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  • 太田格之進が2連勝で今季4勝目 スーパーフォーミュラ第7戦で瑶子女王杯も獲得

    太田格之進が2連勝で今季4勝目 スーパーフォーミュラ第7戦で瑶子女王杯も獲得

    スーパーフォーミュラ第7戦の決勝レースが7月19日、静岡県の富士スピードウェイで開催され、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの太田格之進が優勝を飾った。

    前日の第6戦に続く2連勝で今季4勝目を挙げ、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が2位、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が3位に入り、ダンディライアン勢が2台表彰台を獲得した

    この結果、太田は第6戦と第7戦の総合成績で争われた「第3回瑶子女王杯」も獲得。ドライバーズランキングでも後続との差をさらに広げ、タイトル争いで大きく前進した。

    スタート直前のアクシデントでレースは大幅遅延
    第7戦は通常どおり41周で争われる予定だったが、フォーメーションラップ開始直後に11番グリッドの佐藤蓮のマシンからオイル漏れが発生。広範囲にオイル処理が必要となったためスタートは大幅に延期され、約45分後にセーフティカー先導でレースが始まった。

    5周のセーフティカーランを経て6周目に実質的なレースがスタート。ポールポジションの野尻智紀が首位を守った一方、フラガが好スタートで一気に2番手へ浮上し、ダンディライアン勢を割って入る展開となった。

    太田が鋭いオーバーテイクで主導権を奪取
    序盤はトップ争いが激しく動き、太田はフラガを攻略すると、10周目には野尻もかわしてトップへ浮上。ピットウインドウが開いた後は各車の戦略が分かれ、一時は実質首位を譲る場面もあったが、新しいタイヤを生かした積極的なオーバーテイクで再び先頭を奪い返した。

    一方、フラガも終盤にTEAM MUGEN勢を相次いで攻略して2番手を確保。牧野も追い上げを見せ、終盤に表彰台圏内へ返り咲いた。

    太田が独走でチェッカー ランキングでもリード拡大
    レース終盤、太田は後続との差を着実に広げ、そのままトップチェッカー。フラガが約5秒差の2位、最終ラップにファステストラップを記録した牧野が3位でフィニッシュした。

    4位は坪井翔、5位は岩佐歩夢、6位は野尻智紀。7位以下は大湯都史樹、福住仁嶺、小林可夢偉、山下健太までが入賞を果たした。

    2戦連続優勝を飾った太田は、もてぎ大会、第6戦富士に続く今季4勝目をマーク。第6戦との総合成績で瑶子女王杯も手にし、ドライバーズランキングでは岩佐歩夢との差を50.5ポイントに広げ、シリーズ制覇へ向けて大きなアドバンテージを築いた。次戦となる第8戦は8月8~9日にスポーツランドSUGOで開催される。

    スーパーフォーミュラ

    2026年スーパーフォーミュラ第7戦 富士 決勝結果

    1位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    4位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    5位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    6位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    7位 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    8位 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)
    9位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)
    10位 山下健太(KCMG)
    11位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    12位 小出峻(ThreeBond Racing)
    13位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    14位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
    15位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)
    16位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
    17位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)
    18位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)
    19位 ロマン・スタネック(Buzz MK RACING)
    20位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    21位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)
    22位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing/リタイア)
    23位 ジュリアーノ・アレジ(KCMG/リタイア)
    24位 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING/リタイア)

  • 太田格之進 スーパーフォーミュラ第6戦で13番手から逆転優勝 今季3勝目

    太田格之進 スーパーフォーミュラ第6戦で13番手から逆転優勝 今季3勝目

    太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が7月18日、富士スピードウェイで開催された2026年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦決勝で、13番手スタートから逆転優勝を飾った。今季3勝目を挙げ、タイトル争いへ向けて大きな勝利となった。

    2位にはポールポジションからスタートしたザック・オサリバン(TEAM IMPUL)、3位にはチームメイトの牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入り、ダンディライアン勢が1-3フィニッシュを達成した。

    太田が怒涛の追い上げで逆転劇
    決勝は気温25度、路面温度29度のドライコンディションでスタート。レコノサンスラップでは小雨が舞ったものの、レースはスリックタイヤで争われた。

    スタートではポールポジションのオサリバンが首位を守る一方、後方では野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)がストールする波乱が発生した。

    13番手からスタートした太田は序盤から圧巻のペースを披露。オーバーテイクシステム(OTS)を効果的に使いながら次々と前車を攻略し、20周目までに優勝争いへ加わる。20周終了時にピットインすると、アンダーカットを成功させて首位オサリバンとの差を一気に縮めた。

    23周目にオサリバンがピットインすると、太田は背後まで接近。翌25周目のストレートで豪快なオーバーテイクを決め、実質トップに浮上した。

    その後はオサリバンの追撃を退けながらリードを維持し、41周を走り切ってトップチェッカー。13番グリッドからの見事な逆転勝利で今季3勝目を手にした。

    オサリバン2位 牧野は涙の3位
    ポールスタートのオサリバンはレース前半をリードしたものの、太田の戦略とペースに屈して2位。それでも今季上位争いを続ける力強い走りを見せた。

    8番手スタートの牧野も着実に順位を上げたが、ピット戦略の違いもあり太田とオサリバンには届かず3位でフィニッシュ。レース後には「勝ちたかったです」と悔しさから涙を見せた。

    4位は大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、5位には終盤に順位を伸ばした小出峻(ThreeBond Racing)が入賞した。

    レース後、太田はフラッシュインタビューで次のように喜びを語った。

    「1周目からオーバーテイクシステムの使い方など、すべて間違っていなかったと思いますし、ピットの作戦も完璧でした。勝てると思っていなかったですが、最高です」

    スーパーフォーミュラ第6戦 決勝結果
    1位 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    2位 ザック・オサリバン(TEAM IMPUL)
    3位 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
    4位 大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    5位 小出峻(ThreeBond Racing)
    6位 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
    7位 阪口晴南(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
    8位 ルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)
    9位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
    10位 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
    11位 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)
    12位 小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)
    13位 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)
    14位 山下健太(KCMG)
    15位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)
    16位 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)
    17位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
    18位 ジュリアーノ・アレジ(KCMG)
    19位 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)
    20位 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)
    21位 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)
    22位 Juju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)
    23位 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)
    24位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)

  • 太田格之進 2028年にインディカー挑戦の可能性も「まずはアメリカで経験を積む」

    太田格之進 2028年にインディカー挑戦の可能性も「まずはアメリカで経験を積む」

    スーパーフォーミュラでランキング首位を走る太田格之進は、将来的なインディカー・シリーズへのフル参戦について、2027年の実現は容易ではないとの見方を示した。一方で、2028年にはより大きなチャンスがあるとの認識を明かしている。

    2026年のインディ500ウィナーであるフェリックス・ローゼンクヴィストが2027年からマクラーレンへ移籍することで、ホンダ系チームのメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)にはシートが空く見込みとなっている。

    しかし、太田は現時点でそのチャンスに飛びつける状況ではないと冷静に受け止めている。

    しかし、太田は現時点でそのチャンスに飛びつける状況ではないと冷静に受け止めている。

    「簡単ではないと思います」と太田はJapan Racing Insiderに語った。

    「インディカーにフル参戦する前に、アメリカのもっと多くのサーキットを経験する必要があります。これまで走ったのはミッドオハイオでのテストだけなので、次のテストの機会を探しています。一歩ずつ進んでいきたいです」

    太田は2025年末にミッドオハイオでMSRのインディカーをテストしており、その際には初走行ながら好印象を残したと評価されている。

    一方で、2028年については「間違いなくチャンスは大きくなる」と前向きな見通しを示した。

    その背景には、MSRがホンダから割り当てられる新たなチャーターを活用し、3台体制へ拡大する計画があるためだ。ただし太田は、現時点で具体的な参戦計画が決まっているわけではないと強調している。

    現在スーパーフォーミュラのタイトル争いをリードする太田にとって、まずは国内で結果を残しながらアメリカでの走行経験を積み重ねることが、インディカー挑戦への最短ルートになりそうだ。

  • 太田格之進 ル・マン24時間参戦決定 Seven x Seven Racingと異色タッグ

    太田格之進 ル・マン24時間参戦決定 Seven x Seven Racingと異色タッグ

    太田格之進が、2026年ル・マン24時間レースにプロトン・コンペティションからLMP2クラスで参戦することが決定した。Seven x Seven Racingとの提携によって実現したもので、6月13〜14日に行われる伝統の耐久レースでル・マン初挑戦を果たす。

    太田格之進は、プロトン・コンペティションの9号車オレカ07・ギブソンをヨナス・リード、ハリー・キングとシェアする。チームはSeven x Seven Racingとの既存パートナーシップを背景に、蛍光イエローを基調とした特別カラーリングも公開した。

    スーパーGT後に急展開したル・マン参戦計画
    太田格之進は今回の参戦経緯について、Seven x Seven Racing代表兼ドライバーの“Bankcy”こと小川潤之から声をかけられたことがきっかけだったと明かした。

    「Seven x Seven Racingのボスである“Bankcy”から連絡をもらいました」

    「スーパー耐久で一緒にレースをしていたので面識はありましたが、そこまで親しい関係ではありませんでした」

    「ル・マンの話を始めたのは5月初旬のスーパーGT富士戦のあとでした。ただ、ホンダを含めたパートナー全員に許可を取る必要がありました」

    「最終的に『ぜひ挑戦してこい』と言ってもらえたので、本当にうれしく思っています」

    太田格之進は2025年にEra MotorsportからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP2クラスへ参戦した経験があり、プロトン側もその実績を評価していたという。

    「昨年LMP2を経験していますし、チームも僕のパフォーマンスを信頼してくれています」

    「スーパー耐久での走りについても理解してくれていました」

    「ル・マンでは良いパフォーマンスを見せたいですが、まずはこうした縁をいただけたことに感謝していますし、一緒に戦うのが楽しみです」

    太田格之進 ル・マン24時間レース

    ホンダの将来にもつながる重要な挑戦
    太田格之進は近年、アキュラ陣営の一員としてIMSA GTPクラスにも継続参戦しており、今年のデイトナ24時間にもアキュラARX-06で出場した。6月のワトキンスグレン6時間が、現行プログラムで最後の参戦になる見込みだ。

    ホンダ/アキュラのIMSA GTP活動終了が決まる中、太田格之進は今回のル・マン挑戦を将来への布石と位置付けている。

    「この挑戦がホンダプログラムでの自分の将来につながってくれればと思っています」

    「今年限りでIMSA GTPプログラムが終了してしまうのは残念ですが、近いうちに戻ってきてくれることを願っています」

    「もし復帰するなら、自分がドライバー候補の一人になれる可能性もあります。それも今回どうしても挑戦したかった理由のひとつです」

    ル・マン優先で富士24時間は欠場へ
    一方で今回のル・マン参戦により、太田格之進はクラフト・バンブー・レーシングから参戦予定だった富士24時間レースを欠場することになる。ル・マンのテストデーと日程が重複するためだ。

    「6月初旬からフランスに滞在するため、富士24時間には出場できません」

    「理解を示してくれたクラフト・バンブー・レーシングには感謝しています」

    日本トップカテゴリーで磨かれた実力が世界耐久の舞台へ
    スーパーGTとスーパーフォーミュラの第一線で活躍してきた太田格之進にとって、今回のル・マン参戦はキャリアの大きな転機となる。近年はIMSAや耐久レースで海外経験も積み重ねており、LMP2クラスでどこまで存在感を示せるかに注目が集まる。

    Seven x Seven Racingとの異色タッグによって実現した今回の挑戦は、日本モータースポーツ界にとっても大きな話題となりそうだ。

  • 太田格之進 SF開幕戦制覇「ウォームアップ差を見てOTSを使用」

    太田格之進 SF開幕戦制覇「ウォームアップ差を見てOTSを使用」

    2026年スーパーフォーミュラ開幕戦(もてぎ)は、長時間のセーフティカーと赤旗によりレースの大半が制限される異例の展開となった。その中で勝利を掴んだのは、予選2番手からスタートした太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。

    ポールポジションの岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)をリスタート直後に攻略し、その一撃で勝負を決めた。限られたグリーン区間での判断が結果を左右したレースだった。

    太田格之進はまた、今季開幕戦に向けた精神的な準備の難しさについても明かした。

    「去年(タイトルを獲り逃して)、本当に悔しい思いをして“燃え尽き症候群”みたいになって、そこから今年、イチから戦うことに対して、メンタル的な部分をこの開幕戦にバシッと合わせることが例年以上に難しかったと思っています」

    「やっとここに戻ってきたなという感じですね。それで優勝できたので良かったと思います」

    観察から組み立てたリスタート戦略
    今回のレースは、実質的な勝負がごく限られた周回に集約される展開だった。そのため、リスタートの一瞬にすべてを合わせる必要があった。

    太田はセーフティカー中の走行からライバルの状態を見極め、OTS(オーバーテイクシステム)の使用判断にも言及した。

    「ホイールスピンの感じを見ていて、少しウォームアップに苦戦しているような感じがあって、SC明けの最終コーナーの立ち上がりは結構チャンスになるのかなというところで、立ち上がりでOTSを使っていくというのも戦略として考えたという感じです」

    「いつ、レースが再開されるか分からない状況だったので、とにかく準備できることをしていました」

    「少しギャンブル的というか、歯を食いしばっていくしかないようなシチュエーションをなんとか自分なりに気合いでいけたなと思っています」

    ウォームアップ状況の差を読み取り、最終コーナー立ち上がりでの加速勝負にすべてを合わせた。その判断と実行が勝敗を分けた。

    スーパーフォーミュラ 太田格之進 vs 岩佐歩夢

    岩佐歩夢の失速は複合要因
    2位の岩佐歩夢は、リスタートでの失速について複数の要因があったと示唆した。

    「結果はもちろん悔しいですけど、抜かれた要因としてはいろいろな原因があって、ここでは詳しく話しませんが、自分がコントロールできない範囲のことなども起こっているので、自分としては今日のことは忘れて、明日に切り替えて、ポール・トゥ・ウインを目指したいと思います。」

    「エンジンがずっとバラついてしまって、直線のエンドまでずっと吹けない状態が続いていたことが大きかったですね。その原因はまったく分からないので、今後に向けてしっかり分析してもらって改善していかなければならないと思っています。」

    トラクションとエンジンの問題が重なり、防御が成立しない状況に陥っていた。

    佐藤蓮は堅実に3位を確保
    3位の佐藤蓮は、マシンポテンシャルの差を認めつつも、難しいコンディションでの結果を評価した。

    「マシンのポテンシャル的にはまだトップ2には足りていないと思うので、そこをどうツメていくかが明日に向けての課題かなと思います」

    「そのなかでしっかりと走り切って、ポイントを持って帰れたのは良かったと思います」

    また、新舗装による影響についても言及した。

    「舗装が変わって、水はけもかなり悪くなっていて、それは鈴鹿テストでもあったことなので想定はしていたんですが」

    “1回の判断”が勝敗を決めた開幕戦
    今回のレースは、純粋な速さではなく、状況対応力と判断力が結果を左右した。

    限られたチャンスの中で、観察・準備・決断をすべて成立させた太田が勝利を掴んだ。

    太田はそのすべてを成立させ、「今年の目標は『チャンピオン』しかない」と語るシーズンの第一歩を完璧な形で踏み出した。

  • SUPER GT:太田格之進がARTAからGT500復帰? 松下信治シート喪失の噂

    SUPER GT:太田格之進がARTAからGT500復帰? 松下信治シート喪失の噂

    ホンダのファクトリードライバーである太田格之進は、2026年のSUPER GT復帰にあたりARTAからGT500クラスに参戦する見通しで、ホンダ陣営のGT500ラインアップに加わる3人の新顔のうちの1人になるとSportscar365が報じている。

    太田格之進は1年のブランクを経て日本最高峰のスポーツカーレースへ復帰する見込みで、同時にアキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングからIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に2戦限定で参戦する計画も進んでいる。

    太田格之進は先月、牧野任祐、山本尚貴とともに、来季からシビック・タイプR-GTに代わって投入されるホンダの新型車両「HRCプレリュードGT」を富士スピードウェイでテストしている。

    当初は牧野任祐と太田格之進を組ませる案があると見られていたが、ホンダはドライバー編成について方針転換したようだ。

    2020年チャンピオンである牧野任祐と山本尚貴は、引き続きTEAM KUNIMITSUでコンビを組む見通しで、太田格之進は2台体制のARTAに加わる方向となっている。

    この動きにより、松下信治はGT500のシートを失うと理解されている。松下信治はホンダ陣営で4シーズンを過ごし、直近2年間はARTAの8号車シビックを野尻智紀と共有していた。それ以前には、日産陣営のチーム・インパルで1シーズンを戦っている。

    一方で、野尻智紀、佐藤蓮、大津弘樹は、チーム無限が運営する2台体制のARTAに残留する見通しだが、どのような組み合わせになるかはまだ明らかになっていない。

    リアルレーシングも2026年に向けて新体制となる見込みで、野村勇斗がGT300から昇格し、今季は塚越広大とルーキーシーズンを戦った小出峻に代わって起用される可能性が高い。小出峻は太田格之進が空けたシートを埋める形で今季参戦していた。

    小出峻はGT500のリザーブドライバーとして、引き続きホンダ陣営にとどまると見られている。

    野村勇斗に加え、ブラジル人のイゴール・フラガもGT300から昇格し、引退した伊沢拓也に代わってNAKAJIMA RACINGで大草りきと組む見通しだ。

    ホンダのGT500ドライバーラインアップの正式発表は、今月中にも行われる見込みとなっている。

    プレリュードGT、セパンでオフシーズンテストへ
    プレリュードGTのテストは来月、トヨタ、日産とともにマレーシアのセパンで行われる恒例のオフシーズンテストで継続される予定だ。

    走行は1月22日から26日までの4日間(1月24日は休止)にわたって行われ、ARTAの8号車、NAKAJIMA RACING車両、そして99号車のテストカーが参加する予定となっている。

    このセパンテストは、プレリュードGTにとってダンロップタイヤでの初走行となる。これまで菅生と富士で行われた走行は、すべてブリヂストンタイヤで実施されていた。

    太田格之進は、アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングからロレックス24時間デイトナおよび事前のロア・ビフォア・ザ・24に出場するため、このセパンテストには参加しない。

    アップガレージ、リアルレーシングとの提携へ
    ホンダと関係のあるGT300チーム、チーム・アップガレージは、セルブスジャパンとの関係が終了したことにより、来季から新たな運営体制となる見込みだ。

    パドック関係者によれば、今季からメルセデスAMG GT3エボを投入しているチーム・アップガレージは、リアルレーシングと提携する動きがあるとされている。

    これにより、2019年にホンダNSX GT3へスイッチした際から続いていたセルブスジャパンとの6年間の関係に終止符が打たれることになる。同チームは、その後も車両をメルセデスAMGに変更した際に、平野亮をリードエンジニアとして起用し、セルブスジャパンが運営を担ってきた。

    スーパー・フォーミュラにも参戦する野村勇斗に代わって、2026年のラインアップで小林崇志と組むドライバーが誰になるかは、現時点では明らかになっていない。

    一方、TEAM KUNIMITSUにエンジニアリングサポートを提供しているセルブスジャパンは、CarGuy MKS Racingとの関係を通じて、引き続きGT300に関与する予定となっている。

    Source: Sportscar365

  • 太田格之進 インディカー初走行「将来このシリーズで戦えたら素晴らしい」

    太田格之進 インディカー初走行「将来このシリーズで戦えたら素晴らしい」

    日本の新鋭レーサーである太田格之進は10月1日、ミッドオハイオ・スポーツカーコースでメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)のDW12インディカーをテストし、ホンダ・パワーのマシンに新たな一台を加えた。

    太田格之進は今季、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するAcuraメイヤー・シャンク・レーシングの#93号車の重要な一員であり、これがアメリカでの初シーズンとなっている。

    ニック・イェロリー、レンガー・ファン・デル・ザンデ、アレックス・パロウとともにトップカテゴリーであるGTPクラスに参戦し、これまでの最高位は5位。直近の「TireRack.com Battle on the Bricks」では、アキュラARX-06をドライブした5人のドライバーの中で最速タイムを記録した。

    IMSAでの活動と並行して、太田格之進はホンダ・パワーを搭載するドコモ・チーム・ダンデライオン・レーシングから全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦している。スーパーフォーミュラは、現MSR所属のフェリックス・ローゼンクヴィストや現NTTインディカー・シリーズ4連覇王者アレックス・パロウを含む、複数のドライバーがインディカーへのステップアップを果たしてきたカテゴリーでもある。太田格之進は現在、選手権3位につけており、首位との差はわずか8ポイント。残り4戦を残す中、今季すでにシリーズ最多となる3勝を挙げている。

    太田格之進は、スポーツカーとインディカーをまたぐ最新のMSRドライバーとなった。MSRは過去に、ジャスティン・ウィルソン、キャサリン・レッグ、エリオ・カストロネベスといったオープンホイール出身ドライバーをIMSAのチームに起用してきた。また逆に、トム・ブロンクビストのようにIMSAドライバーにインディカーのチャンスを与えた例もある(2023年、2024年)。

    今回のミッドオハイオでのテストでは、太田格之進はホンダ・パワーを積むMSRのDW12で104周を走破した。次戦は10月11日〜12日に富士スピードウェイで開催されるスーパーフォーミュラに参戦し、選手権争いを続ける。

    太田格之進:「初めてのインディカーテストは、クルマを学ぶだけでなく、コース、タイヤ、そしてセットアップを理解することでもあり、本当に価値のある経験になりました。この素晴らしい機会を与えてくださったマイクとメイヤー・シャンク・レーシングに心から感謝しています。挑戦的な一日でしたが、多くの面でとても満足していますし、次にステアリングを握るときにはさらに良くできると自信を持っています。将来このシリーズで戦えたら素晴らしいですし、それが現実になることを心から願っています」

    デイビッド・ソルターズ(ホンダ・レーシング・コーポレーションUSAプレジデント):「カクが#93号車でアキュラMSRチームとともに今季見せてきたパフォーマンス、そしてトップレベルのプロトタイプレースカーでスムーズにチームに溶け込み戦ってきたことに非常に感銘を受けている。マイク・シャンクとジム・メイヤーとともにインディカーをテストする機会を得られたことを嬉しく思う。カクはとても規律があり、素晴らしいレースクラフトを持ち、そしてもちろん信じられないほど速い。我々は彼がホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトの一員だった頃からそれを知っており、それは何度も何度も(そして何度も)証明されてきた。今年のスーパーフォーミュラ、そしてARX-06での彼の走りは非常に印象的で、これからの活躍が楽しみだ」

    マイク・シャンク(メイヤー・シャンク・レーシング共同オーナー):「カクにミッドオハイオで我々のインディカーを走らせる機会を与えられたことは素晴らしかった。カクは私が期待していた通りの走りをしてくれた。とてもよく成長し、オンでもオフでも成熟した姿を見せてくれた。多くの情報が一度に与えられる大きな一日だったが、彼はそれを非常によくこなしてくれた」

  • 太田格之進 メイヤー・シャンク・レーシングでインディカーをテスト決定

    太田格之進 メイヤー・シャンク・レーシングでインディカーをテスト決定

    メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)は、太田格之進が10月1日(水)にミッド・オハイオ・スポーツカー・コースで行われるNTTインディカー・シリーズ公式テストに参加すると発表した。太田格之進は、アキュラMSRのIMSA耐久レースドライバーの一人でもある。

    26歳の太田格之進は、日本のトップ・フォーミュラカテゴリーで確固たる評価を築いてきた。現在は非常に競争の激しいスーパーフォーミュラ選手権に参戦しており、今季は4度の表彰台を獲得、そのうち3勝を挙げており、選手権争いの上位に位置している。

    スーパーフォーミュラでの活動に加えて、太田格之進はアキュラMSRの93号車アキュラARX-06を駆り、IMSA耐久選手権の5戦中3戦(デイトナ、ワトキンスグレン、インディアナポリス・ロードコース)に出走している。

    今回のミッド・オハイオでのテストは太田格之進にとって初めてのインディカー走行となり、チームがIMSAとインディカー両プログラム間でクロスオーバーの機会を提供するという継続的な取り組みを強調するものとなる。

    「我々はカクにこの機会を与えられることに興奮している」と、マイヤー・シャンク・レーシングの共同オーナーであるマイク・シャンクは語った。「ドライバーが学び、スキルを広げるチャンスを与えるのが大好きなんだ。我々がこうした2つのハイレベルなレースシリーズに参加しているからこそ、それが可能になっているのはとても幸運だと思う」

    アキュラMSRでのIMSA3戦において、太田格之進とチームメイトは3度のトップ10フィニッシュを達成しており、その中にはインディアナポリス・モータースピードウェイで開催された直近のTirerack.comバトル・オン・ザ・ブリックスでの5位が含まれる。

    「インディカーをドライブできることに本当にワクワクしていますし、この機会を与えてくださったマイクにとても感謝しています。異なる種類のホンダやアキュラのマシンを体験できるのは本当に貴重なことですし、今自分が乗っているマシンとどう違うのか、比べるのが待ちきれません」と太田格之進は語った。

    太田格之進 インディカー

  • 太田格之進 IMSAの2レースにEra Motorsportから追加参戦

    太田格之進 IMSAの2レースにEra Motorsportから追加参戦

    太田格之進は、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のセブリング12時間レースに、ホンダ・レーシング(HRC)の開発プログラムの一環として、Era Motorsportチームに参加する。

    Era Motorsportとホンダ・レーシングは、太田格之進がチームメイトのトビ・ルトケとデビッド・ハイネマイヤー・ハンソンとともに、#18 オレカ 07 LMP2を共同運転することで合意した。

    太田格之進は、1月25日~26日に開催されたデイトナ24時間レースでIMSAスポーツカー選手権のGTPクラスにデビューしたばかりだが、3月14日に開催されるセブリング12時間レースに参戦する。また、ロード・アメリカで開催されるスポーツカー・ウィークエンドのスプリントレースにも出場する。

    太田格之進は「セブリングとロード・アメリカでEra Motorsportの一員としてレースに出場できることを嬉しく思います」とコメント。

    「エラはLMP2クラスで毎年素晴らしい結果を残している信頼できるチームです。2024年から一緒に仕事をしているので、すでにパートナーシップは強固であり、良い結果を残せるだろうと確信しています」

    セブリングでLMP2クラスの現チャンピオンとの第2ラウンドを戦った後、彼はマイヤー・シャンク・レーシングの#60アキュラARX-06 GTPとチームメイトのレンガー・ファン・デル・ザンデとニック・イェロリーとともにワトキンス・グレン(6月22日)で6時間レースに挑む。

    ロード・アメリカの2時間40分のレースは8月3日に開催され、その後太田格之進はインディアナポリス・モーター・スピードウェイで9月21日に開催される6時間の「バトル・オン・ザ・ブリック」レースに#60アキュラで復帰し、オオタのデビューシーズンにおけるIMSAレース出場は合計6回となる。

    Era Motorsportのチーム創設者であるカイル・ティリーは「Era Motorsportのチーム全員が、セブリングとロードアメリカに“カク”を迎えることをとても喜んでいる」

    「彼とHRCは共に素晴らしいチームであり、このプロジェクトで彼らと協力できることを光栄に思う」

    太田格之進はIMSAに合計5レース参戦する。


    1月:デイトナ(24時間)
    6月:ワトキンスグレン(6時間)
    9月:インディアナポリス(6時間)


    3月:セブリング(12時間)
    8月:ロード・アメリカ(2時間40分)
    ※カッコ内はレース時間

  • 太田格之進 デイトナ24時間レース「レースでリードできたのは特別な体験」

    太田格之進 デイトナ24時間レース「レースでリードできたのは特別な体験」

    IMSA ロレックス・デイトナ24時間レースにおいて、アキュラのドライバーとチームが5年連続で表彰台を獲得した。Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・カーブ・アガジャニアン)の60号車は、24時間耐久レースの激戦を乗り越え、見事2位でフィニッシュしました。6番グリッドからスタートした60号車は、トム・ブロムクヴィスト、コリン・ブラウン、スコット・ディクソン、フェリックス・ローゼンクヴィストの4人が交代でドライブし、レースを39周リードした。24時間を走りきって1位まであとわずか1.335秒という僅差でフィニッシュした。

    一方、HRCのセミワークスチームとして臨んだ93号車アキュラ ARX-06は、ニック・イェロリー、レンガー・ファン・デル・ザンデ、アレックス・パロウ、太田格之進の4人がドライブ。2番グリッドからスタートし、序盤で合計19周をリードするなど順調な滑り出しを見せたが、レース開始5時間目にサスペンションのトラブルに見舞われ、一時ガレージへ戻ることになった。しかし、Acura MSRとHRCチームの迅速な修復作業により、わずか1時間で93号車をコースに復帰させた。その後、激しいレース展開の中で他車が消耗していく一方、93号車は着実に順位を取り戻す粘り強い走りを見せ、貴重なポイントを獲得した。

    93号車は、Honda Racing Corporation USA(HRC US)にとって新たな挑戦として、初めてレース戦略とエンジニアリングを全面的に担当した。また、HRCグローバルサポートを受ける太田格之進にとっては、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を経験する貴重な機会となった。

    太田格之進は最初のスティントでトップに躍り出て、IMSAデビューを飾った。しかし、その後のサスペンショントラブルの修理が長引き、93号車は大きく後方に後退したものの粘り強い追走で大きくポジションを上げ、GPTクラス8位(総合15位)でゴールした。

    今週末はレースでの挑戦に加え、第63回ロレックス・デイトナ24時間の公式セーフティカーとして採用されたAcura Integra Type Sも700馬力以上のモンスターマシンを従えて活躍した。さらに、HRC代表取締役社長の渡辺康治は、「Honorary Starter(名誉スターター)」としてグリーンフラッグを振った。

    ロレックスデイトナ24時間レース Acuraの結果
    デイトナ24時間レース 2025
    2位:60号車Acura ARX-06
    チーム:Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian
    ドライバー:トム・ブロンクヴィスト、コリン・ブラウン、スコット・ディクソン、フェリックス・ローゼンクヴィスト

    8位(総合15位):93号車Acura ARX-06
    チーム:Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian
    ドライバー:ニック・イェロリー、レンガー・ファン・デル・ザンデ、アレックス・パロウ、太田格之進

    次戦
    2025年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦はフロリダ州セブリングで開催される「Mobil1 セブリング12時間レース」。今年で73回目を迎えるこのレースは、3月15日(土)にセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われる。

    デイトナ24時間レース Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian

    トム・ブロンクヴィスト(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60)
    「2位とはいえ、素晴らしい成果だったと思います。正直、『これはとても長い24時間になるな』って思った瞬間もありました。序盤、ペースが上がらなくて厳しい展開でしたし、ポルシェ勢がすごく速かったためです。でも、チームが本当に素晴らしい仕事をしてくれて、最後には良いポジションで戦うチャンスを作ってくれました。僕も最後は全力で攻めて、1台のポルシェをなんとか抜けたのですが、もう一台は少し手が届きませんでした。あと何周かあれば…と思いましたが、少し時間が足りませんでした。とはいえ、これでシーズンの良いスタートが切れましたし、ポイントも稼げたのは大きいです。Acura MSR、Acura、HRCのみんなには本当に感謝しています。今年はこのプロジェクトにたくさんの人が関わって、ものすごい努力とリソースを注ぎ込んでいます。そういう意味でも、今回の結果はいいスタートですね。次はセブリング12時間レースですし、この調子で突き進みます」

    コリン・ブラウン(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60)
    「素晴らしい結果ですね。シーズンのスタートとして最高でしたし、HRCとAcura MSRとの新しいプロジェクトの始まりとしても上々の滑り出しです。2位は素晴らしい結果ですし、ここデイトナはとても重要な場所ですからね。ただ、勝利こそがすべてなので、『ああ、悔しい』って気持ちも正直あります。それでもチーム全員が本当に素晴らしい仕事をしてくれました。フェリックスとスコットも素晴らしい走りを見せてくれましたし、トムは最後に圧巻のパフォーマンスを披露してくれました。今回の結果は、この新しいプログラムの始まりとしては非常に良いものだと思います。今後、さらに洗練させ、発展させる基盤ができて、これからのシーズンが楽しみになる良いスタートになりました。この調子で進んでいきたいですね」

    スコット・ディクソン(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60)
    「楽しいレースでした。ただ、確かに難しい場面もありましたし、ミスも完全には避けられませんでした。それはやっぱり理想的ではないですね。とはいえ、Acura、Honda、そしてMSRが戦略面でできる限りのことをしてくれました。ただ、タイヤのデグラデーション(劣化)が少し厳しかったです。特に序盤にタイヤを2スティントで使用しなければならなかった時は、本当に大変でした。それでも、トムが最後に素晴らしい仕事をしてくれたので、今回の結果は僕たちが出せたベストだったと思います。あと少し時間があれば、もっとチャンスがあったかもしれないですけどね」

    フェリックス・ローゼンクヴィスト(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60)
    「60号車にとってはなかなか良い終わり方でした。この手の大きなイベントでは、2位は少しほろ苦い感じがしますが、正直なところ途中の状況を考えれば、この結果には満足です。これからシーズンを戦い続けるチームにとっても、良いポイントを稼げたのは大きいと思います。最後のトムの走りは本当にすごかった。まさに鬼気迫るスティントで、見ていて心臓がバクバクしました。チームメイトやメカニック、クルー、エンジニア、みんなの努力を本当に誇りに思います」

    デイトナ24時間レース 太田格之進

    ニック・イェロリー(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93)
    「93号車は、残念ながら序盤でリアサスペンションのトラブルが発生してしまいました。それでもペース自体はすごく良くて、予選では2番手につけて、最初の数スティントではそのポジションをしっかりキープできていました。チームが頑張ってマシンを修復してくれたので、40周遅れでしたが、コースに戻ることができました。そこからは、60号車をサポートしつつ、できるだけ前のポジションに上がることを目指して走りました。Acura MSRとHRCの素晴らしい仕事ぶりには本当に感謝しています。まだまだシーズンはこれからですし、もっと良い結果を目指して頑張っていけると思います」

    レンガー・ファン・デル・ザンデ(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93)
    「60号車が最後まで走り切り、2位という素晴らしい結果を残せたことは本当に嬉しく思います。これはチーム全体の努力の成果だと感じています。ただ、僕たちのレースが早い段階で終了してしまったことは、やはり悔しいです。しかし、同じくトラブルを抱えたチームの中で、僕たちは最速でマシンを修復し、コースに戻すことができました。そのおかげで、他チームより多くのポイントを稼ぐことができたのは良かったと思います。なぜサスペンションが壊れたのかを調査する必要はありますが、それ以外にも今回のレースで多くのことを学びました。このマシンの扱い方や、MSRやHRCとどのようにチームを運営していくべきかなども含めて学びがありました。本日の結果自体には満足していませんが、今日得られた経験や教訓には誇りを持てると思います」

    アレックス・パロウ(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93)
    「序盤でメカニカルトラブルが発生してしまい、93号車にとっては非常に残念な1日となってしまいました。特に、それが私たちのミスではなかったという点が悔しいです。時にはチームやドライバーのミスで、どうすれば良かったかを振り返ることができますが、今回はただのトラブルだったため、僕たちにできることは何もありませんでした。本当に残念な結果ではありますが、またコースに戻ることができて良かったと思っています。僕自身にとってもチームにとっても、多くの周回を走れたことは次戦セブリングに向けてプラスになるはずです。また、最後に(60号車の)トムの戦いぶりを見られて嬉しかったです。あと少しで勝てそうなところまで行ったので、それが次のレースに向けてさらにモチベーションを高めてくれます。これからのレースがとても楽しみです」

    太田格之進(Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93)
    「Acura Meyer Shank Racingの一員としてロレックス 24に出場できたことは、本当に光栄でした。たくさん周回をこなして、スティントはおそらく6回くらい走ったので、今はとても疲れています。でも、自分ではとてもクリーンなレースができたと思っていますし、その点は満足しています。初めてのレースでリードすることができたのも、とても特別な体験でした。クルマの速さは分かっていましたし、もちろん勝ちたかったです。でも、このレースは厳しいものですし、残念ながら僕たちのクルマは壊れてしまいました。それでも、次回はワトキンズ・グレンでこのチームに合流することを今から楽しみにしています。こうした機会を与えてくれたAcura MSRとHRCに心から感謝しています」

    デイビッド・ソルターズ(HRC US社長)
    「HRCとMSRが新たに組んだ最高峰のレーシングチームとしての初陣でした。我々の素晴らしいメンバーたちは全員が一丸となり、本格的に活動を始めてからたった9週間で、設備や機材を整えました。この壮大な努力の末、世界で最も過酷で名誉あるレースのひとつであるロレックス 24時間レースに挑み、予選で2位、そして決勝でも2位という結果を収めることができました。デイトナでの2週間で得られた学びは非常に大きなものです。世界トップレベルのライバルたちと戦い、初陣でここまで勝利に迫ることができたのは、我々のメンバーたちの素晴らしい努力が報われた証だと思います。チームの皆、素晴らしい仕事でした。次戦セブリングでは、さらに上を目指して頑張ります」