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  • WRC | ラリー・フランス 結果:トヨタのタナックが総合6位でフィニッシュ

    WRC | ラリー・フランス 結果:トヨタのタナックが総合6位でフィニッシュ

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技最終日となるデイ3が3月31日(日)にコルシカ島西北部カルヴィの周辺で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合6位で、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合9位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車) が総合10位でフィニッシュした。

    競技3日目となるデイ3は、島西北部の都市カルヴィの周辺で2本、計51.19kmのSSが行なわれた。最終日も素晴らしい天気に恵まれ、ドライコンディションでの戦いとなった。デイ2で首位を走りながらもホイールの破損により遅れ、総合6位となったタナックは、最終日は順位を守ることに集中。最終のパワーステージではミークに次ぐ2番手タイムを記録し、ボーナスの4ポイントを獲得してラリーを締めくくった。ドライバーズ選手権では首位の座を明け渡すことになったが、ボーナスポイントの加算もあり、首位と5ポイント差の選手権3位につけている。

    デイ2で総合9位まで順位を回復したミークは、ライバルとタイム差が大きくついていたため、最終のパワーステージに勝負をかけた。1本目のロングステージではタイヤをセーブするために敢えてペースを抑えて走行。そして、パワーステージでは全開アタックを敢行し、2番手タイムのタナックに4.5秒差をつける今大会3回目のベストタイムを記録。ボーナスの5ポイントを獲得し、総合9位でラリーをフィニッシュした。なお、ラトバラはパワーステージでポイント獲得可能な5番手まで僅か0.3秒届かず6番手タイムだったが、総合10位の座を守りラリーを終えた。

    次戦のWRCは、4月25日から28日にかけて南米アルゼンチンのコルドバを中心に開催される、第5戦「ラリー・アルゼンチン」。アルゼンチンの広大な大地を舞台とするこのラリーは、今季2回目のグラベルラリーとなり、その翌々週には新たにカレンダーに加わった「ラリー・チリ」が開催されるため、南米グラベルラリー連戦の初戦となる。アルゼンチンのステージは砂が多く柔かな路面が続く谷間のハイスピードステージや、石が多く転がる山岳ステージなどバリエーションが豊かで、クルマの総合力が求められる1戦となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    パワーステージは本日のメインターゲットでしたが、クリスとオィットは共に素晴らしい走りでトップ2タイムを記録し、クリスは最大ポイントを獲得しました。我々のクルマの舗装路での速さを証明できたと思いますし、今週末のポジティブな材料になりました。本当ならば良い結果を得られたはずですが、それを阻むことになった問題についてこれから調査を行い、そこから多くを学びたいと思います。選手権争いは依然僅差ですので、次のアルゼンチンとチリに自信を持って臨みたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    我々には十分なパフォーマンスがありましたし、今年のツール・ド・コルスを楽しむことができたので、全体的には良いイベントだったと思います。もちろん最終結果には満足できませんが、数年前までこのラリーでは全く楽しむ事ができなかったことを考えると、今や正しいペースと良いリズムで走れるようになったので、その点については嬉しく思います。今日はパワーステージでポイントを獲得することが目標でしたので、リスクを負わず、ミスのない走りに徹しました。戦いはまだこれからです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    リスクを負ってまで攻める自信を持てなかったので、パワーステージでは1 、2ポイント獲得できそうでしたが、あと1歩及びませんでした。週末を通して自分には速さがなかったので、ただクルマをフィニッシュに導くことを重視して走りました。舗装路での走りを改善するための策はありますが、それについてはまた後で考え、まずは今回のイベントから気持ちを切り替えて、次の南米の2連戦に新たなる情熱を持って臨みたいと思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    パワーステージに集中して臨み、フルの5ポイントを獲得することができました。本当はこのようなやり方は好きではなく、優勝争いをしたかったのですが、ライバルとタイム差が大きくついていたので、朝の最初のステージではタイヤを温存する事にしました。パワーステージでは、きちんと完走することを最優先しながらも、良い状態のタイヤでアタックする事ができました。ヤリスWRCは週末を通して素晴らしく、シェイクダウンから一貫して走りを楽しめました。今後も自信を持って走り続ければ、きっと良い結果が得られるでしょう。

    ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ3の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 3h22m59.0s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +40.3s
    3 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m06.6s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m18.4s
    5 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +1m24.6s
    6 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1m40.0s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +2m09.1
    8 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +3m39.2s
    9 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +5m06.3s
    10 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +6m44.6s

  • WRC | ラリー・フランス 2日目:トヨタのタナックは総合6位に後退

    WRC | ラリー・フランス 2日目:トヨタのタナックは総合6位に後退

    2019年のFIA 世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技2日目デイ2が3月30日(土)にコルシカ島東北部バスティアのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が一時首位に立ちながらも、総合6位に順位を下げた。なお、デイ1で大きく遅れをとったクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合9位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車) は総合10位に、それぞれ順位を上げた。

    競技2日目のデイ2は、島の北部に展開する3本のステージを、午前と午後で各2回走行。6本のステージの合計距離は174.50kmだった。前日に続き天気は良く、路面は全体的にドライ。日中、気温は摂氏20度前後まで上がった。デイ1でライバルと激しい首位争いを展開したタナックは、4.5秒差の総合2位でデイ2をスタート。オープニングのSS7、続くSS8と2ステージ連続でベストタイムを記録し、差を0.2秒に縮めた。そしてSS9ではついに首位に立ち、SS10でもその座を堅守した。しかし、午後2本目のSS11でタナックはクルマを止めてタイヤ交換を行なうことになり、2分程度タイムをロス。首位の座を失い総合6位でデイ2を終えた。ただし、総合5位の選手との差は22.4秒とそれほど大きくないため、ポジションアップを実現すべくデイ3に臨む。

    ミークとラトバラは、金曜日デイ1のミスによってトップ10圏外に沈んでいたが、デイ2ではいずれもトップ10内に入った。ミークはドライビングを心から楽しみ、午後は好タイムを記録。SS10ではベストタイムを、SS11では僅か0.1秒差のセカンドベストタイムを刻んだ。その結果、ミークはデイ1の総合16位から、9位へとポジションアップ。ラトバラも総合13位から、10位に順位を上げた。

    競技3日目最終日となるデイ3は、コルシカ島西北部カルヴィの周辺で、2本のSSが行なわれる。SS13は全長31.85kmと今大会2番目に長いステージで、その後リグループを挟み、最終ステージのSS14「カルヴィ」が行なわれる。全長19.34kmのSS14は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。2本のSSの合計距離は51.19km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は194.20kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オィットは非常に良い順位につけていたので、あのような事が起こってしまったのが残念でなりません。なぜ問題が起きたのか、その原因を注意深く調査する必要があります。ただし、我々のクルマは舗装路でとても速く、性能も非常に安定していました。明日は、我々の3人のドライバー全員にポイント獲得のチャンスがあると思いますし、次のラリーが楽しみでもあります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    クルマのフィーリングは良く、ミスなく良いリズムで走ることができていたので、途中までは順調でした。SS11で何が起きたのか未だ理解できていませんが、とても残念です。チームの素晴らしい仕事のお陰で今週末クルマの仕上がりは非常に素晴らしく、私も全力で戦っていました。このラリーは我々にとってもっとも難しいラリーのひとつだと思っていたので、本当に一生懸命準備をして臨みました。それだけに、この結果は簡単には受け入れられません。明日はポイントを獲得できる可能性がありますし、ここまでとても良い走りができているので、最後まで諦めずチャンスを掴みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今日は自分自身のドライビングがあまり良くなく、困難な1日でした。今朝は速さが十分ではなかったので、午後はプッシュして走ろうとしました。しかし、SS11でタイヤの空気が抜けてしまい、タイヤを交換しなくてはなりませんでした。右コーナーで道路の端に開いていた穴に落ちるミスをしてしまったのです。明日の最終日は良いドライビングをできるように頑張ることで、最終ステージに向けて勢いがつくと思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今日は、特に午後のステージでは走りを楽しむことができました。今朝は出走順が1番手だったため、路面にタイヤのラバーが付着していない状態で走り、とても滑りやすく感じました。きっと、理想的な出走順ではなかったと思います。日中のサービスでセッティングを少し変更したところ、クルマはとても良くなりました。上位の選手が激しい優勝争いをする中、良いリズムで走ることができ、ベストタイムを記録し速さを見せられたのは良い事です。クルマの速さを優勝争いに繋げられなかった自分に依然腹立しさを感じますが、明日のパワーステージに照準を合わせ、自分の力を試したいと思います。

    注目のステージ:SS13 オー・ド・ジリア 全長31.85km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    SS13は、他のステージとキャラクターが大きく異なり、途中で道幅が狭く非常にバンピーなセクションを走行します。そのため、私とクリスは「一部分はまるでアイルランドみたいなステージだね」と話していました。ステージの最後には美しいヘアピンコーナーが続くダウンヒルセクションを走行し、フィニッシュを迎えます。とても長いSSですが、途中にはコルシカ島のステージには珍しく200~300mの直線区間が多くあります。

    ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 2h56m50.0s
    2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +4.5s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +44.8s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +49.9s
    5 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +1m32.1s
    6 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1m54.5s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +1m59.3
    8 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +3m21.4s
    9 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +3m55.9s
    10 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +6m35.4s

  • WRC | ラリー・フランス初日:トヨタのオット・タナックが総合2位

    WRC | ラリー・フランス初日:トヨタのオット・タナックが総合2位

    2019年のFIA 世界ラリー選手権(WRC) 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技初日デイ1が3月29日(金)にコルシカ島南部ポルト・ヴェッキオの周辺で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車) が総合13位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車)が総合16位につけた。

    ラリーは28日(木)の夜、島南部のポルト・ヴェッキオで開幕。セレモニアルスタートを終えたラリーカーは、そのままポルト・ヴェッキオのパルクフェルメで1晩を過ごし、29日(金)の朝ステージへと向かった。デイ1は、3本のステージを日中のサービスを受けることなく、午前と午後で各2回走行。6本のSSの合計距離は121.82kmだった。

    タナックは午前中2本目のSS2で首位に立ち、SS3でベストタイムを記録してリードを拡大。2位に1.3秒差をつけて午前中の走行を終えた。そして、午後も安定した走りを続け暫定首位でデイ1を走破した。しかし、SS6でダメージを負ったクルマでスロー走行をしていたミークに、後方からスタートしたエルフィン・エバンスが追いついてしまい、タイムをロスしたことが判明した。そのためチームは、タナックと首位争いをしていたエバンスに対して、タナックと同タイムが与えられるよう主催者に要請。その結果、タナックは首位のエバンスと4.5秒差の総合2位で、デイ1を終えることになった。

    ラトバラとミークにとっては、非常に困難な1日になった。ラトバラは総合6位につけていたが、SS5でタイヤ交換をしたため約3分を失い、総合13位で1日を終えた。また、ミークはオープニングのSS1で左フロントタイヤとホイールにダメージを負い、約50秒を失った。しかし、直後のSS2ではベストタイムを記録。その後の2本のSSでもタナックに迫るタイムを記録するなど、好調を維持していた。しかし、SS5で走行ラインを乱して縁石に当たり、サスペンションにダメージを負ってしまい、その状態で最終のSS6も走らなくてはならず、トータルで3分近い遅れをとり総合16位でデイ1を終えた。ただし、ラリーはまだ2日間残っており、ラトバラとミークには選手権ポイント獲得のチャンスが残されているため、最終日の最終ステージまで彼らの戦いは続く。

    競技2日目となるデイ2は、バスティア空港のサービスパークを中心に、島の北側で3本のステージを各2回走行する。SS7/10は島の最北端カップ・コルス(コルス岬)を舞台とする、とても風光明媚なステージで。また、SS9/12は今大会最長となる47.18kmのロングステージ。6本のSSの合計距離は174.50km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は489.18kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オィットは1日を通してミスもなく、とても良い仕事をしてくれました。実はある時点で左フロントのダンパーがダメージを受け、完全な状態ではなかったので、本当の全開走行はできなかったと思いますが、それでも全体を上手くまとめてくれました。明日もまた長い1日なので、優勝争いをできると確信しています。ヤリ-マティとクリスは遅れをとったので、明日の朝に向けて気持ちをリセットする必要があります。クリスは本当に速かったのですが、朝はアンラッキーでした。また、午後のヤリ-マティに関しても同様です。まだ先は長いので、彼らには運転を楽しんでもらいたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    満足できる1日になりました。午前中は新しいステージに対するペースノートが完璧ではなく、良いリズムを掴めませんでした。午後に関してはペースノートを改善したので状況は好転し、良いフィーリングで走れました。限界までは攻めませんでしたが、クルマのパフォーマンスは非常に高く、走りを楽しむことができました。今日、ライバルはとても速かったので、彼らとの戦いに勝つため、明日はもっとハードに攻めなくてはなりません。鍵を握るのはロングステージだと思いますが、非常にトリッキーなのでそう簡単には行かないでしょう。しかし、そこで必ずや大きな差を築けると信じています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    連続する3本のステージのうち、午前も午後も2本目は私にとって困難なステージになりました。午前中はペースノートの完成度が高くなかったため、かなり遅れをとりました。そこで、昼食時間中にペースノートの改善に努めたところ、午後の再走ステージでは自信を持って走れるようになり、タイムも向上しました。しかし、2本目のステージの2km地点ではコーナーのインカットにより多くの砂利が路面に広がっており、そこからタイヤの空気が徐々に抜け始めました。運が悪かったとしかいえません。そのまま走り続けようと試みたのですが、結果的にクルマを止めてタイヤを交換しました。クルマのフィーリングはとても良く、運転を楽しむことができています。このまま最後まで走り続け、ラリーが終わった時に自分がどの順位にいるのか、様子を見たいと思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    正直なところ、とても困難な1日でした。最初のステージでは、「イン側をキープして走る」とペースノートに記していた長い高速左コーナーで、何かに当たってしまいました。レッキの段階では、自分にはまったく見えなかった何かにです。その後ペースは良く、失ったタイムを挽回しようと攻めました。午後のステージでは、高速の左コーナーでインに大きく切り込んだ際、砂利で滑ってしまい外側の縁石にクルマが当たりサスペンションアームを破損してしまいました。そして、その状態で最後のステージも走らなくてはなりませんでした。エバンス選手の進路を邪魔する意図はまったくなかったので、彼に正当なタイムが与えられて本当に良かったと思います。ヤリスWRCはとても運転しやすく、このラリーで勝つ力を備えていたので、今日の結果には納得できません。明日以降も運転を楽しみ、最後までミスのない走りを続けたいと思います。

    注目のステージ:SS9&SS12 カスタニッチャ 全長47.18km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    今回のラリーでもっとも長いこのステージは、いくつかのパートは以前に走ったことがありますが、今回は進行方向が逆なので、本質的にはまったく新しいステージです。コース幅は狭いところもあれば広いところもあり、あらゆる要素を含んでいます。途中の5~6kmは、道の片側は舗装が新しいため良いコンディションですが、反対側は砂利が多くある古い舗装のままなので非常にトリッキーです。特に、2回目に走る際は砂利が掻き出されて非常に滑りやすくなるでしょう。

    ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ1の結果
    1 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) 1h09m39.6s
    2 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +4.5s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +9.8s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +26.1s
    5 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +30.9s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +36.3s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +46.3s
    8 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +2m27.9s
    9 エリック・カミリ/フランソワ-クサビエ・ブレッシ(フォルクスワーゲン ポロ GTI R5)+2m46.4s
    10 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +3m06.4s
    13 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +3m33.6s
    16 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +3m45.1s

  • WRC | トヨタ:第4戦 ラリー・フランス シェイクダウンレポート

    WRC | トヨタ:第4戦 ラリー・フランス シェイクダウンレポート

    2019年の世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のシェイクダウンが3月28日(木)に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車)がトップタイム、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が3番手タイム、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が5番手タイムを記録した。

    ラリー・ウィークの前半は天気がやや不安定だったが、28日(木)は朝から青空が広がった。そして、バスティア空港のサービスパークから、約25km離れた山岳地帯で、朝9時からシェイクダウンがスタート。ドライコンディションとなった全長5.39kmのコースで、各選手はクルマの最終確認作業およびセットアップの微調整を行なった。ヤリスWRCをドライブしたミークは、全体のトップタイムを記録。タナックは1.4秒差の3番手タイムで、ラトバラは2.3秒差の5番手タイムでシェイクダウンを終え、その後セレモニアルスタートが行われる、島南部のポルト・ヴェッキオへと向かった。

    ツール・ド・コルスは現地時間、28日(木)の夜にコルシカ島南部のポルト・ヴェッキオ中心部でセレモニアルスタートが行なわれる。競技は29日(金)の朝スタートし、ポルト・ヴェッキオの周辺で3本のステージを各2回走行する。日中のサービスは設定されないため、マシンの修復作業やパーツ交換を伴う大幅なセッティング変更はできない。6本のSSの合計距離は121.82km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は510.68kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    概ね良い内容のシェイクダウンでした。何も問題は起こらず、全てのドライバーがクルマの仕上がりに満足しているように思いますが、それはこのラリーを戦う上で非常に重要なことです。ラリー前のテストは上手く行ったので、今朝のシェイクダウンではそれを再確認しました。クリスはとても速くタイムも良く、クルマのハンドリングに満足していました。オィットも、ターマックのヤリスWRCのセットアップに自信を持っています。明日のステージはサーキットのようにとてもスムーズで良い路面なので、それが我々にとって有利に働くことを期待しています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    シェイクダウンではすべてが上手く機能し、ラリーの事前テストを終えた後と同じように、とても良いフィーリングが感じられました。このラリーでもっとも重要なのは、スタート直後から自信を持って走ることです。クルマは路面にマッチしていますし、セットアップも合っていると思います。今回は多くの新しいステージが加わりましたが、レッキも上手く行ったのではないでしょうか。ラリーのオーガナイザーは頑張って毎年新しい道を見つけてくるので、挑戦し甲斐があります。明日の競技開始が、今からとても楽しみです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    シェイクダウン最初の走行では、あまり良いフィーリングが得られませんでした。タイヤが冷えている状態で、足まわりのセットアップが硬過ぎたようでした。そこで2回目は軟らかいセットアップに変えて走ったところ、フィーリングは一気に良くなりました。3回目の走行では少し変更を加えましたが、いくつか小さなミスをしてしまいました。それでもトップ5に入りましたし、トップとタイム差があまりつかなかったので、全体的には良かったと思います。重要なのは、明日の最初のステージから自信と良いフィーリングを持って走ることです。もし、少しでもちゅうちょしたら、大きくタイムを失うでしょう。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    シェイクダウンでは楽しく走ることができました。しかし、シェイクダウンのコースは距離が短く、それほど重要だとは思いません。実際にラリー本番で走るステージはもっと距離が長くて難しいからです。それでも、走りのリズムは重要ですし、今朝は気持ちよく走れました。このラリーは、ただ全開で走り続ければ良いわけではありません。ロングステージではいかにタイヤを労るかも考えなくてはならず、1本のステージだけでなく、連続する数本のステージの最後までタイヤのグリップ性能を保ち続ける必要があります。とはいえ、フィーリングはとても良いので、良い週末になることを期待しています。

    <注目のステージ:SS2/5 ヴァリンコ 全長25.94km>
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    デイ1最長となるヴァリンコは、2015年以来久々に走るステージです。スタート地点となる村の中の道はかつてとてもバンピーでしたが、現在は再舗装されています。幅の狭い道からスタートした後は、ワイドで非常にハイスピードな道が20km程度続きます。その後、多くの先が見えないコーナーが連続して現れます。ストレートがまったくない難しい区間が1km程度続き、最後はワイドな上り坂を走りフィニッシュを迎えます。

  • WRC | トヨタ 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)プレビュー

    WRC | トヨタ 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、3月28日(木)から31日(日)にかけてフランスのコルシカ島で開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    ツール・ド・コルスは、地中海に浮かぶフランスのコルシカ島を舞台とする、ターマック(舗装路)ラリー。その歴史は長く、初開催は1956年。WRCに関しては、創設初年度の1973年からシリーズの1戦に組み込まれた。WRCフランス戦は一時期本土のアルザス地方で開催されていたが、2015年コルシカ島に回帰し現在に至っている。コルシカ島内には険しい山岳地帯が多く、その山岳地帯や海岸線沿いの曲がりくねった舗装路が、大会期間中はSS(スペシャルステージ)として使用される。非常に多くのコーナーがあることから「1万コーナーのラリー」とも呼ばれており、道幅が狭い、ツイスティなコーナーが延々と続く。また、道路脇には岩壁や断崖絶壁が迫りエスケープゾーンが少ないため、僅かなドライビングミスが大きなアクシデントに繋がる、ハイリスクなラリーとしても知られている。

    2019年大会のルートは昨年と大きく変わり、SSに関しては全体の75%が新しくなった。ラリーの中心となるサービスパークは変わらず島東北部のバスティアに置かれるが、28日(木)のセレモニアルスタートは島南部のポルト・ヴェッキオで行なわれ、競技初日となる29日(金)のデイ1はポルト・ヴェッキオの周辺で行なわれる。デイ1は3本のステージを各2回走行するが、日中のフルサービスは設定されていないため、クルマに大きなダメージを負うことは許されない。30日(土)のデイ2は、バスティアを中心に島の東北部で3本のステージを各2回走行。ラリー最終日となる31日(日)のデイ3は、島西北部カルヴィの周辺で2本のステージが行なわれ、最終のSS14はトップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。SSの数は3日間で14本とあまり多くないが、距離が長いSSが多いため合計距離は347.51kmに達し、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1,194.06kmとなる。

    第3戦ラリー・メキシコではタナック/ヤルヴェオヤ組が総合2位でフィニッシュし、ドライバー、コ・ドライバー、マニュファクチャラーの3選手権でランキング首位の座を守った。WRCの規則によりドライバー選手権トップのタナックは、競技初日デイ1のSSを1番手でスタートすることになる。グラベル(未舗装路)ラリーにおいて1番手スタートは滑りやすい路面を走行するため一般的に不利だが、ターマックラリーではむしろ有利な条件となることが多く、タナックにとってデイ1は特に重要な1日となる。ラトバラは2015年にこのラリーで優勝しており、ミークも上位入賞経験があるため、全員に大きなチャンスがある。チームにとって参戦3年目となる今年は、ツール・ド・コルス初優勝を目標に掲げ、一丸となって戦いに臨む。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    昨年は全SSの半分でベストタイムを記録するなど強さを発揮しましたので、今年は前向きな気持ちでコルシカ島に向かうことができます。かつて、私はこのラリーに選手として何度も出場したので、本当に難しいラリーであると知っています。しかし、我々のドライバーは、これまで全員がツール・ド・コルスで速さを示してきました。非常に多くのコーナーと、本当に長いステージによって構成されるこのラリーは、100%の自信を持って走らなければ大きくタイムを失います。だからこそ、正しいセットアップがとても重要なのです。特に今年は、金曜日デイ1のステージを日中のフルサービスなしで走らなければならず、途中で大きくセットアップを変えることができないため、なおさらです。ただし、チームとしては可能な限りの準備をしましたので、今回もまた良い週末になるのではないかと期待しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    ツール・ド・コルスのスタートを待ち切れません。ドライバー選手権のリーダーとして、私は1番手の出走順で初日のステージに臨みます。汚れる前のクリーンな路面を走ることができるので、ターマックラリーでの1番手スタートは有利だと思います。過去、ツール・ド・コルスは自分がもっとも苦手にしていたラリーでした。しかし、初めてヤリスWRCで出場した昨年はとても良いペースで走ることができました。今やヤリスWRCはターマックラリーでも本当に強力だと思いますので、我々はきっと高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。ライバル達も非常に速いとは思いますが、開幕戦から続くポジティブな流れを保ち、今回もできるだけ多くのポイントを獲得したいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    コルシカは、私がいつも楽しみにしているラリーです。舗装路面は例年とてもコンディションが良く、摩擦力が強いため高いグリップ力が得られます。また、島自体も美しく、とても気に入っています。今年はルートが変更されましたが、そのうちいくつかのステージは2015年に私が優勝した時に使われたものなので、良い思い出がありますし、私にとっては歓迎すべき変化です。今週の前半に事前テストを行ない、200kmを走りました。今回のラリーのためだけでなく、将来に向けた開発も行なうなど多くのことを試しました。開幕戦ラリー・モンテカルロではアンダーステアに苦しんだので、その解決に努め、コーナーのターンインとブレーキングについて改善を進めた結果、クルマにより大きな自信を持てるようになりました。テストを終え家で数日間リラックスしたので、月曜日のレッキ開始に向けて準備は整っています。

    クリス・ミーク(ヤリスWRC #5号車)
    ここ数年、コルシカ島では常に速さがあり、良い戦いができています。毎回大きなチャレンジが求められるラリーですが、特に今年はルートの75%が完全に新しくなったので、なおさらです。新しいステージが多いため、レッキで良いペースノートを作ることがとても重要になるでしょう。開幕戦ラリー・モンテカルロの舗装路でヤリスWRCは良いフィーリングでしたが、自分ではとても上手く走れたと思う最終のパワーステージを除けば、ツール・ド・コルスとは大きく異なるタイプのラリーでした。先週日曜日の事前テストは、たった1日でしかも1本のコースだけという限られた中で多くを学ばなければなりませんでしたが、とても上手く行きました。セットアップの方向性は明確になったので、ラリー本番がとても楽しみです。

  • 【WRC】 トヨタ、オット・タナックが2位表彰台:第4戦 ラリー・フランス

    【WRC】 トヨタ、オット・タナックが2位表彰台:第4戦 ラリー・フランス

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の最終日デイ3がコルシカ島のアジャクシオ近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合6位でフィニッシュした。

    ラリー最終日のデイ3は、サービスパークが置かれるバスティアから南西に約130km離れた、東海岸のアジャクシオ近郊で2本のSSが行なわれた。1本目のSS11は今大会最長となる全長55.17kmの超長距離SSで、1986年大会以来のロングステージだった。デイ2で総合3位の選手と0.1秒差の2位に浮上したタナックは、そのSS11で2番手タイムの選手に対し12.6秒差をつけるベストタイムをマーク。そして、最終のSS12を5番手タイムで走り、今シーズン2回目の総合2位でフィニッシュした。

    総合4位につけていたラッピは表彰台を目指しSS11を果敢に攻めたが、パンクを喫しタイヤ交換を行なったことで大きく遅れ、総合7位にポジションを下げた。しかし、トップ5タイムを記録した選手にボーナス選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS12でベストタイムをマーク。総合順位を6位まで挽回すると共に、最大となる5ポイントを獲得した。今回のツール・ド・コルスでは全部で12本のSSが行なわれたが、ヤリスWRCはそのうち半分の6本でベストタイムを刻み、ターマックラリーでの性能向上を証明した。チームはマニュファクチャラーズ選手権3位に浮上し、タナックもドライバーズ選手権3位にポジションを上げた。

    なお、デイ2でクラッシュしたヤリ-マティ・ラトバラは、ロールケージにダメージが見つかったためラリー期間中にクルマを修復することができず、デイ3に駒を進めることができなかった。

    WRC次戦は、4月26日から29日にかけてアルゼンチンのコルドバ近郊、ビージャ・カルロス・パスを中心に行なわれる第5戦ラリー・アルゼンティーナ。路面はグラベル(未舗装路)で、谷の間を走る柔らかな砂状のハイスピードロードや、山岳地帯の岩に囲まれた険しい道が戦いの舞台となる。柔らかな路面はラリーカーが何台か通過すると深い轍(わだち)が刻まれ、また山岳地帯では濃い霧が出ることが多く、雹(ひょう)が降ることもある。4月下旬のアルゼンチンは秋の始まりであり、変わりやすい天気が勝負に大きな影響を及ぼす。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    チーム全員が今回の結果を喜んでいます。オットは本当に素晴らしいリザルトを残しました。エサペッカは残念ながら表彰台こそ逃しましたが、昨日はとても良い走りでした。ツール・ド・コルスは我々北欧出身のドライバーにとってもっとも難しいラリーのひとつであることは、私も昔は選手として出場していたので理解しています。ステージは非常に難易度が高く、クルマに対し最大限の自信を持てなければ速く走ることができません。デイ1ではやや苦戦しましたが、その後の2日間のパフォーマンスは本当に素晴らしかったと思います。我々は常に学びを続けていますし、今回学習した多くの事はきっと次のターマックラリーで助けになるでしょう。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    全体的にとても良い週末でした。私にとってコルシカはいつもあまり楽しむことができないラリーで、これまで非常に苦労してきました。今年に関しては、一貫したペースで走れるように一生懸命努力しました。限界まで攻めることはせず、常に良いリズムで走ることを心がけていました。しかし、最後から2番目のロングステージでは本当にクリーンな走りを実践し、限界近くまで攻め続けましたが、それが良い結果に繋がりました。最後のパワーステージでは確実に2位を得ることが何よりも重要でしたので、リスクを冒さず走りました。トヨタのクルマで臨んだ、最初のフルターマックラリーの結果に満足しています。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    ドライバー、チームともに今回のラリーから多くを学びました。昨日は良いセットアップを見つけることができ、本当に完璧な1日でした。そして今日の最終日も速さはありましたが、残念ながら小さなミスを冒してしまいました。責任はすべて自分にあります。恐らくリヤタイヤがまだ少し冷えていたのだと思いますが、リヤのグリップを失い外側の縁石にタイヤが当たってしまいました。その結果ホイールのリムが一部破損しタイヤが外れかけたので、クルマを止めてタイヤ交換をしなければなりませんでした。しかし、その後のパワーステージでは自分の予想以上に高いグリップが感じられたので、思いきり走りベストタイムを出すことができました。

    ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ3の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 3h26m52.7s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +36.1s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m07.5s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m02.6s
    5 エルフィン・エバンス/フィル・ミルズ (フォード フィエスタ WRC) +2m06.1s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +2m33.5s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m43.4s
    8 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +10m34.8s
    9 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +10m40.5s
    10 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +12m26.0s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス 2日目…タナックが2位に浮上

    【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス 2日目…タナックが2位に浮上

    2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のデイ2が4月7日(土)にコルシカ島のバスティアを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合4位に順位を上げた。前日8位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車) は、SS8でクラッシュした際クルマがダメージを負い、リタイアすることになった。

    デイ2は、サービスパークが置かれるバスティアの北側および西側エリアで、3本のステージを各2回走行。全6本、計136.90kmのSSが行なわれた。前日のデイ1に続き天気は良く、気温も上昇したことで路面は全般的にドライコンディションだったが、一部には湿っているところもあり、泥や砂利が多く出ているコーナーもあった。

    デイ1で3位と5.5秒差の総合4位につけたタナックは、SS7で今大会初のベストタイムを刻みペースアップに成功。SS10では2度目のベストタイムをラッピと分け合い、総合2位に浮上した。また、ラッピも好調を維持しSS8とSS10でベストタイムを記録。6本のSSすべてでトップ3以内のタイムを刻むなど、極めて安定した速さを示した。3位の選手との差は10.3秒、2位タナックとは10.4秒であり、十分に表彰台を狙える位置につけている。一方、クルマのセットアップ変更によりデイ1の終盤で良い流れに乗ったラトバラは、SS8でコースオフした際、クルマのリヤが木に当たり競技続行不可能になった。チームはデイ3での再スタートを目指しクルマの修復を検討したが、乗員の安全を守るロールケージにまでダメージが及んでいるというFIAの判断により、残念ながらリタイアとなった。

    競技3日目、ラリー最終日となる4月8日(日)のデイ3は、バスティアのサービスパークから西南に遠く離れた、西海岸の都市アジャクシオ周辺で2本のSSが行われる。最初のSS11は今大会最長となる全長55.17kmの超長距離ステージで、その後サービスを挟むことなく全長16.25kmのSS12が行なわれる。SS12はトップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。2本のSSの合計距離は71.42km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は257.27kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オットとエサペッカにとっては本当に素晴らしい1日でした。どちらも表彰台争いが可能な位置にいるので、明日は興味深い展開となるでしょう。特に全長55kmのステージでは何が起こっても不思議ではありません。ヤリ-マティは最終的に満足のいくセットアップが見つかり自信を取り戻しました。それだけにリタイアという結果は残念でなりません。このラリーはクルマに対して完全な自信を持つことが重要です。もし少しでも自信がないと、コーナーの数が多いためすぐにタイムを大きく失ってしまいます。クルマにほんの少しの調整を施した結果ドライバーはクルマに対する自信を深め、今は非常に良い状態だと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    日中のサービスでクルマにいくつか変更を施したところ、素晴らしいフィーリングが得られ自信を持って攻められるようになりました。チームには本当に感謝しています。しかし、少しハードに攻めすぎたのかブレーキングが遅れ、残念ながらクルマのリヤを木に当ててしまいました。オットとエサペッカは今回とても好調で速いのに対し、私はずっと苦戦していましたが、ようやく良いスピードを見つけることができました。自分がなぜ間違った方向に進んでしまい、速くなかったのかを学習したので今後に活かしたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    3位の選手とは0.1秒差、そして4位のエサペッカとは10.4秒差なので、きっと明日は面白い1日となるでしょう。エサペッカは非常に良いタイムを何度も刻み、とても自信があるように見えます。我々のクルマのフィーリングは全体的にとても良く、ペースも終始安定していました。限界まで攻めるのではなく、良いリズムを保ち適切なスピードで走ることを心がけました。明日はどのようになるのか、楽しみです。最初のSSは非常に長いので、走りのリズムが重要になるでしょう。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    とてもポジティブな1日でした。1日を通して速く走ることができて嬉しく思います。昨日はより良いセットアップを見つけるため本当にハードに努力し、その結果今日クルマは非常に良いフィーリングで楽に運転することができ、苦労することなく良いタイムが得られました。ハードにプッシュしなくとも、ごく自然にタイムが出たのです。明日のSSは皆にとって未体験のコースですが、私にはむしろ好都合です。自分自身のペースを保ち続けることに集中し、どうなるか状況を見るつもりです。過度に激しく攻めるつもりはありません。現在の4位という順位でも十分満足ですが、ひとつでも、ふたつでも順位が上がればそれも悪くないと思います。

    ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 2h43m07.7s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +44.5s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +44.6s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +54.9s
    5 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.7s
    6 エルフィン・エバンス/フィル・ミルズ (フォード フィエスタ WRC) +1m49.8s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m13.5s
    8 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +8m22.9s
    9 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +9m47.3s
    10 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +10m41.4s
    R ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC)

  • 【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス シェイクダウンレポート

    【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス シェイクダウンレポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のシェイクダウンがコルシカ島のバスティア近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(9号車)の3台のヤリスWRCは、明日スタートする競技初日デイ1に向けて、ヤリスWRCの最終調整を行った。

    2018年最初のフルターマック(舗装路)ラリーであるツール・ド・コルスのSS(スペシャルステージ)は、ツイスティなコーナーが連続するWRC伝統の1戦。競技のスタートを明日に控え、本番前の最終確認を行なうシェイクダウンが、サービスパークが置かれるバスティア空港近くのコースで行なわれた。全長5.45kmのコースは前日に降った大量の雨で濡れ、路肩の泥が流れ出たことで非常に滑りやすいコンディションだった。しかし明日以降は良い天気が続くことが予想されるため、チームは事前のプレイベントテストで導き出したセットアップを大きく変えることなく、最終的なシステムチェックに集中しシェイクダウンを終了した。

    競技初日となる4月6日(金)のデイ1は、島東海岸バスティアのサービスパークを中心に4本のSSが行われる。SS1とその再走ステージであるSS3は全長49.03kmの超ロングステージで、選手たちは序盤からタフなターマックステージと対峙する。SS2とその再走ステージであるSS4は、全長13.55kmと距離は短いが、テクニカルなコーナーが続きタイヤとブレーキに大きな負担がかかりる。4本のSSの合計距離は125.16km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は374.89kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    今日のシェイクダウンの主目的は、クルマのシステムがすべて正常に機能しているかどうかをチェックすることでした。シェイクダウンは実際にラリーで走行するSSに近い内容のコースでしたが、昨日の強い雨により流れ出た泥で路面はどんどん汚れていきました。良いタイムを記すためには早い走行順で走る必要がありましたが、我々はそうではなかったのでタイムに関してはあまり心配していません。クルマはうまく機能していたので、我々はシェイクダウンよりも乾いた路面コンディションを想定してセットアップ作業を進めました。シェイクダウンの路面コンディションはSSと完全には同じではなく、それに合わせてセットアップを変えてしまうとミスをしやすくなります。事前のプレイベントテストは非常にうまく行ったので、そこで得た経験と自信を信じてラリー本番に臨みます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    シェイクダウンのコースは路面が湿っており大変でした。コーナーのイン側をカットして走るクルマが増えれば増えるほど、イン側の泥がコースに流れ出し、非常に滑りやすい状態でした。我々はドライのセットアップに注力していたので、シェイクダウンのタイムは必ずしも実力を示すものではありません。ラリー期間中天気は良さそうなので、ドライコンディションを予想しています。昨日まで行なったレッキ(SSの事前下見走行)はとても大変でした。1200km近い距離を走り、あまたのコーナーの情報をペースノートに書き記しました。しかし、その作業もようやく終了し、明日から始まる1万コーナーのラリーに向けて今はリラックスしています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    雨で路肩に大量の泥が溜まり、それがコーナーのインカット走行により舗装路面にかき出され、シェイクダウンは非常に滑りやすい状態でした。ただし、競技中にもし雨で濡れたステージがあったならば、シェイクダウンのデータが役に立つでしょう。ツール・ド・コルスは誰もが勝ちたいと願う特別なターマックラリーですが、もっとも難しいラリーでもあります。クルマ、ドライバー、そしてコ・ドライバーにとって大きな挑戦です。良いフィーリングで走ることができればラリーを楽しめますが、そのためには正しいセットアップが必要です。クルマのフィーリングは良く、戦うための準備は整っています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    シェイクダウンのコースは最初の走行以降、路面状態が急速に悪化し難しくなっていきましたが、特に問題はありませんでした。驚くほど多くの泥が出ていたところもあり、コンディションはどんどん悪くなっていきましたが、ラリー本番では違う状況となることを期待しています。路面の影響もあってクルマは少し滑りやすく感じましたが、全体的に挙動は良いと思います。プレイベントテストはとてもうまく行き、我々のクルマはドライコンディションで高い競争力を備えているだろうと自信を持っています。明日は最初のSSからコルシカらしいコースで、距離も約50kmと非常に長いため、他のラリーのように徐々にスピードを上げていくような戦いかたは通用しません。最初からプッシュしなくてはなりませんが、タイヤの摩耗にも気を配る必要があります。

  • 【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第4戦 ラリー・フランス プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、4月5日(木)から8日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    フランスのコルシカ島を舞台とするツール・ド・コルスは、2018年シーズン最初のフルターマック(舗装路)ラリー。開幕戦のラリー・モンテカルロも基本的にはターマックラリーだったが、SS(スペシャルステージ)の路面の多くは雪や氷で覆われていたため、雪道用のタイヤを装着して走行する機会も多い特殊な1戦だった。しかし、ツール・ド・コルスはすべてターマックでの戦いとなるため、モンテカルロとはまた異なるタイプのラリーといえる。

    コルシカ島のSSは全体的に道幅が狭く、コーナーが次々と現れる山岳路が特徴。道の片側には岩壁が迫り、反対側は断崖絶壁といったような、ドライバーの勇気と精神力の強さを試すようなSSも多く、そのようなSSでは精度の高いドライビングとクルマのセッティングが重要となる。また、タイヤへの負荷が高い路面も多く、特に50km前後のロングステージでは摩耗のコントロールが重要な要素となる。

    ラリーの中心となるサービスパークは、島東部の都市バスティアの空港近くに置かれ、SSは島の広い範囲で行なわれる。5日(木)のラリー前の最終調整機会であるシェイクダウン後、競技初日となる6日(金)のデイ1は、バスティアの南西エリアで2本のステージを2回走行する。SS1とその再走SSであるSS3は全長49.03kmのロングステージ。7日(土)のデイ2は、バスティアの北~北西エリアで3本のステージを各2回走行。そして、競技最終日となる8日(日)のデイ3は、島西側の都市アジャクシオの周辺で2本のSSを行うが、SS11は全長55.17kmと今大会最長であり、ツール・ド・コルスとしては1986年大会以降最長のSSとなる。また、最終ステージのSS12は、SS上位タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが付与されるパワーステージに指定されている。SSの数は全部で12本、計333.48km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1,119.87kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    コルシカは、自分たちにとってきっと良いラリーになるでしょう。我々のクルマはアスファルト路面で非常にうまく機能してきましたし、事前テストでも良い結果を得られました。テストドライバーのユホ・ハンニネンはサスペンションの開発を進め、とても良い仕事をしてクルマのさらなる改善に成功しました。また、ヤリ-マティ、オット、そしてエサペッカもクルマのフィーリングに満足しています。チーム全員が準備万端だと思いますので、ラリーでは上手く行くだろうと自信を持っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    2015年に優勝して以降コルシカには良い思い出がいくつもありますし、本当にお気に入りのアスファルトラリーです。このラリーは「1万コーナーのラリー」と呼ばれていますが、もし走っている途中に100メートル以上の直線があったら、それはコルシカ島ではなく違う島に来てしまったという話があるくらいです。コーナーではイン側にそれほど深く切り込めないため、イン側の砂利が道に散乱することはあまりなく、コーナーとラインどりに集中して走ることができます。事前のプレイベントテストはとてもポジティブな内容で、非常に良いフィーリングが得られクルマにはとても満足しています。コルシカでは恐らく全チームが速いとは思いますが、表彰台争いができることを期待しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    今シーズンはここまで、すべての路面で十分な競争力がありました。また、チームは信頼性を高めるため一生懸命努力をしてきました。ですから、そろそろライバルからポイントを取り戻さなくてはなりません。去年のコルシカではフィーリングがとても良かったので、今回は良い結果を狙っています。ラリー・モンテカルロは同じターマックとはいえ、コンディションはかなり特殊だったので、コルシカとあまり比較できませんが、そこで得たいくつかの発見をコルシカの事前テストで試しました。2日間のテストではとても良いフィーリングだったので、クルマは正しい方向に向かっていると思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    コルシカには過去に異なるカテゴリーのクルマで何度か出場した経験がありますが、他とはまったく違うラリーだと思います。コーナーが次々と迫り、ストレートで休むような時間はまったくありません。また、スケジュールもユニークで、SSの数は多くないのですが、それぞれが非常に長いのが特徴です。今回は初めてWRカーでコルシカに出場しますが、モンテカルロではスピードを示すことができたので自信はあります。そして今回は、事前のテストで良いセットアップを見つけ、さらに自信を深めることができました。湿った路面と完全なドライの路面の両方でテストをすることができたので、天候がどうなろうと準備はできています。

  • 【WRC】 ラリー・フランス:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・フランス:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)のシェイクダウンテストが6日(木)に行われ、Mスポーツのセバスチャン・オジェがトップタイムを記録した。

    シェイクダウンは、バスティア南部の5.40kmのソルボ・オカーニャーノのステージで行われ、母国ラウンドとなるセバスチャン・オジェが3分50秒7でトップタイム。2番手には0.6秒差でヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)、3番手にはクリス・ミース(シトロエン)が続いた。

    トヨタはヤリ・マティ・ラトバラが4番手タイム、ユホ・ハンニネンが12番手タイムだった。

    競技初日となる4月7日(金)のデイ1は、サービスパークが置かれる島の東海岸バスティアから約130km離れた、西海岸のアジャクシオで競技がスタートする。4本のSSの合計距離は120.64km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は462.24kmとなっている。

    2017 WRC 第4戦 ラリーフランス シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3分50秒7
    2 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分51秒3
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分51秒6
    4 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分51秒8
    5 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分51秒8
    6 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 3分52秒0
    7 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分52秒2
    8 クレイブ・ブリーン シトロエン C3 WRC M 3分52秒7
    9 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M 3分54秒0
    10 ステファン・ルフェーブル シトロエン DS3 WRC RC1 3分55秒0