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  • F1イタリアGP:2024年のトロフィーは「VROOOM」という名の芸術作品

    F1イタリアGP:2024年のトロフィーは「VROOOM」という名の芸術作品

    2024年F1 イタリアGPの表彰台で3人のドライバーと優勝チームの代表者に授与されるトロフィーは「VROOOM(ヴルーム)」と名付けられた。

    「VROOOM」は、加速中や高速回転中のパワフルなエンジンの音を表現する擬音語であり、自動車やオートバイなどのあらゆる種類のモーター付き車両と関連付けられ、スピード、エネルギー、動きのイメージを想起させる。

    モンツァ・サーキットは「スピードの聖地」として知られているが、2003年のイタリアグランプリでミハエル・シューマッハと彼のフェラーリが247.585 km/hというレース距離における最高平均速度記録を樹立したことを考えると、この呼び名はまさにふさわしい。

    2021年以降、ピレリが冠スポンサーを務めるイタリアグランプリのトロフィーは、ピレリ・ハンガルビコッカとのコラボレーションにより、アーティストによってデザインされている。

    今年は、現代美術界で高い評価を得ているアーティスト、アンドレア・サラにその任が託された。サラの作品は、重要な美術館や個人コレクションに展示されており、常に美術とイタリアのデザインや工業生産の歴史との関係を探求してきた。

    彼がデザインした芸術作品「VROOOM」は、ピレリの長いタイヤの歴史を抽象的な形で表現し、スピードと加速の印象を組み合わせたものとなっている。トロフィーの主要部分は、クロムメッキ加工されたアルミニウムをベースにヴァルクロマートでできており、3人のドライバーと優勝チームの代表者に贈られる4つのトロフィーの主要部分は、ヴァルクロマートでできている。

    2024年F1 イタリアグランプリ

    「トロフィーのアイデアとコンセプトは、ピレリの世界の多くのエリアを訪問した結果生まれた。研究開発部門から生産工程まで、タイヤの世界についてより深く知るために、天然ゴムからタイヤの製造に使用される素材まで、またピレリ財団のアーカイブも調べた」とサラは説明した。

    「VROOOMという名前は、私が表現したかったことを的確に表している。つまり、私が子供の頃から抱いていたF1のイメージ、スタート、グリッドに並ぶ車、ライトが消えて最初のコーナーまでスプリントする様子をとらえている。このトロフィーは、この瞬間、つまりすべてのはじまり、スプリント、スピードを彫刻に変えている」

    VROOOMトロフィーは、8月30日(金)の最初のフリープラクティスセッション直前に、ピレリ・ホットラップ・ガレージ(ピットボックス7と8)で開催されるプレス限定のピレリ・タイヤ・トーク・イベントで展示される。このイベントには、アーティストとともに、FIAシングルシーター・ディレクターのニコラス・トンバジスと、ピレリのモータースポーツ・ディレクターのマリオ・イゾラも出席する。

    また、2024年のF1イタリアグランプリの新たな要素として、表彰台用キャップの特別版が登場する。これは、今年マイアミ、モントリオール、シルバーストーンで登場したものと同様、イタリア国旗をあしらったものとなる。

  • F1ドライバー モンツァ・サーキットの変更に懸念を表明 / イタリアGP

    F1ドライバー モンツァ・サーキットの変更に懸念を表明 / イタリアGP

    F1イタリアGPを前にモンツァ・サーキットに変更が加えられたことに対し、ネガティブな影響を及ぼすのではないかという懸念が広がっている。

    モンツァ・サーキットの舗装のやり直しは週末を通して最も目を引く特徴となるが、縁石にも変更が加えられ、一部は形状が変更され、また一部は新たに設置されている。

    F1の“オールドスクール”なトラックのひとつであるモンツァ・サーキットの変更に多くのF1ドライバーが感銘を受けていない。

    F1カーがまだ変更されたレイアウトで走ったことはないが、ダニエル・リカルドは木曜の朝にトラックに到着後、新しくなったモンツァを視察した。

    「縁石が変更されている。今朝、トラックを歩いてみた。いくつかの要素がサーキットの特徴を失っていると思うので、それほど感銘を受けたとは言えない」とリカルドは語った。

    「もちろん、僕よりもずっと長い間F1をフォローしてきた人も多いだろうし、ドライバーとして見ているだけなのかもしれない。なぜなら、僕たちは運転して経験しているから、僕たちには意味があるのかもしれないが、外部の人にとっては意味があるかどうかはわからない」

    「でも縁石やその他諸々…それらがサーキットを独特なものにしている。第2シケインのように、ただ平らな縁石やその他のものを置いただけなのに、ターン5では縁石を越えると、あとは細いコンクリートの帯があって、その先に砂利がある」

    「(以前は)常にそのコンクリートの帯の上を走ろうとして、トラック全体を使おうとしていた。でもやり過ぎは禁物だ」

    「路面はかなりバンビーだった。ある意味で昔ながらのコースだったが、今はもうない。まだ走っていないけど、舗装の改修は素晴らしい。アスファルトは本当にきれいだが、縁石には少しがっかりしている」

    縁石の変更にはアスカリを通るものも含まれ、ドライバーたちは新しいレイアウトについて相談を受けていないと明かしたリカルドは、レースのポテンシャルが向上する可能性はあるとしながらも、伝説のシケインの改修には依然として不満を抱いている。

    「今は非常にフラットなので、最終的には、おそらく縁石をより多く使えるようになるため、9と10を通るよりも広く、フラットになりやすくなるだろう」とリカルドは説明した。

    「すべてを否定するつもりはない。おそらく、よりフラットでスリップストリームが大きくなるため、より接近した走行ができるということだろう。でも、わからない。彼らはまだ縁石を過小評価しており、それがサーキットにどのような影響を与えるか、それが感覚、特徴、アプローチをどのように変化させるかについて理解していないと思う」

    「いずれわかるだろう。もちろん、ここで走るのは楽しいだろうけど、以前のような“オールドスクール”な雰囲気は少し失われたように感じる」

    「今では多くの近代的なサーキットを訪れるけど、それらは楽しく、素晴らしいものだ。でも、もし“オールドスクール”なサーキットを維持するつもりなら、その“オールドスクール”な雰囲気を維持すべきだ。それが僕の懸念だ」

    「僕たちには決定権はないけど、少なくともフィードバックくらいはさせてほしい。もしかしたら、僕たちがお金を節約できるかもしれない。縁石を変える必要はない」

    「おそらく、もっとコスト効率の良い解決策があるだろう。僕たちはまだ、少しばかり暗中模索の状態にある。結局のところ、僕たちは運転している。もちろん、最終的な決定権は僕たちにはないかもしれないけど、少なくとも僕たちの意見に耳を傾け、車内の視点を提供させてほしい」

    モンツァ・サーキット F1 イタリアグランプリ

    リカルドのRBのチームメイトである角田裕毅も同じ意見だが、変更がレースに有益かどうかについては懐疑的だ。

    「よりスムーズでフラットなトラック、フラットな縁石ですね。モンツァの個性が少し失われたように感じます。それは良い意味でなのか、悪い意味でなのかはわかりませんけど」と角田裕毅は語った。

    「アスカリは、最初の部分ではアグレッシブに攻めることができる縁石がありますが、他のマシンほど荷重がかからないため、ある意味で妥協したラインを取らなければならないマシンもある。このトラックではどうなるかわからないけど、見てみましょう」と角田は語った。

    先週のオランダグランプリの後、ハースF1チームの代用である小松礼雄は、金曜日の走行開始時にすべてのマシンが未知の領域に突入することから、変更と再舗装はモンツァでの「最大の課題」となると語った。

    ドライバーのケビン・マグヌッセンも懸念を表明した。

    「僕はこのトラックが大好きなんだ。本当にF1レースをしている気分になれるレースのひとつだ。新しいコースも素晴らしいけど、新しい感じがする。まるで新しいF1のような感じだ。少し時間をさかのぼっているような気分になるし、僕はそれを楽しんでいる」

    「だから、とても楽しいトラックで、とても楽しいレースだ。ただ、モンツァのような感じが残っていることを願っている。そうなると思うけど、時にはトラックに微妙な変更が加えられ、その特徴が失われてしまうこともあるからね」

    一方、ルイス・ハミルトンは、FP1でメルセデスを走らせるまでは判断を保留していた。

    「走ってみるまでは判断したくない。もしかしたら、走ってみたら最高のコースで、これまでで最大の変化かもしれない。だから、それを否定するようなことはしたくない」とハミルトンは語った。

    「最終的には、以前から大好きだった。何年もの間、多くの場所で非常にバンピーだったけど、それがこのトラックの特徴の大部分を占めていた。縁石も間違いなく20年以上はほとんど同じだった。だから、大きな大きな変化だけど、最終的には同じトラックだ」

    「明日にならないとわからないけど、かなりスムーズになり、かなり速くなりそうだ。」

    ウィリアムズのアレックス・アルボンが説明したように、金曜日の2回のプラクティスセッションで、変更が大きな違いをもたらしたかどうかを判断できるだろう。

    「僕はそれを見てきたけど、特徴が少し失われたように感じる。 設置された縁石のいくつかは、より一般的なものになったように感じる。 モンツァは全体的に見て、独特なスタイルのトラックだったと思う」とアルボンは語った。

    「ずっとバンピーだったけど、それは悪いことではなく、縁石はかなり独特だった。様子を見よう。FP1とFP2では、この縁石について多くの調査が行われるだろう。使えるかどうか、どれだけ使えるかは大きな疑問だが、様子を見よう」

    変更点を理解する必要性は過大評価できない。アストンマーティンがFP1でリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチを走らせるという当初の計画を撤回したことからも、それは明らかだ。

    変更の規模が明らかになって以来、チームはフェルナンド・アロンソとランス・ストロールにセッションに参加させ、アップデートの感触を早めに掴ませることにした。

    「当初、僕はモンツァでFP1をフェリペに任せるつもりだった」とアロンソは語った。

    「その後、路面の補修が思ったよりも大規模だったことがわかった。縁石も予想と違っていたので、チームは計画を変更した。そして、今度はメキシコで実施されると思う」

  • 2024年F1 イタリアGP:モンツァ・サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2024年F1 イタリアGP:モンツァ・サーキット&タイヤコンパウンド解説

    2024年F1イタリアGPが、8月30日(金)~9月1日(日)の3日間にわたってモンツァ・サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2024年のF1世界選手権 第16戦 イタリアグランプリのタイヤについて解説した。

    今年のイタリアグランプリにおける技術的な観点から最も重要な変更は、アスファルトに関するもの。サーキットは、その将来を保証するために施設の改修と近代化のプロセスに着手しており、この作業の第一段階の一部として、トラック全体の完全な再舗装が行われた。

    さらに、サンタ・マリア・デッレ・セルヴェの地下道と、アスカリ・シケインとパラボリカの間のストレートにある2つの地下道が変更され、歩行者と車両を分離することを目的とした、ヴェダーノ入口とパラボリカを結ぶ真新しい地下道が建設された。さらに、サーキットの集水システムと排水システムも改修された。

    この作業には、240人の作業員と92台の車両が関与した。作業が完了すると、8月初旬にピレリのエンジニアチームが新しい路面の検査を行い、F1シーズンの最終ヨーロッパラウンドに備えてデータをFIAおよびチームと共有した。

    モンツァ・サーキット イタリアグランプリ

    新しく敷かれたアスファルトの場合通常そうであるように、路面は以前のものよりも滑らかで、色が濃くなっている。この後者の要因は路面温度に影響を与え、太陽が輝いていればこれまでよりも高温になり、50℃を超えることもある。理論上、新しい路面はグリップが向上するはずで、それがタイヤのパフォーマンスと動作温度範囲に影響を与える。このイベントではさまざまなカテゴリーのレースが周回を重ねるため、週末を通して路面の進化が非常に大きくなる可能性が非常に高い。

    モンツァでは、最高速度を優先するため、車は通常、空気抵抗を減らすためにシーズン中最も低い空力構成で走行する。ブレーキング時の安定性と2つのシケインからのトラクションがタイヤを最も試す要素であり、さらに、ミケーレ・アルボレートにちなんで名付けられたパラボリカやクルヴァ・グランデなどの高速コーナーでの横方向の負荷を過小評価してはいけない。今年のイベントでは、2023年と同じ3つのドライコンパウンドが選択され、C3がハード、C4がミディアム、C5がソフトとなる。

    このトラックはピットストップに必要な時間が年間で最も長いトラックの1つであるため、理論上は1ストップ戦略が最も速い。フリープラクティスでは、新しい路面がパフォーマンスとデグラデーションの両面で、長距離走行におけるタイヤの挙動にどのような影響を与えるかを評価することが重要になる。

    昨年のレースは非常に直線的で、最も硬い2つのコンパウンドが明らかに選択されていた。20人のドライバーのうち17人がC4でのスタートを選択し、ハミルトン、ボッタス、マグヌッセンの3人だけがC3を好んだ。14人のドライバーは1回だけピットインし、6人は2回ピットインしたが、ピアストリの場合は、ハミルトンとの衝突後にフロントウイングを交換する必要があったためだ。残りの5人、ガスリー、周、ローソン、ヒュルケンベルグ、マグヌッセンは、タイヤのパフォーマンスの低下が最初のスティントですでに大きすぎたため、この戦略を採用した。

    2024年F1 イタリアGP2024年F1 イタリアグランプリ

    イタリアグランプリは創設以来、F1世界選手権のカレンダーに常設されており、今年で75回目の開催となる。1980年のレースはイモラで開催されていたが、それ以外は毎年モンツァで開催されている。ここで最も多くの勝利を収めているのは、ミハエル・シューマッハとルイス・ハミルトンで、それぞれ5回優勝している。次いでネルソン・ピケの4回。ポールポジション獲得回数では、ハミルトンが7回でトップ、続いてファン・マヌエル・ファンジオとアイルトン・セナがそれぞれ5回。ハミルトンとシューマッハは表彰台獲得回数でも8回でトップを並び、セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソが6回で3位タイ。フェラーリはチーム優勝19回、ポールポジション23回、表彰台17回でトップ。

    実は、地元で勝利を収めたイタリアチームはスクーデリアだけではない。ファエンツァを拠点とするこのチームは、ミナルディとして知られていた頃から、現在のビザ・キャッシュアップRBにいたるまで、イタリア自動車クラブが発行するライセンスの下でレースをしてきた。トロ・ロッソの旗の下では、2008年にセバスチャン・ベッテルの活躍でモンツァで優勝し、2020年にはアルファタウリとして知られていたときにピエール・ガスリーの運転で2度目かつ唯一の勝利を収めた。

  • F1イタリアGP セーフティカーがモンツァの高速区間でテスト中に事故

    F1イタリアGP セーフティカーがモンツァの高速区間でテスト中に事故

    F1イタリアGPの木曜日にセーフティカーがテスト走行でモンツァ・サーキットの高速区間でクラッシュしてタイヤバリアに挟まれる事故が発生した。

    イタリアグランプリでの最初のクラッシュは、トラックレースが始まる前日に発生した。F1週末前の通常の準備の一環として、セーフティカーのドライバーであるベルント・マイランダーは、週末に向けてすべての準備が整っていることを確認するために、複数のシステムチェックと高速周回を行う。

    しかし、その中の1周で、今週末使用されているアストンマーティン製セーフティカーをコントロールしきれなくなったようだ。

    ベルント・マイランダーが運転するアストンマーティン ヴァンテージ F1エディションは、以前はパラボリカと呼ばれていたコーナー、アルボレートでスピン。アスファルトのランオフエリアを横切り、砂利のトラップを飛び越え、トラック外側のタイヤバリアに突っ込んだ。車はバリアに横向きに静止した。マイランダーと彼の同乗者は無傷で、自力で車から降りた。

    映像では、車がコーナーに進入する際にスピンし、外側の砂利道で横滑りし、タイヤの山の前にあるテックプロのバリアに接触したことが映っている。ドライバーのミスというよりも機械的な問題が原因である可能性が高いと思われる。

    木曜日の午後にも走行するF1のメディカルカーが近くに停車し、マイランダーと彼の同乗者をピックアップしてピットに戻った。

    その後まもなく、トラックの関係者がセーフティカーを回収したため、メディカルカーがテストを再開することができた。

    FIAのスポークスマンは、この事故が週末のレースに影響を与えることはないと発表し、次のように述べた。

    「本日、モンツァでコース上でのセーフティカーに関する事故が発生した。アストンマーティンは原因を調査中だが、ドライバーと同乗者は無事であることを確認している」

    「サーキットには追加のセーフティカーが配備されているが、週末のイベントには影響を与えません。」

    モンツァ・サーキット F1 イタリアグランプリ

    アストンマーティンは、一部のドライバーから「スピードが十分ではない」という懸念の声が寄せられていたことを受け、今年、ヴァンテージの改良版を発表した。

    改良されたボディワークと新しいグリルに加え、AMGが供給する4.0リッターのツインターボV8エンジンには、より大型のターボチャージャー、より強力な冷却装置、新しいカムシャフトが採用され、出力は150bhp増の656bhpに向上した。

    セーフティカーやメディカルカーが関わるアクシデントは稀ではあるが、F1では決して珍しいことではない。

    最も有名な事故のひとつは、2000年のモナコグランプリで起こった。土曜日の朝に行われたテスト走行中に、ドライバーのアレックス・リベイロがメルセデスのメディカルカーをクラッシュさせてしまった。

    また、2002年のブラジルグランプリでは、リベイロがメディカルカーをエンリケ・ベルノルディのマシンの近くに駐車した際、ザウバーのニック・ハイドフェルドに衝突されそうになるというハプニングもあった。ハイドフェルドは、ベルノルディがマシンから降りる直前に、開いたドアに激突した。

  • モンツァ・サーキット 将来のF1開催に向けて改修作業に着手

    モンツァ・サーキット 将来のF1開催に向けて改修作業に着手

    モンツァはトラックとインフラの重要な改修に着手。長期的なF1の未来確保につながることを期待している。

    モンツァでのイタリアGP、そしてイタリアの第2レースとなるイモラでのエミリア・ロマーニャGPはともに2025年シーズンまでの契約を結んでいる。

    しかし、F1が両イベントをカレンダーに残すか、片方だけを長期的に残すかについてはまだ決定していない。

    F1のステファノ・ドメニカリ最高経営責任者(CEO)は昨年、モンツァが契約延長のチャンスを得るためには、モンツァの施設を改善することが重要だと語った。

    「モンツァの歴史的価値は疑問の余地がないが、サービス面でも時代に対応する必要がある。

    「来年中には、将来について明確な考えを持つことになるだろう」。

    「モンツァの歴史的価値には疑問の余地はありませんが、サービスの面でも時代に遅れずについていく必要がある。レーストラックに来る人たちが支払う価格に見合ったものでなければならない」とドメニカリは語った。「来年中には、将来について明確なアイデアが得られるだろう」

    状況改善に向けたモンツァの取り組みは、月曜日にコース上のスタート・フィニッシュストレートで行われた140日間にわたる再開発のスタートを示すセレモニーで始まった。

    イタリア連盟のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長とマッテオ・サルビーニ副首相がサーキットのストレートで出席し、作業が行われる主要エリアを確認した。

    この工事には、トラックの全面再舗装、新しい地下道の建設(さらに現在ある3つの地下道の拡張)、ピット施設の改善、グランドスタンドの改良などが含まれる。

    今回の変更について、スティッキ・ダミアーニは「我々の主な目標は、アウトドローモをスピードに乗せることだ」と語った。

    「もはやファンの流れに問題を抱える余裕はなく、サーキットに足を運んでくれる人たちにより快適な環境を提供しなければならない。我々に寄せられた要望に応えるため、3つの目標を掲げている」

    「その1つ目は地下道だ。2つ目の目標はグランドスタンドに関するものだ。まだいくつかの仮設の建物があるので、観客が今日期待しているようなアメニティをすべて提供できるような、より強固な構造物を建設する。各グランドスタンドは、観客が移動する必要がないように、必要なサービスをすべて備えた島となる」

    「最後に、ピットビルディングの上に恒久的な屋根が建設される(現在は引っ張り構造)。構造物が高くなるため、支柱も補強される」

    モンツァ F1 アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ

    ピットビルの改良は、パドッククラブでの企業ホスピタリティの向上に役立つはずで、特にF1にとっては重要なことだ。

    月曜日のイベントでドメニカリはビデオ会議を通じてこう語った。「僕たちにとっては、これは重要な目標だ」

    「昨年までのようにテントの下ではなく、適切な構造でゲストを迎える必要がある」

    「これに加えて、将来のために必要な介入があるのは明らかだ。モンツァには偉大な伝統があるが、我々は先を見据えて、他の世界選手権トラックと同じレベルのレーストラックを提案しなければならない」

    モンツァの再開発工事は6月までに完了し、イタリアGPは8月30日から9月1日まで開催される予定だ。

  • F1イタリアGP | モンツァ・サーキットには金曜セッション前に雨

    F1イタリアGP | モンツァ・サーキットには金曜セッション前に雨

    F1イタリアGPの金曜フリー走行のスタートを前にモンツァ・サーキットには雨が降っている。

    F1イタリアGPは8月31日(金)の現地時間11時(日本時間18時)からスタートするが、セッション開始まで2時間を切った時点でモンツァ・サーキットには雨が降っている。

    フリー走行1回目では、マクラーレンがストフェル・バンドーンに代えてランド・ノリスを走らせる予定であり、フェルナンド・アロンソは前戦でのクラッシュによってシャシーを交換しており、スペアパーツも不足している状況。

    また、レッドブル・レーシングはダニエル・リカルドのマシンでルノーの“Cスペック”エンジンを搭載する予定であることを明らかにしているが、コンディションによって計画は変更になるかもしれない。

    F1イタリアGP

    8月31日(金) フリー走行1回目 18:00~19:30 (現地時間 11:00~12:30)
      フリー走行2回目 22:00~23:30 (現地時間 15:00~16:30)
    9月1日(土) フリー走行3回目 19:00~20:00 (現地時間 12:00~13:00)
      予選 22:00~23:00 (現地時間 15:00~16:00)
    9月2日(日) 決勝 22:10~ (現地時間 15:10~)

    CS放送/フジテレビNEXT F1イタリアGP 放送時間

    【フリー走行1】 8月31日(金) 17:50~1:40
    【フリー走行2】 8月31日(金) 21:55~23:40
    【フリー走行3】 9月1日(土) 18:50~20:10
    【予選】 9月1日(土) 21:50~24:00
    【決勝】 9月2日(日) 21:30~25:00
  • モンツァ・サーキット 「F1イタリアGPの将来は決して安泰ではない」

    モンツァ・サーキット 「F1イタリアGPの将来は決して安泰ではない」

    モンツァでのF1イタリアGPを主催するイタリア自動車クラブ(ACI)会長のアンジェロ・スティッチ・ダミアーニは、決してモンツァでのF1イタリアGPの将来は安泰ではないと語る。

    過去数年、F1イタリアGPの将来は不確実な期間が続いていたが、2016年に開催契約を2019年まで延長。2018年も第14戦としてモンツァ・サーキットで開催される。

    しかし、アンジェロ・スティッチ・ダミアーニは「状況が変わらなければ、我々はモンツァでのグランプリの将来を保証できなくなる」と La Gazzetta dello Sport にコメント。

    「2022年に100周年を迎えるにあたり、サーキットを適応させなければならないことのは当然のことではあるがね」

    アンジェロ・スティッチ・ダミアーニは、F1イタリアGP開催を妨げる大きな問題のひとつに“安定法”として知られるイタリアの規則を挙げた。

    「我々は国には1ユーロの負担もかけていないし、我々の邪魔をしないことを以外は何も求めていない」とアンジェロ・スティッチ・ダミアーニは述べた。

    モンツァの代表団は、他の20のレースプロモーターと同様に先週開催れたリバティメディアとの主要会議に出席した。

    「私が気付いたのは、全体的に苦しんでいるということだ。リバティは巨額の投資が行われており、現在、それを回収しなくければならない状態にある。それはチーム側にとっても同じことだ。コストはさらに上昇している。我々オーガナイザーも首を絞められている」

    昨年、リバティメディアがF1の新オーナーになって以降、プロモーター側とリバティメディアとの契約条件を巡る駆け引きが続いている。

    昨年7月にはシルバーストン・サーキットを所有するBRDCがF1イギリスGP開催についての契約解除条項を行使。現在の契約下では2019年のF1イギリスGPが最後のレースとなり、BRDCは新しい契約についてリバティメディアと交渉を重ねている。

    モンツァは、イモラで開催された1980年を除き、1950年のF1世界選手権となってから毎年グランプリを開催している。

  • 【GP3】 第6戦イタリア レース1:ラッセルが優勝、福住仁嶺はDNS

    【GP3】 第6戦イタリア レース1:ラッセルが優勝、福住仁嶺はDNS

    GP3シリーズ 第6戦イタリアのレース1が3日(日)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセルが優勝。福住仁嶺はマシントラブルでレースをスタートすることができなかった。

    前日に雨でF1の予選が押したことで、GP3のレース1は日曜日に移動。レース2は中止となっている。

    日曜日のモンツァは快晴。レースはオープニングラップでレオナルド・プルチーニ(Arden International)とアレッシオ・ロランディ(Jenzer Motorsport)がクラッシュ。

    セーフティカーが導入になり、9周目にリタート。その後もバーチャル・セーフティカー、そして、レース終盤にもセーフティカーが入り、制限時間の40分を迎え、レースは11周でセーフティカー先導のまま終了した。

    優勝はジョージ・ラッセル(ART GRAND PRIX)。2位にはジャック・エイトケン、3位にはアントワーヌ・ユベールが続き、ARTが表彰台を独占した。

    ポールポジションを獲得していた福住仁嶺だったが、テクニカルトラブルによりピットレーンスタートを選択。だが、問題は解消されず、スタートを切ることなくリタイアとなった。

    福住仁嶺は「今シーズン2度目のトラブル。グリッドにもつけませんでした。走れないほどフラストレーションが溜まるものはありません」とTwitterで悔しさをにじませた。

    決勝では表彰台を獲得したARTの3名が終盤まで白熱のバトルを展開。そこに福住仁嶺が加われなかったことが悔やまれる。

    2017 GP3 第6戦イタリア レース1 結果

    Pos No Driver Team
    1 3 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 1 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    3 4 アントワーヌ・ユベール ART Grand Prix
    4 28 マルコス・シェバート Campos Racing
    5 11 ライアン・トビター Trident
    6 10 ジュリアーノ・アレジ Trident
    7 15 タチアナ・カルデロン DAMS
    8 26 ジュリアン・ファルケロ Campos Racing
    9 9 ケビン・ヨルグ Trident
    10 16 ブルーノ・バプティスタ DAMS
    11 27 ラウール・ハイマン Campos Racing
    12 7 ステイン・ソトースト Arden International
    13 14 マシュー・バシヴィーレ DAMS
    14 12 ドリアン・ボッコラッチ Trident
    15 5 ニコ・カリ Arden International
    16 24 アルジャン・マイーニ Jenzer Motorsport
    17 23 ホアン・マニュエル・コレア Jenzer Motorsport
    18 22 アレッシオ・ロランディ Jenzer Motorsport
    19 6 レオナルド・プルチーニ Arden International
    20 2 福住仁嶺 ART Grand Prix
  • 【F2】 ギオットに5秒ペナルティ…フォコが優勝、松下信治が2位に昇格

    【F2】 ギオットに5秒ペナルティ…フォコが優勝、松下信治が2位に昇格

    F2 第9戦 イタリアのレース1後、トップでチェッカーを受けたルカ・ギオットに5秒加算ペナルティが科された。結果、アントニオ・フォコが優勝、松下信治が2位、ニコラス・ラティフィが3位に昇格。ギオットは4位という最終リザルトに変更となった。

    ルカ・ギオット(RUSSIAN TIME)は、ニック・デ・フリースとトップ争いをしていた最終ラップのシケインでコーナーをカットしてコースに復帰。スチュワードは、ルカ・ギオットがその動きでアドバンテージを得たとして5秒加算ペナルティを科した。

    これにより、ルカ・ギオットは4位に降格し、ファステストラップのポイントも剥奪。アントニオ・フォコ(PREMA RACING)が優勝となり、ファステストラップのポイントはニコラス・ラティフィ(DAMS)が獲得した。

    また、5位でフィニッシュしたアレクサンダー・アルボン(ART GRAND PRIX)が、ノーマン・ナトー(PERTAMINA ARDEN)との最終ラップでの接触事故を引き起こしたとして10秒加算ペナルティが科せられ、アルボンは14位に降格した。

    さらに順位には変動がないものの、ニック・デ・フリース(RACING ENGINEERING)に最終ラップでシャルル・ルクレール(PREMA RACING)との接触事故を引き起こしたとして20秒加算ペナルティが科せられた。デ・フリースはパンクによってリタイアしている。

    2017年 F2 第9戦 イタリア レース1 最終リザルト

    順位 No. ドライバー チーム
    2 2 アントニオ・フォコ PREMA RACING
    3 7 松下信治 ART GRAND PRIX
    4 10 ニコラス・ラティフィ DAMS
    1 5 ルカ・ギオット RUSSIAN TIME
    6 21 ショーン・ゲラエル PERTAMINA ARDEN
    7 14 セルジオ・セッテ・カマラ MP MOTORSPORT
    8 18 ルイス・デレトラズ RAPEX
    9 4 グスタフ・マルヤ RACING ENGINEERING
    10 6 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    11 15 ジョーダン・キング MP MOTORSPORT
    12 19 ロベルト・メルヒ RAPEX
    13 16 ナビル・ジェフリ TRIDENT
    14 20 ノーマン・ナトー PERTAMINA ARDEN
    5 8 アレクサンダー・アルボン ART GRAND PRIX
    15 11 ラルフ・ボスチャング CAMPOS RACING
    16 12 ロベルト・ビソイウ CAMPOS RACING
    17 1 シャルル・ルクレール PREMA RACING
    18 3 ニック・デ・フリース RACING ENGINEERING
      9 オリバー・ローランド DAMS
      17 サンティノ・フェルッチ TRIDENT
  • F1イタリアGP:モンツァ・サーキット 解説

    F1イタリアGP:モンツァ・サーキット 解説

    2017年のF1世界選手権 第13戦 イタリアグランプリが、9月1日(金)~3日(日)にモンツァ・サーキットで行われる。

    1922年に設立されたモンツァ・サーキットは、不開催は1980年の一度のみとF1世界選手権の歴史とドラマを代表する開催地。英国のブルックランズ、米国のインディアナポリスに続き、世界で3番目に建設された常設サーキットで当初はオーバルコースとして建設された。

    しかし、1961年に事故が起き、オーバルのバンクを使ったコースレイアウトが危険であるとして、1962年からはロードコースのみが使用されている。

    そのバンクは今なお保存されており、旧式のグランドスタンドも多くが現存。90年以上の歴史を持つコースで最新技術の粋であるF1マシンが戦う、独特の雰囲気が魅力で、熱狂的なイタリアのファンには「La Pista Magica(イタリア語で“魔法のコース”)」という愛称で親しまれている。

    全長5.793㎞のコースで、平均時速259㎞というカレンダー最速のレースが行われる。今季型のマシンでは最高速は変わると目されているが、時速330㎞に達する箇所が4つある。数々の名場面が生まれたモンツァだが、1971年のレースではトップから5位までが0.61秒差という大激戦に。優勝したピーター・ゲシンと2位のロニー・ピーターソンの差はわずか0.01秒。ゲシンにとってはこれが唯一のF1における勝利となった。

    マクラーレンは過去に10勝を挙げているが、なかでも1968年のモンツァ初勝利が印象的。チームオーナーでもあったブルース・マクラーレンがレースの半分近くをリードしたが、オイル不足によりピットイン。しかし、チームメイトのデニー・ハルムが代わってトップに立ち、チームにグランプリ2勝目をもたらした。

    ちなみに、モンツァではモナコ以上にポールポジションが重要で、直近18レース中13戦でポールシッターが優勝している。

    【動画】 F1イタリアグランプリ モンツァ・サーキット解説

    モンツァ・サーキット

    全長 5.793㎞ ※カレンダー中6番目の長さ。
    2016ポールポジション ルイス・ハミルトン 1分21秒135
    2016ファステストラップ フェルナンド・アロンソ 1分25秒340(51周目)
    ラップレコード 1分21 秒046 (ルーベンス・バリチェロ、2004年)
    エンジニアリング ストレートスピードをいかに高められるか。ドラッグが増した今季型のマシンでは、ストレートエンドでのスピードが昨年比で時速15㎞程度落ちると見られ、速度を上げるためにチームがダウンフォースを削る姿が見られるだろう。ただし、ハードブレーキングが必要な場面で優位に立つためには、ブレーキングの安定性も重要である。
    ドライビング ターン8~10の“アスカリ・シケイン”の攻略がタイムに大きな影響を与える。左-右-左の高速シケインで、それぞれのコーナーの頂点を的確にとらえ、ターン10出口での加速につなげなければならない。また、ダウンフォースが少ないマシンは暴れやすく、簡単にミスを引き起こす。グリップを得るためには縁石をすべて使う必要があるが、乗りすぎると安定性を欠くので注意が必要。さらに、ターン6~7の“レズモ”も難所。ターン7では時速250㎞に達し、アンダーステアに陥りやすいので、出口ではらまないように気を付けたい。
    マシンセットアップ ダウンフォースを低く設定。ここモンツァとアゼルバイジャンのバクーが、シーズン中で最もダウンフォースを少なくするコースである。
    グリップレベル 低い。路面は比較的古くて滑りやすい上、マシンのダウンフォースが削られているので、さらにグリップは減る。
    タイヤ スーパーソフト(赤)、ソフト(黄)、ミディアム(白) ※この組み合わせは今季6回目
    ターン1までの距離 380m(カレンダー中最長はバルセロナの730m)
    最長ストレート 1.12km ※ターン1へ向かう直線
    トップスピード 時速370㎞(ターン1への進入時) ※カレンダー中最速
    スロットル全開率 75% ※カレンダー中最大
    ブレーキ負荷 高い。ブレーキングポイントは6カ所しかないが、すべて高速からのハードブレーキングなので、ブレーキ温度が高くなりやすい。
    燃費 1周あたり1.89㎏を消費。カレンダー中での平均に近い
    ERSの影響 中程度。ロングストレートが4本あり、それぞれ時速330㎞以上に達するが、エネルギー回生ができるブレーキングポイントは少ない。
    ギアチェンジ 46回/1ラップ、2438回/レース

    F1イタリアグランプリ

    周回数 53ラップ
    スタート時間 現地時間14時(日本時間21時)
    グリッド モンツァは年間を通じてさまざまなレースが開催されているため、路面がクリーンで他のコースに比べてグリッドアドバンテージは少ない。ポールポジションがレーシングライン上に位置し、コースのアウト側にあたるため、よりクリーンな状態の路面である。
    DRS ゾーンは2つ。ターン1へ向かうストレートと、ターン8へ向かうストレート。
    ピットストップ 昨年1ストップ戦略を採用したチームで、ポイントを獲得したのはメルセデスのみ。両ドライバーともにレース距離の半分でピットインした。2ストップ戦略では、16周目と33周目のピットインが多かったが、今年はタイヤコンパウンドが硬めになっているので、ほとんどのマシンが1ストップを採用すると見られる。
    ピットレーン 420m。1回のストップでのタイムロスは約21秒。ピットレーンへはストレートから進入するが、時速370㎞で走行するマシンに対してピットレーンの制限速度は時速80㎞と速度差が大きいため、ピットイン時のタイムロスの影響はシーズン中最大となる。
    セーフティカー 出動率は45%と低い。
    注目ポイント 最終コーナーとなるターン11の“パラボリカ”。180°の右コーナーで、出口に向けてカーブが緩くなっていくので、いかに早く加速し、後に続くコース最長のストレートでのスピードにつなげることが重要。
    見どころ 伝統、最新技術、そして情熱的なイタリアファンの熱狂が交差する雰囲気。旧コースのバンクは多くの場所で見えるようになっており、その風景の中でファンがF1を愛するファンが大きな声援を送る。

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