近郊のサーキットオブジアメリカズ(COTA)で開催された。

    この日は晴天に恵まれたが、マツダプロトタイプチームには暗雲がたちこめていた。チームはさまざまな機械的・電子的トラブルに苦しみ、2時間40分の決勝レースの結果は、クラス8位(マツダ70号車)、同10位(マツダ55号車)となった。

    マツダUSAチームは、素晴らしいスタートを切った。ジョナサン・ボマリートが55号車で予選8位のポジションから5位に飛びだし、トム・ロングの70号車は10番グリッドから6位まで進出している。しかし、スタート後約20分が経過した時点で、55号車はミスファイヤによる出力低下を訴えてピットイン。この電気系トラブルの修復を試みたが、原因究明には至らなかった。

    一方、ハードチャージしていた70号車のロングは、徐々にターボブーストトラブル傾向が強くなってきた。両スタートドライバーは、チームメイトにドライバー交代(55号車はトリスタン・ヌネスに、70号車はジョエル・ミラーに)。しかしソウルレッドに塗られた55号車は結局リタイアを強いられ、マシングレイの70号車はブレーキの問題を抱えながらフィニッシュラインを越えた。

    トム・ロング (70号車ドライバー)
    「今日は素晴らしいスタートを切りましたが、アウトに押し出されてしまいました。もっと前方に飛び出したかったのですが・・・。しかし、そのあと一生懸命プッシュして5位までポジションを上げることができました。クルー達は本当に懸命に頑張ってくれました。トラブルはありましたが、諦めずに修理に集中してくれたおかげでレースを走りきることができたのです」

    ジョナサン・ボマリート (55号車ドライバー)
    「良いスタートでした。リアタイヤをいたわりながらもキャディラックと同等のペースで走ることができました。しかし、その後、不思議な問題が発生し、レブリミットまでエンジン回転が上がらなくなってしまいました。電気系のトラブルだったようです。エンジン出力があがらず、なすすべなしでした」

    ジョン・ドゥーナン (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「我々はロングビーチでの(3位)表彰台獲得の勢いのまま、オースティンにやってきました。しかし、残念ながら今回のレースはうまくいきませんでした。私たちはこの国でのマツダブランド確立のため、良い結果を残そうと努力しています。気を取り直し、テクニカルパートナーの皆さんと共に次戦に向かって手を尽くすつもりです」

  • レクサス RC F GT3、IMSA第4戦にて今季2度目のトップ10フィニッシュ

    レクサス RC F GT3、IMSA第4戦にて今季2度目のトップ10フィニッシュ

    米国・IMSAシリーズ第4戦となるCOTA大会に2台のLEXUS RC F GT3が参戦。2時間40分のセミ耐久レースを14号車が9位で終え、今季2度目のトップ10フィニッシュ。15号車は13位でレースを終えた。

    5月6日(土)、米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、米国IMSA WeatherTech SportsCar Championshipシリーズ第4戦が開催された。

    今大会は2時間40分のセミ耐久レース。今季より新型の「LEXUS RC F GT3」がIMSAシリーズのGTDカテゴリーに3GT Racingからフル参戦している。今大会もセージ・カラムとスコット・プルエットが14号車、ジャック・ホークスワースとロバート・アロンが15号車で参戦した。

    5日(金)に行われた予選で、15号車はクラス2番手タイムをマークし、LEXUS RC F GT3の速さを示したが、予選後の車検で、車高が僅か0.015インチ(約0.4mm)低かったと判定され、最後尾17番手スタートとなってしまった。予選7番手タイムをマークしていた14号車は、このペナルティにより繰り上がり6番手からスタートとなった。

    6日(土)好天の下、午後1時35分に2時間40分で争われる決勝レースがスタート。スタート直後に混乱があり、いきなりフルコースコーションという波乱の幕開けとなる中、14号車は9位にポジションを落としたが、その後はポジションをキープ。15号車もじりじりと追い上げを続けた。
    14号車は追い越しの難しいコースに苦しみ、9位でチェッカー。今季2度目となるトップ10フィニッシュを果たした。15号車は13位まで追い上げレースを終えた。

    次戦第5戦は6月2日(金)から3日(土)にかけて、ミシガン州デトロイトのベル・アイル・パークで、1時間40分のスプリントレースとして行われる。

    セージ・カラム (LEXUS RC F GT3 14号車)
    大きな期待と共にここCOTAにやってきただけに、9位という結果は残念です。チームは懸命に努力してくれましたが、2日間のテストが出来なかったのが響きました。我々のLEXUS RC F GT3は走る毎に速さを増していきましたが、周回も、時間も足りませんでした。レース中は好調でした。私自身は給水システムのトラブルに見舞われ、水無しでとても暑い中を走ることとなり、まるでサウナのようでした。チームのピットストップは完璧で、ドライバーチェンジを含め、全てが上手く行きました。今日は厳しい結果に終わりましたが、とにかく一日も早く勝利を挙げたいですし、それは可能だと思っています。

    スコット・プルエット (LEXUS RC F GT3 14号車)
    今日は多くを学んだ一日でした。自分のスティントでは原因不明のオーバーステア症状に見舞われました。週末を通してアンダーステア解消に取り組んでいたのですが、コースコンディションが変わってしまったのかも知れません。セージ(カラム)にドライバーチェンジする際に、リアウィングの角度を2度立てたのですが、それでもまだオーバーステアは解消されず、2度目のピットインの時に更に2度立てたところ、調子は良くなったようですが、これらも全て学習のステップです。努力を続け、次のデトロイトに臨みます。

    ロバート・アロン(LEXUS RC F GT3 15号車)
    チームとドライバー、全員が素晴らしい仕事をしたと思います。予選で2番手を獲得し、車高が僅か0.4mm低くなければ、2番手スタートから表彰台に立てたでしょう。しかし、実際には最後尾スタートから、厳しい戦いを強いられました。COTAは追い越しが非常に難しく、コース上でのポジションが非常に重要です。我々はチームとしてとても強かったですし、今日のレースを教訓に、更に強くなっていきます。表彰台に登れるのもそれほど遠い時期ではないはずです。

    ジャック・ホークスワース(LEXUS RC F GT3 15号車)
    タフな一日でした。最後尾からのスタートはいつでも厳しいレースになりますが、特にここは追い抜きが難しいコースなので苦戦しました。ロバート(アロン)は最初のスティントで素晴らしい仕事をしてくれたのですが、ドライバーチェンジでベルトが上手く閉まらず、若干のタイムロスをしてしまいました。その後、フルコースコーションからの再スタートは、本当に激しく攻め、最初の数周で2,3台をパスしたのですが、その直後にGTLMクラスの車両をパスしようとして他の車両と接触、ペナルティを受けてしまいました。その後のペースは快調で、最後はやや早めのピットイン作戦を採り、フルコースコーションが出るのを期待したのですが、残念ながらコーションが出ることはなく、後は燃料をセーブしながら完走を目指すことになりました。ベストラップでもクラス3位と速さは見せられたので、次戦以降も挑戦を続けます。