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  • SUPER GT | 日産:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    SUPER GT | 日産:開幕戦 岡山 決勝レースレポート

    2019年のSUPER GT開幕戦の決勝レースが行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が2位、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)が3位となり、2台のNISSAN GT-Rが表彰台を獲得した。

    前日の予選では、#23 GT-Rがクインタレッリの見事なアタックでポールポジションを獲得。#12 GT-Rも佐々木大樹の走りで2番グリッドを獲得するなど、今シーズンのマシンのスピードを披露した。

    決勝日はお昼前から雨が降り出し、コースはウェットコンディションに。路面状況が悪化したことから、決勝レースはセーフティカー(SC)ランでスタートすることになった。3周のSC先導走行の後、4周目に実質的なスタートが切られ、ポールシッターの#23 GT-Rはスタートドライバーのクインタレッリが後続との差を広げにかかった。2番手スタートの#12 GT-Rは佐々木がヘアピンコーナーで#1 NSX-GTに逆転を許すが、離されることなく食らいついていった。

    その直後、GT300クラスで多重クラッシュが発生し、セーフティカーが導入。10周目を終えたところでリスタートしたが、その直後に#23 GT-Rは#1 NSX-GTに2コーナーでかわされ、さらに#12 GT-Rと#17 NSX-GTにも迫られてしまいた。バックストレートでは3台が横並びになってヘアピンコーナーへと入っていき、ここで#17 NSX-GTが先行。#23 GT-Rは3位、#12-GT-Rは4位となった。

    13周目、再びGT300クラスで多重クラッシュが発生し、今度は赤旗が掲示されレースが中断となる。45分の中断の後、午後3時45分にSC先導でレースは再開。この時点で周回数は15周を数えており、20周目にSCが隊列を離れバトルが再開した。#23 GT-Rは、#12 GT-Rをとらえて4位に上がっていた#8 NSX-GTと接近戦になり、ヘアピンコーナーで4位に後退したが、その後トップを走行していた#1 NSX-GTが追突されコースオフ。さらに同じタイミングで、GT300クラスで3度目のクラッシュが発生し、このレースで4度目のSCランとなる。その後、32周目を走行中に、この日2度目の赤旗が掲示されレースは中断。天候不良により、この赤旗中断をもってレース終了となった。

    その後、#1 NSX-GTに対する接触行為で1台がペナルティを受け、#23 GT-Rは2位、#12 GT-Rは3位で表彰台を獲得。開幕戦で2台のGT-Rが表彰台に上がる活躍を見せた。

    高星がスタートドライバーを務めた#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)は、マコヴィッキの#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)とバトル。22周目にマコヴィッキが高星をかわし、6位に浮上すると、#1 NSX-GTの後退で5位へ。最終的には表彰台まであと一つの4位となった。#24 GT-Rも5位で続き、荒れたレースながらNISSAN GT-Rは4台すべてが入賞し、ポイントを獲得した。

    ロニー・クインタレッリ(#23 MOTUL AUTECH GT-R /決勝2位)
    「少し硬めのタイヤでスタートしたのですが、雨が強くなってきてしまい、序盤はパフォーマンスを発揮できませんでした。それでNSX勢に抜かれてしまったのですが、タイヤが温まってからはペースも上がって、追い上げていけると思ったので、途中で終了となってしまったのは少し残念です。ただ、コンディションを考えると仕方なかったと思います。次の富士は得意にしているので、優勝を目指して頑張ります」

    松田次生(#23 MOTUL AUTECH GT-R /決勝2位)
    「決勝前のウォームアップ走行で、ロニーがスタートしたよりも硬めのタイヤを履いてテストしました。コンディションと合わずに全くグリップしなかったので、短い時間の中で、スタートに向けていい判断材料を作れたと思います。今回はレースでの獲得ポイントは半分になってしまいましたが、それだけにポールポジションの1ポイントはチャンピオン争いに向けて大きく影響してくると思います。次戦の富士も頑張ります」

    【GT300クラス】
    リアライズ日産自動車大学校GT-Rが5位入賞

    今シーズンからの参戦となる#56リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)。予選8位から平峰がスタートすると、多くのGT300車両がアクシデントに見舞われる中で着実に走行し、順位を上げていった。赤旗中断後の23周目、この時点で4位を走行していた#56 GT-Rだが、インを付こうとした車両を避けようとしてグラベルへ。5位でフィニッシュした。

  • スーパーフォーミュラ | ホンダ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | ホンダ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    9月8日(土)~9日(日)、岡山国際サーキット(岡山県)で2018年度全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第6戦が開催された。

    レースウイークを迎えた岡山国際サーキットは活発化した秋雨前線の影響で肌寒いほどに気温が低下し、土曜日は朝から雨となった。難しいコンディションの中、午後3時15分からノックアウト方式の公式予選が行われた。

    Q1からQ3まで3セッションの結果、#5野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手、#17塚越広大(REAL RACING)が7番手につけたが、#17塚越は予選終了後にエンジン交換をしたため10グリッド降格のペナルティーを受けることになった。またシリーズランキング2番手の#16山本尚貴(TEAM MUGEN)は9番手からのスタートとなった。

    日曜日は朝から断続的に強い雨が降る状況となった。大会審査委員会は悪コンディションを受け、決勝レースの周回数を68周(約250km)から54周(約200km)に減らした上でスタート時刻を延期することを決め、午後2時55分、レースはセーフティーカー先導で最大競技時間70分として始まった。しかしコースには雨水が溜まっており、7周の段階で赤旗提示によって走行が中断され、天候がやや回復した約1時間後に再びレースが開始された。

    再開されたレースでは#5野尻が4番手、#16山本が9番手のポジションを守ってレースを進める一方、18番手スタートの#15福住仁嶺(TEAM MUGEN)は21周目には11番手まで順位を上げ、22周目のスピンでいったん15番手まで順位を落としながらも、チームメートの#16山本に再び追いつき、さらにかわしてトップ10圏内に食い込む勢いを見せた。しかし#15福住は30周目のアトウッドカーブでブレーキミスから単独スピンしてコース上に停止。これを排除するため再度セーフティーカーがコースインし、この先導走行中に最大競技時間に達したため、レースはそのまま34周でフィニッシュを迎えた。#5野尻は4位でチェッカーフラッグを受け、選手権ポイントを2.5点(周回数規定により50%)獲得してランキング6番手につけた。#16山本は10位で無得点に終わりランキング3番手に後退したが、最終戦・鈴鹿での自力逆転王座に望みをつないだ。

    佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
    「天候も含め路面状況にどう対応するかで差がついて予選順位が決まり、決勝レースはウエットコンディションの中、セーフティーカーが入ったスプリントレースになったため、速さはあってもなかなか前へ行けずに予選結果が尾を引いた結果になってしまいました。塚越選手が本来のポジションからスタートしていれば、おもしろいことになったかもしれません。山本選手のペースが少し悪かったことが心配ですが、最終戦ではボーナスポイントもあってチャンピオン争いができる状態に残ったのでポールトゥウインを目指してがんばって欲しいと思います」

    野尻智紀 (4位)
    #5 野尻智紀 「金曜日の走り出しはマシンのフィーリングがあまりよくなかったんですが、それをうまく改善して予選に臨み、難しい状況の中、うまくまとめて強さを出すことができました。決勝では、スタートディレイやセーフティーカーがありましたが、集中を切らさないよう心がけて走り切り最低限の仕事はできたと思います。ただ、トップ3台に比べると自分のマシンには足りていない部分があると感じましたし、それをもっと早く自分で発見して対処できていればこの週末はもっと違う展開にできたはずなので、そこが自分の反省点として残りました」

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | トヨタ:第6戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    岡山国際サーキットで開催されたスーパーフォーミュラの第6戦は、悪天候による長い順延の後に雨の中で激戦が展開され、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が今季初勝利。最後まで首位を争った小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が2位、平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が3位でトヨタエンジンが表彰台を独占した。

    スーパーフォーミュラの第6戦が9月8日(土)、9日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

    全7戦で行われる2018年シーズンのスーパーフォーミュラも今大会を含め残り2戦。注目のタイトル争いは、参戦2年目のニック・キャシディ(KONDO RACING)がランキング首位、前戦勝利を挙げたディフェンディングチャンピオンの石浦 宏明(JMS P. MU / CERUMO・INGING)が3点差で追い、この2人を含めた3人がやや抜け出した状態となっている。

    ポイント的にはやや離されたものの、この終盤2戦の戦い次第では逆転可能な位置に付けている平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)らにとっても、タイトル争いに残るために重要なこの一戦に臨んだ。

    予選
    この週末の西日本は、停滞した前線の影響で天候に恵まれず、8日(土)も朝から雨模様。午前中のフリー走行はかなり強い雨に見舞われたが、午後3時15分からの予選Q1開始時点では雨は止んでおり、気温は21度、路面温度26度、ウェットながら、路面状況は徐々に回復していくという難しいコンディションでセッションがスタートした。

    セッションが開始されて間もなく、本格的なタイム計測が始まろうとしたところで、午前のフリー走行でトップタイムをマークするなど好調だったトム・ディルマン(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がコースオフしバリアにクラッシュ。いきなりの赤旗中断となってしまった。

    車両排除のため20分弱中断された後、セッションは残り16分5秒で再開。ここでいきなり平川が1分26秒台に入れる好タイムをマークしトップに。その後、各車一旦タイムをマークした後ピットインし、再アタックで次々にタイムを更新していったが、中嶋が苦戦しタイムを伸ばすことが出来ず、16番手でまさかのQ1敗退となってしまった。

    Q2では、小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が3周目に他を大きく引き離すタイムをマークしトップに。ほぼ一発アタックでの争いとなり、終盤各車タイムを更新していく中、8番手のQ3進出ライン争いは熾烈を極め、最後の最後に国本 雄資(JMS P. MU / CERUMO・INGING)が8番手に飛びこむと、チームメイトの石浦がこれにはじき出される形でノックアウト。無念のQ2敗退に。大嶋 和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が11番手、ジェームス・ロシター(VANTELIN TEAM TOM’S)が13番手でQ3進出を逃すこととなった。

    Q3は、今大会初めての試みとして、決勝レース中に5回使用できるオーバーテイクシステム(一時的に燃料流量を増加し、パワーアップする機構)を、予選中に2回使用できることとなった。残念ながらウェットコンディションだったため、期待されたコースレコード更新には至らなかったが、各車、タイヤと路面が最も良い状況で2回使用してのアタック。

    ここでQ2同様の速さを見せたのが小林。3周目の計測で、その時点でライバルを1秒以上引き離す圧倒的なタイムをマーク。しかし、最後の最後に関口が素晴らしいアタックを見せ、この小林のタイムを僅か100分の2秒上回るタイムをマーク。通算4回目、今季初のポールポジション獲得となった。

    小林は惜しくもスーパーフォーミュラでの初ポール獲得ならず。最前列2番手。3番手には、新品タイヤが残っていなかったためタイムをのばすことが出来なかった平川。キャシディが5番手、山下 健太(KONDO RACING)が6番手、国本が8番手から翌日の決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    9日(日)は朝から断続的な雨となり、併催レース共に、レース距離の短縮や時間の調整が行われた。朝9時からのフリー走行、続く全日本F3の第14戦決勝は実施されたが、昼のサポートレースは全周回セーフティカーランで終了。

    朝の時点では、予定より10分早い進行とされていたスーパーフォーミュラ決勝は、ディレイとなることが発表され、午後2時55分、セーフティカー先導で周回が開始された。

    レース前のスタート進行が始まった頃にはやや小降りとなっていた雨だったが、決勝スタート前には再び強さを増し、セーフティカーランのまま6周を終えたところで赤旗中断。その後、雨が止むことは無かったものの、やや弱くなった午後4時10分、1時間弱の中断を経て、走行が再開された。

    4周のセーフティカーランのあと、13周目に本格戦が開始。首位の関口に2位の小林がピタリとつけ、高く水煙を上げながらの激しい首位争いを展開。再三にわたって関口を攻める小林は、ダブルヘアピンでクロスラインを取ろうとして関口のテールに接触。続くマイクナイトコーナーで関口をかわし、首位に立った。

    この接触でフロントノーズにダメージを追った小林だったが、ペースは落ちず、翌周には3.8秒と大きくリード。その後も差を広げていき、17周目には7秒差での独走態勢となった。

    後方でも各所で接近戦が展開されていたが、22周目、後方から追い上げを見せていたディルマンが、前車をパスしようとして接触。2台はスピンを喫し、コース上に停まってしまったため、再びセーフティカーが導入されることとなった。

    これで各車のマージンは無くなり、27周目に再スタート。首位の小林は見事なスタートダッシュを決め、2位の関口との差を広げたが、その直後、更にプッシュした小林はダブルヘアピン入口でコースオフ。何とかすぐコースに復帰したが、関口にかわされてしまった。

    2位に落ちた小林だったが、諦めず関口を猛追。関口も難コンディションで僅かにコースオフするなど苦しい中で、残り10分間、息を飲むようなバトルが繰り広げられた。

    31周目を終えて2台の差は0.5秒。テール・トゥ・ノーズ状態で小林が関口を攻めていたが、最終コーナーでスピン車両が止まったため、セーフティカーが導入されて万事休す。総レース時間70分という期限規則で戦われたため、レースは34周、セーフティカーランのままチェッカーとなった。

    関口がポール・トゥ・ウィンで今季初勝利。2位に小林、3位平川、5位キャシディ、6位山下、7位石浦、8位国本までが入賞でポイントを獲得。但し、今レースは予定周回数の75%に達しなかったため、正規の半分のポイントが与えられることとなった。

    この結果、ドライバーズランキングでは、2ポイントを加えたキャシディが29ポイントで首位をキープ。1ポイントを加えた石浦が4ポイント差の2位で追う形となり、3位の山本 尚貴(TEAM MUGEN : 24ポイント)までの3人が事実上タイトルを争うこととなる。関口と平川もそれぞれ6、3ポイントを加えたことで、僅かながら逆転タイトルの可能性を残して最終戦に臨むこととなった。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車 ドライバー 関口 雄飛
    本当に難しいコンディションで、自分もミスをしたんですが何とかコースに留まれて、トップでゴール出来ましたが、すごく疲れたレースでした。最初は(小林)可夢偉が速すぎて防戦一方でしたが、その後向こうのタイヤがたれてくると追い上げられる、という状況でした。セーフティカーのおかげで助かったというのもあります。残念ながら今日はハーフポイントということで、タイトル争いに有利になれるほどのポイントは獲得出来なかったんですが、まだ可能性はゼロではありませんし、やはり目標はチャンピオン獲得なので、やるからには次戦も優勝を目指し精一杯頑張ります。

    carrozzeria Team KCMG 18号車 ドライバー 小林 可夢偉
    (首位に立って)勝てるかなとは考えましたが、2度目のリスタートの後ミスをして(関口)雄飛に抜かれてしまいました。その後もチャンスがあるかとアタックしましたが、残念ながらセーフティカーが出て、巻き返すことが出来ませんでした。自分の方が後半はキツくなると分かっていてギャップを作ろうとプッシュした結果で、仕方ないと思いますし、これもレースです。チームにとっても、僕自身にとっても初優勝のチャンスだったんですが、それをこんな形で落としたのは非常に残念です。ただ、速さの部分では充分あったし、前回のレースも休んでるんで、そういう意味では、こういう得意なサーキットでは今年しっかりトップの方を走れているということで、自信にも繋がるし、こういうレースを続けて行ければいつか勝てるんじゃないかと思って頑張ります。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 平川 亮
    今日のレースは前の2台についていけなくてちょっと悔しい思いをしました。なかなかタイヤが暖まらなくて、セーフティカー中も頑張って暖めようとしたらブレーキがヒートしたり、あまり上手く行かないレースでした。もうちょっと前の2台と絡んでトップ争いが出来ればと思っていたので残念です。ただ、ここ2レース共に表彰台に上れているので、次の鈴鹿では、優勝を目指して頑張りたいと思います。

  • 【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「いきなり表彰台に上がれて嬉しい」

    【SUPER GT】 ジェンソン・バトン 「いきなり表彰台に上がれて嬉しい」

    ジェンソン・バトンは、SUPER GTフル参戦の初戦となった2018年のSUPER GT 開幕戦 岡山国際サーキットで2位表彰台を獲得した。

    元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは今年からSUPER GTにフル参戦。TEAM KUNIMITSUで山本尚貴とNo.100 RAYBRIG NSX-GTを走らせる。

    5番グリッドからスタートドライバーを務めたジェンソン・バトンは、オープニグラップで8番手まで順位を落としてしまう。

    その後、6~8番手をコンスタントに走ったジェンソン・バトンは、しっかりとタイヤの消耗を抑え、37周終わりのタイミングで早目にピットイン。次に乗る山本尚貴は、これでタイヤ無交換を決断する。このピットタイムの短縮で、RAYBRIG NSX-GTのポジションは大幅にアップ。2番手でレースを進める。

    ラスト10周。フロントグリルにはカーボン製のパーツ突き刺さって思うようにペースの上がらない塚越広大のNo.17 KEIHIN NSX-GTを追い詰めるも、山本尚貴も徐々にタイヤが厳しくなり、タイヤカスを拾うピックアップにも悩まされ追い切れず2位でフィニッシュ。

    ジェンソン・バトンにとってはGT500での2戦目で、フル参戦の初戦で見事な初表彰台となった。

    「今日は、ほんと“クレージースタート”の幕開けでした(苦笑)」とジェンソン・バトンはコメント。

    「たぶん、スタートに関するルールが厳しくなったせいか、まさに“大混乱”という感じになったんだと思います。僕の後から2台のクルマが横に並んできたのには驚きました。そんなこともあって、オープニングラップでは8番手までポジションを落とすことになってしまったんです」

    「一方、レースそのものはいい流れの中で走れたと思います。それからチームの戦略(タイヤ無交換)も興味深かったですね。結果としてそれがいい結果を招きました。みんなすばらしい仕事をしたと思います。フル参戦初となる開幕戦でいきなり表彰台に上がれたので、とてもうれしいです」

    山本尚貴は「目の前に17号車がいて“これを抜けば優勝だ!”と思っていたのでそれができなかったのは非常に悔しいのですが、前半のJB(ジェンソン・バトン)のスティントと今週末の流れを見ていると、まさか2位になれるとは思っていませんでした」とコメント。

    「確かに欲深く言えば優勝して終わりたかったですが、チームとしてもHondaとしても上々の滑り出しができたのではないかと思います」

    「レースでは、エンジンのアラームが残り15周の時点で出てしまったんです。ペースも上げづらかったし、タイヤのピックアップもありました。一方、僕らはタイヤ無交換の戦略だったんです。周りとしては、『なんでそんなとこにいるの!?』という感じだったと思います。無交換は僕が決めました。前半のポジション(6~8番手)から大きくジャンプアップするにはタイヤ無交換しかないと思ったので、選択しました。でもそれができたのはチームのみんなのおかげでもあるので、結果を残せて良かったです。次につながるレースになりました」

  • 【SUPER GT】 ホンダ:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    2018年のSUPER GTシリーズ第1戦が4月7日(土)~8日(日)に岡山国際サーキットで開催され、NSX-GTが1-2フィニッシュを飾った。

    レースウイークを迎えた岡山国際サーキットは冬を思わせるほど気温が低下し、土曜日午後3時5分からの公式予選Q1はドライコンディションだったものの、午後3時48分からのQ2はウエットコンディションとなった。

    荒れ模様の公式予選の結果、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大選手/小暮卓史選手)がポールポジションを獲得。また、2番手には#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀選手/伊沢拓也選手)が続き、NSX-GTがフロントローを独占した。

    決勝を迎えた日曜日の岡山国際サーキットは薄曇りのドライコンディションとなり、気温はスタート前になってようやく12℃まで上がってきたが、タイヤのウォームアップに厳しい条件ということには変わりがなかった。午後2時40分、82周の決勝レースがスタートした。ポールポジションの#17 KEIHIN NSX-GTは小暮選手がスタートを担当。後方からスタートしたタイヤの暖まりやすいライバル車から激しい追撃を受けながら力走し、首位の座を守った。

    レース半ばまで首位を守った小暮選手は、塚越選手への交代直前に1号車に抜かれ2番手へ順位を落としたが、マシンを引き継いだ塚越選手は素早いピット作業の結果、1号車の前でコース復帰に成功した。その段階で、タイヤ無交換作戦を実施した#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴選手/ジェンソン・バトン選手)が前方を走っていましたが、塚越選手は猛然とペースを上げて#100 RAYBRIG NSX-GTをオーバーテイク。事実上の首位の座を奪回した。レース後半は#17 KEIHIN NSX-GTと#100 RAYBRIG NSX-GTが3番手以下の後続を振り切って82周を走り抜き、シリーズ開幕戦を1-2フィニッシュで飾った。

    佐伯昌浩 (プロジェクトリーダー)
    「予選では、午前中に一部のクルマでトラブルが出たり、途中から雨が降ってきたりして慌てましたが、そんな状況の中で1-2グリッドを獲れたのが最大の勝因です。スタートで小暮選手が後続を押さえ込んでくれた段階で、これは行けるかなと思いました。ただ、後続車にペナルティーが出て後退してくれたおかげで助けられた面もあるので、まだまだ我々は上を目指してがんばらないといけません。今年は速い道具は準備できたので、それをどう使えばもっと速くできるかという点が課題です。それでも、開幕1-2フィニッシュは非常にうれしい結果でした」

    塚越広大選手(優勝)
    「今回は気温が想定より低かったのですが、それを味方につけられたのが勝因です。タイヤをウォームアップしにくい状況で小暮さんがトップを守ってくれたのがよかったです。ピットを出たら(タイヤ無交換の)100号車に抜かれたので、とにかく抜こうとして前へ出ました。クルマのレベルアップは確実ですが、暑くなってからが課題です」

    小暮卓史選手(優勝)
    「昨年の後半からクルマのポテンシャルが上がってきました。まだセッティングが仕上がっている状態ではありませんが、それをうまく走らせることができたチーム力が今回の勝因だと思います。スタート直後はなんとか首位を守ろうとしてしのぎました。レース後半は塚越選手がんばってくれて、僕はドキドキしながら見ていましたが、優勝できて心からうれしいです」

  • 【SUPER GT】 レクサス:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    【SUPER GT】 レクサス:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    2018年のSUPER GTが岡山国際サーキットで開幕。ディフェンディングチャンピオンの平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM’S LC500 1号車が9番手スタートから怒濤の追い上げを見せ、3位表彰台を獲得。大嶋 和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が4位に入った。

    4月7日(土)~8日(日)の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。

    日本のモータースポーツで最高の人気を誇るSUPER GTが今年も開幕。昨年、LEXUS GAZOO Racingは新規定にあわせて投入した「LEXUS LC500」で開幕から4連勝という圧倒的な強さを見せ、見事参戦初年度にしてタイトルを勝ち取った。

    新規定2年目となる今季、ライバル勢の巻き返しも一層激しくなることが予想される中、LEXUS GAZOO Racingは新たなドライバーの加入など、更に強力なチーム体制の下、熟成を進めたLEXUS LC500と共に2年連続のタイトル獲得へ向け、開幕戦の岡山ラウンドに臨んだ。

    予選
    7日(土)は4月とは思えないほど寒い気候となり、午前中の公式練習走行終盤には、雨に雹が混じる程。予選開始時点では、路面は乾いていたものの、気温9度、路面温度15度という低温下で午後2時45分にノックアウト方式で予選が開始された。

    3月に行われた岡山公式テストでは、好タイムをマークし、2年連続勝利へ向け期待が高まっていたLEXUS LC500勢だったが、この予想外の気温にセッティングを合わせきれず苦戦。

    Q1では、今季SUPER GTに新たに参戦するフェリックス・ローゼンクヴィストのWAKO’S 4CR LC500 6号車が4番手、同じく今季よりGT500クラスにデビューすることとなった山下 健太の駆るWedsSport ADVAN LC500 19号車が7番手でQ2進出を果たした。

    しかし、低温下の厳しいコンディションの下、上位14台が1秒位内に入るという僅差の争いの中で、昨年のウィナーであり、ディフェンディングチャンピオンでもあるKeePer TOM’S LC500 1号車は僅か0.1秒及ばず9番手でQ2進出ならず。ZENT CERUMO LC500 38号車が10番手、直前のサーキットサファリでクラッシュを喫しながらも懸命な修復でQ1に出場したau TOM’S LC500 36号車が14番手、DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車が15番手と、4台がQ2進出を逃し、後方グリッドから決勝での追い上げを余儀なくされることとなってしまった。

    Q2は、直前のGT300クラス予選中に激しい雨に見舞われ、GT500クラスもウェットコンディションに。ウェットタイヤで大嶋 和也が懸命なアタックを見せた6号車が4番手。国本 雄資の19号車が7番手から決勝レースに臨むこととなった。

    GT300クラスでは、Q1で嵯峨 宏紀がドライブしたTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が5番手、中山 雄一がQ1を担当したK-tunes RC F GT3 96号車が10番手でQ2へ進出。SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車は24番手、TOYOTA PRIUS apr GT 30号車が25番手、arto RC F GT3 35号車は28番手でグリッドが決定した。

    Q2は直前に雨が降り始め、一転ウェットでのアタックに。ベテラン新田 守男がアタックを担当した96号車が6番手。今季よりGT300クラスに戦いの場を移した平手 晃平が駆る31号車が7番手グリッドを獲得した。

    決勝
    8日(日)は、昼頃には天候が回復。気温はやや肌寒いものの、太陽が顔を出したことで路面温度も上昇。気温11度、路面温度22度というコンディションの下、午後2時40分、岡山県警の白バイ先導によるパレードラップに続き、82周で競われるレースのスタートが切られた。

    スタートでは、4番手グリッドの6号車がポジションをキープする一方で、7番手の19号車はスタートで出遅れポジションダウン。これに対し好スタートを切った1号車が序盤から猛烈な追い上げを見せた。1号車を駆るキャシディは、スタートで6位に浮上すると、すぐにもう1台パスし、GTデビュー戦となるローゼンクヴィストの6号車に迫り、GT300クラスとの混走に苦しむ6号車を16周目にパス。更に前を行く3台を追っていった。

    1号車は22周目に前車をパスし3位へ。その後、2位の車両がジャンプスタートのペナルティで後退したため2位に浮上すると、次々に現れるGT300車両をかいくぐりながら、トップに迫った。1号車のキャシディは、30周目あたりには首位とテール・トゥ・ノーズ状態となり、再三にわたってアタック。36周目のヘアピンでインに飛びこみ、立ち上がりで若干接触したものの、首位を奪取した。

    45周目、首位の1号車はピットへ向かい、キャシディから平川へと交代したが、このピット作業で若干タイムをロス。タイヤ無交換作戦を採った1台を含む、2台のライバルに先行を許すこととなり、事実上の3位でコースへ復帰した。また、接触によるダメージもあり、タイヤが暖まっていないアウトラップで6号車にもかわされてしまった。

    しかし平川は諦めず追撃を開始。大嶋へと交代した6号車と表彰台を賭けての激しいバトルを展開し、54周目のヘアピンで6号車をかわして3位へポジションを上げた。その後、平川は一時12秒以上もあった2位との差をじりじりと詰めて行ったが、惜しくも届かず、3位でチェッカー。9番手スタートから表彰台獲得を果たした。6号車は4位フィニッシュ。38号車が8位、19号車が9位に入り、ポイント獲得を果たした。

    GT300クラスでは、7番手スタートのプリウス31号車の嵯峨が、序盤から素晴らしい走りでライバルをかわしていき、20周目には2位へと浮上。まもなく首位の車両にも追いついた。その後、10周以上に渡ってテール・トゥ・ノーズでの首位争いを繰り広げたが、31周目に周回遅れに詰まって玉突き状態で接触。この接触で31号車は駆動系にダメージを負い、無念のリタイアを余儀なくされた。

    6番手からスタートを切ったRC F GT3 96号車は、中山 雄一が好スタートでひとつポジションを上げたが、その後タイヤの摩耗に苦しみペースダウン。後半を担当した新田も同じ症状に苦しみながらの周回を重ねることとなり、14位でレースを終えた。

    平川亮 (KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー )
    タフなレースでした。2位浮上までは順調でしたが、僕に交代する直前にニックが17号車と接触し、車両にダメージを負ってしまいました。カウルを破損したほか、ステアリングのセンターがずれて、まっすぐ走らないような状態でした。そのため最初6号車にかわされてしまいましたが、その後なんとかその状況下でドライビングするのに慣れていき、6号車を抜き返せました。最後は前との差も詰めることが出来たので、もう少し戦えたのかなと思うとちょっと悔しいです。それでも、昨日の状況を考えれば3位は上出来ですし、良い開幕戦だったと思います。

    ニック・キャシディ (KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー)
    車両の調子はとても良く、9番手スタートからトップまで浮上することが出来ました。しかし、17号車をパスしたとき、避けられない状況で接触してしまい、車両にダメージを負ってしまいました。また、ピットでもタイムをロスしたのか、ポジションを落とすことになってしまいました。とはいえ、9番手スタートということを考えれば3位フィニッシュは文句ない結果です。タイトルを争うという点でも、良いレースが出来たと思います。ただ、ライバルのホンダ勢が本当にストレートで速かったので、次の富士も厳しい戦いになるでしょう。

  • 【SUPER GT】 日産:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    【SUPER GT】 日産:開幕戦 岡山国際サーキット 決勝レポート

    2018年のSUPER GT 第1戦 決勝レースが4月8日に岡山国際サーキットで行われ、GT500クラス予選8位の#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が5位に入賞。#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)が6位、7位に続き、3台のNISSAN GT-R NISMO GT500がポイント獲得を果たした。

    サポートレースの開催中に一時冷たい雨が降ったものの、その後一気に晴れ間が広がった決勝日。SUPER GTのグリッドウォークが始まるころには強い陽射しも注ぎ、気温は11℃、路面温度は22℃まで上昇していた。

    決勝レースは定刻通りの14時40分にスタートした。2コーナーに入るまでに、#23 GT-Rのクインタレッリと#24 GT-Rのオリベイラがスタートダッシュを見せて2番手、3番手にあがったものの、これにジャンプスタートの裁定が下り、2台はドライブスルーペナルティを受けることに。それぞれがペナルティを消化したことで、代わって4番手までポジションを戻した#3 GT-Rの本山は、着実なペースでこのポジションを守り、39周を終えたところで千代に交代した。

    ペナルティを受け順位を下げていた#23 GT-Rと#24 GT-Rだが、ハイペースで他車をかわし、順位を取り戻していく。他車がルーティーンのピット作業に入り始めたこともあり、40周目にはそれぞれ3番手、4番手まで浮上。41周を終えるところで、2台同時にピットインとなった。#23 GT-Rは松田に交代し、暫定6番手、#24 GT-Rは高星に交代して暫定10番手でコースに復帰。ただし、先にピット作業を済ませタイヤも温まっていた#3 GT-Rが#23 GT-Rをかわし、全車のピット作業が終わったところで、#3 GT-Rが6番手、#23 GT-Rが7番手でレース後半に入っていく。ピット作業後いったん順位を下げていた#24 GT-Rも、高星のプッシュで順位を上げ、レース終盤には3台のGT-Rが接近戦を展開。さらに前のマシンにも近づき、4台での5位争いへと続いていった。GT300クラスとの混走で、各車の距離は一進一退を繰り返したが、残り12周となったところで、#23 GT-Rがリボルバーコーナーで#8 NSX-GTをオーバーテイク。予選順位から3つポジションを上げた5位でフィニッシュとなった。

    #24 GT-Rは#23 GT-Rに続く6位入賞。#3 GT-Rは接近戦の中で一時は#23 GT-Rをかわした場面もあったが、終盤にタイヤのピックアップ症状が出たことでペースが上がらず。その中でも懸命にプッシュし7位でフィニッシュし、シリーズポイントを獲得した。予選11位スタートの#12 カルソニック IMPUL GT-Rはマーデンボローがスタートドライバーを務め、後半を佐々木が戦ったが、タイヤと路面コンディションのマッチングに苦戦し、14位完走となった。

    NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルのデビューレースは5位入賞
    GT300クラスには、4台のNISSAN GT-R NISMO GT3が出場したが、予選3位の#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が77周を走りきり、5位に入賞した。

    3番グリッドから安田がスタートした#11 GT-Rはスタートダッシュに成功し、1周目に2位でホームストレートに戻ってくると、8周目のヘアピンコーナーでトップを走る#88ランボルギーニGT3を捉え、9周にわたってレースをリードした。しかし、その後猛追してきた#21アウディR8にポジションを譲ることに。また、#31 プリウスGTに先行を許し21周目には3位となる。序盤のファイトでタイヤを使い切ったか早めの27周目に安田はピットインし、平中にドライバー交代。50周もの長いスティントを担当することになった平中の#11 GT-Rは、一旦18位まで後退するものの、徐々に順位を上げ、40周目には9位、その後5位にまで浮上。終盤は危なげない走りでポジションを守り、2018年モデルのNISSAN GT-R NISMO GT3のデビューレースは5位入賞というリザルトとなった。

  • 【SUPER GT】 開幕戦 岡山 結果:KEIHIN NSX-GTが優勝!

    【SUPER GT】 開幕戦 岡山 結果:KEIHIN NSX-GTが優勝!

    2018年のSUPER GTがいよいよ開幕。4月8日(日)に岡山国際サーキットで開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが行われ、GT500クラスはNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)が優勝。GT300クラスはNo.18 UPGARAGE 86 MC(中山友貴/小林 崇志)が優勝した。

    雨の中で予選が行われた前日とは異なり、暖かいコンディションで行われた決勝。レースはポールポジションからスタートしたNo.17 KEIHIN NSX-GTがリード。

    しかし、レース終盤に他のマシンから飛んできたパーツがマシンのフロントに突き刺さるというアクシデントが発生してスローダウン。万事休すかと思われたが、塚越広大が素晴らしい走りで首位を死守。開幕戦をポール・トゥ・ウィンで飾った。2位にはジェンソン・バトンの参戦で注目のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が驚きのタイヤ無交換の戦略で続き、ホンダNSXが1-2フィニッシュを達成した。3位には予選Q1敗退を喫した昨年チャンピオンのNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)が続いた。

    4位はNo.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト)。5位にはNO.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)6位にはNo.24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)がジャンプスタートによるドライブスルーペナルティから挽回して見せた。

    2018年 SUPER GT 開幕戦 岡山 決勝 (GT500)

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ
    1 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史 BS
    2 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン BS
    3 1 KeePer TOM’S LC500 平川亮/ニック・キャシディ BS
    4 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト BS
    5 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI
    6 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー BS
    7 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山哲/千代勝正 MI
    8 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS
    9 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太 YH
    10 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH
    11 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 BS
    12 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS
    13 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS
    14 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH
    15 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL
  • 【SUPER GT】 開幕戦 岡山 予選:KEIHIN NSX-GTがポールポジション

    【SUPER GT】 開幕戦 岡山 予選:KEIHIN NSX-GTがポールポジション

    2018年のSUPER GTがいよいよ開幕。4月7日(土)に岡山国際サーキットで開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の予選が行われた。

    予選の途中で雨が降り出す難しい状況の中、GT500クラスはNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ)がクラスポールポジションとなった。2台は4月8日の決勝レースで、クラス最前列のグリッドからスタートする。

    予選の途中で雨が降り出す難しい状況の中、GT500クラスはNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)がポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ)がクラスポールポジションとなった。2台は4月8日の決勝レースで、クラス最前列のグリッドからスタートする。

    この日は朝から曇天で、時折強い雨が降る難しい状況。午前9時からの公式練習でも終盤に雨が降り、各車はマシンのセッティングが十分にできないまま予選に臨んだ。午後2時45分に公式予選はスタート。この時点では天気は曇り、路面はドライだった。

    GT500クラスの予選Q1は午後3時5分に開始。12分間のタイムアタックが行われた。これまでのGT500クラスは最後の数分で一発アタックが定番だったが、天候を考えて各車が早々にコースインし、徐々にペースを上げていく。

    ラストアタックでトップタイムを出したのはNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rの高星明誠。彼は今年からGT500にフル参戦なので周囲を驚かる。また、No.100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴が2位。練習走行でトラブルがあり、ほとんど走れなかった状況で、Q2のジェンソン・バトンに見事に繋いでみせた。

    一方、昨年の王者No.1 KeePer TOM’S LC500(ニック・キャシディ)が9位に終わり、わずか0.1秒差でQ2に進めず。また、一昨年のチャンピオンがNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)が最下位。またNo.38 ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)、No.36 au TOM’S LC500(関口雄飛)とレクサス勢4台が姿を消すことになった。トップから最後尾の15位までわずか1.15秒という極めて僅差の予選Q1だった。

    GT300クラスのQ2開始前に雨が降り出し、GT500のQ2、8分間は完全なウエット状態に激変。しかも走り出すと日射しが出て乾き出すという極めて難しい状況になる。この状況を得意とするのが、No.17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大だ。しっかりタイヤを温め、ラストアタックで1分26秒905の最速タイムを出してポールポジションを確定した。2位もNo.8 ARTA NSX-GT(伊沢拓也)でNSX-GTがワン・ツー。3、4位には新チームで挑むNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲)、No.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也)。今季初のフル参戦となる元F1世界チャンピオンのジェンソン・バトン(No.100 RAYBRIG NSX-GT)は5位となった。

    GT300クラスも波乱が起こった。曇り、路面ドライで行われたQ1で昨年の王者No.0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝)がわずか0.009秒差で15位となり、Q2進出を逃す。Q1の1位はNo.25 HOPPY 86 MC(坪井翔)が獲得。そして、Q2開始直前に強い雨となり、かなり濡れた路面になる。ここで快走を見せたのは、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3のマルコ・マッペリ。ランボルギーニから推薦され日本に来た29歳のイタリア人は、初出場でポールポジションを獲得してみせた。

    GT500クラス
    塚越広大 (No.17 KEIHIN NSX-GT)
    「Q1からコンディションが大きく変わって、タイヤ選びがとても難しかったです。そして、最後までタイヤを温めていってラストラップでアタックしようと決めていました。タイムを出した最後の周も、まだ充分に温め切れてはなかったけれど何とかポールを獲ることができました。(3月の)テストから好調で、僕たちドライバーはもちろん、チームとして全力を出すことができればポールを獲れる、と信じていました。それだけに開幕戦でポールを獲ることができて嬉しいです」

    GT300クラス
    マルコ・マッペリ (No.88 マネパ ランボルギーニ GT3)
    「公式練習のドライコンディションだとクルマのフィーリングが難しかったけれど、予選Q2ではウエットコンディションに変わりました。ウエットでこのコースを走るのは初めてしたが、クルマのフィーリングはとても良くなったんです。だから僕にとっては恵みの雨でしたね。日本に来て初めてのレースでポールを獲ることができて、本当にハッピーです。クルマを仕上げてくれたチームと、タイヤを供給してくれたヨコハマにも感謝したいです」

    2018年 SUPER GT 開幕戦 岡山 予選 (GT500)

    Po. No. マシン ドライバー タイヤ タイム
    1 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/小暮卓史 BS 1分26秒905
    2 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 BS 1分27秒055
    3 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山哲/千代勝正 MI 1分27秒486
    4 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト BS 1分27秒570
    5 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン BS 1分27秒985
    6 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 YH 1分28秒659
    7 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/山下健太 YH 1分29秒793
    8 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/ロニー・クインタレッリ MI 1分35秒248
    9 1 KeePer TOM’S LC500 平川亮/ニック・キャシディ BS 1分18秒796
    10 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 BS 1分18秒877
    11 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー BS 1分18秒944
    12 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 YH 1分18秒992
    13 64 Epson Modulo NSX-GT ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 DL 1分18秒994
    14 36 au TOM’S LC500 中嶋一貴/関口雄飛 BS 1分19秒108
    15 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 BS 1分19秒315
  • 【SUPER GT】ホンダ:開幕戦 岡山国際サーキット プレビュー

    【SUPER GT】ホンダ:開幕戦 岡山国際サーキット プレビュー

    4月7~8日に岡山国際サーキットで開幕を迎える2018年AUTOBACS SUPER GT SERIES。ホンダは今年もGT500クラスに5チーム/5台のHonda NSX-GTを投入し、2010年以来遠ざかっているシリーズタイトルの獲得に向けて体制を強化し、戦いの準備を整えている。

    まずチーム体制で注目すべきは、元F1世界選手権チャンピオンで、B.A.R Hondaなどでも活躍したジェンソン・バトンの参戦。昨シーズンの鈴鹿1,000kmへのスポット参戦を経て、いよいよ今年はフルシーズン参戦することになった。

    ジェンソン・バトンは山本尚貴とのコンビでTEAM KUNIMITSUのRAYBVRIG NSX-GTをドライブ。すでにセパン、岡山、富士の開発テストを経験し、特に岡山テストでは初日の全セッションを担当するなど、多くの周回数をこなしてGT流のドライビングスタイルを習熟し、準備万端で開幕戦に臨む。

    また、伊沢拓也は古巣のAUTOBACS RACING TEAM AGURIへ復帰し、野尻智紀とともにARTA NSX-GTをドライブする。またTEAM MUGEN、KEIHIN REAL RACING、Epson Nakajima Racingの3チームは、昨年来のドライバー体制を維持して今シーズンに臨む。

    5チームが使用するレース車両は、本田技術研究所で開発を進めたNSX-GT。2014年車両規定の導入とともに開発・投入されたNSX Concept GTのデビューからは5年目、2017年の新車両規定からは2年目の挑戦となる。

    今シーズンのNSX-GTは、フロントフェンダーやサイドダクトのデザインを進化させ、空力効率改善、熱対策などの性能向上を図っている。また、ラジエーター搭載位置の変更などで重量配分を最適化し、さらにサスペンションもより幅広いコンディションに対応する方向性を目指した。2リッター直列4気筒シングルターボ・エンジン(HR-417E)も、熱効率や出力特性の向上を図っている。

    使用するタイヤは各チームとも昨年と変わらず、TEAM MUGENがヨコハマ、Epson Nakajima Racingがダンロップ、それ以外の3チームはブリヂストンを使用する。

    また、GT300クラスでは、昨年まで世界ツーリングカー選手権を戦っていた道上龍が大津弘樹をパートナーに国内に復帰し新チームModulo Drago CORSEを結成し、また、ブランパンGTシリーズなどで活躍してきたCARGUY Racingは横溝直樹、木村武史をドライバーに迎え、NSX GT3で、激戦のGT300クラスでの勝利を目指す。

    関連:【SUPER GT】 2018年シーズンがいよいよ開幕!