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  • プジョー、ル・マン24時間レースの特別カラーリングを公開

    プジョー、ル・マン24時間レースの特別カラーリングを公開

    プジョーは、今年のル・マン24時間レースで2台の9X8ハイパーカーが使用する特別な「アートカー」カラーリングを発表した。

    プジョーは、月曜日のミラノデザインウィークのイベントで、世界耐久選手権のセンターピースを飾る大胆な配色を公開した。スペインのアーティストJ.デムスキーyが制作したこのデザインは、1990年代前半にル・マンを2度制覇したプジョー905からインスピレーションを得て、そのカラーを選択した。

    プジョーのデザインディレクターであるマティアス・ホッサンは、「プジョー905は、90年代の象徴であり、そのエネルギーと創造性を称えたいと考えていた。J.デムスキーは、この情熱とインスピレーションを共有している」とコメント。

    「彼のアートのグラフィックの強さは、参照されながら超モダンであり、プジョー9X8をストリートアートとテクノロジーが混在する世界へと導いてくれる」

    「これは、自動車デザインとル・マン24時間レースの100周年を祝う、まさに芸術的なパフォーマンスだ」

    プジョー ル・マン24時間レース

    この特別カラーリングは、プジョーが通常のWECキャンペーンで使用しているグレーを基調とした標準的なデザインに代わるものである。

    ポール・ディ・レスタ、ミケル・ジェンセン、ジャン-エリック・ベルニュが93号車の9X8を操り、2011年以来となるラ・サルトでのレースに挑み、ロイック・デュバル、グスタボ・メネズ、ニコ・ミュラーが94号車の姉妹車に乗る。

    プジョー WEC (FIA 世界耐久選手権)

    プジョーは、昨年の部分な参戦に続き、初のWECフル参戦を果たしたが、厳しいスタートとなった。 セブリングではギアボックスのトラブルで2台とも長時間の遅れが出たが、先週末の第2戦ポルティマオではデュバル、メネズ、ミュラーが5位というチーム最高の成績を収めた。

    94号車はレース終盤にFIAのセンサーに不具合が生じ、バランスオブパフォーマンスで規定されたトルクカーブ内に収まるよう、出力を落としてペースを上げることになった。

    93号車は、グリーンフラッグ直前に発見された油圧漏れにより、パワーステアリングの交換を余儀なくされ、7位でのフィニッシュとなった。

    プジョーは、ハイパーカーのメーカーランキングで5位に位置し、ヴァンウォールとグリッケンハウスをわずかに上回っている。

  • プジョー、2022年のWEC復活にむけてレベリオンとタッグ!

    プジョー、2022年のWEC復活にむけてレベリオンとタッグ!

    プジョーは、2020年のWEC(世界耐久選手権)復活にむけてレベリオン・レーシングとタッグを組むことを発表した。

    今年11月、プジョーは2022/2023年のシーズンからWECのハイパーカーの新しいトップカテゴリに参戦することを発表していた。プジョー・スポールとレベルリオン・レーシングは、2020年1月からチームを結成し、プロジェクトを進めていく。

    ジャン=フィリップ・アンパラト(プジョー・オートモビルCEO)
    「プジョーは、ガソリンとディーゼルの両方で、耐久レースの最も記憶に残る瞬間を築いてきた。今日、我々はハイブリッド電化技術に基づいた新しい冒険に注意を向けている。我々は最近のシリーズへの参戦発表が暖かく歓迎されたことを嬉しく思っている。特に競技とパワーユニト面の刺激的なシフトは、プジョー・スポールのエンジニアを搭載したマシンの発表に伴う。特に主要なパートナーと協力して作業しているので、このプログラムには非常に熱心だ。レベルオン・コーポレーションの情熱、完璧さへの探求、パフォーマンスクレデンシャルは、厳格な基準、鋭いデザイン、感情であるプジョー自身の価値観に完全に適合している」

    ジーン-マルク・フィノット(PSモータースポーツディレクター)
    「プログラムは2022年にキックオフされる。耐久レースのビッグネームの1つとチームを組むことができて非常に嬉しく思っている。FIA WECでのレベリオン・レーシングの経験はチームにとって強力な資産となり、これはチームの上海での最近の勝利によって裏付けられている。役割はそれぞれのコンピテンシーに応じて分割され、ベルサイユサトリー(フランス、パリ近郊)を拠点する」

    アレクサンドル・ペシ(レベリオン・コーポレーション会長)
    「両社の情熱が我々を代弁していると思う。一緒にチームを作り、成功する記録を楽しみにしている」

    カリム・ボウハドラ(レベルオン・コーポレーションCEO)
    「我々は若く、野心的で、“反逆者”だ! プジョーと同じ価値観を共有していることを誇りに思う! プジョー・スポールの技術的ノウハウとレベリオン・レーシングの経験の組み合わせは、野心が明確に表示されたこの新しい持久時代を始める決定的な資産になるだろう」

  • 【WTCR】 プジョー、新型マシン『308TCR』を発表

    【WTCR】 プジョー、新型マシン『308TCR』を発表

    プジョーは、2018年のFIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)のためにTCRレギュレーションに沿って開発された新型マシン『308TCR』を発表した。

    プジョーは、これまでTCRルールに則った『308 Racing Cup』を製造し、をTCRベネルクスを含めた地域シリーズに参戦。TCRヨーロッパトロフィーで優勝している。

    プジョーは、今年から新たにスタートするWTCRのために308 GTIをベースにした最新バージョンのマシンを開発した。

    プジョー 308TCRは、より目立つフロントスプリッターを始めとするボディワーク、TCRマシン専用に開発された6速シーケンシャルギアボックス、改良されたハンドリングシステムを含めアップグレード版トランスミッションを特徴とする。

    プジョー 308TCRはすでにコース上でテストをカンリュしているが、カスタマーへの出荷は4月からとなる。価格は10万9000ユーロ(約1472万円)となる。

    プジョー・スポールのディレクターを務めるブルーノ・ファミンは「プジョー 308 Racing CupはすでにTCRの資格を持っていたが、TCRレギュレーションに基づくチャンピオンシップの急速な発展が、我々のカスタマーの野心に沿ってパフォーマンスをさらに追及することを我々に促した。2018年からはFIA世界ツーリングカーカップに代表される最高レベルに達する」とコメント。

    「新型プジョー308TCRは、プジョー・スポールのカスタマーと深いエンゲージメントを示す適切なタイミングでの登場となる」

    「彼らの正当化された要求を満たすために、我々は競争力と信頼性があり、我々は経験と専門知識を駆使し、常にドライブを楽しめるクルマを生み出した」

    WTCRの開幕戦は4月7・8日にマラケシュで開催される。

  • プジョー、ダカール・ラリー撤退を発表

    プジョー、ダカール・ラリー撤退を発表

    プジョーは、2018年の大会を最後にダカール・ラリーから撤退することを発表した。

    プジョーは、2015年にダカール・ラリーに「プジョー2008DKR」で復帰し、翌年にステファン・ペテランセルが総合優勝。2017年大会でも、セバスチャン・ローブが、チームメイトのステファン・ペテランセルを抑えて総合優勝。3位にもシリル・デプレが入り、表彰台を独占する強さをみせている。

    プジョーのスポーツディレクターを務めるブルーノ・ファミンは「今回が我々にとって最後のダカールになる。最高の形で終えたいと思っている」と述べた。

    プジョーは2018年大会にむけて「プジョー 3008DKR Maxi」を開発。世界ラリー選手権(WRC)で9連覇を達成したセバスチャン・ローブ、ステファン・ペテランセル、F1に参戦するカルロス・サインツの父で55歳のカルロス・サインツの布陣で最後のダカール・ラリーに挑む。

    「3008DKR Maxiは、効率的な改良を施すことができたと考えているが、ダカール・ラリーではあらゆる環境に直面することもあり、油断することはできない」

    「プジョースポールのエンジニアたちは年間を通して継続的に開発を続けており、2018年大会に向けても“ドリームチーム”を維持できたことを誇りに思う。このドライバー布陣は経験とパフォーマンスのバランスがパーフェクトだ」 

    40回目を迎える2018年のダカール・ラリーは、1月6日にペルーの首都リマでスタートし、2週間かけてアルゼンチンのコルドバでフィニッシュする

  • 【WEC】 プジョー、WEC復帰の可能性が事実上消滅

    【WEC】 プジョー、WEC復帰の可能性が事実上消滅

    プジョーは、2018年以降も世界ラリークロス選手権に専念することを発表。FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1への復帰の可能性は事実上消滅した。

    プジョーは、2020年の新しいルール策定に参加しており、2020年シーズンからWECのLMP1クラスへのワークス復帰が噂されてきた。

    1992年、1993年、2009年にル・マン24時間レースを制しているプジョーは、今シーズン限りでポルシェが撤退し、自動車メーカーがトヨタだけとなるLMP1クラスの唯一の希望とみられてきた。

    しかし、プジョーは、2018年以降も9度のWRCチャンピオンであるセバスチャン・ローブとHansen Motorsportsともに世界ラリークロス選手権に専念していくことを発表。さらに将来的なラリークロスの電気自動車化を支援していくと述べた。

    だが、そこにWECについての言及は一切なく、事実上、WEC復帰を否定するカタチとなった。

    プジョーのブランド責任者であるジャン・フィリップ・イペラートは「ブランドは独自のエネルギー転換をともなくアイデアとともに、当たらなチャレンジに取り組みたいと考えている。また、新しい顧客、新しい世代と強固かつユニークな繋がりを作り出していきたい」とコメント。

    「ブランドは、2023年までにモデルの80%の電気自動車化を提供することを目指す技術計画の一環として、E-WRXの進化をサポートする準備を整えている」

    プジョーの事実上のWEC参戦撤回の発表を受け、ACOフランス西部自動車クラブは声明を発表した。

    「ACOは耐久以外のシリーズでのプログラムを強化するというプジョーの決定を知った。我々はこれを受け入れ、モータースポーツ部門の利益、コスト制限、技術の分野における耐久性、妥当性を証明するため、今後との約束を履行していくしかない。それは、我々と一緒に取り組んでいる他のチームやメーカーが証明することだろう」

    「過去にも頻繁に起こっていたこのような状況を打破するべく、近年必要とされる予算よりもはるかに少ないコストで参戦できるブルーリボンド・カテゴリーを追及していく。我々はこの自然サイクルに耐え、適切な対応を講じるつもりだ」

    「カテゴリーの今後に向けたアプローチはこれまで以上に建設的であり、変化するグローバルな状況において、スポーツカーレースの魅力をより高めるためにより積極的な取り組みを行なっていく」

    トヨタは、2019年末までLMP1クラスへの参戦をコミットしていたが、ポルシェが撤退したことで、来シーズンもWECへの参戦を継続させるかどうかは不透明となっている。

  • プジョー、2017年 ダカールラリー参戦マシン「3008 DKR」を公開

    プジョー、2017年 ダカールラリー参戦マシン「3008 DKR」を公開

    プジョーは、2017年のダカールラリー参戦マシン「3008 DKR」を公開した。

    昨年、ステファン・ペテランセルは2008DKRで通算12度目、1990年以来となるダカール優勝をプジョーにもたらした。チームメイトのセバスチャン・ローブとカルロス・サインツも1月のイベントでレースをリードした。

    3008 DKRは、来月のパリ・モーターショーで発表されるプジョーの新型SUVをベースにしており、来月のモッコ・ラリーでカルロス・サインツとデビュー戦を戦う予定となっている。

    「ニュー3008は、次のステップを象徴している」とチームディレクターのブルーノ・ファミンはコメント。

    「このクルマとの我々の目標は、既存のクルマをさらに改善するために強み利用しつつ、既存のクルマの弱点をなくし、より強くすることだ」

    「いくつか新しいレギュレーションもあり、もちろん、それに対処する必要があった」

    2017年のプジョーのダカールラリーのラインナップは、セバスチャン・ローブ、カルロス・サインツに再びシリル・デプレが加わる。

    Peugeot 3008 DKR 3008 DKR

  • プジョー 「WRC復帰に興味はない」

    プジョー 「WRC復帰に興味はない」

    プジョーは、近い将来のWRC復帰を否定。ラリークロスに参戦した方が価値があると述べた。

    現在、プジョーはハンセン・モータースポーツととっもにラリークロスに参戦する傍ら、来年ダカール・ラリーに参戦するために2008 DKRの開発を進めている。

    「現在のWRCにはそれほどの知名度はない」とプジョースポーツのディレクターを務めるブルーノ・ファミンはコメント。

    「WRCは、2度の南アメリカへの移動があるヨーロッパの選手権であり、ほとんど世界という定義ではない」

    「アルゼンチン、カナダ、トルコ、そしてロシアでのラリークロスの方がいい。このシナリオの方が私にはずっと良く思える」

    「WRCの将来は非常に厳しくなると思っている」

    ブルーノ・ファミンは、フォルクスワーゲンのような支配的なメーカーを打ち負かせたとしても、プジョーの復帰に価値があるとは確信していない。

    「フォルクスワーゲンに勝つためには少なくとも40mが必要になるだろうし、我々にはその予算はない。我々がそれをやっても価値があるだろうか?」

    「私が聞いた感じでは、フォルクスワーゲンはWRCからのリターンにあまり満足していない。何年留まっているかわからない」

    「とりわけ、TVでスペクタクルを提供するプロモーターが必要だろう。だが、残念ながら、誰にも見えていない」

    プジョーは2005年にWRCを撤退するまで、48勝を挙げ、5つのマニュファクチャラータイトル、4つのドライバータイトルを獲得した。

  • プジョー、ダカールラリー参戦マシン「2008 DKR」を公開

    プジョー、ダカールラリー参戦マシン「2008 DKR」を公開

    プジョーは、2015年にダカールラリーに参戦する新型マシン「2008 DKR」の画像を公開した。

    カルロス・サインツ、ステファン・ペテランセル、シリル・デプレが走られる2008 DKRは、より技術的な南米ステージにおいてトラクションよりもスピードが求められる最近の傾向を反映して四輪駆動ではなく二輪駆動を採用した。

    プロジェクトリーダーのジャン・クリストフ・パリアは「我々はすでにクロスカントリーラリー界に存在するものを徹底的に分析し、異なるソリューションの利点を評価を行ってきた」

    「最終的に、我々はライバルとはかなり異なるアプローチを選択した」

    「二輪駆動トランスミッションのオフロード能力と砂の上で走る実力を考えれば、それが我々にとって最終的な選択だった。より大きなホイールを装着することができ、より多くのサスペンションの動きからも利益を得られる」

    Peugeot 2008 DKR 2008 DKR 画像 画像

  • プジョー、2015年にダカールラリーに復帰

    プジョー、2015年にダカールラリーに復帰

    プジョーは、2015年にダカールラリーに新型マシン「2008 DKR」で復帰することを発表した。

    米国コロラドの高地におけるパイクスピークでの過酷な挑戦に続き、プジョー・スポール、レッドブル、トタルの3者はその活動を北米からさらに広げることを決断。世界で最も過酷なクロスカントリーであるダカールラリーへと到達させた。

    プジョーチームは、ダカールラリーで1987年から1990年にかけて4連覇を打ち立て、205 T16 Grand Raid (グラン・レイド)から405 T16 Grand Raid へと引き継がれた。

    そして、最後の参戦から四半世紀を経て、チーム・プジョー・トタルはこのチャレンジに、新たなマシン、「2008 DKR」で挑む。

    2015年1月、1万キロにもおよぶ2週間のマラソンイベントに、プジョー・スポールがすべての技術を投入してスタートする。

    ダカールラリーは、プジョーの新しいモータースポーツプログラムのなかでもメインとなるイベントです。チームを導くドライバーは、2010年にダカールを制したカルロス・サインツで、豊富な経験とマシン開発のスキルを駆使した活躍が期待される。また、2輪部門でダカールを5回制しているシリル・デプレが、プジョーから初めて4輪部門に挑む。ふたりのドライバーは、208 T16 Pikes Peak (パイクスピーク)を開発したスタッフとともに、ダカールラリーに向けたマシンの開発に意欲を高めている。

    プジョーは、新しいマシンについての詳細について、4月20日の北京モーターショーで発表する予定としている。

    マキシム・ピカ (プジョーブランド CEO)
    「2013年のパイクスピークでの優勝は、プジョー・スポールがトタル、レッドブルとの協力で成果を挙げる可能性を示した特別な瞬間でした。あの優勝が今後のモータースポーツプログラムを計画するきっかけとなり、導き出されたのがダカールラリーへの復帰だったのです。今回は複数年にわたり関与していく予定です。新たなマシンのベースにプジョー 2008を選んだのは、最新のクロスオーバーモデルとして知られているためであり、2008 DKRの開発は私たちにとって明確な選択でした。ダカールラリーが非常にチャレンジングなイベントであることは承知していますが、最初の参戦となる2015年ではこのマシンで優勝を目指します」

  • セバスチャン・ローブ、パイクスピークを大会新記録で圧勝

    セバスチャン・ローブ、パイクスピークを大会新記録で圧勝

    セバスチャン・ローブは、30日(日)アメリカ・コロラドで行われたパイクスピークインターナショナルヒルクライムにプジョー 208 T16 パイクスピークで参戦し、昨年2012年にリース・ミレンが打ち立てた9分46秒164という記録を大きく打ち破り、大会新記録となる8分13秒878をマークいた。

    標高4300mの岩山を駆け上るパイクスピーク。セバスチャン・ローブは、875馬力のマシンとモーターサイクルレースが終了後におこなわれたアンリミティッド・クラスで一番目に走行した。

    「走り始めはちょっとプレッシャーがあったね。プジョーとパートナーたちのさまざまな努力や出資があってここにいる。そしてそれが自分の走りにかかっているんだからね」

    予定していた時間よりも遅れが生じてのスタート。チームには標高が高いパイクスピークならではの、天候の悪化がスタートまでに起きてしまうのではないかという心配が広がっていた。

    「スタート地点で待っているとき、実際に雲が山の上を覆ってしまうのが見えたんだ。今いけないと、きっと難しいレースになってしまうと思っていたよ」とセバスチャン・ローブは振り返る。

    セバスチャン・ローブが雲に向かって走り上げる速さは、プジョースポールがこれまでのコロラドでのテストランから、予想していた8分15秒よりもずっと速いタイムだった。さすがは9度のWRCチャンピオン。予想から2秒削っての記録だった。

    「いい走りを見せられたので、とてもうれしいん」とセバスチャン・ローブはコメント。

    「8分15秒よりもいいレコードを出せるとは思っていなかったから、8分13秒はとてもすばらしよ。スタートするまで、パワーをMAXでいくかどうか、それとも勝利を確実に決められるテンポで進めるか、決めかねていたんだけれども、リミットまで出すことにしたんだ」

    結果は素晴らしいものだった。セバスチャン・ローブはパイクスピーク勝者の神殿へ仲間入りを果たした。

    「本当にいいレースだった。スタートからフィニッシュまですべてコントロール下にあったしね。天候の悪化以外は心配する要因がなかったんだからね」

    1988年にアリ・ヴァタネンがパイクスピークのレコードを破り405T16 パイクスピークでプジョーが勝利を飾ってから25年。まだ舗装されていないダート路面ではベンチマークレコードは10分47秒220だった。テクノロジーの進化は早い。

    昨年のレコードホルダーリース・ミレン(ヒュンダイ RMR PM580-T)のタイムは9分02秒192。自己記録を更新しての2位だった。来年には9分の壁を超えたいとリース・ミレンは語る。

    「今回は2位になるために走ったともいえる」とリース・ミレンはコメント。

    「ロマン・デュマ選手と練習の時点から僅差だったのだけれども、彼のエンジンがスタート前に残念ながら壊れてしまったと聞いて、ローブ選手のレコードには勝てないと思ったんだ。だからリスクを取らない戦法で戦った。ローブ選手とプジョースポールの記録は本当にすばらしいよ。シンプルにすごいの一言。いつこの記録が破られるかって?・・・もう破られないのかもしれない。」

    セバスチャン・ローブとプジョースポールにとっては、一度きりの素晴らしい冒険だった。プジョー 208 T16 パイクスピークをフランスのモンバトゥでテストランしたときから、制約のないコロラドの山での挑戦まで。パイクスピークはアメリカでインディー500に次ぐ歴史のあるレース。そのレースでセバスチャン・ローブはパイクスピークの新たな王となり、プジョーのマシンはアメリカンヒストリーの一部になった・・・。