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  • WRC | トヨタ、オット・タナックがラリー・チリで今シーズン2勝目

    WRC | トヨタ、オット・タナックがラリー・チリで今シーズン2勝目

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・チリの最終日デイ3が5月12日(日)に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。WRCラリー・チリの初代ウイナーとなった。デイ2で転倒により大きく遅れたクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、順位を挽回して総合8位でフィニッシュしたが、競技終了後1分間のペナルティを課せられ総合10位となった。また、デイ2でドライブシャフトを破損してデイリタイアとなったラトバラは、ラリー2規定に基づいて再出走し、総合11位で完走した。

    競技最終日のデイ3は、コンセプシオンのサービスパークの東側および南側で、4本計58.38kmのSSが行われた。ステージは3日目も天気が良く青空が広がったが、早朝のステージでは霧が出て、路面も一部は濡れて非常に滑りやすい状態だった。

    首位タナックは30.3秒のリードを持ってデイ3をスタートしたが、後方で激しい総合2位争いが展開されていたため、最後まで高い集中力を保ちタイム差を維持しなければならなかった。そして、優勝に王手をかけて臨んだ最終のパワーステージでは、2番手タイムの選手に1.3秒差のベストタイムを記録。優勝を決めると共に、ボーナスの5ポイントを獲得し、タナックとヤルヴェオヤはドライバー/コ・ドライバー選手権において、首位と10ポイント差のランキング2位に浮上した。

    ラトバラとミークもパワーステージでは速さを示し、ラトバラが3番手タイムを、ミークが5番手タイムを記録し両者ともボーナスポイントを獲得。ミークは前日よりもふたつ順位を上げ、総合8位でフィニッシュした。しかしその後、デイ2のSS7で横転した際に割れたフロントウインドスクリーンを、SS8前のコントロールエリアで取り外したことが規定に抵触していたとされ、1分間のペナルティタイムを課せられ総合10位でラリーを終えた。なお、ラトバラは、デイ2よりもふたつ順位を上げ、総合11位でフィニッシュした。

    豊田 章男(チーム総代表)
    太平洋を挟んだ隣国チリにて、タナック/ヤルヴェオヤ組が今季2勝目を、そしてWRC2では勝田貴元選手が通算2勝目をあげてくれました。ファンの皆さま、応援ありがとうございました。前戦のアルゼンチンで、タナックとヤルヴェオヤの2人には、車両トラブルでチャンスを取り逃させてしまいました。今回、全ての道を思いっきり走りきり、最高の笑顔で表彰台に立つ2人の姿を見られたこと、チーム総代表として本当に嬉しく思います。タナック選手、ヤルヴェオヤ選手、おめでとう!ミーク選手とマーシャル選手は、途中、クルマを横転させてしまいボロボロの状態なっても、諦めずに走り続けてサービスに戻ってきてくれました。メカニック達も、そのクルマを一丸となって修理し、ミーク達を再び戦いの道に戻してくれました。マキネン代表とチームみんなの頑張りで獲得した貴重なポイントは必ずや、シーズン終盤での大きな財産になると思います。ラトバラ選手とアンティラ選手は、チームのために攻めた走りをしてくれた結果のアクシデントだったと思います。後半戦も、このまま攻めの気持ちを崩さずに走ってくれることを願います。ここからはヨーロッパのグラベル戦が続きます。6人のドライバー、コ・ドライバー達と3台のヤリスWRCが、ファンの皆さまにもっと嬉しいニュースをお届けできるようチームは、後半戦も心ひとつに頑張ってまいります。WRC2に出場していた勝田選手は、昨年のスウェーデン以来2度目の優勝でした。勝田選手、バリット選手、優勝おめでとう! WRCドライバーと共に走りながら、ドライビングのことやラリーの戦い方を貪欲に学んでいるからこその成長を、勝田選手は遂げてくれていると思います。「日本人ドライバーが日本車で世界の道を走る姿を見たい」という、私の、そして日本のファンの皆さまの夢が実現する日が一歩一歩近づいてきていると感じます。彼の成長と活躍に、これからも期待しています。TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team並びに勝田貴元、ダニエル・バリット組を、今後とも応援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オットと我々チームにとって、本当に素晴らしい勝利です。週末を通して彼はミスをすることなく見事なドライビングを続けました。最も強いドライバーだったと思いますし、オットとヤリスWRCのコンビネーションはラリー・チリ最強でした。クリスとヤリ-マティは残念ながら昨日罠につかまってしまいましたが、このラリーでミスをしたのは彼らだけではありません。チリの路面はスムーズで流れのあるコーナーが続く良いステージでしたが、ドライバーにとっては攻略が難しく、誰もが苦労しました。木々や土壁、丘が多くあり、コーナーの先が見えにくかったので、新たにペースノートを作るのはきっと大変だったでしょう。それでも、多くのラリーファンが集まり、そして我々が優勝することができたので、とても素晴らしいラリーだったと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    WRCラリー・チリで最初のウイナーとなり、とても嬉しく思います。本当に難しいラリーで、絶対にミスをしないためには高い集中力が必要でした。今日は、ふたりのセバスチャンが背後から迫り、それほどタイム差が大きくなかったので、決して簡単ではありませんでした。最後まで攻め続けなくてはならず、パワーステージでは最大ポイントを獲得できました。ここ数戦は残念な結果が続き後退気味だったので、今回のように完璧な週末を過ごし、逆襲できたのは非常にポジティブなことです。高いモチベーションを保ち、攻め続けることは、特にチームにとって重要ですが、今回のような結果はその大きな助けとなります。再び戦える立場に戻ってこられたので、これからのラリーがとても楽しみです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    昨晩ミスをした後、最終日とパワーステージで一体何ができるのか、前向きに考える必要がありました。最初のステージは良いフィーリングで走れ2番手タイムでした。続く2本のステージはリラックスして走り、最後のパワーステージに向けてタイヤを温存しました。そして、パワーステージではとても良い走りができました。自分が走った後に路面がクリーンになり、乾いていったので、3番手タイムには満足しています。非常に大変なイベントではありましたが、重要なのはクルマが非常に速く、自分も良いペースで走れたことです。これから散らばっている断片をつなぎ合わせて行き、良い結果を狙っていきます。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    パワーステージでは自分より出走順が後方の選手のほうがクリーンな路面で走ることができたようですが、自分もベストを尽くしました。レッキ(コースの事前下見走行)とデイ1では苦戦し、デイ2では最初にミスをしてしまいました。それでも、最終的にはチームにポイントをもたらし、オットの優勝を目にできたのは喜ばしいことです。自分たちには全てのラリーで表彰台争いをできるスピードがあるので、今はとにかくミスのないクリーンなラリーを渇望しています。

    ラリー・チリ デイ3の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 3h15m53.8s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (シトロエン C3 WRC) +23.1s
    3 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +30.2s
    4 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m36.7s
    5 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +3m15.6s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +3m45.4s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +4m39.0s
    8 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +7m52.5s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +8m16.1s
    10 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +8m33.4s
    11 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +10m59.2s

    次回のイベント情報
    WRC次戦は、5月30日(木)から6月2日(日)にかけて開催される、第7戦ラリー・ポルトガル。ラリーの中心となるサービスパークは、去年と変わらず北部の都市ポルトの近郊マトジニョスに置かれ、その周辺でグラベル(未舗装路)のステージが行なわれる。日曜日のクラシックステージは石や岩が多く、SSを1回目に走る時は路面が軟らかいため十分なグリップが得にくく、2回目に走る時は深い轍(わだち)が刻まれ、地中から大きな石が掘り出されるため、細心の注意を払って走る必要がある。

  • WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ 2日目レポート

    WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ 2日目レポート

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・チリのデイ2が5月11日(土)に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を守った。なお、デイ1で総合5位につけていたクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は転倒で総合10位に順位を落とし、総合3位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、ドライブシャフトを破損し残念ながらデイリタイアとなった。

    競技2日目のデイ2は、コンセプシオンのサービスパークを中心に、南側で6本、計121.16kmのSSが行われた。前日に続き朝から好天に恵まれまれたが、1日の最後のステージでは降雨があり、一部区間は深い霧に包まれた。

    デイ1で総合2位の選手に22.4秒差をつけてトップに立ったタナックは、午前中最後のSS9でベストタイムを記録。総合2位の選手との差を34.6秒に拡大した。午後のステージでもタナックは速さを維持し、SS11でベストタイムをマーク。最終のSS12では急な雨と霧でやや遅れたが、それでも総合2位の選手に30.3秒のリードを築いて首位の座を守った。

    デイ1で総合3位につけたラトバラは、1日を通して僅差のセカンドポジション争いを展開。総合2位の選手と12.2秒差でデイ1最後のSS12を迎えた。しかし、SS12で溝にあった石に左フロントタイヤを当ててしまい、その衝撃でドライブシャフトが破損。走行不能となりデイリタイアとなった。チームはサービスでラトバラ車を修復し、ラリー2規定に基づき明日の最終日デイ3に最出走する予定。

    総合5位でデイ2をスタートしたミークは、最初のステージで転倒。クルマの前部にダメージを負って遅れたが、何とかステージを走りきった。その後、フロントウインドスクリーンがない状態で2本のSSを走行したが、その両方で4番手タイムを記録するなど、ハンデを感じさせない力強い走りを披露した。日中の40分間のサービスでは、チームのメカニックがクルマを完璧に修理。ミークは午後のステージで上位のタイムを刻み、総合10位まで順位を挽回した。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ラリー・チリが誰にとっても非常に難しい1戦であることが証明されました。特に、今日は1日を通して様々なことが起きました。午後は霧と雨で路面コンディションが劇的に変わり、視界がとても悪そうでした。残念ながら、ヤリ-マティは非常に小さなミスでドライブシャフトにダメージを受けてしまいました。クリスも午前中にミスをしましたが、幸いにもクルマのダメージはそれほど深刻ではなく、チームは昼のサービスで素晴らしい仕事をして修復しました。オットは全てを上手くコントロールしているので、明日は彼の勝利に期待しています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今日はとても大変な1日となり、このような変わりやすい路面コンディションで状況をコントロールするのは非常に困難でした。実際、色々なことを目にしました。1日を通して良いリズムを保とうと努力しましたが、最後のステージは雨と霧とハードコンパウンドタイヤにより、特に難しく感じました。それでも問題なく1日を走り切り、明日に向けて十分な差をライバルに対して築くことができました。まずは最初の3本のステージに集中して臨み、その上で選手権争いの助けとなるであろうポイントを、最後のパワーステージで獲得できたら良いと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今朝はいろいろなことが起こりました。最初のステージでは、転倒で遅れたクリスの後をしばらく走らなければなりませんでした。しかし、その後妥当なタイムが与えられたので、それは問題ではありませんでした。3本目のステージで我々のタイヤは既にかなり摩耗していたのですが、それでも総合2位争いを続けることができました。午後はステージに自分のクルマのセットアップがあまり合っておらず、昨日のような良いフィーリングが得られませんでした。そして、最後のステージでは溝にあった石に当たり、クルマの左フロント部分とドライブシャフトを破損し走行できなくなりました。そこまではとても力強く戦えていたので本当に残念ですが、最後まで絶対に諦めません。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今朝最初のステージを走り始めてすぐ、右に曲がった直後に低速の長い左コーナーがあったのですが、私のペースノートが正確ではなく、コーナリングラインが膨らんで土手にぶつかってしまいました。速度は低かったのですが転倒してしまい、元の状態に戻るまでに大幅にタイムを失いました。運転に問題はなかったのですが、割れたフロントウインドウを外す必要があり、そのため風の音でペースノートの音声が聞きとりにくく、また風圧で上手く呼吸ができませんでした。それを考えるとタイムは悪くなかったと思います。午後は問題なく走り、今はチームに少しでもポイントをもたらすことが目標です。

    ラリー・チリ デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h41m05.5s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (シトロエン C3 WRC) +30.3s
    3 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +35.4s
    4 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m06.3s
    5 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +3m03.0s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +3m13.3s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +3m43.4s
    8 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +6m21.5s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +6m55.4s
    10 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +7m21.9s
    13 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +10m31.5s

    明日のステージ情報
    競技3日目最終日となる5月12日(日)のデイ3は、サービスパークが置かれるコンセプシオンの東側および南側で4本のグラベルステージが行なわれる。そのうち、SS13の再走ステージとなるSS16「ビオビオ2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対して、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は58.38km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は245.19kmとなる。

    注目のステージ:SS13/16 ビオビオ 全長12.52km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    今大会もっとも短いステージとなり、ビオビオ川側から山を上り、その後太平洋側へと下っていきます。ステージの序盤と終盤はシェイクダウンのコースにも似ていて、非常にツイスティでテクニカルです。中盤の山の頂上付近は道幅が広くなり、速度も上がるので、クルマをラインに乗せて走る楽しみが得られます。スタート付近は木々に囲まれていますが、頂上付近では素晴らしい眺望が開けます。

  • WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ 初日レポート

    WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ 初日レポート

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・チリのデイ1が5月10日(金)に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合3位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合5位につけ、ヤリスWRCは全車がトップ5に入り順調に競技初日を走り終えた。

    WRC初開催となるラリー・チリの競技初日は、コンセプシオンのサービスパークを中心に6本、計125.27kmのSSが行われた。コンセプシオン周辺はしばらくはっきりしない天気が続いていたが、金曜日は朝から好天に恵まれた。しかしコンセプシオン南側の森林地帯に展開するグラベル(未舗装路)ステージは、夜露や朝霧の影響で一部が湿っており、泥状になった路面もあった。また、午前中は霧に包まれ視界が良くない区間もあるなど、全体的に難しいコンディションだった。

    デイ1を3番目の出走順でスタートしたタナックは、SS2でベストタイムを記録し首位に浮上。午後のSS4、SS5でもベストタイムを刻み、総合2位の選手との差を大きく広げた。1日の最後にコンセプシオン中心部の特設コースで行なわれたSS6では6番手タイムだったが、総合2位の選手に対し22.4秒差をつけ首位でデイ1を締めくくった。

    前戦ラリー・アルゼンティーナで終盤良い流れを掴んだラトバラは、SS1でミークと同タイムとなるベストタイムを記録。SS3で2番手タイムを刻み、SS4では3番手タイムで総合3位に順位を上げた。1日を通してラトバラは安定して速く、総合2位の選手と6.4秒差の総合3位で明日のデイ2に臨む。また、ミークは、SS1でラトバラとベストタイムを分け合い、SS6では3番手タイムを記録。総合4位の選手と17秒差の総合5位で1日を終えた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ラリー・チリの初日は、全体的に素晴らしい1 日でした。クルマは本当に調子が良く、午前中のループステージが終わった後、午後に向けてセットアップを少し変えましたが、それは正解でした。特にオットはセットアップを大きく変更したのですが、彼は午後のステージで飛ぶように速く走り、とても良いフィーリングを感じているように見えました。明日に向けて全てが順調に進んでいると思います。明日のステージは今日よりも少し速く、路面のグリップも安定していると思うので、ドライバーはより楽しんで運転できるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    午前中のようなコンディションのステージを、初めて走るのは非常に難しかったですが、午後はとても上手く走れました。日中のサービスでエンジニアがクルマにファインチューニングを施し、その結果良いフィーリングと自信を取り戻すことができました。彼らは素晴らしい仕事をしてくれました。現在、クルマはとても良い状態にあります。ラリー・チリのステージはかなり難しいのですが、少しでも理解することができれば、とても良いステージに感じられます。午後は、ペースノートが午前よりもかなり良くなり、楽しんで走れるようになりました。明日のステージは、全体的に今日よりも速度が高そうですが、それは我々のクルマにとって歓迎すべきことです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    ラリー・チリの競技初日を満喫しました。朝1本目のSS1は良いスタートとなりましたが、SS2はとても難しく、道幅は広くてフィンランドに似ているのですが、まったくグリップが得られませんでした。しかし、SS3でリズムを取り戻し、フィーリングも良くなったので、午後は非常に好調でした。ただし、SS5の終盤スピンをしてしまい、自分に腹が立ちました。明日のステージは道幅が広く、流れるようなコーナーが続くのでとても楽しみです。今日の午後のスピードを、明日も再現できるように頑張ります。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    最初のステージでベストタイムを刻むなど、朝は良いスタートを切りました。しかし、その後の2本のSSでは良いリズムと自信をなかなか得られず、苦戦しました。今日のステージをレッキ(事前下見走行)した時は霧が出ていたので上手くレッキができず、道に対して他の選手ほど自信を持てなかったのが原因だと思います。しかし、午後は状況が好転し自信が増しました。まだ万全とは言いきれませんが、明日も攻め続けます。チームとしては1位、3 位、5位につけていますので、このラリーでのクルマのパフォーマンスはとても高いと思います。明日の朝は、今日よりも良いリズムで走れることを期待しています。

    ラリー・チリ デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 1h24m12.8s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (シトロエン C3 WRC) +22.4s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +28.8s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +29.5s
    5 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +46.5s
    6 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +48.7s
    7 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +1m01.4s
    8 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2m08.1s
    8 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +2m09.1s
    10 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +2m18.3s

    明日のステージ情報
    競技2日目となる5月11日(土)のデイ2は、サービスパークが置かれるコンセプシオン南側の山岳エリアで、3本のグラベルステージを日中のサービスを挟んで各2回走行する。6本のSSの合計距離は121.16km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は399.96kmとなる。

    注目のステージ:SS7/10 リオ・リア 全長20.90km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    土曜日のループステージの最初に走行する「リオ・リア」は、とてもテクニカルなコースで、金曜日のロングステージに少し似ていますが、速度は高めです。3速および4速ギヤで走行する、流れるようなコーナーが続き、ドライバーにとってもコ・ドライバーにとってもリズミカルに走ることができる、とても素晴らしいステージです。川の流れに沿うようにして道が作られているので、そのような自然な流れが生まれるのです。

  • WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ シェイクダウンレポート

    WRC | トヨタ:第6戦 ラリー・チリ シェイクダウンレポート

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・チリのシェイクダウンが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が2番手タイムを、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が3番手タイムを、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が6番手タイムを記録。明日から始まる森林ステージに向けて、クルマのセッティングおよび最終確認を行った。

    WRC初開催となるラリー・チリは、前戦ラリー・アルゼンティーナと同じく、南米大陸を舞台するグラベル(未舗装路)ラリー。しかし、コースの特徴はアルゼンチンと大きく異なり、ステージの大部分が森林地帯で行なわれる。路面は全体的にフラットで、クルマに大きなダメージを与えるような石はそれほど多くない。スピードが乗る中高速コーナーが続き、ドライバーにとっては比較的走りやすいコースだといえる。しかし、道幅が狭いところも多く、道の先が見えないクレスト(丘)やジャンプもあるため、正確なドライビングテクニックが求められる。

    WRCのマニュファクチャラーチームは、ヨーロッパ以外での走行テストが禁じられており、ラリー前にWRカーでチリの道を走る事はできない。そのため、初開催のラリーながら事前テストのチャンスはなく、チームにとってシェイクダウンは貴重なテストの機会となった。また、アルゼンチンを戦ったクルマを整備した上でチリでも走らせるため、各部が正常に機能しているかどうかの確認も、大切な作業だった。

    シェイクダウンは、サービスパークが置かれるチリ中南部の都市「コンセプシオン」の南側で行われ、ウェットコンディションとなった全長6.45kmのコースでタナックが2番手タイムを刻むなど、良い形で終了した。この後、コンセプシオン市街地の独立広場で夜7時よりセレモニアルスタートが行われ、ラリー・チリは華やかに開幕を迎える。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    シェイクダウンは、ドライバーにとって初めてチリの道を走るチャンスだったので、本当に重要でした。走り始めの路面は濡れていて非常にトリッキーでしたが、その後だんだんとドライになっていき、ドライバー全員が良いフィーリングを感じたようです。何も問題は起こらず、あらゆる路面コンディションで良いタイムがでました。万事順調だと思いますので、明日朝の競技スタートがとても楽しみです。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    走り始めから何も問題なく、とても良いシェイクダウンでした。天気は我々がレッキをした時と大きく違い、降雨によって路面は泥状となり、まるでラリーGB(グレートブリテン)のようでした。ゼロの状態から作ったペースノートで走る時は、完璧ではない部分もあるので大きなチャレンジですが、特に今回のような速いラリーではなおさらです。ステージに集中し、良いフィーリングを感じて走らなければなりません。今週末は、自信を持てるかどうかが戦いの鍵を握るでしょう。ラリーのスタートがとても楽しみですし、準備は万端だと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    シェイクダウンは泥が多くとても滑りやすい路面状態でしたが、最初の走行からクルマに良いフィーリングを感じることができました。走行を重ねてもそれは変わらず、走りを楽しめました。クルマのセッティングを大きく変える必要はなく、自分の中ではすべてがクリアになっています。レッキを行なった時はいくつかのステージで霧が立ちこめていたので、ペースノートを作るのはとても大変でした。このラリーの道は非常に難しく、明日の午前中のステージでは、誰がペースノートに自信を持って走っているのかがきっと明らかになるでしょう。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    森の中のシェイクダウンステージはウェットコンディションで、木材を運搬するための道路はまるでウェールズのようでした。泥に覆われた道での走行開始となりましたが、それでも楽しめましたし、良いリズムを感じました。走行の合間にいくつかセッティングを変更しましたが、シェイクダウンを通してヤリスWRCはとても走りやすかったです。これから路面が乾いていってくれたら嬉しいのですが、もしそうならなくとも走るのは楽しみです。まったく新しいラリーで、新たにペースノートを作るのはいつでも大きな挑戦です。ラリーが始まる前に、間違いがないかどうか再確認しなくてはならず、やるべき事は山ほどあります。

    ラリー・チリ シェイクダウンの結果
    1 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 4m46.4s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +1.0s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.2s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2.6s
    5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +3.7s
    6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +3.9s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (シトロエン C3 WRC) +4.0s
    8 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +4.5s
    9 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +5.4s
    10 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +5.5s

    明日のステージ情報
    競技初日となる5月10日(金)のデイ1は、サービスパークが置かれるコンセプシオンの南側エリアで5本の森林ステージを走行。1日の最後には、コンセプシオン中心部の特設コースで全長2.2kmのショートSSが行なわれる。6本のSSの合計距離は125.27km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は600.53kmとなるう。

    注目のステージ:SS2/4 エル・プマ 全長30.72km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    明朝2本目に走る「エル・プマ」は今大会最長のステージです。序盤は道幅が広く非常に高速で、多くのクレスト(丘)があり、ラリー・フィンランドのステージと良く似ています。その後、曲がり角を右に曲ると、ステージの特徴は大きく変わります。道幅は少し狭まり、とてもツイスティでテクニカルな道が現れます。中速のコーナーが連続し、内側に傾いているコーナーではクルマの向きを変えやすくなるので、流れに乗って走ることが可能です。

  • WRC | トヨタ:ラリー・アルゼンティーナ&ラリー・チリ プレビュー

    WRC | トヨタ:ラリー・アルゼンティーナ&ラリー・チリ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、4月25日(木)から28日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナと、5月9日(木)から12日(日)にかけて開催される第6戦ラリー・チリの南米2連戦に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#10号車)、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    ラリー・アルゼンティーナは、南米初のWRCイベントとして1980年に始まった、とても人気のあるグラベル(未舗装路)ラリー。サービスパークは、大都市コルドバ近郊のビジャ・カルロス・パスに置かれ、その周辺に広がる様々なコンディションのグラベルステージで競技が行われる。谷間に延びる軟らかな路面の高速ステージや、石や岩が多く転がる山岳地帯の荒れた中低速ステージなど、バリエーション豊かなグラベルステージがラリー・アルゼンティーナの特徴。また、ジャンプや川渡り(ウォータースプラッシュ)も多く設定され、高地ではステージが深い霧に包まれる事も珍しくない。

    今年のラリー・アルゼンティーナは、昨年とほぼ同じエリアで競技が行われる。ラリーは25日(木)の夜、ビジャ・カルロス・パス市街地のスーパーSSでスタート。26日(金)からグラベルステージでの戦いが始まり、サービスパークの南側、サンタ・ロサ・デ・カラムチタ渓谷を中心に7本のSSが行なわれる。27日(土)はサービスパークの西北エリアを中心に7本のSSを走行。最終日の28日(日)はサービスパーク西南のトラスラシエラ山脈で3本のSSが行なわれる。そのうち、SS16の再走ステージとなるSS18「コピナ-エル・コンドル」は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが加算される「パワーステージ」に指定されている。SSの数は全部で18本、計347.50km。リエゾン(移動区間)を含む総走行距離は1,297.56kmとなる。

    ラリー・アルゼンティーナの終了後、1週間のインターバルを置いてラリー・チリのラリーウィークが始まる。ラリー・チリは今シーズン初めてWRCの1戦に加わったグラベルラリー。大会本部やサービスパークは、チリ中南部ビオビオ州の大都市コンセプシオンの飛行場近くに置かれる。ラリー・チリは森林地帯の中速ステージが中心だが、太平洋を見渡せる開けた道もコースに含まれる。路面は全体的に平坦かつスムーズで、ラリー・アルゼンティーナとは特徴が大きく異なる。

    競技初日となる5月10日(金)は、サービスパークの南側で3本のステージを各2回走行。SS2およびその再走ステージのSS4「エル・プマ」は、大会最長となる全長30.72kmのロングステージ。そして、1日の最後にはコンセプシオンで短距離の市街地SSが行なわれる。競技2日目の11日(土)は、サービスパークの南側で3本のステージを各2回走行。最終日の12日(日)は、サービスパークの東側と南側で4本のステージを走行する。そのうち、ビオビオ河畔から太平洋沿岸に向けて走るSS13の再走ステージ、SS16「ビオビオ 2」はパワーステージに指定されている。SSの数は全部で16本、計304.81km。リエゾン(移動区間)を含む総走行距離は1,245.68kmとなる。

    なお、アルゼンチンとチリは「リンクドラリー」と定義され、ワークスチームの選手は、アルゼンチンの最終SSを走り終えたクルマでチリを戦う必要がある。シャシー、エンジン、トランスミッション(スペアも含む)はアルゼンチンと同じものを、ショックアブソーバー等のパーツは、スペアを含めてアルゼンチン用に用意したものを一部再使用する。そのためチームは、アルゼンチンとチリの2戦分を考えてパーツの準備とセットアップを行わなくてはならない。また、規則によりヨーロッパの国以外での走行テストは禁じられているため、各チームは予測に基づきクルマのセッティングを決めなくてはならず、9日(木)のシェイクダウンがチリでの最初の走行となる。選手もまた、新たにゼロの状態からペースノートを作成することになるため、他のイベント以上にイコールな条件での戦いとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    前戦のツール・ド・コルスでは、期待していたような結果を残せませんでした。しかし、次の南米2連戦に向けては十分な自信があります。アルゼンチンは、我々のドライバーを含む皆が良く知っているラリーです。オィットはアルゼンチンでとても強く、昨年は我々に優勝をもたらしてくれました。きっと、今年も十分にチャンスがあると思っているはずです。また、ヤリ-マティとクリスもアルゼンチンを得意としています。続くチリは、すべてのチームにとって未知なるラリーですが、路面は非常にスムーズなようなので、我々のクルマに合っていると思います。今後のグラベルラリーに向けて我々はポルトガルでテストを行ない、グリップとトラクション(駆動力)をさらに高めるため、サスペンションの改善に努めました。2戦連続でラリーを戦う事は、チームにとって新たなチャレンジです。2戦の間に現地でクルマを組み直すのは初めてですが、メカニックの作業があまり多くならない事を願っています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    ラリー・アルゼンティーナは自分にとって良いフィーリングのイベントです。昨年、チーム加入後最初の勝利を収めたのはこのラリーですし、今年も同じ結果を狙っています。きっと、うまく行くだろうと期待しています。アルゼンチンのハイスピードなステージと路面コンディションは、我々のクルマに本当に合っていると思います。しかし、一部の路面は非常に荒れており、とても過酷なラリーなので、細心の注意を払って走らなければなりません。次のチリに関しては、今まで行った事すらありませんし、どうなるのか予想できません。事前に分かる事は限られていますし、現地に入ってレッキで走った時に初めて、どのようなステージなのか、その全体像が見えるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    ラリー・アルゼンティーナはWRCの中でも素晴らしいイベントのひとつです。多くの情熱に包まれ、大勢の観客が集まり、その一部は山の中でキャンプをしながらラリーカーが走って来るのを待っています。また、とても素晴らしい、美しいステージも多くあります。アルゼンチンで1番難しいのは、1本のステージを2回目に走る際、道がかなり荒れてしまう事です。一方、チリに関しては私が見たところ、それほど荒れた路面にはならなさそうです。道に石はなく、路肩もとてもクリーンだと思います。いくつかの場所は、ドライなコンディションの時のイギリスの森林ステージに似ているような気がします。今、私のモチベーションは非常に高く、これから2つのラリーを戦う事が楽しみで仕方ありません。

    クリス・ミーク(ヤリスWRC #5号車)
    アルゼンチンは自分にとって常に楽めるラリーですし、良い思い出もあります。特に2015年は初めてWRCで優勝した特別な大会でした。今季、メキシコとツール・ド・コルスではより良い結果が得られたはずなので、アルゼンチンではクリーンな走りで最高の結果を目指します。先週ポルトガルのグラベルコースで3日間テストを行ない、ラリー・アルゼンティーナに向けて良い準備ができました。これから5戦連続でグラベルイベントが続きますが、誰もが初挑戦となるラリー・チリ以外は、どれも良く知っているラリーです。チリは、現地に行ってレッキをするまでは、どのようなラリーなのか正確には知る事ができません。しかし、南米のイベントではいつも熱い応援を受けていますし、雰囲気も素晴らしいので、必ず良いラリーになるでしょう。