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  • 三菱自動車 新型「パジェロ」を世界初披露 新世代フラッグシップとして復活

    三菱自動車 新型「パジェロ」を世界初披露 新世代フラッグシップとして復活

    三菱自動車は2026年9月2日、クロスカントリーSUV「パジェロ」をフルモデルチェンジし、新世代のフラッグシップモデルとして世界初披露した。2026年度に生産拠点となるタイを皮切りに、日本、オーストラリアへ投入し、次年度以降はアセアン、中南米、中東など世界約100カ国へ順次展開する。

    1982年に誕生したパジェロは、本格的な悪路走破性と高い信頼性、乗用車としての快適性を融合した三菱自動車を象徴する4WDモデルだ。

    新型では歴代モデルが培ってきた「Confidence(悪路走破性・信頼性)」と「Comfort(快適性・扱いやすさ)」を継承しながら、新たに「Prestige(上質さ)」を加えた。

    パジェロが新世代の三菱自動車を象徴するフラッグシップとして復活
    パジェロは1982年の初代登場以来、本格的なクロスカントリー4WDとして世界各地で支持を集め、日本では1990年代のRVブームを牽引したモデルのひとつとなった。

    初代から4代目までの累計生産台数は329万台を超え、170以上の国と地域で販売。悪路走破性や耐久性だけでなく、日常でも使える快適性を備えたモデルとして三菱自動車のブランドイメージを築いてきた。

    新型パジェロでは、その基本思想を現代のフラッグシップSUVとして再構築した。

    三菱自動車が掲げるのは「Confidence」「Comfort」「Prestige」という3つの価値だ。歴代パジェロから受け継いだ悪路走破性と信頼性、快適性と扱いやすさをさらに進化させるとともに、新世代のフラッグシップに求められる上質さを追加した。

    三菱自動車の取締役代表執行役社長兼COOを務める岸浦恵介は、新型パジェロの位置づけについて次のように説明している。

    「当社の2030年代に向けた中長期ビジョンでは、『尖った商品・ブランドの強化により、お客様満足と企業価値の向上』をテーマに掲げ、三菱自動車らしさに磨きをかけてまいります」

    「その第一弾となるのが新型『パジェロ』であり、この後に続く『パジェロ』シリーズをはじめ、すべての三菱車を牽引していくフラッグシップモデルです。新型『パジェロ』は、上質に進化した、あらゆるシーンで頼れるプレステージなクロスカントリーSUVです。これからグローバルに順次、展開してまいりますので、ご期待ください」

    新型パジェロ

    歴代パジェロを受け継ぐスクエアなデザイン
    新型パジェロのデザインコンセプトは「グランドカリスマ-泰然自若-」。4代目の登場から20年を経た時代の変化を踏まえながら、歴代モデルのヘリテージを現代的に再解釈した。

    エクステリアは初代から続く水平基調のスクエアで塊感のあるプロポーションを基本とし、張り出したフェンダーと立体的なボディによって力強さを表現する。

    フロントフェイスには、日本の剣道に通じる「内面の強さ」という考え方を取り入れた。フロントグリルは日本のものづくりの精巧さを表現する横桟タイプと、機能美や強度をイメージさせるハニカムタイプの2種類を設定。ヘッドライトには特徴的なT字型デザインを採用する。

    サイドでは初代パジェロのロールバーから着想を得たCピラーを採用し、リアには歴代モデルの背面スペアタイヤを想起させるヘキサゴンモチーフを配置した。

    単に過去の意匠を復刻するのではなく、歴代パジェロを知るユーザーがその系譜を感じ取れる要素を残しながら、新世代モデルとして成立させることが狙いとなっている。

    2枚の14.3インチディスプレイに伝統の3連メーターを再現
    インテリアも歴代パジェロの水平基調のインストルメントパネルを継承しつつ、大幅にデジタル化された。

    象徴的なのが、2枚の14.3インチ大型ディスプレイで構成されるモノリスディスプレイだ。一部仕様では12.3インチとなる。

    画面には歴代パジェロを象徴してきた3連メーターを現代的に再現した「マルチメーター」を表示でき、高度、方位、温度、車体の前後左右の傾き、AYCの制御量などを確認できる。

    メーター背景には時間の経過に応じてリアルタイムに変化する全16種類のビジュアルを用意。ドライブモードごとにも専用演出が設定される。

    インストルメントパネルやドアトリムには、日本の伝統工芸「木目込み」から着想を得た縫製技法を施したソフトマテリアルを採用し、フラッグシップとしての質感を高めた。

    三菱自動車 パジェロ

    2.4Lクリーンディーゼルは最大480Nm 新開発8速ATを採用
    新型パジェロのパワートレインには、専用開発された2.4Lクリーンディーゼルエンジンを搭載する。

    ワイドレンジのシングルVGターボを採用し、最大トルクは480Nm。一部仕様では470Nmとなる。低速から高速域まで扱いやすく力強い加速特性を狙った。

    トランスミッションには新開発のスポーツモード付き8速オートマチックを組み合わせる。オンロードでの滑らかさとオフロードでの扱いやすさを両立し、ドライバーの操作に忠実な加速レスポンスを目指した。

    ラダーフレームを継承 フロント独立懸架とリア5リンク式リジッド
    車体には本格クロスカントリーSUVとして高剛性ラダーフレームを採用する。

    高張力鋼板の使用範囲を拡大して軽量化を進める一方、フレーム断面積を拡大するなどして、ねじり剛性と曲げ剛性を大幅に向上。悪路で求められる信頼性と耐久性だけでなく、オンロードでの操縦安定性や乗り心地にも重点が置かれた。

    サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン式独立懸架、リアには新開発の5リンク式リジッドを採用する。

    三菱自動車は新型パジェロの開発において「悪路快適性」を重要な評価指標に設定した。単純に悪路を突破できる能力だけを追求するのではなく、長距離走行や荒れた路面でも乗員が快適に移動できることを目標としている。

    ボディマウントも強化され、荒れた路面から伝わる不快な振動を低減。オフロード性能とオンロードでの快適性を高いレベルで両立させることが狙われている。

    S-AWCとスーパーセレクト4WD-IIを組み合わせる
    新型パジェロの走行性能における中核技術が、車両運動統合制御システム「S-AWC」と「スーパーセレクト4WD-II(SS4-II)」だ。

    SS4-IIでは、走行状況に応じて「2H(後輪駆動)」「4H(フルタイム4WD)」「4HLc(センターデフロック)」「4LLc(ローギヤ+センターデフロック)」の4モードをドライバーが選択できる。

    さらに、フロントブレーキを利用して左右輪間のトルクを制御するAYC、ASTC、ABSをS-AWCによって統合制御。ドライバーの操作と路面状況に応じ、4輪の駆動力と制動力を最適化する。

    ドライブモードには「NORMAL」「ECO」「GRAVEL」「SNOW」「MUD」「SAND」「ROCK」の7種類を設定した。

    これにより、舗装路での安定した走行から雪道、砂地、泥濘、岩場まで、幅広い路面への対応を可能としている。

    最低地上高230mm 本格クロカンとしての車体寸法
    ボディサイズは全長4,920mm、全幅1,925mm、全高1,910mm、ホイールベース2,870mm。前後トレッドは1,630mmとなる。全高など一部数値は20インチタイヤ装着車のものだ。

    最低地上高は230mmを確保し、アプローチアングル30.4度、ランプブレークオーバーアングル22.6度、デパーチャーアングル25.8度とした。

    前後重量配分は52:48。ラダーフレームとストローク量を確保したサスペンションを組み合わせることで、本格クロスカントリーSUVとしての悪路走破性能を追求している。

    ブレーキには18インチ大径ローターと電動ブースターを採用した。

    3列7人乗り フラッグシップとして快適性も大幅強化
    新型パジェロは3列7人乗りのパッケージングを採用する。

    運転席は高めの着座位置によって視界を確保し、車両感覚をつかみやすくした。2列目シートには150mmのロングスライドとタンブル機構を備え、3列目についても大人が乗車できるヘッドクリアランスと足元空間を確保している。

    運転席・助手席と2列目には身体を自然に支えるシートを採用し、3列目も着座姿勢を最適化。シートベンチレーションや3ゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコンも設定する。

    静粛性についても、フロントガラスだけでなく前後ドアにも遮音ガラスを採用。ボディ各部にも遮音対策を施し、高速走行時でも全席の乗員が自然に会話できる室内環境を目指した。

    3Dマルチアラウンドモニターは悪路走行にも対応
    運転支援では、高速道路同一車線運転支援機能「MI-PILOT」を搭載。レーダークルーズコントロールと車線維持支援機能を統合し、高速道路での長距離走行時にドライバーの負担を軽減する。

    衝突被害軽減ブレーキや前方衝突予測警報、踏み間違い衝突防止アシストに加え、緊急時車線維持支援機能をパジェロとして初採用。三菱自動車として初となるSRSセンターエアバッグを含め、合計8個のエアバッグを備える。

    4つのカメラ映像と車両の3Dモデルを組み合わせる「3Dマルチアラウンドモニター」も採用した。

    特徴的なのが「フロントアンダーフロアビュー」だ。急勾配や岩場などでドライバーから直接確認できない車両前方や車体下部の路面状況を映像で確認できる。

    4WDシステムで4HLcまたは4LLcを選択すると自動的に起動するなど、一般的な駐車支援だけではなく、本格的なオフロード走行での使用も想定した機能となっている。

    ヤマハ共同開発12スピーカーなどフラッグシップ装備を充実
    コネクテッド機能として「MITSUBISHI CONNECT」を採用し、スマートフォンからのエアコン操作や車両状態確認、緊急時のSOSコールなどに対応する。

    オーディオにはヤマハと共同開発した「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」を搭載。12個のスピーカーとデュアルアンプを備え、車速に合わせて音量や音質を自動調整するサウンド補正機能も採用した。

    ボディカラーでは「アーマーカッパーメタリック」と「ファントムブルーメタリック」をテーマカラーとして設定。インテリアにはキャメルをベースにブラックを組み合わせた2トーンカラーを用意する。

    新型パジェロは、歴代モデルを単純に現代へ復活させたモデルではない。ラダーフレーム、SS4-II、本格的なオフロードジオメトリーといったパジェロの根幹を残しながら、S-AWC、最新の運転支援、デジタルインターフェース、静粛性や3列シートの快適性を加えることで、新世代のフラッグシップとして再構築された。

    1982年の初代登場から受け継がれてきた「どこへでも安心して行ける」というパジェロの価値を、現代の技術と上質さによってどこまで進化させたのか。2026年度からタイ、日本、オーストラリアへの投入が始まり、その後は世界約100カ国へ展開される計画だ。

  • 三菱自動車 パジェロ復活を正式発表 2026年秋に世界初公開

    三菱自動車 パジェロ復活を正式発表 2026年秋に世界初公開

    三菱自動車三菱自動車は5月29日、新型クロスカントリーSUVの車名を『パジェロ』とし、2026年秋に世界初公開することを発表した。日本市場では2019年の生産終了以来、7年ぶりの復活となる。

    かつて国内RVブームを牽引し、ダカールラリーで数々の栄光を築いたパジェロが、三菱自動車の新たなフラッグシップとして復活する。単なる懐古的なモデル復活ではなく、SUV市場の変化を見据えた戦略的な再投入と言えそうだ。

    三菱自動車を象徴する伝説のSUVが復活
    1982年に誕生したパジェロは、クロスカントリー4WDの悪路走破性と乗用車の快適性を融合した先駆的なモデルだった。

    4世代にわたって進化を続け、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売。国内ではRVブームの象徴として人気を集め、「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」など派生モデルも展開された。

    また、1983年から参戦したダカールラリーでは7連覇を含む通算12勝を記録。過酷な環境で培った信頼性と走破性能は、パジェロブランドの価値を世界的なものにした。

    トライトン譲りの本格オフローダーへ
    新型パジェロは、現行『トライトン』のラダーフレームをベースに開発される。

    ただし、単なるSUV版ではない。三菱自動車によると、キャビンや前後サスペンションを専用開発することで、本格クロスカントリーSUVとしての性能と快適性を両立させるという。

    近年のSUV市場ではモノコック構造の都市型SUVが主流となっているが、新型パジェロはあえてラダーフレームを採用。ランドクルーザーやジープ・ラングラーなどと同様、本格4WD市場を狙うモデルとなる見込みだ。

    なぜ今パジェロを復活させるのか
    今回の発表で注目されるのは、三菱自動車が「新たなるフラッグシップモデル」と位置付けている点だ。

    現在の三菱自動車はアウトランダーPHEVやトライトンがブランドの中核を担っているが、パジェロはそれらの上位に位置する象徴的存在となる可能性が高い。

    世界的なSUV需要の拡大に加え、近年は本格オフローダー市場も再び活況を呈している。トヨタ・ランドクルーザー、日産パトロール、フォード・ブロンコなど、伝統的なクロスカントリーSUVへの注目が高まるなか、三菱自動車も歴史あるパジェロブランドを再び前面に押し出す判断を下したとみられる。

    三菱ブランド再建の象徴となるか
    パジェロは単なる一車種ではなく、三菱自動車の歴史そのものを象徴する存在だ。

    近年の三菱自動車はアセアン市場や電動化戦略を重視してきたが、世界的なブランド力という点では往年のパジェロが持っていた存在感は特別だった。

    新型パジェロが、かつてのように三菱自動車を代表するグローバルモデルとなれるのか。2026年秋の世界初公開は、自動車業界における今年最大級の注目イベントのひとつとなりそうだ。

  • 日産自動車、ホンダと三菱自動車3社協業形態の検討に関する覚書を解約

    日産自動車、ホンダと三菱自動車3社協業形態の検討に関する覚書を解約

    日産自動車と本田技研工業(ホンダ)、および三菱自動車は、2024年12月23日に締結した3社協業形態の検討に関する覚書について、日産自動車とホンダの経営統合に向けた協議・検討の開始に関する基本合意書の解約に伴い、3社間における覚書についても解約することに合意した。

    今後については、2024年8月1日付で覚書を締結した、自動車の知能化・電動化時代に向けた戦略的パートナーシップの枠組みにおいて連携しながら、継続して新たな価値の創造を目指していく。

    日産自動車 本田技研工業 三菱自動車

  • ホンダが主導、日産と三菱自動車との3社経営統合に関する覚書を締結

    ホンダが主導、日産と三菱自動車との3社経営統合に関する覚書を締結

    日産自動車、本田技研工業(ホンダ)、および三菱自動車は、日産自動車とホンダが基本合意した共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に対して、三菱自動車が参画・関与およびシナジー享受する可能性について検討することに合意し、本日、3社で覚書を締結した。

    日産自動車とホンダ、三菱自動車の3社は、2024年8月1日に日産自動車とホンダが締結した「知能化・電動化に向けた戦略的パートナーシップの検討開始に関する覚書」に基づく検討の枠組みに三菱自動車が参画し、3社で協議を進めることについて基本合意書を締結し、検討を進めてきた。

    今回、日産自動車とホンダが、両社及び自動車業界を取り巻く環境の劇的な変化の中で、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討の開始に合意したことを受け、その検討に三菱自動車が参画・関与することで、より深いレベルでのシナジー効果を生み出すことができるかの検討を行うことに合意した。三菱自動車は、2025年1月末をめどに日産自動車とホンダによる経営統合への参画・関与の可能性に関する検討結果を出すことを目指す。

    日産自動車株式会社 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者 内田 誠のコメント
    「ホンダと日産自動車は経営統合に向けた検討を開始し、幅広い分野でこの2社ならではの大きなシナジーの創出を検討していきます。この検討に日産自動車のパートナーである三菱自動車が参画することの意義は大きく、実現すればさらに高い価値をより多くのお客さまにお届けすることができると期待しています」

    本田技研工業株式会社 取締役 代表執行役社長 三部 敏宏のコメント
    「100年に一度と言われる自動車業界の変革期において、日産自動車とホンダの経営統合に向けた検討に、三菱自動車が加わることで、経営統合を通じて目指している”モビリティの新価値創造のリーディングカンパニー”に向けて、さらに社会変革をリードしていけることを期待しています。三菱自動車の検討に合わせ、日産自動車とホンダも1月末をめどに経営統合の可能性について方向性を見出すことを目指し検討を行っていきます。」

    三菱自動車工業株式会社 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者 加藤 隆雄のコメント
    「変革期にある自動車業界において、今回の2社の経営統合に向けた検討開始は、シナジーを最大化させるものであると確信していますし、当社との協業にも高い価値をもたらすものと期待しています。3社の強みを活かしていくために、どのような形態がベストかを当社としても早急に検討していきます」

    ホンダ及び日産自動車は、両社の経営統合に伴う株式移転(以下「本株式移転」といいます。)が行われる場合、それに伴い、Form F-4 による登録届出書を米国証券取引委員会(以下「SEC」といいます。)に提出する可能性があります。Form F-4 を提出することになった場合、Form F-4 には、目論見書(prospectus)及びその他の文書が含まれることになります。Form F-4 が提出され、その効力が発生した場合、本株式移転を承認するための議決権行使が行われる予定である株主総会の開催日前に、Form F-4 の一部として提出された目論見書が、ホンダ及び日産自動車の米国株主に対し発送される予定です。Form F-4を提出することになった場合、提出されるForm F-4及び目論見書には、両社に関する情報、本株式移転及びその他の関連情報等の重要な情報が含まれます。ホンダ及び日産自動車の米国株主におかれましては、株主総会において本株式移転について議決権を行使される前に、本株式移転に関連してSECに提出される可能性のある Form F-4、目論見書及びその他の文書を注意してお読みになるようお願いいたします。本株式移転に関連してSECに提出される全ての書類は、提出後にSECのホームページ(www.sec.gov)にて無料で公開されます。

    将来予想に関する記述について
    本書類には、ホンダ及び日産自動車の経営統合(以下「経営統合」といいます。)及びこれにより得られる可能性のある利益に関する、ホンダ及び日産自動車の計画及び予想を反映した「将来予想に関する記述」が含まれます。本書類における記述のうち過去または現在の事実に関するもの以外は、かかる将来予想に関する記述に該当します。これらの将来予想に関する記述は、現在入手している情報を前提とする両社の仮定及び判断に基づくものであり、既知または未知のリスク、不確実性などの要因を内在しております。これらのリスク、不確実性またはその他要因により、将来予想に関する記述に明示的または黙示的に示される両社またはいずれか(または統合後の共同持株会社)の将来における経営結果、業績、成果、財務状態などに関し、本書類の内容と大幅に異なる結果がもたらされる可能性があります。また、両社は本書類の日付以降において、将来予想に関する記述を更新して公表する義務を負うものではありません。投資家の皆様におかれましては、今後日本国内における公表及び米国証券取引委員会への届出において両社(または統合後の共同持株会社)の行う開示をご参照ください。なお、上記のリスク、不確実性その他の要因の例としては、以下のものが挙げられますが、これらに限られるものではありません。

    ・両社が事業を行う自動車市場に影響を与える経済情勢、市場需要、競争環境の変化

    ・日本国内外の金融不安、またはその他一般的な経済もしくは業界状況の変化

    ・金利及びその他の市場リスク

    ・両社の信用格付けの変化

    ・両社の事業活動に関連する法律及び規制(環境規制を含む)の変化

    ・関税の引き上げ、輸入規制の導入、その他両社の主要市場における変化

    ・本経営統合に関する最終契約が締結できない場合

    ・本経営統合に必要となる関係当局の審査もしくは許認可が遅延する場合、または関係当局の許認可が得られない場合

    ・本経営統合によるシナジーまたは付加価値を実現できない可能性またはその実現が困難な場合、及び本経営統合を完了させる上でのその他のリスク

  • 三菱自動車、パジェロの国内販売を年内にも終了へ

    三菱自動車、パジェロの国内販売を年内にも終了へ

    三菱自動車は、SUV「パジェロ」の国内での販売を年内にも終了する。

    パジェロは、三菱自動車が1982年(昭和57年)に発売した四輪駆動車。1991年(平成3年)に発売された2代目モデルは、月販台数で大型車としては異例の首位を獲得するなど人気を博した。

    パジェロは、ダカールラリーで活躍したほか、若者の間でRVブームを巻き起こした。しかし、ブームが去ると販売が伸び悩み、直近の国内販売台数は年間数百台規模と振るわなかった。

    三菱自動車は、近く発表するマイナーチェンジを最後にパジェロの国内での販売を取りやめるとされ、早ければ年内にも販売が終わる見込みだという。

    だが、パジェロは、中東やオーストラリアなど海外での人気は根強く、国内販売を取りやめた後も海外での販売は続けるという。

  • 三菱自動車、新型コンパクトSUVをジュネーブショーで世界初公開

    三菱自動車、新型コンパクトSUVをジュネーブショーで世界初公開

    三菱自動車は、新型コンパクトSUVをジュネーブ国際モーターショーで世界初披露する。

    三菱自動車が発表を予定している新型コンパクトSUVは、コンパクトSUV『ASX』(日本名:RVR)とミッドサイズSUV『アウトランダー』及び『アウトランダーPHEV』のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わるクーペSUV。

    ウェッジさせたベルトラインとボディサイドを貫く強いキャラクターライン、前傾を強めたリヤウインドウ、ロングホイールベースでありながら短いリヤオーバーハングといったプロポーションにより、シャープで躍動感のある三菱自動車らしいクーペSUVフォルムを実現。

    また、大きく張り出した前後フェンダーによりアスリートの筋肉のような塊感のある力強さを表現し、ダイナミックでスポーティなデザインとしている。

    ※第87回ジュネーブ国際モーターショー(プレスデー:3月7日〜8日/一般公開日:3月9日〜19日)

  • 三菱自動車、ルノー・日産アライアンスの一員に…ゴーンが会長就任

    三菱自動車、ルノー・日産アライアンスの一員に…ゴーンが会長就任

    三菱自動車は、日産による三菱自動車への2370億円の出資完了を受け、日産が三菱自動車の発行済み株式の34%を保有する単独筆頭株主となったことを発表した。

    日産の戦略的な出資の一環として、三菱自動車は、日産とルノーの17年間にわたる力強いグローバルアライアンスの正式な一員となる。これにより、利益率および一株当たりの収益を増加させるためのシナジー創出への道が開かれることになる。

    日産の社長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーンは、三菱自動車の取締役会長候補に選出された。日産からはカルロス・ゴーンの他に、すでに三菱自動車の開発担当副社長に就任している山下 光彦を含む3名の取締役が選出される。その他2名は、専務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)の川口均および、常務執行役員(グローバルコントローラー:経理部門担当)の軽部博氏。

    三菱自動車の取締役会長兼取締役社長(CEO)である益子修は、日産に対して、三菱自動車の経営陣を強化するために経営幹部の派遣を要請し、それに伴い、日産のチーフ・パフォーマンス・オフィサー(CPO)のトレバー・マンが、三菱自動車の最高執行責任者(COO)に就任する。

    益子修は、「当社の新しい筆頭株主となる日産の積極的な、戦略上、業務上および経営上のサポートを心より歓迎します。日産は、当社の取締役会と経営陣の一員として、より深化したアライアンスを通じて、お客さまの当社への信頼を再構築し、将来のシナジーを最大化させる手助けをしてくれることを期待しています」と述べた。

    三菱自動車は、コンプライアンスおよびリスク管理を監督するグローバルリスクコントロール担当の役員をCEO直属として新たに設置。同役員は、三菱自動車におけるガバナンス向上策についての報告を取締役会に対して定期的に行っていく。

    三菱自動車の既存の大株主である三菱重工業株式会社、三菱商事株式会社、ならびに株式会社三菱東京UFJ銀行は、日産の出資を歓迎するとともに、新しい取締役候補の選出等、経営支援に賛同している。今後、三社と日産で51%以上の株式保有を維持することになった。

    日産および三菱自動車は、軽自動車における5年間の連携を礎に、シナジー創出のための多岐に亘るプログラムを開始する予定。

    両社は、以下の領域をはじめ、多くの有益なシナジーが創出されることを確認した。

    – 共同購買コストの削減
    – グローバルでの現地化の推進
    – 工場の共用
    – 共通の車両プラットフォーム
    – 技術の共有
    – 発展途上市場および新興市場における両社のプレゼンスの拡大
    – 豪州等の市場における三菱自動車のお客さま向けに日産の販売金融会社を活用

    今回のパートナーシップにより、三菱自動車は、継続的に大きなシナジーが創出されることを見込んでいる。2017年度には、営業利益率が1%、2018年度は2%、2019年度には2%以上の向上が期待されている。また、シナジーにより、一株当たりの収益も、2017年度には12円、2018年度には20円増加することが見込まれている。

    カルロス・ゴーン「拡大したアライアンスは、2016年度の年間販売台数が1,000万台となる世界最大規模の自動車グループとなります。三菱自動車を迎えたことにより、17年前に創設したルノーと日産のアライアンスを特徴づける企業家精神やマネジメントの協力体制はより一層強固なものとなるでしょう。ひいてはこれが、すべてのステークホルダーに恩恵をもたらすものと確信しています。」と述べた。

  • 三菱自動車、8車種で燃費不正 … 販売を一時自粛

    三菱自動車、8車種で燃費不正 … 販売を一時自粛

    国土交通省は30日、三菱自動車が販売中の9車種の燃費値を独自に測定した結果、8車種がカタログに記載された値を下回ったと発表。三菱自動車は販売を一時停止し、保有者に1台あたり3万〜10万円の賠償金を支払うと発表した。

    三菱自動車は、主力の軽自動車で燃費を実際よりよく見せるため燃費データを改ざんするなど、過去10年間に販売した合わせて29車種で不正を行っていたことが明らかになっている。

    このうち現在も販売されている9車種について、国土交通省が改めて燃費を測定した結果、8車種で会社が公表している燃費の値を下回ったことから、対象8車種の販売を停止するとともに、これらの燃費値を正しく改めるよう指示した。

    販売を停止するのは、「RVR」「デリカD:5」「ミラージュ」「パジェロ」「アウトランダーPHEV」「i−MiEV」「ミニキャブ・ミーブバン」「ミニキャブ・ミーブトラック」の8車種。

    国交省の測定では、8車種の燃費値がカタログ値を平均で4.2%下回った。差が最も大きかったのは「RVR」の8.8%で、1リットル当たり16キロと公表された車両タイプは同省の測定では14.6キロだった。カタログ値を上回ったのはガソリン車のSUV「アウトランダー」だけだった。

    三菱自動車の益子修会長は、国土交通省が不正発覚後の再試験でも不正な測定を行っていたと指摘したことについて、再試験でもよいデータだけを基に燃費を算出していたことを認めたうえで、「法令違反ではないと認識しているが、測定はいいとこ取りにならないよう即刻改めたい」と述べた。

    また、販売一時中止による生産や雇用への影響、日産自動車との提携に与える影響はないとし、海外にも日本と同じ仕様の車両があるが台数が少ないため影響はないと説明した。

  • 日産、2370億円で三菱自動車株34%を取得して筆頭株主に

    日産、2370億円で三菱自動車株34%を取得して筆頭株主に

    日産と三菱自動車は12日、両社による幅広い戦略的アライアンスに関する覚書を締結したことを発表した。三菱自動車の発行済み株式34%を、日産自動車が2,370億円で取得する予定。

    両社の戦略的アライアンスは、過去5年間に亘り、協力を続けてきた現行のパートナーシップを更に発展させるもの。

    日産と三菱自動車はまた、購買、車両プラットフォームの共用、新技術の開発分担、生産拠点の共用、および成長市場を含む、複数の面で協力することにも合意した。

    日産の社長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーンは、「本件は画期的な合意であり、日産と三菱自動車の双方にウィンウィンとなるものです。両社が集中的に協力し、相当規模のシナジー効果を生み出すことで、新たな自動車産業の勢力ができあがることになります。当社は、三菱自動車の筆頭株主として、同社のブランドと歴史を尊重し、大きな成長の可能性の実現をサポートしていきます。日産は課題に直面している三菱自動車を支援し、同社をアライアンス・ファミリーの新たな一員として歓迎したいと思います」と述べた。

    三菱自動車の取締役会長兼CEOの益子修は、「長年に亘り数々のパートナーシップで成果を生み出してきた日産自動車には、アライアンスのメリットを最大限に活かす豊かなノウハウがあります。今回の合意で、両社の将来の発展に求められる、長期的な価値を生み出すことができるでしょう。開発や共同購買など、リソースの共有を含む戦略的なパートナーシップの深化が、長期的な価値をもたらします」と語った。

    以上の取り決めに従い、日産は新規に発行される5億660万株の三菱自動車株を、一株当たり468円52銭で取得する予定。株価は、2016年4月21日〜2016年5月11日までの期間の出来高加重平均とする。取引成立後、日産は三菱自動車の筆頭株主となる。

    三菱自動車と日産は、三菱重工業、三菱商事、ならびに三菱東京UFJ銀行が、今後も三菱自動車への出資比率を高水準で維持し、この戦略的アライアンスを支持することを期待している。

    株式の取得は、三菱自動車の株主である三菱グループと株主間契約を結び、規制当局の承認を経て、2016年5月末を目処にアライアンスの正式契約を締結し、2016年末までに全ての手続きが完了する見込み。

    日産による三菱自動車への戦略的な出資は、17年間に亘る仏ルノーとの株式持合いを中心とするアライアンスモデルを更に拡大する。日産はダイムラーとアフトワズを含む他の自動車グループにも出資、またはパートナーシップを結んでいる。

    本合意を受け、三菱自動車は、日産が推薦する、同社の議決権に比例した人数の、取締役会会長を含む取締役候補を提案することになる。

  • 日産、三菱自動車を傘下に収める方向で調整

    日産、三菱自動車を傘下に収める方向で調整

    日産自動車は、三菱自動車に巨額の出資を行い、事実上の傘下に収める方向で最終調整に入った。両社とも12日の取締役会で議論する。

    日産は、約2000億円を投じて三菱自動車の発行済み株式数の3割以上を取得し、三菱重工業を抜いて筆頭株主となる見通し。三菱自動車は事実上、日産の傘下に入り、三菱グループの影響力は弱まる。

    三菱自動車は燃費のデータ改ざんの影響で、販売台数が急減しており、今後、厳しい経営環境に置かれる恐れがある。日産の資本を受け入れることで、財務体質を強化する考えだという。

    日産とルノー、三菱自動車を合わせると、世界全体の販売台数でトヨタやフォルクスワーゲンに迫る規模となる。