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  • マクラーレンF1 ランド・ノリスは「ポテンシャルを最大化できていない」

    マクラーレンF1 ランド・ノリスは「ポテンシャルを最大化できていない」

    マクラーレンF1は、ランド・ノリスのポテンシャルがまだ最大化されていないと確信している。

    F1初優勝を追い求めるスタードライバーであるノリスは、マクラーレンF1チームのトップドライバーとしての地位をより強固なものにしている。F1で最も成功した2023年シーズン、ノリスはチームメイトのオスカー・ピアストリの2倍以上のポイントを獲得し、7度の表彰台獲得を達成した。これは最初の4シーズンの合計よりも多い。

    しかし、マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラにとっては、まだやり残したという思いが強い。彼はノリスの最高の状態はまだ来ていないと感じている。
    コンスタントにポイントを獲得しているとはいえ、ノリスは表彰台とそれ以下の結果を交互に経験し、サウジアラビアGPのQ1でウォールに接触、バルセロナGPではスタートで接触、初開催のラスベガスGPではクラッシュリタイアを喫した。

    ノリスのミスの原因はどこにあるのかと問われたステラは「コース上でのミスを特定する要素はひとつもないと思う。チャンピオンを相手にするとき、プロスポーツでこれほど高いレベルのものを提供するとき、チャンスを総合的に見る必要があると思う」と答えた。

    「例えば、肉体的な状態は精神的な状態につながっているように、物事はかなり繋がっていると思う。それは全体的な幸福感やチーム内の統合につながる。これらすべての戦いは、ランドの側で非常に強い」

    「ただ、このゲームは非常に競争が激しいので、常にトップに立つ必要がある。それが違いを生む。それは実際には最高のポテンシャルではない。特にランドに関しては、彼がどれほど優れているかについてはほとんど解明されていない」

    「彼はパフォーマンスで我々を驚かせることがある。ブラジルのスプリントで、第1セクターでコンマ2、3秒を失った後のポールポジションを思い出してみてほしい。どうやって残りの5つのコーナーでポールポジションを獲得したのか?あれは本当にすごかった」

    「でも、ある意味で一貫性が違いを生む。そしてマックス(フェルスタッペン)は、どれだけ一貫して強いパフォーマンスを発揮できるかという点で、本当に新しい基準を確立していると思う」

    マクラーレン F1 ランド・ノリス

    マックス・フェルスタッペンは昨年、22レースで21回の表彰台フィニッシュという快挙を成し遂げ、2021年に自身が達成した18回のトップ3フィニッシュという前人未到の記録を上回った。

    一方、ノリスは最多表彰台(13回)、最多ポイント(633点)という未勝利記録を保持しており、前者はニック・ハイドフェルドと共有している。

    2021年イタリアGP(チームメイトのダニエル・リカルドに優勝を奪われた)とロシアGP(天候ギャンブルの末にコースオフし、リードを失った)で敗れたマクラーレンのドライバーは、昨年のシルバーストーンでフェルスタッペンに4秒以内に迫り、シンガポールではカルロス・サインツに最後まで勝利を狙って挑んだ。

    自己批判的なノリスも、初勝利を手にすればリラックスできるのだろうか?

    「最初の勝利というのは、いつだってなんだかんだで一番重要だと思う」とステラは答えた。

    「それは自信につながる。他のいくつかのことは、もう少し簡単になると思う」

    「しかし、現時点ではそれができなかった主な理由は、我々がランドにコンスタントに優勝争いができるようなコンディションを与えてこなかったからだと言えるだろう」

    「だから、ランドがレースで初優勝すれば、それは美しい瞬間になるだろう。彼はその準備ができている。我々にとっては、彼がチャンスをつかめるようなマシンを提供することが重要だ」

  • ゴードン・マレー、マクラーレン・F1の後継モデル『T.50』を発表

    ゴードン・マレー、マクラーレン・F1の後継モデル『T.50』を発表

    マクラーレン・F1のデザイナーとして知られるゴードン・マレーが、その後継モデルと呼ぶにふさわしいスーパーカー『T05』を発表した。

    “ファン・カー”として知られる“ブラバム BT46B”やアイルトン・セナがチャンピオンに輝いた“マクラーレンMP4/4”など、数々の名F1マシンを生み出してきた伝説のデザイナーであるゴードン・マレーは、2017年11月にゴードン・マーレー・オートモーティブから新型スポーツカーを発表することを予告していた。

    『T.50』と名付けられたスポーツカーは、641馬力を発生させるコスワース製の3.9リッター V12エンジンを搭載。重量はわずか980kgでマクラーレン・F1と同じく3シーターのレイアウトを採用する。

    また、ダウンフォースを生み出してコーナーリンググリップを向上させるために“ファン・カー”の技術が採用されるといる。

    「1990年代に、私はある種のスーパーGTカーを設計していた」とゴードン・マレーは語った。

    「それは完全に公道に焦点を絞ったもので、レースをする予定はなかった。そのため、パッケージングと道路スペースに関して新しい基準が設定されたていた」

    「T.50はまったく同じ焦点を持っておい、あらゆる分野でF1に勝っている。誰もがこのようなクルマが再びをやっていることを想像するのは難しいだろう。だが、私がそうではなかったのは確かだ」」

    ゴードン・マレー T.50は、100台限定で生産され、価格は200万ポンド(約2億7500万円)。2020年にデリバリーが開始される予定となっている。

  • チーム郷が復活!マクラーレンと組んでSUPER GTとスーパー耐久に参戦

    チーム郷が復活!マクラーレンと組んでSUPER GTとスーパー耐久に参戦

    2004年 ル・マン24時間レースの優勝チームが、今シーズン10年ぶりにモータースポーツ界に復活。マクラーレンと再びタッグを組んでSUPER GTとスーパー耐久に参戦することを発表した。

    チーム郷(Team Goh)は、郷和道が1996年に設立。マクラーレンとの共同プロジェクトで全日本GT選手権にマクラーレン・F1 GTRで参戦したのをきっかけにモータースポーツ業界に本格的に参入。

    2002年からアウディ・R8でル・マン24時間レースに参戦。2004年には荒聖治、トム・クリステンセン、リナルド・カペロとともにルマン24時間レースで総合優勝を果たした。

    2006年に資金難で一度活動を休止し、2009年に5年ぶりにポルシェ・RSスパイダーでル・マン24時間レースのLMP2クラスに参戦したもののリタイア。だが、チームの母体であった自動車雑誌『NAVI』の売れ行きの不振もあり、事実上チームは消滅していた。

    しかし、チーム郷は10年ぶりに復活。マクラーレンとのパートナーシップを復活し、マクラーレン 720S GT3でSUPER GT、スーパー耐久に参戦することになった。

    Team Goh Motorsportsは、McLaren Customer Racing Japanの旗印を掲げてSUPER GTとスーパー耐久でそれぞれ1台ずつマクラーレン 720S GT3で参戦する。

    また8月に開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジの日本ラウンド『鈴鹿10時間レース』にも2台のマシンで参戦する。

    郷和道は「あまりに長い間レースから離れていました。レースは中毒のようなもので、戻ってこなければなりませんでした」と Autosport に述べた。

    「復活するタイミングを探っていました。GT3が安定したプラットフォームを提供し、マクラーレン・オートモーティブが車内で独自のクルマを開発しており、今が復活のタイミングとして理に叶っていました」

    「特に20年以上前に成功を収めたこともあり、マクラーレンと再び仕事をする機会は非常に特別なものです。マクラーレン 720S GT3で目にしたパフォーマンスはすでに非常に良い結果をもたらしています。そしてこれからのシーズンで優勝が期待できます。我々はこの新しい章の挑戦を楽しみにしています。すぐにまた一緒に成功を味わいたいです」

    マクラーレン・オートモーティブのモータースポーツ担当ディレクターを務めるダン・ウォームズリーは、今シーズン、日本の2つのシリーズでマクラーレン 720S GT3を走らせることを“非常に誇りに思っている”とし、チーム郷に「レース優勝をめざし、両方のチャンピオンシップでタイトルを獲得するために必要なものを持っていると信じている」と述べた。

    郷和道は、長距離レースのためにいモータースポーツに戻ってきたことを強調し、2020年にインターコンチネンタルGTチャレンジにフル参戦する意向であることを明らかにした。現時点での2020年はラグナ・セカ、スパ、鈴鹿で2台で参戦、バサーストとキャラミでは1台での参戦を計画している。

    2019年のSUPER GTには荒聖治とアレックス・パロウを起用。スーパー耐久では、アレックス・パロウ、阪口晴南、そして、自動車ジャーナリストの木下隆之という布陣で挑む。

    チーム豪は、まだ鈴鹿10時間のドライバーは発表していないが、1台のクルマにはIMSAスポーツカー選手権のスタードライバーを起用したいとしている。

    チーム郷の2台のマクラーレン・720S GT3には、かつてマクラーレン・F1 GTRで全日本GT選手権とル・マン24時間レースに参戦した際を彷彿させるピンクとグラファイトのカラーリングが施されてる。

    チームの運営は、かつてのチーム郷のスタッフによって設立されたセルブスが担当する。セルブルはTEAM MUGENを含め、SUPER GTやスーパーフォーミュラの様々なチームの請負業者として活動してきた。

    TEAM GOH McLaren 720S GT3

  • 伝説的F1デザイナーのゴードン・マーレイ、CBE(大英勲章第3位)を受勲

    伝説的F1デザイナーのゴードン・マーレイ、CBE(大英勲章第3位)を受勲

    伝説的なF1デザイナーであるゴードン・マーレイが、2019年の女王陛下新年叙勲者リストでCBE(大英勲章第3位)を授与された。

    元ブラバムとマクラーレンでF1デザイナーを務めたゴードン・マーレイは、生涯のモータースポーツと自動車の分野で画期的なプロジェクトを考案したことにおける“自動車運転への貢献”を称えられての受勲となった。

    「女王陛下新年叙勲者でCBEを授かることに心から恐縮しています」とゴードン・マーレイはコメント。

    「私は50年間以上かけて自分が愛していることをやってきました。世界中、しかし、主に栄光で才能溢れる創造的な人々と仕事をしてきました。F1の全盛期の構想から世界最速のスーパーカーの設計まですべての時間を愛してきました」

    「私はこの栄誉を長年一緒に仕事をしてきた人々に捧げたいと思います。そして、ゴードン・マーレイ・グループのエキサイティングな新しい未来を楽しみにしています」

    ゴードン・マーレイは、ブラバムF1チームにテクニカルディレクターとして加入した後、1967年に最初のマシンを設計。ブラバムの1981年と1983年の2回のワールドチャンピオンシップ獲得に貢献した。マシンの後部に巨大なファンが取り付けられた“ブラバム BT46B”は“ファン・カー”として有名だ。

    その後、マクラーレンに移籍してテクニカルディレクターを務め、1988年にアイルトン・セナが“マクラーレンMP4/4”でチャンピオンを獲得。1989年と1990年のマクラーレンのタイトル獲得に貢献した。

    F1で50勝を挙げたゴードン・マーレイは、新しいプロジェクトに目を向け、マクラーレン・カーズを設立して“マクラーレン・F1”を世に出した。

    マクラーレン・F1のGTRレースバーションは、2つのスポーツカータイトルを獲得し、1995年にはル・マン24時間レースを制している。その後、ゴードン・マーレイは、メルセデス・ベンツ SLRマクラーレンのプログラムを含め、マクラーレン・カーズで数々のプロジェクトを成功に導いた。

    2005年には、自動車のデザイン、エンジニアリング、プロトタイピング、車両開発のための新しい会社“ゴードン・マーレイ・デザイン・リミテッド”を設立。英国サリーの拠点を置く同社は、世界で最も優れた自動車デザインチームのひとつとして知られており、革新的な軽量設計思想「iStream superlight」を発表している。

  • マクラーレン | McLaren 600LTをグッドウッドで世界初公開

    マクラーレン | McLaren 600LTをグッドウッドで世界初公開

    マクラーレン・オートモーティブは、2018年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて、マクラーレン・スポーツシリーズの新作「McLaren 600LT」を世界初公開した。

    公道でもサーキットでも優れた性能を発揮するように作られた、新しい600LTの登場は、マクラーレンの「ロングテール(LT)」ストーリーが新たな章に入ったこと、ならびにスーパースポーツカーの新たなパフォーマンス・ベンチマークが確立されたことを告げるもの。

    マクラーレン・オートモーティブ最高経営責任者マイク・フルーウィット(Mike Flewitt)は「新しいMcLaren 600LTは、最も先鋭的な性能を持つ、公道走行が可能なスポーツシリーズ・モデルで、エアロダイナミクスの最適化やパワーの増大、軽量化、サーキット走行を重視したドライビングダイナミクス、ドライバーとマシンとの一体感の向上といった、『McLaren LT』らしい特性を備えています。20年以上の歴史のなかで『ロングテール』の名が冠されたマクラーレンは、この600LTを含めて4つしかありません。今回の600LTは、スーパースポーツカーの性能に求められる基準を再定義するものであり、驚異的な加速力と、サーキットでの卓越したコーナリング・スピード、ドライバーとマシンとの類稀なダイナミックな関係性がその特徴となっています」と語った。

    新しいMcLaren 600LTは、「圧倒的な性能により、ドライバーを徹底的に楽しませる軽量のスーパースポーツカーを生産する」という、マクラーレンの哲学を象徴している。

    3.8リッターV8ツインターボ・エンジンを最適化するエンジンマネジメントシステム、さらにエンジンがより効率よく吸気できるようにするために、McLaren Sennaよりも短く、より大胆なデザインになったトップエグジット型のエキゾースト・システムを採用。これによる背圧低下により、600LTの最高出力は7,500rpmで600PS、5,500-6,500rpmでの最大トルクは620Nmを達成している。

    このような圧倒的なレベルのパフォーマンスが発揮されるため、0-100 km/h加速はわずか2.9秒で、高い評価を受けているスーパーシリーズ・モデルのMcLaren 675LTに匹敵する加速力となっている。0-200km/hは8.2秒という驚異的な数字で、最高速度の328km/hまで加速を維持させることができる。

    McLaren 600LTマクラーレン 6600LT

    McLaren 675LTモデルと、レースにおけるパイオニアである「ロングテール」McLaren F1 GTRの流れを汲む、LTファミリーの今回の新モデルは、エクステンドされたフロント・スプリッターやリア・ディフューザー、固定式のリア・ウィング、スリムなシルエットといった、マクラーレン「ロングテール」の物理的特徴をすべて備えており、全長はMcLaren 570S Coupeより74mm長くなっている。

    このユニークなボディによってエアロダイナミクス性能が最適化され、さらに600LTのフラットなカーボン・ファイバーのフラットボトムとの相互作用により、250km/hで走行時のダウンフォースが100kg増大し、グリップと高速での安定性が向上している。これは、サーキットで優れた性能を発揮するための重要なファクターとなる。

    同様のアルミニウム製シャシーに比べて剛性が25パーセント程度向上しているモノコック・シャシーや、新たなエアロダイナミクス装備でのカーボン・ファイバーの積極的な採用、ならびにサーキット指向のコックピット全体にわたる軽量素材の装備により、McLaren 600LTは、乾燥重量が1,247kgまで削減されており、その際のパワー・ウェイト・レシオは2.08Kg/PS となっている。

    また、McLaren Senna用に改良されたオプションの超軽量のカーボン・ファイバー製レーシング・シートを使用した場合の600LTの重量は、570S Coupeに比べて100kg軽くなっており、この重量削減は600LTのあらゆるパフォーマンスの向上をもたらしている。

    McLaren 600LTを更に軽量化することを要望するカスタマーは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が提供する、MSO ClubsportまたはMSO Clubsport Proパックを選ぶことができる。

    MSO Clubsportパックには、超軽量カーボン・ファイバー製レーシング・シート、エクステンドされたギアシフト・パドルとステアリング・ホイールのスポーク、軽量素材を採用したスイッチとIRISディスプレー周辺の素材などで構成されたカーボン・ファイバー・インテリア・アップグレード、カーボン・ファイバー製のルーフとカントレイル、グロス仕上げのビジュアル・カーボン・ファイバー・フェンダー・ルーバー、およびチタニウム製のホイール・ボルトが含まれている。MSO Clubsport Proパックは、ブラック、ブルー、レッドまたはマクラーレン・オレンジのいずれかのカラーのMSO特製ハーネス・バーと6点式レーシング・ハーネスが追加されている。

    マクラーレンの「ロングテール」モデルに共通するテーマは、ドライバーとマシンとの一体感およびドライブの感動を究極まで高め、ドライバーにこのマシン独自のダイナミックなパフォーマンスをドライバーの意志通りに楽しむこと。McLaren 600LTの開発のあらゆる部分に息づいているこの精神は、マシンとドライバーとの関係をできるかぎりピュアなものにするという明確な開発方針でもある。

    そのため、600LTのサスペンション・コンポーネントはMcLaren 720Sより軽く、ソリッドになっていて、鍛造アルミニウム製ダブルウィッシュボーンとアップライトの採用により、ダイナミックパフォーマンスが向上しているだけでなく、重量も10.2kg削減されている。

    最低地上高は、スポーツシリーズの他のモデルに比べて8mm低くなっており、フロント・トレッドが10mmワイドになっているため、より正確なドライビング・エクスペリエンスを得ることができる。

    マクラーレンのすべてのスポーツシリーズ・モデルに搭載されている独立式の可変アダプティブ・ダンパーとフロントおよびリアのアンチロール・バーは継承されているが、新しいサスペンションのジオメトリと連動させるため、また600LTに求められるサーキット指向の性能を生み出すために、大幅な改良が加えられている。

    また、軽量のアルミニウム製キャリパーと剛性に優れたカーボン・セラミック製のディスクを採用したマクラーレン・スーパーシリーズのブレーキ・システムを採用することにより、重量が4kg軽くなったのに加え、McLaren Sennaでの経験をもとにして開発されたまったく新しくなったブレーキ・ブースターとの組み合わせによって、ブレーキ中のペダルの感触と反応が大幅に向上し、200km/hから停止状態までの制動距離は117mと、McLaren P1(TM)より1m長いだけとなっている。

    2種類ある、超軽量アルミアロイホイールのデザインは、標準装備が10スポークで、5本スポークへの変更も可能となっている。いずれもスポーツシリーズのマクラーレンに装備されるホイールとしては最軽量で、このバネ下重量の削減は、McLaren 600LTのダイナミックな特性に大きく寄与している。

    マクラーレンのテクニカル・パートナーであるピレリと共同開発された、ビスポークによる特別仕様のP Zero(TM) Trofeo Rタイヤは、スポーツシリーズのモデルに初めて装備されるもので、サーキット指向のユニークなタイヤは、McLaren 600LTのダイミックパフォーマンスの向上に欠かせないファクターとなっている。マクラーレンの代名詞とも言える、すばやく、鋭いステアリング・フィールとリアアクスルの安定性をさらに向上させることを目的として作られた、超高性能タイヤは、たとえ路面状態が完璧でなくても、路面とのコンタクトパッチが一定に保たれ、コンプライアンスとグリップが向上されるように、サイドウォールの構造が通常よりソフトになっている。またTrofeo Rタイヤのベルト構造は、以前のスポーツシリーズのものより硬く設定されており、横加速度とコーナーリング性能が改善されている。

    McLaren 600LT インパネマクラーレン 600LT シート

    McLaren 600LTのコックピットは、重量削減と、ドライバー重視の環境作りの両方に焦点を当てたものとなっている。軽量のアルカンターラ(Alcantara)のトリム素材が、全体に多く使用されており、ドライバーとパッセンジャーのフットウェルと、シート下のカーペットを省くことで、5.7kgの重量削減を実現。さらにMonoCell IIシャシーの構造も、カーボン・ファイバーの美しさを残したまま、仕上げがなされている。グローブボックスは取り外され、ドアポケットの代わりに軽量のネットが取り付けられている。エアコンディショニング、ナビゲーションおよびオーディオシステムは、すべてノンコストのオプションとして追加することが可能。McLaren P1で初登場し、その後のMcLaren 675LTでも使用された、カーボン・ファイバー製のレーシング・シートも標準装備されており、これだけでも重量が21kg削減されている。

    600LT Coupeは、2018年10月より、およそ12か月間にわたり生産予定で、既存のスポーツシリーズとスーパーシリーズ、ならびに全車オーナーが決まっているSenna、Senna GTRおよびBP23の生産スケジュールを調和させ生産が行われる。生産台数は厳密に制限され、スペシャリストの技による、精密な仕上げのカーボン・ファイバー製ボディパネルも、この「ロングテール」が他のスポーツシリーズのモデルと一線を画す理由となるだろう。

    現在、600LT Coupeはマクラーレン正規販売店よりオーダー可能となっている。

  • マクラーレン、デル・テクノロジーズとのパートナー契約を正式発表

    マクラーレン、デル・テクノロジーズとのパートナー契約を正式発表

    マクラーレンは、米パソコン・テクノロジー会社『デル・テクノロジーズ』と“長期的かつ多面的”なパートナー契約を締結したことを発表した。

    Dell、Dell EMC、Pivotal、RSA、Secureworks、Virtustream、VMwareの7つのグローバルブランドで構成されるデル・テクノロジーズは、マクラーレン・レーシングおよびマクラーレン・アプライド・テクノロジーズを含めたマクラーレン・テクノロジー・グループと提携。

    デル・テクノロジーズは、マクラーレン・グループに専門知識をもたらすだけでなく、マクラーレンが実施するeSPORTSプログラムの“World’s Fastest Gamer”もサポートする。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「マクラーレンのデル・テクノロジーズとの契約は従来のスポンサーシップモデルを超えて拡大する」とコメント。

    「我々は最先端のデータ運用テクノロジーで技術革新と人材の進歩という重要な原則に基づいた同じ考えをもった組織だ」

    「F1は過酷な環境だ。デル・テクノロジーズとの提携は非常に高い効率性を実現する業界トップの機能とサポートを我々に提供し、マクラーレンは事業全般にわたって最高レベルのパフォーマンスを実現する。我々は特にマクラーレン・アプライド・テクノロジーのビジネル部門で起こる急速な成長と将来の可能性について興奮している」

    「この発表はマクラーレンがトラック内外の両方で大きな飛躍を遂げようと努力するなかで強い野心を持っているというさらなる声明だ。デル・テクノロジーズは完璧なパートナーであり、2つのブランドは同じ精神を共有している。2018年以降のビジネス目標にむけて我々を推進してくれるだろう」

    デル・テクノロジーズのチーフマーケティングオフィサーを務めるジェレミー・バートンは「デル・テクノロジーズのマクラーレンとの提携は、イノベーション、エンジニアリングの卓越性、ハイパフォーマンスという共通の遺産に基づいている。過去数年間にわたるマクラーレンの豊富なモータースポーツにおける歴史は、我々がパートナーになることを興奮させるより多様で野心的な組織を生み出した」とコメント。

    「我々のパートナーシップは広範囲にわたり、コンシュマー向けのゲームやeスポーツからエンタプライズエッジ、データセンター、クライドといったデル・テクノロジーズのポートフォリオを示すことができる」

    「我々は、トラックサイド、マクラーレン・テクノロジー・センターの両方でマクラーレン・グループのあらゆる面で変革を果たしていきたいと考えている。デル・テクノロジーズとして、我々がこのような性質の世界的な商業契約を結んだのは初めてであり、長期的な提携を楽しみにしている」

    マクラーレンは、2018年F1マシン『MCL33』を2月23日(金)に発表する。

  • 伝説のF1デザイナー、ゴードン・マーレイが新型スポーツカーを開発

    伝説のF1デザイナー、ゴードン・マーレイが新型スポーツカーを開発

    伝説のF1デザイナー、ゴードン・マーレイが新型スポーツカーでモータースポーツ界に帰ってくるかもしれない。

    “ファン・カー”として知られる“ブラバム BT46B”やアイルトン・セナがチャンピオンに輝いた“マクラーレンMP4/4”など、数々の名F1マシンを生み出してきた伝説のデザイナーであるゴードン・マーレイは、その半世紀にわたるキャリアを代表する40台のマシンを一挙に公開する「ワン・フォーミュラ」展をイギリスで開催。

    そのオープニングで、ゴードン・マーレイ氏の主宰するゴードン・マーレー・オートモーティブから、「IGM」ブランドとして第1号車が登場することが発表された。

    新型スポーツカーは、ゴードン・マーレイが設計したマクラーレン・F1と同じ道を辿ることになると考えられている。マクラーレン・F1は競技用に設計されてはいなかったが、GTカテゴリーで成功を納め、1995年にはル・マン24時間レースを制している。

    「詳細まで注意を払い、軽量化に重点を置いたドライバーズカーになる」とゴードン・マーレイはコメント。

    「業界では徐々に運転手のドライビングへの関与が失われており、公道でパワーを活用するのが難しくなってきている」

    「新しい製造ビジネスは、当社グループの能力を大幅に拡大するものだ」

    このプロジェクトは、広範囲にわたる公道での使用のためのプラットフォームを示すこを目的としているが、ゴードン・マーレイは、新型スポーツカーをモータースポーツで目にすることができれば嬉しいだろうと述べた。

    「現在のGTレギュレーションはまだ調べていない。我々はモータースポーツのアプリケーションが大好きだし、準備が整ったらルールがどのようなものか見てみるつもりだ」

    「私としては再びレースで走らせたいと思っている」

    2017年10月に発足したゴードン・マーレイ・オートモーティブから登場される新型車は、まだプロジェクト名はつけられていないものの、ゴードン・マーレイ・デザインの生み出した軽量設計思想「iStream superlight」が採用される。

    「iStream superlight」とは、高強度アルミニウムの採用により、ホワイトボディの重量がスチールボディに対して半減されることが期待されるという設計思想。高剛性で耐久性に優れ、プラットフォームとして高い柔軟性を持つとしている。

    新型スポーツカーの詳細はまだ明らかになっていないが、ゴードン・マーレイは、“エキサイティングなパワートレイン”を搭載することになるだろうと述べた。

    開発は来年から開始される予定だが、まだ完成のためのタイムフレームは発表されていない。

  • マクラーレン、『ハイパーGT』の開発車両を公開

    マクラーレン、『ハイパーGT』の開発車両を公開

    マクラーレンは、開発中のハイパーカー『ハイパーGT』の開発車両の画像を公開した。

    “BP23”というコードネームで開発が進められているハイパーGTは、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズが製造し、2019年の発売が予定されている。価格はおよそ2億8000万円になると予想されている。

    ハイパーGTは、“マクラーレンF1” へのオマージュとして製造され、3シーター、ディヘドラルドア、ルーフのシュノーケルという際立ったデザインを多く引き継ぐが、後継モデルではなく、新型モデルとして告知されている。

    今回、初公開された開発車両は、マクラーレン 720Sがベースとなっており、フロント中央に配置されたドライバーズシートや、後方確認用にデジタルミラーが装着されていることが確認できる。

    マクラーレン ハイパーGTには、3.8リッター V8ツインターボに電気モーターとバッテリーが接続されたハイブリッド型のパワートレインが搭載され、700bhp以上のパワーを発揮するとされている。

    マクラーレン・ハイパーGTMcLaren Hyper GTマクラーレン BP23