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  • トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル2010、2万5500人が熱狂

    トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル2010、2万5500人が熱狂

    トヨタは28日(日)、富士スピードウェイでファン感謝イベント「トヨタ・モータースポーツ・フェスティバル2010」を開催。2万5,500人のモータースポーツファンがサーキットを訪れ、トヨタのモータースポーツを体感した。

    2001年にファン感謝イベントとして初めて開催、以来毎年行われているトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルも今回で10回目を数えることとなり、この記念すべきイベントには、トヨタモータースポーツの歴史を築いてきた往年の名レーサーや、現在様々なカテゴリーで活躍するドライバー等70名ものゲストが参加し、イベントを盛り上げた。

    見事な紅葉に彩られた晩秋の富士スピードウェイは、朝から快晴に恵まれ、11月末とは思えないほどのぽかぽか陽気の下で、集まった2万5千人以上のモータースポーツファンが様々なコンテンツを楽しんだ。

    コース上では、オープニングセレモニー、フォーミュラニッポンスペシャルバトルに続き、「ジャンクション」として往年の名車、ニュートヨタ7とトヨタ2000GT(スピードトライアル仕様)が走行。この「ジャンクション」は3つのテーマで実施され、2回目はルマン24時間とモンツァ耐久レースに出場したトヨタTS010、3回目はJGTCのスープラやJTTCのチェイサーなど懐かしいチャンピオンカーが久しぶりにその走りをファンの前に披露した。

    今イベントの目玉の一つである、NASCARスペシャルランでは、トヨタに最高峰スプリント・カップ・シリーズでトヨタに初優勝をもたらした18号車の“トヨタ カムリ”に加え、今回日本初お目見えとなる00号車も登場し、大排気量V8エンジン2台による大迫力のランデブー走行が観客を魅了した。
    続いて行われた「エヴァンゲリオンスペシャルラインナップ」では今季SUPER GT300クラスでカローラアクシオをスポンサードし、サーキットにも旋風を巻き起こした人気アニメーションのカラーリング車両が、トヨタ・モータースポーツ・フェスティバルだけの特別走行として、今度はフォーミュラ・ニッポン車両として登場。同じカラーリングのレーシングバイクと共に快走を見せたドライバーは、TDPドライバーの中嶋一貴。久しぶりにフォーミュラカーをドライビングする中嶋の勇姿に、観客の大きな声援が送られていた。

    コース以外でも、トークショーやサイン会などのイベントが盛りだくさん。メインステージでは、一般公募によって選ばれたLGDAヘルメットカラーリングコンテストの贈呈式も実施された。

    ニュルブルクリンク24時間レースで活躍したLEXUS LFAを初めとする車両によるGAZOO Racing スペシャルランの後に、SUPER GTを戦うトップドライバー達によって、LEXUS LFAでの模擬レース「LFA Challenge」も実施。

    その後には、TDPドライバーの小林可夢偉と中嶋一貴、飯田章、高木虎之介がドライブするLEXUS LFAに同乗できる権利を来場者の入札で決定するチャリティ企画「プレミアムタクシー」と、ドライバー発案による募金活動「SAVE OYAMA」が行われ、集まった募金は先日の台風9号で被害を被った地元静岡県小山町に寄贈された。

    トヨタ・モータースポーツ・フェスティバルならではの企画とも言える「バトルロイヤル2010」では、各カテゴリーのトップドライバーが、いつも乗っているのとは異なるカテゴリーのレースカーに乗り、2チームに別れてリレー形式でのレース。NASCARのジョーイ・ロガーノとデイビッド・ロイティマンがSUPER GT300クラスのトヨタカローラアクシオを駆り、また、TDPドライバーの石浦宏明、SUPER GTドライバーの片岡龍也がNASCARの“トヨタ カムリ”をドライブするなど、他では見られない珍しいレースが観客の注目を集めていた。

    恒例のサーキットタクシー(お客様同乗)やサーキットサファリ(お客様を乗せたバスによるサーキットでのFN、GT車両との混走)も実施。パドックやピットビル屋上ではレーシングカーをすぐ近くで見られる車両展示や、多くの参加型イベントもあり、来場された多くのお客様が身近にサーキットを体感していた。

    最後はSUPER GTカーによる迫力のスーパーバトル。GT500は3台、GT300も2台が横一線のサイド・バイ・サイドで争ったままのフィニッシュとなり、最高潮に盛り上がってフィナーレへ。10回目のトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルは、好天の下で、大盛況のうちに幕を閉じた。

    TDPドライバー 小林可夢偉
    「一年ぶりにこのイベントで富士に帰ってきて、ファンと共に、僕自身もイベントを楽しんだ。今回はサーキットタクシーのみのドライブだったが、来年もまた参加できることを楽しみにしている」

    TDPドライバー 中嶋一貴
    「今イベントで一年ぶりにレーシングカーをドライブすることになり、僕自身とても楽しむことができた。トヨタの様々な車両をドライブしたことで、車の楽しさをファンに伝えるために、少しでも力になれたのであれば嬉しい」

    NASCARドライバー ジョーイ・ロガーノ
    「とても多くのファンの前で、NASCAR“トヨタ カムリ”の走りを見せることができて楽しかった。バトルロイヤルで乗ったSUPER GTカーは重いNASCAR車両から乗り換えたこともあり、軽くてクイックで、パワーも十分で非常に面白かった。初めての日本で非常に楽しいイベントに参加できた」

    NASCARドライバー デイビッド・ロイティマン
    「日本に来たのは初めてだが、非常に美しい国で、ファンも素晴らしい。富士スピードウェイはとても良いコースだ。NASCARの重いクルマで走るにはちょっとテクニカルだったが、長いストレートではNASCARの迫力を伝えられたと思う。いつかはみんなの前でNASCARの本当のレースを見せたいね」

    SUPER GTドライバー 脇阪寿一
    「色々な車両に乗って、改めてトヨタが多くのカテゴリーでモータースポーツに関わっていることを実感した。このような素晴らしいイベントを実現してくれたイベントスタッフの頑張りに感謝している」

    SUPER GTドライバー 伊藤大輔
    「今年も様々なカテゴリの車両に乗り、盛りだくさんのコンテンツで自分自身も楽しむことができた。お客さんも今まで以上にドライバーもレースカーも身近に感じ取れるイベントだったと思う。これからもより良いイベントにしていきたい」

    フォーミュラ・ニッポンシリーズチャンピオン J.P.デ・オリベイラ
    「初めてトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルに参加させて貰ったが、数多くの車両を見て、多くのファンの前で走ることができて非常に楽しかった。今季はドラマティックなシーズンだったが、最終戦で完璧なレースをしてチャンピオンになることができた。来年もこの勢いを保ってタイトルを防衛したい」

    TDPドライバー 国本雄資
    「初めてトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルに参加させて貰ったが、ピットで会った子供達が、目を輝かせながら話を聞いてくれたり、レーシングカーを見つめているのが非常に印象的だった。僕自身としては、今季は非常に多くのことを学ぶことができ、良いシーズンだった」

  • 佐藤琢磨のマネジメント、ルノー加入説にノーコメント

    佐藤琢磨のマネジメント、ルノー加入説にノーコメント

    佐藤琢磨のマネジメントは、佐藤琢磨が2010年のルノーの2つ目のシートの有力候補であるとの報道に沈黙を貫いている。

    今週初め、佐藤琢磨がルノーの2つ目のシートをニック・ハイドフェルドと争っているとフランスの“Auto Hebdo”が報じた。

    ルノーの新チーム代表のエリック・ブーリエは、2010年のロバート・クビサのチームメイト候補が5名に絞り込まれたと語っていた。その中にはグラビティ・スポーツがマネイジメントするホーピン・タン、ジェローム・ダンブロシオが含まれているとみられている。

    佐藤琢磨は、昨年ロータスのレースシートの最終候補まで残ったが、残念ながらシートを獲得できなかった。佐藤琢磨は、2010年に必ずレースに復帰すると語っており、F1を中心に考えながら、インディカーを含めた2010年の活動を1月中に決定するとしている。

  • Happy Formula One 2010!!

    Happy Formula One 2010!!

    明けましておめでとうございます。

    2009年のF1は、ディフューザー論争にはじまり、分裂騒動、数多くのスキャンダル、自動車メーカーの相次ぐ撤退など、良くも悪くもトラック外での話題の多い1年でしたね。大幅なレギュレーション変更による勢力図が変動も興味深かったです。

    2010年のF1は、近年稀にみるドライバー・シャッフルがあります。アロンソ-マッサ、ハミルトン-バトン、シューマッハ-ロズベルグといった個性の強いドライバーのチーム内バトル、そこにベッテル-ウェバーがどのように絡んでくるか。

    また、給油禁止やフロントタイヤ幅の変更によるマシン勢力図の変化も気になります。2009年は低迷したフェラーリとマクラーレンが開幕からどのようなパフォーマンスをみせてくるか。そして、新規参入の4チームのパフォーマンスやコスワースエンジンの実力はどうなのか。

    そして、やはり小林可夢偉のザウバーからのフル参戦に期待したいですね。BMWを失いプライベーターとしてフェラーリエンジンを搭載するザウバーが、同じくフェラーリエンジンを搭載するプライベーターのトロ・ロッソあたりとどのような戦いをみせるか。楽しみな点をあげるときりがありません。

    まだドライバーを決定していないチームもありますが、2010年の合同テストは2月1日にスタートします。開幕戦バーレーンGPまで目が離せないですね。2010年もF1で盛り上がりましょう!(F1-Gate.com)

    関連:
    ・F1 2010年 レギュレーション
    ・2010年 F1カレンダー

  • F1 2010年 レギュレーション

    F1 2010年 レギュレーション

    2010年のF1レギュレーションは、前年のようにF1マシンに劇的な変化こそ与えないものの、レースを左右するような多くの変更が施される。

    2009年の大幅なレギュレーション変更は、F1の勢力図に大きな変化をもたらした。続く2010年も、給油禁止やタイヤ幅の変更などマシン開発や戦略に関わるものから、ポイントシステムの変更など再びF1を変化させる要素が数多く盛り込まれている。

    2010年F1シーズン開幕にむけて、現時点で発表されている2010年F1レギュレーションの主な変更点をまとめてみる。

    ポイント制度の変更
    2010年からグリッドが13チーム・26台に拡大されることもあり、ポイントシステムがこれまでの上位8名から上位10名まで与えられるように変更となる。1位には25ポイント、2位には20ポイント、3位には15ポイントが与えられ、以下10-8-6-5-3-2-1ポイントが与えられる。

    レース中の給油禁止
    2010年のF1ではレース中の給油が禁止となる。そのため決勝スタート時にゴールまで走り切るだけの燃料を搭載しなければならない。スタート時の燃料搭載量はおよそ170kgになるとみられ、2009年の2倍以上になる。それにあわせて燃料タンクも1.8倍ほどになり、マシンレイアウトの変更が必要となる。また、給油は禁止されるが2種類のドライタイヤ使用義務は継続されるため、最低1回のピット作業は行われる。

    予選フォーマット
    2010年も予選は3つのセッションで行われるが、グリッド数が26台に拡大されることで、予選フォーマットが変更になる。Q1では8台のクルマが脱落し、19〜26番グリッドを決定。続くQ2でも8台がふるい落とされる。Q3ではこれまで通り10台のクルマがトップ10グリッドを争う。

    予選Q3での燃料
    レース中の給油が禁止になったことで、Q3もこれまでのQ1、Q2と同様に軽い燃料で走行することが可能になる。これにより、2002年以来となる一発勝負の予選が帰ってくる。

    フロントタイヤ幅の縮小
    2010年はフロントタイヤの幅が狭くなる。2009年、F1にスリックタイヤが復活したが、すでに各チームがマシン開発を進めていた関係でタイヤ幅は2008年のグルーブドタイヤのままだった。それにより、2009年のF1マシンはフロントのグリップが強いアンバランスな状態になっていた。2010年はフロントタイヤ幅を狭くすることでそれが改善され、前後のグリップバランスは最適化される。しかし、給油禁止による重量配分、またタイヤ幅の変更は空力にも影響を及ぼすため、新たなマシン設計が必要となる。

    KERS
    2010年のレギュレーションでもKERSの使用は許可されているが、FOTAはKERSを自主規制することで同意。KERSの使用は事実上禁止となる。

    マシン最低重量を620kgに引き上げ
    2009年のKERS導入により、特に背の高いドライバーは重量面で不利になっていた。それを回避するためにマシンの最低重量が15kg引き上げられ620kgとなる。ただし、上記のようにKERSの使用は事実上禁止となる。

    タイヤウォーマーは継続
    2010年もタイヤウォーマーの使用は許可される。しかし、加熱部品はタイヤの表面のみとなる。

    エンジン制限
    2010年も1シーズン8基のエンジンルールは継続されるが、1回のレースウィークエンドで追加できるユニットは1基までに制限される。2基の追加エンジンを使用するドライバーは、そのレースと次のレースでグリッド10番降格ペナルティが科せられる。

    ガレージの広さ
    これまではコンストラクターズチャンピオンが最も広いガレージを使用していたが、2010年からはどのチームも同じ広さのガレージを使用することになる。

    空力テスト
    2010年からは空力テストが8日から6日に縮小される。フルスケールの風洞テストは1日4時間となる。空力テスト1日分をフルスケールの風洞テスト24時間に変更することが可能。

    代役ドライバーのテスト
    2010年シーズンからシーズン途中からF1に参戦するドライバーは、事前にF1マシンをテストすることができるようになる。代役ドライバーは代役レース前後に14日間のテストを行うことが可能となる。ただし、テストは過去2シーズンにF1レースに出走したことのないドライバーに限られ、使用するサーキットはチャンピオンシップで使用されないサーキットに限定される。ドライバーの交代を宣言し、代役ドライバーがテストを行ったにも関わらず、結果的に代役ドライバーがレースに出走しなかったチームには、プレシーズンのテストを1日削減するというペナルティが科せられる。

  • F1 2010年 レギュレーション変更案

    F1 2010年 レギュレーション変更案

    F1は2010年、レギュレーション変更により、再び新たな時代を迎えることになる。

    2010年のレギュレーションで給油の禁止やタイヤウォーマーの禁止など戦略に関わるルールがいくつか変更となる。そして、最も大きなトピックは、4,000万ポンドの予算キャップの導入と言える。予算キャップを導入するかしないかにより、F1マシンの技術的な自由度は大きく変わってくる。現在ではまだ変更案ではあるが、4月29日にFIAが発表した2010年のF1レギュレーションをまとめてみる。

    レース中の給油禁止
    2010年のF1では給油が禁止となる。これは、燃料給油補給の運搬コストの削減が目的だが、エンジンメーカーはより燃費のよいエンジンを開発せねばならず、レース戦略も大きく変わってくると思われる。

    予選Q3での燃料
    レース中の給油が禁止になったことで、各F1マシンはQ3も、これまでのQ1、Q2と同様、軽い燃料で走行することが可能になった。これにより、2002年以来となる一発勝負の予選が帰ってくる。

    マシン最低重量を620kgに引き上げ
    2009年のKERS導入により、特に背の高いドライバーには重量面で不利になっていた。そこで2010年からはマシンの最低重量が15kg引き上げられ、620kgとなる。

    タイヤウォーマーの禁止
    2010年からはタイヤウォーマーが禁止となる。ただし、リムヒーティングなどのその他の器材は許される模様。また、タイヤ内はこれまでは二酸化炭素も許されていたが、2010年からは窒素か空気のみに限られる。

    KERS
    300km/h以上での作動は禁止。また、エネルギー貯蔵部(バッテリーやフライホイール)は、ドライバーシートとエンジン前部の間に収納しなければならない。

    参戦チーム枠を12チームから13チームに拡大
    この変更により、2010年は新たに3チームの参入が可能となる。ただし、新コンコルド協定では、2010年からカスタマーマシンの使用が禁止され、独自のシャシーを設計・製造が必須条件となる予定である。すでにUSF1、プロドライブ(アストンマーティン)、iSportが参戦に興味を示している。

    4,000万ポンドの予算キャップの選択
    2010年から、各F1チームには4,000万ポンドの予算キャップ導入のオプションが与えられる。予算キャップを選択しないチームは、これまでのテクニカルレギュレーションが導入されるが、予算キャップを導入したチームには、技術的に大きな自由が与えられることになる。ただし、グランプリが2つのルールで運営されることにF1チームは難色を示しており、変更になる可能性は高い。

      予算キャップ選択チーム 予算キャップ非選択チーム
    テスト 日数と走行距離無制限 1月1日から開幕戦週までに15,000km
    風洞 スケール、流速の無制限 60%スケール、流速は50km/sまで
    エンジン 無制限 1シーズン8基
    ギアボックス 無制限 4戦連続使用
    フロントウイング 10度の角度変更、回数は無制限 6度の角度変更、1周につき2回まで
    リアウイング ドライバー操作で可変可能 可変禁止
    KERS出力 160kw 80kw
    駆動方式 四輪駆動(4WD)も可能 二輪駆動(2WD)のみ
    KERS対象 四輪 リアホイールのみ

    関連:F1 2010年 レギュレーション – 2009年12月20日