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  • トヨタ 2026年にGRスープラで豪スーパーカー・シリーズに参戦

    トヨタ 2026年にGRスープラで豪スーパーカー・シリーズに参戦

    トヨタは2026年にスーパーカー・シリーズに参戦し、ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)と提携してGRスープラで同シリーズに参戦することを水曜日に発表した。

    グリッドには日本製クーペが4台出場する。そのうち2台はWAU所属で、現在はチャズ・モスタートとライアン・ウッドの2台のフォード・マスタングが出場している。残りの2台は今後発表されるチーム所属だ。

    オーストラリアで長年市場をリードしてきたトヨタは、このカテゴリーに5年間の取り組みを約束しており、少なくとも2030年まではマスタングやシボレー・カマロのグリッドに並んでレースに出場することになる。

    この新型車の開発は、すでにトヨタ・オーストラリアのメルボルン拠点で進められている。この車には、公道走行可能なスープラ・モデルに搭載されている直列6気筒エンジンではなく、オールアルミ製クアッドカムV8の2UR-GSEをベースにしたエンジンが搭載される予定だ。

    「トヨタでは、20年以上にわたりスーパーカーへの参戦を検討してきましたが、今や適切な車、適切なチーム、そしてスーパーカー選手権との非常に強力なパートナーシップにより、まさに今がその時です」とトヨタ・オーストラリアのセールスおよびマーケティング担当副社長ショーン・ハンリーは語った。

    「これは本当に歴史的な瞬間です。私たちのGRブランドと高性能車は、トップレベルのモータースポーツに参加することで得た知識に基づいて構築されており、スーパーカー選手権への参入はそのつながりを強固なものにし、熱狂的なファンの幅広い聴衆にTOYOTA GAZOO Racingの興奮を披露する機会を与えてくれます」

    スーパーカーズCEOのシェーン・ハワードはトヨタの発表は「信じられないほどの名誉」だと語った。

    WAU は、ディック・ジョンソン・レーシングがフォードと、トリプル・エイツがシボレーと行っているのとほぼ同じように、トヨタのホモロゲーション・チームとなる。

    ウォーキンショー・グループはすでにトヨタと提携しており、メルボルンの拠点で米国製のタンドラ・ピックアップを右ハンドルに改造している。

    「2026年からスーパーカー選手権に参戦するトヨタ・オーストラリアとの将来を発表することは、ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドの全員にとって素晴らしい名誉であり特権です」とチームディレクターのライアン・ウォーキンショーは語った。

    「ウォーキンショー・グループを通じてトヨタ・オーストラリアと素晴らしい関係を築いてきましたが、そのパートナーシップをウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドにまで拡大できることを嬉しく思います。2026年以降も共に成功を分かち合えることを楽しみにしています」

    トヨタの参入により、2019年以来初めてスーパーカーのメーカーが2社以上になることになる。

    ボルボは2014年から2017年の3シーズンにわたってグリッドに参加し、日産は2013年から2019年までアルティマセダンで競争した。メルセデスベンツもカスタマーベースでグリッドに登場し、エレバスモータースポーツは2013年から2015年までEクラスセダン2台でレースに出場した。

    トヨタはすでに、86台のスポーツカーが並ぶトヨタGRカップ・オーストラリア・ワンメイクシリーズを通じてスーパーカー選手権に参戦しており、またニール・ベイツ・モータースポーツとともにオーストラリア・ラリー選手権にも参戦している。

  • トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    トヨタ 2025年型「GRスープラ GT4 EVO2」を発売

    TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、世界中のレーシングチームやドライバーからの多くのフィードバックを活用し、パフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を8月22日より発売した。

    2020年のGRスープラ GT4発売以降、レース運営者やカスタマーに支えられたことで累計販売台数1は120台に到達した。レーシングチームやドライバーの皆様の活躍により、これまで11の国や地域のGT4シリーズ戦、および国際レースで勝利、500回以上表彰台を獲得しており、アジア、アメリカ、ヨーロッパの3地域でクラス別シリーズチャンピオンになっている。

    2023年シーズンの「GR Supra GT4 EVO」へのアップデートでは、ブレーキ、ハンドリング、エンジンのパフォーマンスを向上させ、様々な経験レベルのドライバーにとって運転しやすいクルマに仕上げた。

    しかし、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」に終わりはなく、その後も世界中のレース現場へ赴き、レーシングチームやドライバーの皆様よりレースという極限状態でしか得られない貴重なフィードバックを直接受けた。そうした意見を開発に生かす「ドライバーファーストのクルマづくり」を進め、2025年シーズンには、さらにパフォーマンス、信頼性、操作性を向上させた「GR Supra GT4 EVO2」を導入する。

    具体的には、タイヤの種類、摩耗状況やコースコンディションに応じて最適なブレーキング、およびコーナリングができるように、様々なドライバーの日欧サーキットでの走り込みを通じてABSのマップをきめ細やかに再チューニングした。

    加えて、ソフトのアップデートにより回転数制御のさらなる見直しを行うことでシフトダウン時間を短縮した。これによりブレーキング時の減速コントロール性を改善し、コーナリングスピードの向上につなげている。

    また、エンジン、ブレーキ、ドライブトレーンの各冷却性能の向上に加え、コックピット温度の最適化を図ることで、過酷なコンディションでも運転しやすく、高いパフォーマンスを維持し続けられように改善した。

    これらの改良により、プロドライバーだけでなく、世界中のGT4レースに意欲的に参戦するアマチュアドライバーも運転しやすいクルマに仕上げている。

    「GRスープラ GT4 EVO2」は2025年1月、デイトナ24時間レース併催のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジの第1戦で世界デビューする。

    各地域におけるGT4車両の販売及びカスタマーサポート(スペア部品の販売やお客様への技術サポート)は、欧州はTOYOTA GAZOO Racing Europe GmbH、北米はTRD U.S.A., INC.、日本・アジアは株式会社 トヨタカスタマイジング&ディベロップメント、中国はToyota Motor (China) Investment Co., Ltd.が担当する。

    GRスープラ GT4 EVO2

  • トヨタ、新型スープラを世界初披露

    トヨタ、新型スープラを世界初披露

    トヨタは、新型スープラを2019年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で世界初公開した。日本での発売は2019年春頃を予定している。

    新型スープラは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルになる。2007年にドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに初めて参戦してから現在まで、モータースポーツを通じて人とクルマを鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んできた。

    これまでの取り組みでTOYOTA GAZOO Racingが蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ、お客様に心から走りを楽しんでもらえるクルマ『GR Supra』として新たに誕生した。

    マスターテストドライバーでもある豊田章男社長は、「ニュルブルクリンクでの運転訓練で長い時間を一緒に過ごしたスープラは、自分にとって『特別な旧友』のような存在です。当時、ニュルブルクリンクで他のメーカーが発売前のプロトタイプカーを走らせている中、私たちは、既に生産を終了した古いスープラでしか走ることができず、とても悔しい想いをいたしました。スープラ復活を待ち望んでいたのは世界中の多くのファンだけでなく、私も『スープラを復活させたい』という想いを密かに持ち続けていました。新型GRスープラは、ニュルブルクリンクで鍛えられ、生まれたクルマです。走る楽しさ以上の経験を提供できるクルマになったと、自信を持ってお伝えします」と述べた。

    新型スープラは5代目にあたり、2002年に生産終了してから17年ぶりの復活となります。初代スープラが1978年に誕生して以降、どの世代でも直列6気筒エンジンを積んだFR車であったことは共通しており、新型でもこの2つを継承した。加えて今回、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つの基本要素にこだわり、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現した。

    開発を担当したチーフエンジニアの多田哲哉は「走る楽しさを極めたピュアスポーツカーを追求しました。馬力やサーキットのラップタイムのような数値だけを追い求めるのではなく、いかにドライバーが車両と一体となって運転する楽しさを感じられるか、という感性性能を重視しています」と語った。

    なお、TOYOTA GAZOO Racingは同日、新型スープラのグローバルCM「Supra is Back」篇を公開。GRシリーズ初のグローバルモデルにふさわしい、TOYOTA GAZOO Racingが誇るトップドライバーが共演する映像となっている。

    トヨタ・スープラの主な特徴
    1.ピュアスポーツカーとしての基本素性を追求したパッケージ
    トヨタ 新型スープラ:ピュアスポーツカーとしての基本素性を追求したパッケージトヨタ 新型スープラ:エスクテリア
    ・卓越したハンドリングや安定したコーナリング姿勢を実現するため、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3要素を最重要ファクターと捉え、ピュアスポーツカーとしての理想を追求した。

    ・ホイールベースは、2シーターに割り切ることで86よりも100mm短い2470mmを実現している。
    それにより、ホイールベースとトレッドの比は1.55という、他の量産スポーツカーと比較してもトップレベルの小さい数値を達成しており、優れた回頭性に寄与している。
    ・重心高にも徹底的にこだわり、水平対向エンジンを搭載した86よりもさらに低い重心高を実現した。

    ・コーナリング性能にとって重要な要素の1つである前後重量バランスについても、理想とされる50:50の配分を達成している。

    2.スポーツカーとしてのパッケージ・レイアウトの特徴を十分に活かしたデザイン
    デザインコンセプトは「Condensed Extreme L6 FR “TOYOTA” Sports」です。
    【外装】
    ・ショートホイールベースと大径タイヤにより タイヤの存在を強調するサイドビューパッケージ
    ・2シーターらしいタイトなキャビンと、ワイドトレッドからなるスーパーワイドスタンス
    ・直6 FR ロングノーズショートキャビンシルエット
    【室内】
    ・上下に薄いインパネと高く幅の広いコンソールによる、典型的な FRスポーツカー空間
    ・シフトバイワイヤ式のシフトレバー、8.8インチTFTメーター、大型フルカラーヘッドアップディスプレイによる、運転席中心でタイトな新世代コクピットレイアウト

    上記スポーツカーとしてのパッケージ・レイアウトの特徴を十分に活かし、GRシリーズ初のグローバルモデルにふさわしいスポーツスタイルを目指した。
    空気抵抗低減に寄与するダブルバブルルーフの採用(TOYOTA 2000GT)や、ランプを車両内側に寄せることでフェンダーのボリュームを豊かに見せ、凝縮したボディデザインとする手法(TOYOTA 2000GT、4代目スープラ)など、TOYOTAのスポーツカーの伝統を継承している。

    トヨタ 新型スープラトヨタ 新型スープラ

    3.高次元の走りを実現する高剛性ボディ
    アルミニウムと鉄を用いた骨格構造と、異なる素材同士の接合強度を追求したことで、86の約2.5倍ものボディ剛性を実現した。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)キャビンを採用したレクサスLFAをも上回っている。

    4.伝統を継承する直6ターボエンジンと、スポーティドライブを気軽に楽しむ直4ターボエンジン
    ・歴代スープラに採用されてきた直列6気筒エンジンの伝統を継承し、直6 3.0ℓツインスクロールターボエンジンを搭載。最大トルク500N・mを、エンジン回転数1600rpmという低回転で発生し、アクセルペダルの操作に応じた思い通りの加速が味わる。

    ・直列4気筒エンジンは、チューニングの異なる2つの2.0ℓツインスクロールターボエンジンを設定。最高出力190kW(258PS)というハイパフォーマンスを実現した、軽快なスポーツ走行を楽しめるエンジンと145kW(197PS)を発揮する、街中から高速道路まで爽快なドライビングを気軽に味わえるエンジンを用意している。

    5.精密な車両コントロールを可能にするサスペンション
    ・バネ下重量の低減、高い組み付け剛性、精緻な動きを追求して新設計されたサスペンションを搭載。(フロント:ダブルジョイントスプリングストラット式、リヤ:マルチリンク式)

    ・一部グレードにアダプティブバリアブルサスペンションシステムを搭載し、選択中のドライブモードや路面状況に応じて4輪のショックアブソーバー減衰力を最適に制御することで、走りと乗り心地を高次元で両立している。

    6.旋回性能と安定性を高めるアクティブディファレンシャル
    ・VSC(車両安定性制御システム)と連携しながら、電子制御多板クラッチによって後輪左右間のロック率を0~100の範囲で無段階に最適制御する。

    ・コーナー進入時は旋回性能と安定性を高くバランスさせたロック率を選択し、アクセルを踏み込んでコーナーを脱出する際は、ロック率を高め最大限のトラクション性能を発揮する。

    7.世界の道で鍛えた運動性能
    トヨタ スープラTOYOTA SUPRA
    お客様が実際に走る環境を重視し、開発中は一般道で徹底的に走り込みを重ねました。ニュルブルクリンクにおけるレーシングスピードでの走り込みはもちろん実施しているが、欧州のカントリーロードやアウトバーン、北欧の氷雪路、米国のハイウェイ、日本のワインディングロードなど、世界中のあらゆる道を走り、日常的な乗り方でもクルマを操る楽しさを感じていただけるようにチューニングしてきた。