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  • 山越陽悠 FIA F2デビュー決定 バクーでVARから参戦

    山越陽悠 FIA F2デビュー決定 バクーでVARから参戦

    山越陽悠が、FIA F2のアゼルバイジャン大会でF2デビューを果たすことが決定した。ファン・アメルスフォールト・レーシング(VAR)が発表し、ニコ・バローネに代わってバクーでマシンを走らせる。

    日本人ドライバーの山越陽悠は、2026年にVARからFIA F3に参戦。ルーキーシーズンながら3度の表彰台と1度のポールポジションを獲得し、ドライバーズランキング9位でシーズンを終えた。その走りが評価され、バクー市街地サーキットでF2へのステップアップを果たすことになった。

    F4から歩んできたVARとともにF2デビュー
    山越陽悠にとってVARは長く関係を築いてきたチームだ。F4時代から所属しており、F3を経てF2デビューも同じチームから迎える。

    「VARと一緒にF2デビューを果たす機会をいただけて、とてもうれしいです。F4の頃からこのチームと一緒にやってきたので、一緒にF2へステップアップできることは、とても特別な瞬間です」

    「週末を通してできるだけ多くのことを学び、チームと一緒に取り組み、この経験を最大限に生かしたいと思っています」

    舞台となるバクー市街地サーキットは、高速区間と狭い市街地区間が組み合わされた難易度の高いコースだ。F2マシンで初めてレース週末を迎える山越にとって、大きな挑戦となる。

    VAR「3年間一緒に仕事をして能力を理解している」
    VARのチーム代表ブラッド・ジョイスは、山越陽悠にF2デビューの機会を与えられることを喜んだ。

    「バクーで陽悠にF2デビューの機会を与えられることをうれしく思う。彼は今季、大きな進歩を遂げ、ルーキーとしてF3でいくつもの好結果を残して、その速さを示した」

    「我々は陽悠と3年間仕事をしてきたので、彼がどのように取り組み、どれだけ学ぶ能力があるかを理解している。彼にとって新たな挑戦になるが、週末を通して一緒に仕事をすることを楽しみにしている」

    一方、VARは山越と交代するニコ・バローネに対しても、今季の貢献に感謝を示した。

    「同時に、今季チームのために仕事をしてくれたニコにも感謝したい。彼は我々のF2ラインナップにおいて大切なメンバーであり、チームの一員として迎えられたことを本当にうれしく思っている」

    「スポーツカーレースからF2への転向は大きな変化だったが、ニコはシングルシーターの要求に非常によく適応した。彼はその挑戦を受け入れ、非常に短期間でF2に適応できることを示した。今後のキャリアでの成功を願っている」

    山越陽悠は、F3でランキング9位に入ったルーキーシーズンを経て、バクーで新たなカテゴリーに挑む。F4時代からともに歩んできたVARと迎えるF2デビューで、どのような走りを見せるか注目される。

    山越陽悠 FIA フォーミュラ2選手権

  • FIA F3シュピールベルク:中村仁がスプリントレースで3位表彰台

    FIA F3シュピールベルク:中村仁がスプリントレースで3位表彰台

    エルネスト・リベラ(カンポス・レーシング)が6月27日、レッドブル・リンクで開催された2026年FIA F3第4戦オーストリア大会スプリントレースで初優勝を飾った。

    レッドブル・ジュニアでもあるリベラは、リバースグリッド2番手からスタートし、ジェームズ・ウォートン(プレマ)との激しい首位争いを制してFIA F3初勝利を達成した。一方、日本勢では中村仁(ハイテック)が3位表彰台、山越陽悠(ファン・アメルスフォールト)が9位入賞を果たし、翌日のフィーチャーレースへ勢いをつけた。

    リベラが激戦を制してF3初勝利
    リバースポールからスタートしたウォートンは好スタートを決めて首位を守ったが、1周目にはTRIDENT勢のノア・ストロムステッドとフレディ・スレーターが接触。スレーターはリタイアとなり、セーフティカーが導入された。

    レース再開後もウォートンが首位を維持したが、リベラは常にDRS圏内でプレッシャーをかけ続ける。11周目にはターン3で並びかけて軽い接触もあったが、ウォートンが守り切った。

    それでもリベラは諦めず、14周目にターン3の立ち上がりで好加速を決めると、DRSを利用してターン4進入までに前へ出ることに成功。そのまま首位を奪い、以降はウォートンを寄せ付けずトップチェッカーを受けた。

    この勝利により、2026年シーズンのカンポス・レーシングは3人のドライバー全員が優勝を記録することになった。

    中村が3位表彰台 山越は9位入賞
    日本勢では中村仁が再スタート直後にペドロ・クレロ(ロダン)をかわして3番手へ浮上。その後はクレロの猛攻を何度も退ける粘り強い走りを見せた。

    最終ラップ、クレロに先行を許したものの、その勢いを利用してウォートンも抜き去り、3位でチェッカー。価値ある表彰台を獲得した。

    山越陽悠は終盤までポイント圏内を維持。5周目に加藤大翔とアレッサンドロ・ジュスティに先行を許したものの、9位でフィニッシュし2ポイントを加算した。

    一方、加藤大翔は8位で4ポイントを獲得した。

    選手権はウゴチュクが首位を拡大
    ランキングではウゴ・ウゴチュクが10位入賞により59ポイントとし、チームメイトのテオフィル・ナエルとの差を7ポイントに拡大した。ブルーノ・デル・ピノは48ポイントで3位を維持し、フレディ・スレーターが47ポイントで続いている。

    チームランキングではカンポス・レーシングが137ポイントで首位を守り、ファン・アメルスフォールトが101ポイントで2位。ロダン・モータースポーツが66ポイントで3位につけている。

    リベラ「ホームレースで勝てた」
    初優勝を飾ったリベラはレース後、次のように喜びを語った。

    「最後に勝利をつかむことができた。本当に厳しいレースで、ジェームズから大きなプレッシャーを受け続けた。でも最終的には、レッドブルにとっての“ホームレース”であるこの場所で勝つことができた」

    翌28日に行われるフィーチャーレースでは、予選でポールポジションを獲得した山越陽悠が先頭からスタートする。日本人初のFIA F3ポールシッターとして、初優勝への期待が高まる。

  • 山越陽悠 FIA F3史上初の日本人ポール「言葉では表現できない」

    山越陽悠 FIA F3史上初の日本人ポール「言葉では表現できない」

    山越陽悠(ファン・アメルスフォールト)は、2026年FIA F3第4戦オーストリア大会の予選で自身初となるポールポジションを獲得した。日本人ドライバーとしてもFIA F3史上初のポールポジションとなる歴史的快挙で、決勝を最前列から迎える。

    予選後の記者会見で山越は、「言葉では表現できない」と喜びを語るとともに、前戦バルセロナから続く好調な流れや、タイム抹消から新品タイヤ投入を決断した舞台裏、そして日本人初のポールポジションへの特別な思いを明かした。

    「日本人初のポールは最高の気分」
    山越は、予選を振り返り、ポールポジション獲得の喜びを率直に語った。

    「本当に最高です。言葉では表現できません。特にバルセロナ・カタルーニャGPから自信を持てていましたし、マシンのパッケージもとても良かったです。その勢いをレッドブル・リンクまで持ち込めたことが良かったです」

    しかし、最後のアタックではミスもあったという。

    「最後のプッシュラップではミスをしてしまいました。だから、あとは結果が残ることを祈るしかありませんでした。そしてポールポジションが決まった瞬間、本当に言葉では言い表せない気持ちになりました。本当にうれしいです」

    さらに、日本人初となるFIA F3ポールポジションについて、次のように喜びを表現した。

    「FIA F3の歴史で日本人初のポールポジションですから、本当に、本当に最高の気分です」

    山越陽悠 FIA フォーミュラ3選手権

    タイム抹消で戦略変更 新品タイヤ投入が奏功
    今回のポール獲得は、当初のプランどおりではなかった。

    山越は最初のアタックでトラックリミット違反によりタイムを抹消され、急きょ新品タイヤを追加投入する判断を下した。

    「本来はタイヤを2セット使う予定ではありませんでした。でも最初のアタックでミスをして、トラックリミットでタイムを失いました。最後のアタックは渋滞になることも分かっていましたし、実際にかなり混雑していました。そこで念のため新品タイヤを履くことを決め、そのタイムがポール獲得につながりました」

    予選終盤は各車がスリップストリームを求めてコース上に集中し、多くのドライバーが渋滞に苦しんだが、山越とチームは戦略変更を的確に成功させ、最速タイムを守り切った。

    ルーキーイヤーで予想外の快挙
    また、ファン・アメルスフォールトにとっても、2022年バーレーン大会以来となるFIA F3でのポールポジションとなった。

    山越は、シーズン前にはこの結果を予想していなかったと明かし、チームの働きを称えた。

    「正直、ルーキーシーズンでポールポジションを獲れるとは思っていませんでした。カンポスやトライデントは昨年も強かったので、今年も強いだろうと考えていました。でもチームはシーズン開幕から本当に素晴らしい仕事をしてくれました。その積み重ねで自信がつき、僕たちは良いスピードを取り戻せたと思います」

    山越は開幕から着実に競争力を高め、オーストリアで日本人初となるFIA F3ポールポジションという歴史的な結果を残した。決勝では自身初優勝、そして日本人初のFIA F3優勝を目指し、ポールポジションからスタートする。

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  • 山越陽悠がFIA F3で日本人初ポール獲得 ウゴチュクウを0.015秒差で抑える

    山越陽悠がFIA F3で日本人初ポール獲得 ウゴチュクウを0.015秒差で抑える

    山越陽悠が26日、FIA F3選手権第4戦オーストリア大会(シュピールベルク)の予選で自身初となるポールポジションを獲得した。Van Amersfoort Racing(VAR)の山越は1分21秒730を記録し、ウゴ・ウゴチュクウを0.015秒差で抑えてトップに立った。

    最終的に山越のタイムを上回るドライバーは現れずFIA F3で日本人初となるポールポジションを獲得。決勝ではポールポジションから初優勝を目指す。

    予選中盤のアタックが決勝点
    予選序盤はノア・ストロムステッドがプラクティスの勢いそのままにトップタイムを記録したが、その後は加藤大翔、アレッサンドロ・ジュスティ、トゥーカ・タポネンが次々と首位を更新した。

    タポネンは1分21秒775をマークし、ストロムステッドに0.084秒差をつけてトップに浮上。ジュスティ、加藤、レ・カナトがトップ5に続き、各車はソフトタイヤ2セット目のアタックへ向かった。

    その中でVAR勢はライバルより早めにコースイン。山越は1分21秒730までタイムを縮めて暫定トップに立った。チームメイトのブルーノ・デル・ピノはアタックを中止して10番手を維持し、エンツォ・デリニーは12番手まで順位を上げた。

    終盤の猛追を退け初ポール
    セッション終盤はターン3、ターン4へ続く長いDRS区間でスリップストリームを得るため、各車がコース上でポジション争いを展開した。ART勢はクリーンエアを確保したものの、山越のタイムには届かなかった。

    最後のアタックではウゴチュクウがタイムを更新し、首位との差を0.015秒まで縮めて2番手へ浮上。一方、加藤はタイム更新を狙った最終アタックで最終コーナーでスピンを喫し、順位を上げることはできなかった。

    加藤7番手 中村9番手
    予選2番手はウゴチュクウ、3番手はタポネン。TRIDENT勢はストロムステッドが4番手、フレディ・スレーターが5番手となった。

    6番手はジュスティ、7番手は加藤、8番手はりー海夏澄、9番手には最終アタックでタイムを更新した中村仁、10番手はペドロ・クレロが続いた。

    11番手はエルネスト・リベラ。12番手のジェームズ・ウォートンはリバースグリッド方式により、土曜日のスプリントレースをポールポジションからスタートする。

    FIA F3第4戦オーストリア大会のスプリントレースは、現地時間27日10時05分(日本時間17時05分)にスタートする予定だ。

    VARはライバル勢とは異なるタイミングで2回目のアタックを行う戦略を採用し、その判断が的中。山越は終盤の猛追を退け、FIA F3初のポールポジションを手にした。決勝ではポールポジションから初優勝を狙う。

  • 山越陽悠 FIA F3モナコ戦失格「日の丸と共に君が代を流せたことはリアル」

    山越陽悠 FIA F3モナコ戦失格「日の丸と共に君が代を流せたことはリアル」

    山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が、FIA F3モナコ戦スプリントレース失格の裁定を受け、自身のSNSを通じてコメントを発表した。

    山越陽悠はモナコ市街地コースで行われたスプリントレースを制し、FIA F3初優勝を飾った。しかしレース後の車検で、14号車のフロントプッシュロッドが左右逆に装着されていたことが判明。2026年FIA F3テクニカルレギュレーション違反と判断され、失格処分となった。

    今回の裁定を受けて山越陽悠は、自身の思いを次のように綴った。

    「部品の左右の付け間違いで失格となりました。(タイムゲインは一切ないです)」

    「とても悔しいですが、トップでフィニッシュラインを超え、表彰台の頂点に立ち、日の丸と共に、モナコに君が代を流せた事を誇りに思いますし、それは幻でもなんでもなくリアルでした」

    山越陽悠は失格という結果になった一方で、自らの走りによってトップチェッカーを受けた事実への誇りを強調した。

    そして今後に向けては、今回の経験を糧にさらなる飛躍を誓っている。

    「今回得た経験、自信、悔しさから、更に良い結果、また今後も表彰台を争える位置で争っていけるよう精一杯頑張ります!」

    モナコという世界屈指の市街地コースで先頭チェッカーを受けた経験は記録上こそ残らないものの、山越陽悠にとって大きな自信となったようだ。今回の悔しさを糧に、今後のFIA F3シーズンで再び表彰台争いに挑む。

  • 山越陽悠 FIA F3モナコ戦初優勝が幻に 技術違反で失格処分

    山越陽悠 FIA F3モナコ戦初優勝が幻に 技術違反で失格処分

    ファン・アメルスフォールト・レーシングの山越陽悠が、FIA F3モンテカルロ戦スプリントレースの失格処分を受けた。山越陽悠はモンテカルロ市街地コースで行われたレースでトップチェッカーを受け、FIA F3初優勝を飾っていたが、レース後の技術検査でマシンの規則違反が発覚した。

    スチュワードは、14号車が2026年FIA F3テクニカルレギュレーションに適合していなかったと判断。これにより山越陽悠の優勝記録は取り消され、モンテカルロでの初勝利は幻となった。

    左右のフロントプッシュロッドを逆に装着
    テクニカルデリゲートは、左側用のフロントプッシュロッドLH-CPLがマシン右側に、右側用のフロントプッシュロッドRH-CPLがマシン左側に装着されていたとして、14号車をスチュワードに付託した。

    これは2026年FIA F3テクニカルレギュレーション第1.5.3条および第17.1条への違反にあたる。

    スチュワードはファン・アメルスフォールト・レーシングのチーム代表者から事情を聴取し、該当部品がマシンの誤った側に取り付けられていたと判断した。

    シェがスプリント勝利を継承
    山越陽悠の失格により、DAMSルーカスオイルのジェラード・シェがモンテカルロ戦スプリントレースの勝利を継承することになった。

    ファン・アメルスフォールト・レーシングのブルーノ・デル・ピノが2位、ロダン・モータースポーツのペドロ・クレロが3位に繰り上がった。

  • 山越陽悠 F3モナコ戦スプリントレースで初優勝「モナコの勝者になれた」

    山越陽悠 F3モナコ戦スプリントレースで初優勝「モナコの勝者になれた」

    山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が、2026年FIA F3モナコGPスプリントレースでポール・トゥ・ウインを達成し、FIA F3初優勝を飾った。

    モンテカルロ市街地コースで行われたスプリントレースは、オープニングラップから多重接触による赤旗中断に見舞われる荒れた展開となったが、山越陽悠は再スタート後も冷静なレース運びを披露。最後まで首位を守り切り、モナコでの記念すべき初勝利を手にした。

    赤旗中断の混乱でも首位を譲らず
    スタートで山越陽悠は好発進を決め、ターン1をトップで通過。ジェラール・シエ(DAMSルーカスオイル)が続き、ペドロ・クレロが3番手につけた。

    しかしロウズ・ヘアピンで複数台が絡むアクシデントが発生。ブラッド・ベナビデス、トゥウッカ・タポネン、クリスチャン・ホー、ブランド・バドエルがストップし、セーフティカー導入後に赤旗が提示された。

    コース清掃後にレースは残り時間制で再開されたが、山越陽悠はリスタートでも首位を維持。シエが背後0.5秒以内でプレッシャーをかけ続けたものの、トップの座を明け渡さなかった。

    再度のセーフティカーにも動じず初優勝
    残り17分には再びロウズ・ヘアピンで接触が発生し、セーフティカーが導入された。

    エルネスト・リベラ、フレディ・スレーター、テオフィル・ナエルが接触し、スレーターには後に接触の責任を問われ10秒加算ペナルティが科された。

    残り14分でレースが再開されると、山越陽悠は再び完璧なリスタートを決め、シエとチームメイトのブルーノ・デル・ピノを引き離した。

    終盤にはスイミングプール出口のデブリ回収のためVSCも導入されたが、グリーンフラッグ後には約2秒のリードを築く盤石の展開。上位勢がDRSトレイン状態となったことでオーバーテイクは困難となり、山越陽悠はそのままチェッカーフラッグを受けた。

    山越陽悠 FIA F3選手権

    ファン・アメルスフォールト・レーシングにモナコ初勝利
    2位にはシエが入り、自身初のF3表彰台を獲得。3位にはデル・ピノが続き、ファン・アメルスフォールト・レーシングは2台同時表彰台を達成した。

    チームにとってもモナコでの初勝利となり、2026年シーズンのスプリントレース2勝目を記録。チームランキング首位の座をさらに強固なものとした。

    山越陽悠はレース後、モナコでの勝利の喜びを次のように語った。

    「ここで勝てて本当に特別な気持ちです。たとえスプリントレースだったとしても最高です。勝利は勝利ですからね」

    「これで僕はモナコの勝者になりました。本当に特別なことです。夢が叶いましたし、この結果をとても嬉しく思っています」

    タイトル争いでも大きな意味を持つ一勝
    モナコはF1を頂点とするフォーミュラカテゴリーの中でも特別な意味を持つサーキットとして知られる。狭い市街地コースではミスが許されず、リスタートやタイヤマネジメント、トラフィック処理など総合力が求められる。

    その舞台で山越陽悠はスタートからフィニッシュまで一度も首位を譲らず完勝。FIA F3参戦キャリアにおいて大きな節目となる初優勝を、世界で最も名誉ある市街地レースのひとつで成し遂げた。

    決勝のフィーチャーレースは現地時間日曜日午前7時45分にスタート予定。ポールポジションからスタートするテオフィル・ナエルを中心に争われるが、スプリントレースを制した山越陽悠にも大きな注目が集まる。

  • 山越陽悠 F3モナコGPスプリントレース優勝 日本人ドライバーがモナコ制覇

    山越陽悠 F3モナコGPスプリントレース優勝 日本人ドライバーがモナコ制覇

    山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が2026年FIA F3モナコGPスプリントレースで圧巻の走りを見せ、シリーズ初優勝を飾った。

    モンテカルロ市街地サーキットで行われた週末最初のレースは序盤から波乱の展開となったが、山越陽悠は冷静なレース運びを披露。難攻不落のモナコで主導権を握り続け、後続を寄せ付けない完勝を収めた。

    モナコの市街地コースで初勝利
    レースはグリッド上での混乱により慌ただしいスタートとなったが、山越陽悠はそうした状況にも動じなかった。

    ファン・アメルスフォールト・レーシングのドライバーはレースを通じて安定したペースを維持し、市街地コース特有のプレッシャーの中でもミスのない走りを披露。後続に付け入る隙を与えずトップチェッカーを受けた。

    FIA F3参戦後初となる優勝を、世界でも最も格式の高いレースのひとつとされるモナコで達成したことは、山越陽悠にとって大きな節目となった。

    表彰台争いは接戦に
    2位にはジェラード・シエ、3位にはブルーノ・デル・ピノが入り、表彰台を獲得した。

    優勝争いでは山越陽悠が主導権を握り続けた一方、2位以下では激しいポジション争いが繰り広げられた。しかし最終的にはシエとデル・ピノが表彰台圏内を守り切った。

    4位はペドロ・クレロ、5位はアレッサンドロ・ジュスティ、6位はノア・ストロムステッドだった。

    日本勢は中村仁がポイント獲得
    日本勢では優勝した山越陽悠に加え、中村仁が8位でフィニッシュしてポイントを獲得した。

    一方、加藤大翔は23位でレースを終えている。

    モナコは予選結果がレース展開を大きく左右するサーキットとして知られるが、その中で山越陽悠が見せた完璧なレース運びは大きなインパクトを残した。


    2026年F3モナコGP スプリントレース結果
    1位 山越陽悠
    2位 ジェラード・シエ
    3位 ブルーノ・デル・ピノ
    4位 ペドロ・クレロ
    5位 アレッサンドロ・ジュスティ
    6位 ノア・ストロムステッド
    7位 ウーゴ・ウゴチュク
    8位 中村仁
    9位 マチェイ・グワディシュ
    10位 りー海夏澄
    11位 ニコラ・ラコルテ
    12位 マッテオ・デ・パロ
    13位 ルイス・シャープ
    14位 シン・ウヒョン
    15位 エンツォ・デリニー
    16位 ホセ・ガルフィアス
    17位 マッティア・コルナギ
    18位 ナンダブド・ビロムバクディ
    19位 フェルナンド・バリチェロ
    20位 イェヴァン・デイビッド
    21位 フィオン・マクラフリン
    22位 ジェームズ・ウォートン
    23位 加藤大翔
    24位 フレディ・スレーター
    25位 テオフィル・ナエル
    26位 エルネスト・リベラ
    27位 トゥッカ・タポネン
    28位 ブランド・バドエル
    29位 ブラッド・ベナビデス
    30位 クリスチャン・ホー

  • 山越陽悠 2026年にファン・アメルスフォールトからFIA F3に参戦

    山越陽悠 2026年にファン・アメルスフォールトからFIA F3に参戦

    山越陽悠は2026年にファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)からFIA F3にステップアップする。

    チームは2026年シーズンの2人目の契約ドライバーとして日本人ドライバーの山越陽悠を発表した。今週初めに発表されたジェシー・カラスケドに続くラインアップとなる。

    山越陽悠は2023年にシングルシーターにデビュー。2024年にはイタリアF4選手権とユーロ4選手権に参戦し、両シリーズで計4勝を挙げ、最終順位はそれぞれ3位と4位となった。

    2025年にはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピーニャン選手権・バイ・アルピーヌにステップアップし、これまでに2度の表彰台を獲得。現在ランキング8位につけている。

    2026年の昇格について山越陽悠は、ファン・アメルスフォールト・レーシングとともにF3に臨む喜びを語った。

    「まず初めに、この機会を与えてくれた皆さんに感謝したいと思います。これがファン・アメルスフォールト・レーシングでの3年目となるので、僕の最初のFIA F3シーズンにとって本当に大きな助けになると思います。F3テストが待ちきれませんし、F3レースウイークエンドに向けてすでにとてもワクワクしています。最初の公式テスト、ヘレスでお会いしましょう」

    ファン・アメルスフォールト・レーシングのチーム代表ブラッド・ジョイスも次のように述べた。

    「山越陽悠がFIA F3にステップアップするにあたり、我々の旅を続けられることを嬉しく思う。彼はこれまで素晴らしい働きをしてきたし、勤勉でプロフェッショナルな姿勢を持っている。この次の国際舞台へのステップにもよく順応できると確信している。今後のテストが、彼にとって初めてF3マシンを操り、強力なシーズンに向けた基盤を築く機会となるはずだ。我々は彼の成長を支えることを楽しみにしているし、素晴らしい結果を共に達成できると自信を持っている」