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  • 山下健太、TGR WECチャレンジドライバーとしてLMP2クラスに参戦

    山下健太、TGR WECチャレンジドライバーとしてLMP2クラスに参戦

    TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、WEC(FIA世界耐久選手権)の2020-2021年シーズンから、市販に向けて開発中のGRスーパースポーツ(仮称)をベースとするハイブリッド・プロトタイプ車両での参戦を6月14日に発表した。今回この参戦に加えて、現在WEC LMP1クラスに参戦中の中嶋一貴、小林可夢偉に続く若手ドライバーを育成するため、現在推進中のトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)に「TGR WEC チャレンジドライバー」を新たに設定し、山下健太を選出。山下健太は、WEC 2019-2020シーズンHigh Class RacingからLMP2クラスに参戦する。

    山下健太は千葉県出身の23歳で、2013年FTRSスカラーシップを得てFCJ(フォーミュラチャレンジジャパン)に初参戦しチャンピオンを獲得。2014年全日本F3にステップアップし、2016年にはチャンピオンを獲得。2017年からスーパーフォーミュラにステップアップすると共に、2018年からSUPER GT GT500クラスにも参戦。2018年にスーパーフォーミュラでチームチャンピオン獲得に貢献すると共に、SUPER GTでは2019年6月の第4戦ブリーラムで初優勝を達成するなど、若手を代表するドライバーの一人に成長した。

    新たにTGR WECチャレンジドライバーに選出された山下健太は、WEC 2019-2020シーズンLMP2クラスにてル・マン24時間レースを含む全戦に参戦。7月23日、24日にバルセロナで行われるプロローグテストからチームに合流する予定となっている。なお、2019年のSUPER GT及びスーパーフォーミュラにも引き続き参戦する。

    山下健太
    WEC2019-2020シーズンのLMP2クラスに参戦することになり、本当にうれしく思っています。こんな貴重な機会を与えていただいたTOYOTA GAZOO RacingとHigh Class Racingの方々に感謝いたします。WECは世界中のさまざまなサーキットで開催されますし、LMP2は非常に競争の激しいクラスでもありますので、挑戦のしがいがあります。私にとってはまだ多くのことを学ぶ必要がありますが、7月から始まるテストが待ちきれません。

    High Class Racing
    チーム名:High Class Racing(デンマーク)
    チーム代表:Peter Utoft
    Car Number:#33
    シャシー&エンジン:Oreca 07 – Gibson engine
    チームメイト:Anders Fjordbach(デンマーク)、Mark Patterson(米国)

    High Class Racing

  • 山下健太 「できればヨーロッパでレースがしたい」

    山下健太 「できればヨーロッパでレースがしたい」

    山下健太は、トヨタが許せば、ヨーロッパの舞台でレースがしたいと語る。

    今年、TEAM TOM’Sで全日本F3選手権のチャンピオンを獲得した山下健太は、ThreeBond with T-SportからマカオGPに参戦。週末、常に上位を走行し、4位でグランプリをフィニッシュ。その名を轟かせた。

    2017年に関して、山下健太は、ヨーロッパF3選手権、もしくはGP2やGP3のヨーロッパのシングルシーターでレースがしたいと語る。

    山下健太は「ヨーロッパに行きたいです。ですが、資金がありません(トヨタがそれを払わなければならない)」と Autosport にコメント。

    「それにヨーロッパに行っても結果が良くなければ、トヨタは資金を送ってくれないでしょう」

    山下健太は、日本のモータースポーツでステップアップを果たすことになるかもしれない。

    木曜日に鈴鹿で開催されるスーパーフォーミュラのルーキーテストではトヨタのカスタマーチームであるKondo Racingでデビューを果たすが、ワークスチームのTOM’Sは、2017年もアンドレ・ロッテラーと中嶋一貴というラインナップを継続する可能性が高いとみられている。

    トヨタのスーパーフォーミュラ・プログラムに山下健太のための空きがあるかは不明だが、SUPER GTではGT300クラスでメーカーチームの一台を走らせることになるかもしれない。

  • 【全日本F3選手権】 山下健太が悲願のシリーズチャンピオン獲得

    【全日本F3選手権】 山下健太が悲願のシリーズチャンピオン獲得

    全日本F3選手権の今季最終大会(第15、16、17戦)が行われ、8ポイント差のビハインドで臨んだ山下健太(TEAM TOM’S)が3連勝で大逆転。F3参戦3年目にして悲願のシリーズチャンピオンを獲得した。

    第15戦決勝、ポールポジションの山下は順調にスタートを決め、首位をキープ。山下の独走かと思われたが、16周目に2位を走行していた車両が最終コーナーでクラッシュ。この車両排除のためにセーフティカーが導入され、山下の築いたマージンは帳消しとなってしまった。

    残り5周でセーフティカーが退き、レースが再開されると、山下は上手く後続を引き離しトップのポジションを堅守。 山下は逃げ切り、トップチェッカー。ファステストラップも獲得しこのレースはフルマークの12点を追加。ライバルが2位でフィニッシュしたが、翌日のポールポジションポイントも加えると、2点差まで詰め寄ることとなった。

    「ポールポジションからのスタートだったので、序盤はだいぶ飛ばして差を作ることができました。決勝前は、レースペースは、B-MAX Racing Team with NDDPのふたりの方が速いかと思っていたのですが、それほどでもなかったので6秒ぐらい差をあけることができました。ただ、そこでセーフティカーが入ってしまって。ちょっと嫌だなと思ったのですが、落ち着いてリスタートも切れて、勝ててファステストラップも獲れたので、本当に良かったです」

    第16戦決勝、ポールポジションの山下は、後方のライバルにやや詰め寄られたものの首位をキープ。首位の山下は2位との差を2秒以上に広げたが、終盤、周回遅れに阻まれる形となりその差は一気に1秒程に。しかし、何とか逃げ切り、前戦に続く2連勝。1ポイント差ながらライバルを逆転し、ランキング首位で最終戦に臨むこととなった。

    「スタートは少し濡れていたので慎重にいきましたが、意外とグリップしましたね。ちょっとマーデンボロー選手に詰められましたが、第15戦と同じように序盤で差をつけることができました。ただ、まだコースで濡れている部分があったので安全にいったところもあるのですが、思ったよりペースが良くなくて、中盤くらいからうしろとあまり差が変わらなくなってきてしまいました。それと、周回遅れのマシンの処理でもロスになったり、少しフラストレーションを感じるレースでしたが、なんとか勝てて良かったです。次のレースはドライですし、普通にスタートを決められれば大丈夫かなと思います」

    第17戦決勝、山下が2連勝でランキング首位には立ったものの、その差は1ポイントでタイトルを争う2台が最前列グリッドに並んでのスタートとなり、このレースで勝ったものがチャンピオン獲得という状況で最終戦(第17戦)のスタートを迎えた。ポールポジションの山下は、2番手のライバルにやや迫られたものの抑えきり、首位をキープ。3周目にコースアウト車両の排除のためにセーフティカーが導入されたが、6周目の再スタートも危なげなく決め、中盤までは追いすがるライバルとほぼ同タイムで周回。残り7周になるとライバルのペースが鈍り、山下は後続との差を広げていくことに。最後は3秒近い差を付けてトップチェッカー。最終大会の3戦を制した山下が、F3参戦3年目にして悲願のシリーズチャンピオンを獲得することとなった。

    「ポイント差が1点しかなくて『勝った方がチャンピオン』という状況のなか今回もポールポジションだったのですが、スタートを決めることができれば勝てると思っていました。ヤン選手の方がスタートが良かったのですぐに右に寄り、うまく前に出ることができました。序盤のペースはあまり良くなかったのですが、後半のペースが良かったですね。セーフティカーが入りましたが、その方がラップダウンの車両に引っかからなくていいだろうと思っていました。リスタートも昨日うまくいっていたので、今日も同じようにやればうまくいくだろうと。ただ今回のレースはさすがに緊張しましたね。3年目のF3でプレッシャーもなかなかすごくて(笑)、しかも今年VOLKSWAGENエンジンが入ってきて、スピードもあった。コースによっては全然敵わないところも多かったですが、最終的にチャンピオンが獲れて、ホッとしているのが正直なところです」