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  • 【MotoGP】 ホンダ MotoGP カタール公式テスト レポート

    【MotoGP】 ホンダ MotoGP カタール公式テスト レポート

    ホンダが、3月10日~12日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたMotoGP カタール公式テストを振り返った。

    テストでは、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が順調にオフシーズンテストを消化し。最終テストとなるカタール公式テストを総合3番手で終えた。また、ペドロサ以外のHondaライダーも同様に、ライトアップされたサーキットで好成績を残している。

    熾烈なタイム争いとなった前回のテストと同様に、カタールのMotoGPプレシーズンテストでも、トップから1.2秒差までに16台がひしめく展開となった。Hondaライダーは、マレーシアテストでティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が負傷してテストをキャンセルする不運にも見舞われたが、フィリップアイランドで行われたオーストラリアテストに引き続き、今回も順調にメニューをこなし、オフシーズンテストを消化。3月26日(日)に行われる今シーズン初戦のカタールGPに備えた。

    今回、ダニ・ペドロサの3番手タイムに続いたのは、カル・クラッチロー(LCR Honda)の9番手、そして昨年のMotoGP王者マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、3日間のベストラップからわずか0.6秒差で11番手だった。

    Repsol Honda Teamは、スペイン・ヘレスでのプライベートテストを終えてカタール入り。両ライダーとも「RC213V」のセッティングをさらに詰め、チームは電気系・新エアロダイナミクスを重点的に設定、またレース用のセットアップも入念に見直した。

    ダニ・ペドロサは冬季テストを順調に進め、RC213Vの17年仕様のエンジンによる、スムーズなパワーデリバリーを賞賛。土曜の夜にレースシミュレーションを行ったあと、速く、そして安定したペースで走れるセットアップに満足していた。日曜の夕方は、ひたすらスピードを追求。ベストラップは、最速タイムを記録したマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とわずか0.139秒差だった。

    ロサイル・インターナショナル・サーキットは比較的滑りやすいコースで、マルク・マルケスも3日間を通して何度かスリップを喫していた。初日に2度、日曜の夜には3度、スライドしてコースを離れている。すぐに起き上がれない場面もあった。しかし、そんな状況の中でも、初戦からトップコンディションで挑めるように、密度の濃いスケジュールをこなしてきた。数ラップ単位での安定性を見る限り、初戦に向けた準備は万全だ。ロサイルでのテストメニューの一部として、今シーズンから変更されるエアロダイナミクスのレギュレーションに合わせたフェアリングも2種類テストできている。

    カル・クラッチローは最終手前のコーナーで転倒して、カタールテストを終えた。テストの序盤では、電気系のトラブルで苦戦していたが、テスト全体を通して、レースペース、スピードともに満足していた。

    ジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)とチームメートのラバトは、最後のプレシーズンテストを17年型エンジンに慣れるのに費やした。ミラーにとって、スロットルへ即座に反応するパワーデリバリーと、トップスピードが上がった今年のエンジンとの相性はよく、開幕に向けてポジティブな結果となった。3日間のテストを通して、ミラーは着々とマシンのセットアップを進め、新型エンジンと昨年11月に初めて使ったフレームを、マッチングさせることに成功した。

    2月上旬にマレーシア・セパンでヒザと肩を負傷して以来のテスト参戦となる2014年のMoto2チャンピオンのラバトは、走り出してから数ラップでヒザの痛みを感じたにもかかわらず、メニューをしっかりとこなした。今回のテストではターンインからコーナー半ばの加速に重点を置いた。

    2017年シーズンの初戦カタールGPは、3月23日(木)のプラクティスセッションで開幕する。

    ダニ・ペドロサ (総合3番手 1分54秒469)
    「今日は全体的にポジティブでした。昨日から課題はいくつかありましたが、一つひとつフィーリングを確かめながら、ラップタイムと全体的なリズムを改善できました。まだやらなくてはいけないことがあるかもしれませんが、確実に前進しているので、自信を持って、いいかたちでプレシーズンテストを終えることができました。ロサイルは一番好きなサーキットとは言えませんが、チームがいい仕事をしてくれていたので、絶えず改善点が見つけられました。昨年の今ごろと比べると、今年は非常にいい状態です。この自信をモチベーションとして、初戦のカタールGPでベストを尽くします」

    カル・クラッチロー (総合9番手 1分54秒821)
    「今日はポジティブな一日で、チームとしていい仕事ができました。自分たちで設定したプランをしっかりとこなし、16周のロングランもできました。ただ、途中でハンドルのボタンを押し間違える、小さなミスをしてしまいました。それ以外は、この3日間でやり遂げたことに満足しています。終盤にラップタイムを伸ばそうとプッシュして、クラッシュしたのは、よくありませんでしたが。昨日のクラッシュで破損した部分の影響もあったのかもしれません。でも、これもレースの一部です。今はカタール戦を楽しみにしています。ファンの応援にも期待しています」

    マルク・マルケス (総合11番手 1分54秒990)
    「今日のペースには満足していますが、これまでのプレシーズンテストと比べると、いい方ではありませんでした。3回もクラッシュしてしまいました。最初の転倒はスタートしてから、4コーナーでマシンがふらつき、ブレーキングが遅れたためでした。夜にもフロントが滑り2度、特にレースシミュレーション中に起きた最後のクラッシュは、自分のせいでした。ただ、ロングランをしているときは、自分が実際にどの位置にいるのか分からなくなるため、プッシュするしかありません。とにかく、問題はテスト中に起きた方がいいので、このサーキットにレースで戻ってくるときには、もっとスムーズに進められたらと思います。今回、走行中のリズムはいいと思います。(マーベリック)ビニャーレス選手だけが飛び抜けて速いですが、明日ここでレースをしたとしても、表彰台は狙えると思います」

    ジャック・ミラー (総合16番手 1分55秒455)
    「今日もいい一日でした。マシンもいいですし、メニューを着々とこなせました。ロングランでの安定感と強いペースにも満足していますので、レースで戻ってくるときは同じ方向性で戦えると信じています。テストの最後にいいラップタイムが出せたこともうれしいです。すべてがカチっと合わなかったせいもあり、自分が目指すタイムには届きませんでしたが、その分ここに戻ってくるときには、さらに速く走れる自信があります。すぐにでもレースがしたいです」

    ティト・ラバト (総合20番手 1分56秒214)
    「ケガがあったので、こんなにいい気分になれるとは思いませんでしたが、想像していたよりもはるかにスムーズに走れました。今朝はヒザが痛みましたが、午後には気にならなくなり、より安心してマシンに乗れました。ほぼ一日中レースタイヤを履き、1レース分走り込んだタイヤで1分56秒台を叩き出せたことは素直にうれしいです。自分にとっては、単発でいいラップタイムを出すよりも、こちらの方が重要だと思いますが、ソフトタイヤで予選並みの速いタイムを出すことも重要。今日、ソフトタイヤでは満足いくタイムが出せなかったことを考えると、このサーキットに戻ってくるときの課題だと思います。ただ、全体的にはプレシーズンテストに満足していて、レースに挑むことを楽しみにしています」

  • 【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    【MotoGP】 ホンダ:2017 フィリップアイランド公式テスト レポート

    マレーシアテストに続く今季2度目となるMotoGP公式テストが、2月15日(水)〜17日(金)の3日間、オーストラリアのメルボルン近郊にあるフィリップアイランド・サーキットで行われた。

    フィリップアイランドでの公式テストは、昨年、2008年以来となる8年ぶりに復活した。今年は2年連続の開催となる。昨年は天候に恵まれなかったが、今年は3日間を通じ、ドライコンディションでテストを行えた。

    マレーシアは、エンジン、車体、電気系ともに、17年型RC213Vを開発するに当たっての方向性を決める重要なテストだった。今回は、マレーシアで絞り込んだテーマを中心に、同地で明らかになった課題に対応するテストなど、多くのメニューをこなし、ホンダ勢はまた一歩前進できた。

    昨年は天候に恵まれず、続くカタールでの公式テスト、そして開幕戦カタールGPに多くの課題を残した。それに比べて今年は、天候に恵まれたこともあり、順調にテストメニューを消化している。

    フィリップアイランドは一周4.448km。高速コーナーが連続するレイアウトで、カレンダーの中でもアベレージの高い高速サーキットの一つとして知られている。昨年の大会でポールポジションを獲得するも、決勝では転倒を喫して2年連続の勝利を果たせなかったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、テストメニューを精力的にこなしながら、フィリップアイランドで毎年課題になる数カ所のコーナリングスピードの改善に努めた。

    3日間で271ラップ。今回のテストに参加したライダーで最多周回数を刻んだマルケスは、連日、レースを想定したセットアップで周回に挑んだ。その2日目と3日目は、連続での周回にトライするたびにアベレージを上げることに成功。セットアップが順調に進んでいることを感じさせた。ベストタイムでは総合2番手となるも、内容はライバルをしのぐもので、2年連続4度目のタイトル獲得に向けて、すばらしいテストとなった。

    チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が総合3番手でテストを終えた。今回のテストでは、初日の夜に体調を崩し、2日目は午後からの走行となった。そのため、3日間で160ラップと周回数は少なかったが、テストメニューを消化しながら、着実にタイムを上げることに成功した。

    昨年のオーストラリアでのテストは、ペドロサにとっても、多くの課題を残すものだった。今年はマシンのセットアップが順調に進み、ピットのムードも上々。今年は本来の力を発揮できるシーズンになることが期待され4う。

    昨年のオーストラリアGPを制しているカル・クラッチロー(LCR Honda)は、テストメニューを順調に消化。さらなる活躍に期待が膨らんだ。3日間の周回数は226ラップ。今回もライダー同士のタイムが接近するテストとなったが、1日目に5番手、2日目に3番手、3日目に5番手と、アベレージの高い走りでテストメニューを消化した。クラッチローにとっては、RC213Vで3年目のシーズン。昨年にシーズン2勝を挙げているクラッチローは、今年はチャンピオン争いが期待される。

    MotoGPクラスでの3年目のシーズンを迎えるジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、大きな成長を感じさせる3日間を送った。3日間でこなした周回数は258周。加えて、初日に9番手、2日目に10番手、3日目に9番手と、安定した走りでトップ10入りを果たして注目を集めた。昨年は雨のオランダGPで初優勝を果たしたが、シーズンを通して安定した戦いができたとは言えない。今年は、RC213Vのパフォーマンスを引き出せるようになったことが、リザルトの向上につながっているようだ。ミラーにとって、大きな自信となったオーストラリアテスト。今年の飛躍に注目だ。

    ミラーのチームメートであるティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、マレーシアテストで負ったケガの影響で、今回のテストをキャンセルした。

    次回のテストは、3月10日(金)〜12日(日)の3日間。カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われる。

    マルク・マルケス(総合2番手 1分28秒843 271ラップ)
    「今回のテストは、大きく前進できたので満足しています。特に最終日の午前中にベストラップを出せたのはいいことです。2日目のロングランでは、我々が到達したかったレベルまで電気系を高められ、ずいぶん快適になりました。この3日間は、本当に有意義なものになりました。もちろんこのサーキットはシーズンを通して特殊なコースで、カタールとは違うことをよく知っています。今日、誕生日を迎え、チームからおもしろいプレゼントをもらいました。拡大鏡(虫眼鏡)です。問題点を自分自身で見つけ出すために、データをチェックするように言われました(笑)。これは忍耐が強くないとできないことですからね。いずれにしても、HRCの努力には本当に感謝しています。それが一歩一歩、前進できている要因だと思います。メディカルチェックのためフィリップアイランドに来られなかったチーフクルーのサンティ(エルナンデス)には、これから最善を尽くすことをお願いしたいです。今回は会えなくてさびしい思いをしましたが、次のテストで会えることを楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(総合3番手 1分29秒033 160ラップ)
    「フィリップアイランドは、自分が好きなサーキットでないことを考えると、ずいぶんポジティブなものになりました。いい感じで乗れていたし、日ごとに改善できました。2日目まではいい感じとは言えなかったので、今日は特にいい仕事ができたように思います。チームがんばってくれました。また、電子制御に集中してセットアップを進められました。時間が足りずにロングランはできませんでしたが、ミシュランはまた大きく前進したように思います。まだ作業しなければならないところはいくらかありますが、いい方向に向かっていることは間違いありません」

    カル・クラッチロー(総合5番手 1分29秒101 226ラップ)
    「最終日は、修正しないといけない問題が発生したため、タイムアタックの機会が設けられず残念でした。今回のテストでは、これまで取り組んだことのないことにトライしてみました。電子制御にはまだ少し問題がありますが、これまでと違う仕様のエンジンを搭載してテストを始めたばかりなので、これからしばらく、この作業に取り組んでいかなければなりません。カタールでまたいろいろと学ぶことになると思います。事実上、今年のテストが始まったばかりですが、ラップタイムは悪くないです。いいスタートが切れると思っています。それにしても、昨日の状態でもしレースをしたら、マルクと(マーベリック)ビニャーレス(ヤマハ)の戦いになるでしょう。とはいえ僕はかなり楽観的です。いい気分でテストを終えられました」

    ジャック・ミラー(総合9番手 1分29秒538 258ラップ)
    「フィリップアイランドでの3日間は我々にとってポジティブなものでした。周囲のことは意識せず、マシンのセットアップに集中できました。とてもいい時間になりました。セパンで学んだことやベースのセットアップを2つのサーキットで確認できました。カタールで予定している最終テストでも、同じようにできる自信が持てました。開幕戦に向けて、やらなければならないことはまだたくさんありますが、ここでできなかったことをカタールでやりたいです。とにかく新しいシーズンに向けて、いくらかの準備はできました。来月のカタールでの最終テストが楽しみです」

  • フェルナンド・アロンソ、MotoGPマシン『RC213V』で練習走行

    フェルナンド・アロンソ、MotoGPマシン『RC213V』で練習走行

    フェルナンド・アロンソが、ツインリンクもてぎでホンダの2016年MotoGPマシン『RC213V』を走らせた。

    ホンダは4日(日)にモータースポーツファン感謝イベント「Honda Racing THANKS DAY 2016」を開催。3日(土)もリハーサルが行われ、フェルナンド・アロンソが『RC213V』を走らせた。

    MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスに続いてコースインしたフェルナンド・アロンソは、マルケスの通るラインを確認しながら、徐々にスピードを上げていった。

    フェルナンド・アロンソは、昨年も同イベントでRC213Vを走らせている。

    他にもフェルナンド・アロンソは、ホンダの1968年のF1参戦マシン『RA301』を走らせる。

    フェルナンド・アロンソ ホンダ RC213Vフェルナンド・アロンソ RA301

  • MotoGP 公式テスト:ヤマハ移籍のマーベリック・ビニャーレスがトップ

    MotoGP 公式テスト:ヤマハ移籍のマーベリック・ビニャーレスがトップ

    MotoGPのオフィシャルテストが15日(火)、最終戦バレンシアGPが開催されたリカルド・トルモ・サーキットで行われ、ヤマハ移籍のマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマーク。2017年シーズンに向けた最初のオフィシャルテストで1番手発進を決めた。

    スズキからヤマハに移籍するマーベリック・ビニャーレスは、61ラップを周回。1分30秒930のトップタイムを記録。

    2017年型のプロトタイプマシンを初めて走らせたバレンティーノ・ロッシは、47ラップを周回して、0.020秒差の2番手。チーム部門の連覇に成功したヤマハのファクトリーチームが1-2番手に進出した。

    好天候に恵まれたドライコンディションの中、10時00分のセッションスタートと共に、来季新天地のドゥカティに移籍するホルヘ・ロレンソが先陣を切ってコースイン。YZR‐M1からデスモセディチGP16への乗り換えで、60ラップを周回すると、トップタイムから0.122秒差の3番手タイムを記録。チームメイトのアンドレア・ドビツィオーゾは、54ラップを周回して5番手タイムを記録した。

    シーズン中に実施したプライベートテストで、2017年型のプロトタイプマシンを試した2017年王者のマルク・マルケスは、53ラップを周回して、0.172秒差の4番手に入れば、新たにチーフクルーを迎えたダニ・ペドロサは、42ラップを周回して、0.376秒差の10番手。インディペンデントチームライダー部門を制したカル・クラッチローは、0.226秒差の6番手。

    最高峰クラス3年目を迎えるジャック・ミラーは、0.547秒差の11番手。参戦1年目にシーズン最多距離を走行した新人王のティト・ラバットは、最多の72ラップを周回して、決勝レース17位だった際に記録したベストラップをコンマ5秒も更新して、1.648秒差の18番手。

    ドゥカティからスズキに移籍するアンドレア・イアンノーネは、デスモセディチGP16からGSX‐RRに乗り換えで41ラップを周回。フロントを失って転倒を喫したが、スズキ勢が決勝レースで記録したベストラップを上回って、0.235秒の7番手。

    スズキからアプリリアに移籍するアレイシ・エスパルガロは、GSX‐RRからRS‐GPに乗り換えて61ラップを周回すると、1.247秒差の14番手。

    モンスター・ヤマハ・テック3に所属するポル・エスパルガロとブラッドリー・スミスは、レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングに揃って移籍。テストライダーのミカ・カリオがワイルドカード参戦で使用したRC16を初走行して、それぞれ19番手と20番手。

    軽量級時代にタイトルを共に獲得したアスパル・チームに復帰したアルバロ・バウティスタは、1年間のスーパーバイク世界選手権を経て復帰したカレル・アブラハムと共に、ドゥカティのデスモセディチGP14を初テスト。アスパル・チームから軽量級に参戦したフランセスコ・バグナイアは、今季2勝を挙げたご褒美として、MotoGPマシンを走らせる機会が与えられ、9ラップを周回。

    中量級からの昇格組では、ヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーがモンスター・ヤマハ・テック3からM1を初めて走行。アレックス・リンスは初めてMotoGPマシン(GSX‐RR)を走行すれば、サム・ロースは既に走行経験があるアプリリアRS‐GPでテストプログラムを継続。

    スズキとアプリリアはテストライダーを招集。津田拓也とユージン・ラバティがテストプログラムに着手すれば、オクト・プラマック・ヤクニックは、ダニロ・ペトルッチが私用のために帰国したことから、ドゥカティのテストライダー、ミケール・ピロがドゥカティ・コルセのテストプログラムに取り組んだ。

    POS # RIDER NAME GAP
    1 25 M. VIÑALES 1:30.930
    2 46 V. ROSSI +0.020
    3 99 J. LORENZO +0.122
    4 93 M. MARQUEZ +0.172
    5 4 A. DOVIZIOSO +0.201
    6 35 C. CRUTCHLOW +0.226
    7 29 A. IANNONE +0.235
    8 45 S. REDDING +0.312
    9 8 H. BARBERA +0.356
    10 26 D. PEDROSA +0.376
    11 43 J. MILLER +0.547
    12 19 A. BAUTISTA +0.744
    13 51 M. PIRRO +1.138
    14 41 A. ESPARGARO +1.247
    15 76 L. BAZ +1.385
    16 94 J. FOLGER +1.520
    17 5 J. ZARCO +1.532
    18 53 T. RABAT +1.648
    19 44 P. ESPARGARO +1.683
    20 38 B. SMITH +1.876
    21 42 A. RINS +1.881
    22 50 E. LAVERTY +2.005
    23 17 K. ABRAHAM +2.301
    24 22 S. LOWES +2.429
    25 12 T. TSUDA +3.180
    26 21 F. BAGNAIA +6.010
  • 【MotoGP】 バレンシアGP 結果:ロレンソがヤマハでのラストレースで優勝

    【MotoGP】 バレンシアGP 結果:ロレンソがヤマハでのラストレースで優勝

    MotoGP 最終戦バレンシアGPの決勝レースが13日(日)、リカルド・トルモ・サーキットで行われ、総合3位のホルヘ・ロレンソが第6戦イタリアGP以来12戦ぶりに今季4勝目、最高峰クラスで44勝目、当地で2年連続4勝目、キャリア通算65勝目を達成。総合3位を獲得した。

    気温22度、路面温度25度のドライコンディションの中、今季4度目のポールポジションからスタートしたホルヘ・ロレンソは、スタートからレースの主導権を握り、5ラップ目にはサーキットレコードラップを更新。

    安定したラップタイムでライバルたちを引き離して今季4勝目を挙げた。

    2位にはマルク・マルケスが1.185秒差で続き、今季12度目の表彰台を獲得。3位はアンドレア・イアンノーネが6.603秒差で入り、今季4度目の表彰台を獲得。

    8番グリッドのダニ・ペドロサは、7番手走行中の7ラップ目に週末2度目、今季10度目の転倒。11番グリッドのカル・クラッチローは、9番手走行中の17ラップ目に週末2度目、今季26度目の転倒。20番グリッドのミカ・カリオは、電子制御の問題が原因でリタイアを強いられた。

    チャンピオンシップは、2016年王者がマルク・マルケス(298ポイント)、総合2位がバレンティーノ・ロッシ(249ポイント)、総合3位がホルヘ・ロレンソ(233ポイント)。インディペンデントチームライダー部門はカル・クラッチロー、新人王はティト・ラバット、コンストラクター部門はホンダ、チーム部門はモビスター・ヤマハ・MotoGPが獲得した。

    2016 MotoGP 最終戦 バレンシアGP 結果

    Pos. Points Num. Rider Team Time/Gap
    1 25 99 Jorge LORENZO Movistar Yamaha MotoGP 45’54.228
    2 20 93 Marc MARQUEZ Repsol Honda Team +1.185
    3 16 29 Andrea IANNONE Ducati Team +6.603
    4 13 46 Valentino ROSSI Movistar Yamaha MotoGP +7.668
    5 11 25 Maverick VINALES Team SUZUKI ECSTAR +10.610
    6 10 44 Pol ESPARGARO Monster Yamaha Tech 3 +18.378
    7 9 4 Andrea DOVIZIOSO Ducati Team +18.417
    8 8 41 Aleix ESPARGARO Team SUZUKI ECSTAR +18.678
    9 7 38 Bradley SMITH Monster Yamaha Tech 3 +25.993
    10 6 19 Alvaro BAUTISTA Aprilia Racing Team Gresini +35.065
    11 5 8 Hector BARBERA Avintia Racing +36.425
    12 4 9 Danilo PETRUCCI OCTO Pramac Yakhnich +42.415
    13 3 6 Stefan BRADL Aprilia Racing Team Gresini +49.823
    14 2 45 Scott REDDING OCTO Pramac Yakhnich +52.035
    15 1 43 Jack MILLER Estrella Galicia 0,0 Marc VDS +55.625
    16 50 Eugene LAVERTY Pull & Bear Aspar Team +58.254
    17 53 Tito RABAT Estrella Galicia 0,0 Marc VDS +58.555
    18 76 Loris BAZ Avintia Racing +1’06.164
    Not Classified
    36 Mika KALLIO Red Bull KTM Factory Racing 11 Laps
    35 Cal CRUTCHLOW LCR Honda 14 Laps
    26 Dani PEDROSA Repsol Honda Team 24 Laps
    68 Yonny HERNANDEZ Pull & Bear Aspar Team 26 Laps
  • 【MotoGP】 ホンダ:2016 MotoGP 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:2016 MotoGP 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    2016年シーズンのMotoGP 最終戦となる最終戦バレンシアGPが、11月11日(金)〜13日(日)の3日間、バレンシア・サーキットで開催される。

    バレンシアGPは1999年に第1回大会が行われ、2002年からは最終戦の舞台として定着し、今年で18回目を迎える。バレンシアGPは、シーズンで最も観客が集まる大会の一つ。今年も3日間で20万人を超える大観衆が集まることが予想される。

    このサーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン、オーストラリアGPの舞台となるフィリップアイランド同様、ウインターテストの舞台として定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。

    コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除き、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、この時期のバレンシアは不安定な天候が多く、例年、チームの総合力が要求される。これまでも、ファンの脳裏に刻まれる名勝負とドラマが数多く繰り広げられてきた。

    今シーズンは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)がシーズン序盤から着実に表彰台に立ち、第15戦日本GPで2年ぶり3度目のタイトルを獲得した。17戦を終えた段階で、史上最多となる9人のウイナーが誕生した今シーズンにおいて、マルケスは5勝を含む11度の表彰台に上がり、世界の頂点に立った。

    タイトルを獲得してからの2戦は、チャンピオンらしいすばらしい走りをみせたが、結果にはつながらなかった。第16戦オーストラリアGPでは、シーズン7度目のポールポジション(PP)から首位を独走したが、転倒リタイアに終わった。第17戦マレーシアGPでは、体調を崩しながら大会に挑み、予選4番手からトップグループに加わるが転倒。再スタートを切って11位でフィニッシュした。

    タイトルを獲得したことで、マルク・マルケスは来年に向けてさまざまなことにトライ。まだ結果には結びついていないが、来年に向けて、一足早くスタートを切った。最終戦バレンシアGPは、タイトルを獲得してから初めてのホームグランプリであり、凱旋レースとなる。大勢のファンが駆けつけることは必至で、今季6勝目を挙げてシーズンを締めくくる意気込みだ。

    マルク・マルケスは、10年の大会では125ccクラスでチャンピオンを獲得した。Moto2クラスでは、タイトルを獲得して迎えた12年の大会で、最後尾スタートから優勝するという伝説的なレースを披露して世界中が驚愕。MotoGPクラスにスイッチした13年は、タイトル争いが最終戦までもつれ込む中で3位表彰台に立ち、史上最年少記録でチャンピオンを決めた。そして、14年にはシーズン最多優勝記録となる13勝目を挙げ、史上最年少記録で連覇を達成した。バレンシアGPで数々のドラマを生んできたマルク・マルケスだが、昨年は2位でフィニッシュ。今年は2年ぶりの優勝を狙う。

    チームメートで総合6位のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)にとっては、久々の大会となる。ペドロサは、第15戦日本GPのフリー走行で転倒。右鎖骨を折り、予選と決勝を欠場。日本GPを含む3連戦となったマレーシアGPまでを欠場し、今大会が4戦ぶりの決勝レースとなる。バレンシアGPでは、これまで125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、最高峰クラスでは、07年、09年、そして12年と3度の優勝を経験している。13年は2位、14年は3位、15年は3位で表彰台に立ち、シーズンを通じて最も得意とするサーキットの一つ。今年は4年ぶりの大会制覇と5年連続の表彰台を目指す。

    総合7位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda)は、今季3勝目を目指す。今年は第11戦チェコGP、第16戦オーストラリアGPで優勝、MotoGPクラスのトップライダーに成長した。そんな中、シーズン3勝目を狙った前戦マレーシアGPは転倒リタイア。今大会はその雪辱に挑む。昨年の大会はスタート進行でマシンチェンジ、最後尾からのスタートとなり、9位でフィニッシュしている。バレンシアGPでは11年の4位が最高位であるクラッチローが、今年はバレンシアGPで初となる表彰台の獲得に挑む。

    シーズン中盤戦をケガのために棒に振ったジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、最終戦を表彰台で飾る意気込み。今年は第8戦オランダGPで初優勝を達成した。後半戦はさらなる活躍が期待されたが、ケガのために欠場が続き、苦しい時期を過ごした。しかし、ホームグランプリとなる第16戦オーストラリアGPで予選5番手、決勝10位。第17戦マレーシアGPでは予選14番手から8位でフィニッシュと調子を上げている。最終戦では、今季2度目の表彰台を目標に、全力で挑む。

    チームメートのティト・ラバトは、ホームグランプリとなる最終戦でベストリザルトを目指す。MotoGPにデビューした今年は、17戦を終えて9度の入賞を果たしている。ベストリザルトは第2戦アルゼンチンGPの9位。ヨーロッパラウンドに入ってから苦戦が続いているが、地元ファンの声援を力に、今季ベストを目指す。

    マルク・マルケス(MotoGP 1位)
    「3連戦となった遠征を終えました。この3連戦でタイトルを決めて家に戻ることができ、家族や友人とそれを祝えました。その後、ジムでのインドアトレーニング、モトクロスやサイクリングといったアウトドアのトレーニングもいつものようにこなしました。時差ぼけのおかげで、サイクリングをしながらとても美しい夜明けも楽しめました。でも、シーズンはまだ終わっていません。日曜日にバレンシアでレースがあります。そして、そのあとは重要な2日間のテストがあります。レースでの目標はもちろん、ファンの前で上位でフィニッシュすることです。できれば優勝か、少なくとも表彰台には立ちたいです。ダニ(ペドロサ)がよくなってバレンシアで戻ってくるのはうれしいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合6位)
    「この3週間は痛みがありました。大好きなサーキットでのレースにも出られず残念でした。手術直後は痛みがひどかったですが、リハビリを始めてからは、日に日によくなりました。バレンシアまでには回復させたいという思いが、つらい時期の励みになりました。まだマシンに乗った感触がどうなのか分かりませんが、レースに戻ることができてうれしいです。バレンシアのサーキットは大好きです。最高の思い出もあります。地元ファンの前で復帰できるのはうれしいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
    「バレンシアでは、すばらしい結果を残したいと思っています。このサーキットはあまり得意ではありませんが、自分のライディングスタイルに合うエリアも、マシンに合うエリアもあります。今シーズン最後のレースなので、みんな全力で走ると思います。前回のセパンは残念でしたが、遠征の3レースには満足しています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合17位)
    「忙しい遠征を終えてアンドラのベースに戻れました。久しぶりにサイクリングができてよかったです。オーストラリアとマレーシアでのレースでは、ポジティブな面を多く持ち帰れました。今週のバレンシアが楽しみです。2017年シーズンに向けた火曜日のテストを前に、いい結果でシーズンを終えたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合21位)
    「バレンシアは思い出のあるサーキットです。昨年はMoto2クラスで優勝できて、特別な場所となりました。レース後には、初めてMotoGPのマシンでテストをしました。あれから一年が経つので、自分の成長を確認するのも楽しみです。冬に入る前に戦闘的な走りをして、いい結果でシーズンを終えたいです。マシンはかなり扱いやすくなったので、バレンシアでいい走りができると思います。いつものように全力を尽くし、ファンのためにもいいパフォーマンスをしたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:2016 MotoGP 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:2016 MotoGP 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPPのバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソは今週末、2016モトGP世界選手権の最終戦に出場するため、スペインはバレンシア・サーキットへ向かう。

    2週間前のマレーシアGP、セパン・インターナショナル・サーキットでランクング2位獲得を決定したバレンティーノ・ロッシ。シーズン最終戦を最高の形でしめくくるべく、チーム・タイトルとコンストラクター・タイトルを賭けて表彰台争いを狙う。

    ここバレンシアでは最高峰クラスで2003年と2004年に優勝、2002年、2009年、2014年に2位、2005年、2008年、2010年に3位を獲得している。

    チームメイトのホルヘ・ロレンソは、ホームコースでヤマハ最後のレースを迎える。2008年のチーム加入以来、多くの好成績を残しており、2010年、2013年、2015年(チャンピオン獲得)に優勝、2009年に3位を獲得した。今回はライダー・ランキング3位獲得を目指して最後まで全力を尽くす意気込み。

    1999年に建設されたバレンシア・サーキットは全長4.0km、9つの左コーナーと5つの右コーナー、876mのストレートから成るツイスティなコース。すべてのスタンドからコース全体を見渡せるスタジアム形式のサーキットと言われ、合計150,000もの観客を収容する。2002年以来、モトGPのシーズン最終戦の舞台となっており、毎年、記録的な数の熱狂的ファンを集めてきた。ヤマハ勢は今年も、手に汗握る迫力の戦いをお見せする。

    バレンティーノ・ロッシ
    「最終戦のバレンシアは、いつも激しい戦いが展開される特別なレース。ここではいつも苦労させられ、あまり良い思い出がないんだ。今シーズンこそは力強く戦いきれるように、チームとともにベストを尽くして、最大限の成績を目指したい。コンストラクターとチームのタイトルはまだ決まっていないので、できるだけ多くのポイントを獲得するために努力する。そしてレースのあとには、いよいよ新型YZR-M1のテストが待っている。来年のマシンがどんなふうになっているのか、早く知りたくてたまらないんだ!」

    ホルヘ・ロレンソ
    「シーズンはほぼ終了。ついにバレンシアまでやって来た。ここには良い思い出がいくつもあって、とくに昨年はやっとの思いで目標を達成し、ワールド・チャンピオンに輝くことができた。でも今回は、それ以上に特別なレースになるだろう。ヤマハ・ファミリーの一員として9年間を過ごしてきたが、ここでお別れを言わなければならないからだ。ヤマハは本当に素晴らしく、彼らとともにたくさんの勝利とタイトルを獲得してきた。最後のレースは最高の形で、つまり優勝でしめくくりたい。そのためにベストを尽くし、ランキング3位もつかみとりたい」

    マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)
    「フライアウェイの3連戦を終えて、ようやくヨーロッパ大陸へ戻ってくることができた。バレンシアGPはスペインでのシーズン4戦目。バレンティーノはすでにランキング2位を決定し、今回は思う存分にポテンシャルを発揮してレースをエンジョイすることができる。一方、ホルヘのほうは依然としてランキング3位をかけて真剣勝負が続いている。バレンシアは雰囲気がとても素晴らしく、いつもエキサイティングなレースが展開される。チームとしてもいつものような激しいバトルを期待しているが、同時に、複雑な思いも否定することができない。ホルヘが今回を最後にチームを去り、ヤマハの一員ではなくなるからだ。しかし、だからこそ余計に、最後のレースを最高の形でしめくくらなければならない。チーム一丸となってフィナーレを飾るために、金曜日からの仕事に全力で取り組んでいく。ウイークのスタートが楽しみだ」