タグ: F1.09

  • BWWザウバー F1.09 アップグレード (F1スペインGP)

    BWWザウバー F1.09 アップグレード (F1スペインGP)

    BMWザウバーは、F1スペインGPに見た目にもはっきりと違いが表れるほどの大幅なアップグレードを投入してきた。

    開幕4戦ではマシンに変更を加えていなかったBMWザウバーだが、スペインGPには、ノーズ、フロントウィング、サイドポッド、リアウイングなどを変更したほぼBスペックとも言えるマシンを持ち込んできた。

    最も目立つ変更はノーズ形状。ノーズの先端はより高く持ち上げられ、薄く直線的な形状に変更。ノーズ下により多くの空気を取り込もうというコンセプトが見て取れる。ノーズ下に取り付けられていたディフレクターは2つに分割され、ルノーのようにブラックにカラーリングされている。

    フロントウイングには、エンドプレート付近に新たにフラップが追加された。

    BMWザウバー F1.09 ノーズ (F1スペインGP) BMWザウバー F1.09 フロントウイング (F1スペインGP) BMWザウバー F1.09 サイドポッド (F1スペインGP) BMWザウバー F1.09 俯瞰画像 (F1スペインGP)

    サイドポッドは完全に作りかえられ、ラジエーター部のKERS冷却用の出っ張りがなくなっている。今回BMWザウバーは、このパッケージとの兼ね合いからKERSを外している。

    サイドポッド前面は、これまでより深いアンダーカットが施されている。ポッドウイングの形状も改良され、幅が広く中央にはスリットが入れられ、ミラーを含めてより空力を考慮した形状になっている。

    マシンサイドから見ると、滑らかに後方に向かって落し込んだ形状に変更されており、リアの低重心化に加え、ポッド上面の気流の扱いが変更されている。リアウイングの中央部には独特なウイングレットが追加されおり、ダウンフォース向上を狙っていると思われる。

    軽量化も今回のアップグレードの主要事項とされており、上記のエアロ系の変更と併せて全体がよりスッキリとシェイプアップされた印象を受ける。

    話題のダブルディフューザーは、今回のアップグレードでは採用されておらず、導入はまだ未定とされている。

    BMWザウバー F1.09 新旧比較

    BMWザウバー F1.09 (F1スペインGP) BMWザウバー F1.09 (F1中国GP)
    左が新型、右が旧型

  • 【動画】 BMWザウバー F1.09 発表会&初走行

    【動画】 BMWザウバー F1.09 発表会&初走行

    BMWザウバー F1.09の発表会とシェイクダウンの動画。

    BMWザウバーは、1月20日にスペインのバレンシアで2009年F1マシン『F1.09』を披露。ドライバーを務めるロバート・クビサとニック・ハイドフェルドがアンベールを行った。

    その後、ロバート・クビサがステアリングを握り、F1.09で初走行を行った。

    BMWザウバー F1.09 発表会&初走行 動画

    主要諸元表:BMWザウバー F1.09

  • BMWザウバー、F1.09での初テストを完了

    BMWザウバー、F1.09での初テストを完了

    BMWザウバーは24日(土)、バレンシアで新車F1.09での4日間にわたる初テストを完了させた。

    最終日のバレンシアは、サーキットの至る所でデブリが舞い上がるコンディション。しかし、テスト2日目となるニック・ハイドフェルドはF1.09でシステムチェックとメカニカル・データの収集に集中した。

    ハイドフェルドは92周を走破。プライベートテストのため、BMWザウバーはタイムは公表していないが、チームはF1.09での初テストに手応えを語った。

    ニック・ハイドフェルド
    「テストは風がトラック上にデブリを巻き上げて一度中断しなければならなかったが、午後にはいくつかのロングランを実施することができた。異なるコンパウンドで何度かレーススタートのシミュレーションして一日を終えた」

    ウォルター・リードル (BMWザウバー マネージング・ディレクター)
    「我々は多くのデータを収集し、多くの初期の進歩を遂げることができた。ここ2日間は強風がテストを難しくしたが、我々はトラックは終始ドライだったので利益を得ることができたし、12月のテストより気温が高く、タイヤに関しても価値ある洞察を学ぶことができた。我々はすでにKERS同様、2009年バージョンの18,000回転に回転を制限したV8エンジンを使用している。テスト全体、特に新車の高い信頼性には非常に満足している。今はもちろん、我々がライバルに対してどこに位置しているかを知りたいが、次回のテストで第一印象を得るのを待たなければならない」

  • ニック・ハイドフェルド、F1.09で初走行

    ニック・ハイドフェルド、F1.09で初走行

    ニック・ハイドフェルドが、BMWザウバー F1.09で初走行を行った。

    バレンシアで単独テストを行っているBMWザウバー。新しいグリーンのヘルメットをかぶったニック・ハイドフェルドは、F1.09で92周を走行。突風の影響で予定していたプログラムを変更したが、午後はメカニカルセットアップ作業に取り組んだ。

    「やっとF1.09で初ドライブできたよ」

    「まだやらなければならないことはたくさんかるけど、距離を重ねるごとに進歩していると思うし、すでに信頼性はある」

    「全体的にF1.09のハンドリングは昨年のマシンとはかなり異なっている。幸い、午後にはセットアップ作業に取り組めた。テスト初日で最も重要な結果は、セットアップの変更にマシンが反応することだ」

    ハイドフェルドは、明日もテストを継続する。

    BMWザウバー F1.09

  • BMWザウバー F1.09の空力処理

    BMWザウバー F1.09の空力処理

    BMWザウバー F1.09は、2009年のレギュレーションの中で空気効率とダウンフォースが徹底的に追及され、BMWらしさを残しつつも斬新で大胆なエアロコンセプトが採用されている。

    BMWザウバーは、シーズン直後の11月のテストから暫定マシンF1.08Bで2009年版のボディワークを披露していたので、発表されたF1.09に当時ほどの大きな驚きはないが、2ヶ月間のアドバンテージを細部に取り入れ、レギュレーションを独自に解釈した空力デザインが施されている。

    フロントウイングは、2枚のフラップを持つ3段構成。エンドプレートの途中は一度フェンスで仕切られ、上部のフラップにも段差が付けられている。フロントタイヤの内側のサスペンション周り、タイヤへ当たる気流、タイヤの外側へ逃がす気流を処理している。

    F1.09:3つのエレメントで気流を整えるフロントウイング F1.09:ノーズサイドには2本の張り出しが

    ノーズは規定ぎりぎりまで広げられた。2009年マシンではルノー R29、ウィリアムズ FW31も同様の手法を採用しており、2009年マシンの1つのトレンドともいえるコンセプトだ。

    ノーズサイドは、先端から上下向かって2本のラインが張り出した形状をしており、フロントサスペンションへの気流を整えようとしている。昨年、ホーンウイングを採用したBMWらしい処理だ。下部には垂直にスプリッターが備えられ、ノーズ下の空気をマシン後方へと送る。

    F1.09:サイドポッドはいかり型形状でラジエーターはスリム F1.09:後方下部はえぐられ、ポッド上部が覆う

    F1.09で最も特徴的なのはサイドポットの処理といえる。シャシーとサイドポッドは楔型に一体化し、ラジエーターへ向かって空気をジ上下に二分する。前から見るとサイドポットのサイドエッジが盛り上がる“いかり肩”形状を採用し、その外側でラジエーターがスリムに口を開けている。

    サイドポッドは広く高い形状で、アンダーカットはほとんど施されておらず、最も幅広い部分ではフロアとほぼ同程度の幅がありボディサイドにフェンスを形成する。また昨年のように後方は落し込まれておらず、リアエンドへスムーズな空気の流れを形成している。サイドポッド後方は、下部が内側に絞り込み、上部がそこに覆いかぶさっている。これはルノー R29にも見られる処理だ。

    F1.09:フロアすぐ上に多数のスロットを追加 F1.09:レギュレーションの隙間をついたスリッド

    そして、そこには興味深いソリューションが搭載されている。新レギュレーションではサイドポッドにルーバーを設けることが禁止されているが、地面から100mのサイドのボディワークは除外されており、BMWはマシンフロアのすぐ上に多数のスロットを追加し、ラジエーターの空気の出口を作り出している。

    また、マシンボディの頭部保護用隆起のすぐ横にも開口部を設けている。中心線から左右350mmを越えた部分での開口部は認められていないが、こちらも範囲内であり、ある種、規定の隙間をついた処理といえる。

    F1.09:リアタイヤ内側にフェンスを設置 F1.09:リアウイングはシンプルな構造

    リアタイヤ内側には、フロアに沿ってフェンスが設けられている。リアウイングのフラップは1枚で、翼端板には4本のスリットが入れられている。

    主要諸元表:BMWザウバー F1.09
    関連:BWWザウバー F1.09 アップグレード (F1スペインGP)

  • BMWザウバー、バレンシアでF1.09のテストを継続

    BMWザウバー、バレンシアでF1.09のテストを継続

    BMWザウバーは21日、バレンシアで引き続きF1.09のテストプログラムを行った。

    前日の発表とシェイクダウンに続き、ロバート・クビサがF1.09のステアリングを握り、ドライ路面で99周を走破した。BMWザウバーは今週、単独でバレンシア・サーキットを使用しており、タイムは公表されていない。

    「午後は風が強かったけど、運転するごとにグリップが確立していったので、コンディションは昨日より良かった」

    「今日の進歩は、僕たちがF1.09の開発において正しい方向へ進んでいることを示している」

    クビサは、午前中にトラック上でストップしたが、チームはそれが計画されたプログラムの一部として故意に燃料を使い切ったためだと説明している。

    BMWザウバーは土曜日までバレンシアでテストを継続する予定。明日22日もクビサがテストを継続し、金曜日からはニック・ハイドフェルドがテストを引き継ぐ。

    主要諸元表:BMWザウバー F1.09

  • BMWザウバー、F1.09のシェイクダウンを完了

    BMWザウバー、F1.09のシェイクダウンを完了

    BMWザウバーは20日、バレンシアで2009年マシンF1.09を発表し、続いてロバート・クビサによってシェイクダウンが行われた。

    バレンシアは快晴となり、BMWザウバーはF1.09のシステムチェックとデータ収集に専念。クビサは、この日F1.09で72周を走破した。

    BMWザウバーは、バレンシアで土曜日までテストを実施する予定。クビサが水曜日と木曜日のテストを担当し、残り2日はニック・ハイドフェルドがテストを引き継ぐ。

    ロバート・クビサ
    「テクニカルトラブルもなく、良いシェイクダウンだった。1台だけでの走行だったので、路面はグリップが少し不足していたけど、マシンがセットアップ変更にどう反応するかを学ぶことができた」

    主要諸元表:BMWザウバー F1.09

  • BMWザウバー F1.09

    BMWザウバー F1.09

    BMW Sauber F1.09
    BMWの2009年マシン“F1.09”は、2004年前半にウィリアムズ FW26が装着していた“セイウチノーズ”を連想させる開口幅の広いフロントノーズが特徴的。フロントウイングには2枚のフラップを採用。サイドポッドのショルダーラインは高い位置に設定された。

    BMWザウバー F1.09 主要諸元表

    シャシー構造 カーボンファイバー・モノコック
    サスペンション アッパー&ロワ・ウイッシュボーン(フロント・リアとも)、スプリング&ダンパー内蔵、プッシュロッド付(ザックス・レース・エンジニアリング製)
    ブレーキ 6ピストン・キャリパー(ブレンボ製)、カーボン製パッド&ディスク(ブレンボ、カーボン・インダストリー製)
    トランスミッション 縦置き7速クイックシフト・ギヤボックス、カーボンファイバー製クラッチ
    KERS エレクトリックシステム BMWザウバーF1チーム
    シャシー・エレクトロニクス MES製
    ステアリング BMWザウバーF1チーム
    タイヤ ブリヂストン ポテンザ
    ホイール OZ製
       
    F1.09 フロント F1.09 サイド
       
    <ディメンション>
    全長 4,690 mm
    全幅 1,800 mm
    全高 1,000 mm
    トレッド 1,470 mm(フロント)
    1,410 mm(リア)
    総重量 605 kg (ドライバーを含む。燃料タンクは空状態)
       
    <エンジン> BWM P86/9
    型式 自然吸気V8エンジン
    バンク角 90度
    排気量 2,400 cc
    バルブ数 各シリンダー4バルブ
    バルブ駆動 圧搾空気式
    エンジンブロック アルミニウム
    シリンダーヘッド アルミニウム
    クランクシャフト スチール
    オイル・システム ドライサンプ式
    エンジン・マネージメント 標準化ECU(MES製)
    スパークプラグ NGK製
    ピストン アルミニウム
    コネクティング・ロッド チタニウム
    寸法 全長:518 mm
    全幅:555 mm
    全高:595 mm
    総重量 95 kg
    最高回転数 19,000rpm

    関連:
    BMWザウバー F1.09の空力処理
    BWWザウバー F1.09 アップグレード (F1スペインGP)

  • BMWザウバー F1.09を発表

    BMWザウバー F1.09を発表

    BMWザウバーは20日、スペインのバレンシアで2009年マシン「F1.09」を発表した。

    発表会にはロバート・クビサとニック・ハイドフェルドが参加。その後、ロバート・クビサによりシェイクダウンが行われた。

    BMWザウバー F1.09は、昨年末にテストされていた暫定マシンとは大きく変わらない印象。幅の広いフロントノーズとショルダー部分を高く設定したサイドポッドが特徴となる。

    またBMWザウバーは、最もKERSに力を入れているチームであり、この日シェイクダウンされたF1.09にも、当然ながらKERSが搭載されていた。

    BMWザウバー F1.09 発表会画像

    BMWザウバー F1.09(画像) BMWザウバー F1.09 走行画像

    関連:BMWザウバー F1.09

  • BMWザウバー F1.09の発表は2009年1月20日

    BMWザウバー F1.09の発表は2009年1月20日

    BMWザウバーは、2009年型F1マシン“F1.09”を2009年1月20日に発表することを決定した。

    新型車F1.09の発表会は、スペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行われるという。

    2009年はKERSをはじめ、レギュレーションが大幅に変更となり、2009年マシンは現行マシンとは非常に異なるデザインがなされることになる。

    BMWザウバーは、2009年シーズンの初めからKERSを搭載するものとみられている。

    現時点で最初の2009年マシンの発表は、トヨタの1月16日。トヨタがKERSをシーズン初めから搭載するかは、まだ不明なままとなっている。

    関連:BMWザウバー F1.09を発表 – 2009年1月20日