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  • WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間の決勝レースが11月18日(日)に中国・上海国際サーキットで行われた。悪天候の中、赤旗やセーフティカー多発の荒れたレースとなったが、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車が勝利。8号車が2位で続き、2戦連続での1-2フィニッシュを果たした。

    前戦富士に続く2連勝を飾った7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスは、ドライバーズタイトル争いで首位を行く8号車との差を5ポイントへ縮めた。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車は差を詰められたもののドライバーズランキング首位を堅守。また、チームは今季4度目の1-2フィニッシュを飾ったことで、チームランキングでもライバルチームとの差を28ポイントへと拡げた。

    この日、オーストラリアで行われていたFIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦で、TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーズタイトルを獲得。スタート直後にその吉報を受けて臨んだ6時間レースは、変わりやすい天候による難コンディションでの厳しい戦いとなった。

    朝から降り続く雨により、レースは現地時間11時にセーフティカー先導で開始されたが、それでもアクシデントが発生するほどの悪コンディションのため、まもなく赤旗が振られレースは中断。

    スタートから1時間10分ほどが経過したところで、ややコンディションが回復したこともありレースは再開。グリーンフラッグが振られ本格戦が開始されると、首位を走っていたホセ・マリア・ロペスの7号車が僅かにコースオフした隙を突き、セバスチャン・ブエミの8号車が首位に浮上。まもなく再び悪化したコンディションに、レースはセーフティカーが導入され、2度目の赤旗が出された。

    2時間を経過してまもなく再度セーフティカー先導でレースが再開。2台のTS050 HYBRIDはここでピットインし、7号車は小林可夢偉、8号車はフェルナンド・アロンソへとドライバーチェンジ。ピット戦略の違いで一旦順位を落とすこととなったが、レースが折り返しを過ぎる頃には、アロンソは周回遅れのGTカーをかいくぐりながら、レベリオン1号車を猛追し首位を奪取。ピット作業でタイムをロスし4位へと後退していた7号車の小林も、ジェンソン・バトンが駆るSMP11号車とのバトルを制し、2位へと浮上した。

    残り2時間になろうかというタイミングで、ストレート上でのアクシデントにより更なるセーフティカー導入。小林可夢偉は55周目に給油のためにピットイン。天候が更に悪化し、更なる赤旗でレースが途中終了してしまう可能性を考え、チームはピットタイミングをずらす作戦を採り、フェルナンド・アロンソの8号車は1周後にピットへ。この結果、8号車は3位に後退、7号車との差は25秒に広がったが、アロンソはSMP11号車をパスし再びTS050 HYBRIDの1-2体制に。

    その後はコースコンディションが徐々に良くなっていき、2台のTS050 HYBRIDは着実に後続との差を広げていった。残り70分ほどになったところで2台はピットインし、7号車はマイク・コンウェイ、8号車は中嶋一貴へと最後のドライバーチェンジ。中嶋はプッシュを続け首位7号車との差を縮めていくと共に、ファステストラップも記録した。

    終盤の30分ほどになると、再び天候が悪化。クラッシュによるセーフティカーが導入され、残り7分弱で再開されたが、コンウェイの駆る7号車が1.419秒差で逃げ切り、今季2勝目。8号車が2位でチェッカーを受け、今季4度目の1-2フィニッシュを果たした。

    これで2018年のWECシリーズ戦は終了。長い冬のインターバルを経て、次戦は3月15日(金)に米国フロリダ州セブリングで1000マイル(約1600km)レースとして行われる。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 1位、 113周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(2分01秒995)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 2位(トップと1秒419差)、 113周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(2分01秒381)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表):
    2018-2019 年WEC スーパーシーズン後半戦の幕開けである上海レースを、難しい天候の中、富士に続いて1-2フィニッシュ出来たことはとても嬉しいです。それは望んでいたものでしたが、課題も残りました。将来に向けて弱い部分を常に改善してまいります。最後に本日、復帰2年目でFIA世界ラリー選手権(WRC)マニュファクチャラーズタイトルを決めたTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの皆さん!本当におめでとうございます!

    小林可夢偉(7号車):
    チームが素晴らしい仕事をしてくれましたし、マイクとホセもよくやりました。再び勝てて本当に嬉しいです。私のスティントはとてもハードでした。セーフティカーの導入で、多くの他カテゴリーの車両が私の前に入ってしまい、強い雨の中で視界は最悪でした。とにかくリスクを最小限にするよう集中して、再度セーフティカーが導入されることを見越して、着実に他カテゴリーの車両をパスしていきました。実際その直後にセーフティカーが導入されたときには私はトップに立っており、その後は後続とのギャップを維持することに専念できました。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    このコンディション故に、難しいレースでした。終盤再び降り始めた雨で視界が非常に悪く、タイヤの温度もなかなか上がりませんでした。この結果には非常に満足していますし、チームにも祝福を送ります。そして今大会も着実な仕事で支えてくれたクルーに感謝します。前戦富士からの勢いのまま、今年最後のレースで勝つことが出来、最高の勝利となりました。この冬季オフシーズンでもプッシュを続けていけば、シーズンを良い結果で終えられると思っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    非常に難しいコンディションにもかかわらず、素晴らしい仕事を成し遂げてくれたチームに感謝します。今日の勝利は最高の気分です。私自身のレースは、短い時間でしたが本当にハードでした。スタート直後はコース上の水が非常に多く、トップだった私は視界の面では優位でしたが、コース上に出来た川を最初に横切らなくてはなりませんでした。ヘアピンで僅かにミスをしましたが、幸運にもなんとかコース上に留まることが出来ました。

    中嶋一貴(8号車):
    難しいコンディションでの難しいレースでした。我々のTS050 HYBRIDは好調でしたが、セーフティカーラン中のピットストップで運がありませんでした。2戦連続で不運なレースになってしまいましたが、この先は運が戻って来てくれることを願っています。これで今年のWEC戦は終わりますが、シーズンはまだ3戦残っており、再び表彰台の中央に戻るべくプッシュを続けて行きます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    私は非常に難しい第1スティントを担当しましたが、我々のTS050 HYBRIDはあのようなヘビーウェットコンディションでも速かったです。個人的には、チームメイトから首位を奪うことも出来ましたし、自分のドライビングには満足しています。我々は非常に好調な車両と勝てるだけのスピードを持っていましたが、ピットストップで7号車の方に少し運がありました。それだけに最終的な結果はちょっと残念です。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    悪天候とヘビーウェットコンディション、そしてセーフティカーに翻弄されたレースでした。悪天候下でのレースは視界が悪く、いつもとても辛いレースになります。我々の8号車は好調で速かったですし、我々もベストを尽くし、今日は勝利を争える速さがあったと思います。最終的に勝利には届きませんでしたが、次戦また挑戦します。

  • WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    11月17日(土)中国・上海国際サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車がポールポジション、8号車が2番手で続き、僅差の争いとなった予選で最前列グリッドを確保した。

    予選では、前戦富士の勝者である小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が着実にタイムを更新していき、ポールポジションを獲得した。

    7号車に0.228秒差の2番手につけたのは、ドライバーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車。この予選では、ノン・ハイブリッド勢が速さを見せ、レベリオン1号車が8号車に僅か0.059秒差に迫ったが、8号車は2番手グリッドを確保し、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは最前列に並んで決勝レースをスタートすることとなった。

    前日16日(金)は一日雨模様だったが、この日は終日好天に恵まれ、午前中1時間にわたって行われた公式練習3回目が,予選へ向けてドライコンディションでのセッティングを詰めて行く唯一の機会となり、全てのチームにとって重要なセッションとなった。

    ル・マン以外のWECの予選は、2人のドライバーがアタックし、それぞれの最速タイムの平均で決定される。午後2時半から開始されたLMPクラスの予選では、小林とアロンソがまずアタックを担当。翌日の決勝レースは雨が予想されているため、惜しげもなくそれぞれ新品のドライタイヤへと交換してコンウェイと中嶋へ交代し、2人目のアタックへ。

    予選セッションが進んでいく間にも、コースコンディションはどんどん良くなっていき、それに伴ってラップタイムも向上。そのため、チームはいつもとは異なり、小林とアロンソに再度のアタックをさせることに。新しいタイヤと予選用のハイブリッド・パワー・セッティングでアタックした2台は更にタイムを更新した。

    ライバルもタイムを更新したが、この再アタックが効を奏し、7号車がポールポジションを獲得。TOYOTA GAZOO Racingは今季ここまでの5戦全てでポールポジション獲得を続けている。しかしながら、今大会はライバルの追撃も激しく、TOYOTA GAZOO Racingの2台を含むトップ4は1秒以内という僅差の争いとなった。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習3回目 : 4番手 (1分45秒321), 27周
    公式予選 : 1番手 (平均1分42秒931)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習3回目 : 3番手 (1分45秒164), 26周
    公式予選 : 2番手 (平均1分43秒159)

    小林可夢偉(7号車):
    素晴らしいTS050 HYBRIDを仕上げてくれたチームに感謝します。午前中、コースの路面はとても汚れていたのですが、予選セッションの間に良くなりました。マイクが素晴らしいラップタイムをマークした後、私も再度アタックし、更にタイムを更新することが出来ました。自分のラップタイムには満足していますし、ポールポジションからスタートできるのは嬉しいですが、明日の決勝レースはタフなものになると予想しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    またポールポジションを獲得出来て嬉しいです。僅差の戦いで、セッションが進むごとにタイムは塗り替えられ、新しいタイヤへと交換することで更にラップタイムを縮めていきました。我々はセッションを通してレベリオンやチームメイトの8号車よりも速いタイムを刻み続けることが出来ました。先頭からスタートが切れるのはいつでも良いものです。明日はこのポジションを守るべくベストを尽くします。

    中嶋一貴(8号車):
    7号車に対しては少しスピードが足りませんでしたが、予選ではベストを尽くしましたし、TS050 HYBRIDの出来には満足しています。驚くべきことはノン・ハイブリッド車が非常に速かったことです。我々は予選用のハイブリッド・パワー・セッティングで走りましたが、彼らはほぼ同じペースでした。それがなければ負けていたかもしれません。明日のレースでは適切なタイヤ選択を行い、ミス無く走ることに集中します。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    予選を1-2で終えることが出来たのはチームに取って非常に良い結果です。ただノン・ハイブリッド車とは非常に接戦で、予選用のハイブリッド・パワー・セッティングに加えて、リードを保つため、走行のたびに新品タイヤを使いました。明日は雨が予想されるので、難しいレースになりそうです。

  • WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦上海6時間のレースウィークがウェットコンディションの下、2度の公式練習で幕を開けた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選と決勝レースへ向けて多くの周回を走破し着実に準備を進め、両セッション共にトップ2を占めた。

    上海のレースウィーク初日は、走行セッションのほとんどが雨という、全ての車両にとって厳しいコンディション。

    加えて、LMP1クラスで新たに設定された性能調整により、2018年の最後のレースとなる上海は、レースウィーク序盤から非常に接近したタイムでの争いとなった。

    刻々と天候の変わっていく一日となったが、この日の最速タイムは、現在シリーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が駆るTS050 HYBRID 8号車が、やや路面が乾き始めた公式練習1回目の終盤、インターミディエイト・タイヤを履いて記録した。

    前戦富士で勝利を飾った小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆る7号車は、完全なウェットコンディションとなった午後の公式練習2回目でトップタイムをマークした。

    LMP1クラスのノン・ハイブリッド勢は、富士での燃料及び重量面での性能調整に加えて、今大会上海において更に燃料面で優位となる性能調整が採り入れられた。その結果、公式練習2回目において、LMP1クラスのトップ4は僅か0.676秒の中に入る僅差となった。

    本日金曜日は、LMP1クラスのチームにとっては、通常よりも朝早くから走行が開始されることとなった。LMP1クラスのノン・ハイブリッド車両には、朝8時から様々なタイヤのテストを行う機会が与えられ、TOYOTA GAZOO Racingも全105分間のセッションのうち60分間にわたって、部分的に濡れているコースでタイヤテストを行った。

    午前11時から行われた公式練習1回目のセッションは、弱い雨と低い路面温度の中で始まった。セッションが進むにつれコンディションはやや改善していき、最後の数周はインターミディエイト・タイヤでの走行が可能となった。

    ブエミが駆る8号車が最初にインターミディエイト・タイヤに履き替えると、すぐに好タイムをマークし、この日のベストタイムを記録することとなった。

    しかし、ラップタイムはこの日のチームにとってあまり重要ではない。チームは1周5.451kmの上海国際サーキットにおける、空力面、メカニカル面、そしてハイブリッド・システムの調整に集中し、それは午後の公式練習2回目も続けられた。

    公式練習2回目もセッション終盤に向かうにつれコンディションはやや良くなっていき、ロペスがウェットタイヤでこのセッションでの最速タイムを記録したが、1回目のタイムよりも6秒以上遅いものだった。

    明日17日(土)は公式練習3回目の後に予選を行い、18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)に6時間の決勝レースがスタートする。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習1回目 : 2番手 (1分56秒354), 37周
    公式練習2回目 : 1番手 (2分02秒259), 32周

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習1回目 : 1番手 (1分54秒768), 39周
    公式練習2回目 : 2番手 (2分02秒504), 35周

    小林可夢偉(7号車):
    両セッション共にウェットコンディションだったのはちょっと残念です。このコンディション下で出来る限りの作業をこなそうとしましたが、限られた数のウェットタイヤしか使えず、通常通りのセットアップ作業を行うのは困難でした。明日土曜日、路面コンディションがどのくらい回復するかを確認しなくてはなりません。明日の公式練習3回目は非常に重要なセッションになるでしょう。そこで可能な限りTS050 HYBRIDのセッティング改善を進めるつもりです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今日はこのコースにTS050 HYBRIDを合わせるための作業を行うつもりでしたが、天候のために望み通りには行きませんでした。我々は全力で取り組みましたし、状況はどのチームにとっても同じですが、あらゆるコンディションにあわせて車両のパフォーマンスを引き出すのは難しいです。LMP1ノン・ハイブリッド勢との差は非常に僅かなようなので、明日の公式練習3回目で更なる最適化を進め、どんな天候になっても戦えるように準備する必要があります。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    良い一日でしたが、コースコンディションが刻々と変わり、大変な一日でもありました。何種類かのタイヤコンパウンドを試し、今日のようなコンディションでのデータを得られたのは良かったです。公式練習2回目の最後のラップは本当にTS050 HYBRIDの感触が良く、満足しています。我々はセッティング面で良い方向に進んでいると思いますし、これからの週末、天候がどうなるかを見守るだけです。

    中嶋一貴(8号車):
    雨のレースを想定すると、使用できるタイヤセットが限られているうえに性能落ちも大きく、タイヤのマネジメントに苦労しました。全般にグリップも弱く、チームはTS050 HYBRIDのチューニングと車両セットアップに注力しました。レースに向けて、今日は良い準備ができたと思いますが、僅差の戦いになりそうなので、集中を切らさず戦っていきたいと思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    多くの走行が出来た良い一日でした。雨で濡れた路面はとてもトリッキーでしたが、かなりの距離を走れたので、雨予報のレースに向けて準備万端です。ノンハイブリッド車とのタイム差は小さいので、厳しい戦いになりそうですが、今日得られたデータを分析し、可能な限り改善していきたいと思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    今日は厳しいコンディションでしたが、いつもの金曜日と同様、あらゆる情報収集を行い、どのウェットタイヤがコースに最も適しているかを時間かけて分析しました。週末はおそらく激戦になるでしょう。天気が急変した場合、タイヤを素早く選択し、正しく判断するのが勝負の鍵になると思います。

  • WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、中国・上海国際サーキットで行われる6時間レースでの1-2フィニッシュを目指し、タイトル争いのリードを更に拡大して2018年を締めくくるべく、上海へと向かうう。

    今年5月から始まった、全8戦で争われるFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンは後半戦に入った。1周5.451kmの上海国際サーキットで行われるWEC第5戦は、シーズン後半戦の幕開けというだけでなく、2018年に行われる最後のレースとなる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、先月チームの母国日本で行われた富士6時間レースを1-2フィニッシュという最高の形で終えた。これにより、チーム選手権において、タイトルを争う直接のライバルであるレベリオン・レーシングとの差を14ポイントに拡げて上海へと臨む。

    ドライバーズ選手権では、TS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が富士で今季初勝利を挙げたことで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のドライバーがランキングの1、2位で争う状況となった。

    ここまでの4戦中、ル・マン24時間レースを含む2戦で勝利を挙げた8号車の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が現在ドライバーズ選手権の首位を走っているが、7号車も13ポイント差に迫り、2台のTS050 HYBRIDによる争いが更に激しくなることは間違いない。

    上海中心部から40kmほどの場所に位置する上海国際サーキットにおいて、TOYOTA GAZOO Racingは過去6戦中3勝という強さを見せてきた。

    再びの上海での勝利、そして直近のWECレース8戦中7勝目へ向けて、チームは1000馬力を誇る4輪駆動のTS050 HYBRIDをコースへ最適化し、予選、決勝レースへ向けての準備を始める。レースウィークは、16日(金)の2回に渡る90分間の練習走行と、17日(土)の60分間の練習走行に続いて予選が行われ、6時間の決勝レースは18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートが切らる。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    上海6時間レースに向けて、ここ数週間、全力で準備をしてきました。TS050 HYBRIDは過去の4戦で速さを示してきましたが、ちょっとしたミスや技術的な問題が世界チャンピオン獲得のために大きな障害となってしまうからです。一方、上海は2018-2019スーパーシーズン後半戦の始まりのレースでもあります。2019年のル・マンを見据え、我々の弱い部分を継続して改善し、より強くなってル・マンに戻るべく、この地から再出発します。

    小林可夢偉(7号車):
    富士での今季初勝利の後だけに、上海でのレースがとても楽しみです。過去の上海のレース経験から、我々のクルマはコースに向いていると思っていますし、また力強いレースが見せられることを期待しています。ただ、富士でノン・ハイブリッド勢がかなり良いラップタイムをマークしてきているので、我々もミスは許されません。富士で今季初勝利を挙げられたのは最高でしたし、中国でも更なる勝利を目指して戦えればと思っています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今からシーズンの後半戦というのが少し信じ難いですが、つまりはこれからも多くのトロフィーと、ポイントを獲得するためチャンスがある、ことを意味しています。可夢偉とホセ、そして私の3人が富士で得た勝利という最高の美酒を、もう一度味わいたいというのはもちろんですが、常に努力を続けて最高のTS050 HYBRIDを用意してくれているチームのためにも、また1-2フィニッシュを果たすことが最大の目標です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    私にとって2度目となるWECの上海戦を楽しみにしています。上海のコースレイアウトは面白いのですが、他クラスとの混走は簡単ではなく、タイムをロスしやすいので、余計なリスクを負わないようにすることも重要です。また8号車との素晴らしいバトルが出来ると思いますし、加えてノン・ハイブリッド勢がどのくらい速くなっているか分からないので、エキサイティングなレースになるでしょう。

    中嶋一貴(8号車):
    上海はトリッキーなコースレイアウトで、特に混雑時の追い越しが難しいです。遅い車の後に付いてしまうとタイムをロスしやすいですし、ラインを外すと多くのタイヤかすが待ち受けています。これらの要素もあり、様々なことが起こる、エキサイティングなレースになることは間違いありません。レースの間も冷静さを保ち、プッシュしながらも着実にレースを戦い、富士同様の1-2フィニッシュを目指します。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    上海が楽しみです。我々は富士で1-2フィニッシュを果たしましたが、上海でも勝利を争い、シリーズタイトル争いでのリードを拡げたいと思っています。私にとって上海はWECでも、F1でも良いレースを戦ってきた、験の良いサーキットです。1周のやや長いコースで、多くの流れるような中高速コーナーがあり、我々のTS050 HYBRIDにあっていると思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    上海も面白いレースになるだろうと思っており、楽しみにしています。チームのハードワークのおかげで、我々はチャンピオン争いで良い位置につけることが出来ています。しかし、我々の目標は上海でそのリードを更に拡げることです。いつも通り、簡単なことではありませんが、シーズン後半戦へ向けて、また1-2フィニッシュという完璧なスタートを切れるようプッシュを続けて行きます。

  • 【動画】 2016 WEC 第8戦 上海6時間レース ハイライト

    【動画】 2016 WEC 第8戦 上海6時間レース ハイライト

    FIA世界耐久選手権(WEC)第8戦上海6時間レースの決勝が6日(日)、中国の上海国際サーキットで行われた。

    レースは、ポルシェ1号車が圧倒的な速さを見せてポール・トゥ・ウィン。2016年のコンストラクターズタイトルを決めた。

    2位と3位にはトヨタの6号車と5号車が続き、2014年の上海以来となる2台揃っての表彰台獲得。

    トヨタ6号車は2度のパンクという不運に見舞われたが、小林可夢偉が強烈な走りをみせて4戦連続の表彰台となる2位に入ったことで逆転ドライバーズタイトルへの望みを繋いだ。

    Full Race Highlights – 6 Hours of Shanghai

    関連:WEC 上海6時間レース 結果:優勝はポルシェ、トヨタがダブル表彰台