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  • フェラーリF1 ハミルトンのメルセデスでの運転記憶をシミュレーターで「消去」

    フェラーリF1 ハミルトンのメルセデスでの運転記憶をシミュレーターで「消去」

    スクーデリア・フェラーリは、ルイス・ハミルトンがメルセデスのF1マシンを運転した記憶を「消し去る」ために、最初のシミュレーター・セッションを行っている。

    イタリアのLa Gazzetta dello Sportによると、フェラーリはシミュレーターでいくつかの極端な方法を用いて、7度の世界チャンピオンにF1マシンへの適応を手助けしているという。

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリで新しい作業方法や全く異なるマシンに慣れるだけでなく、18年間のF1キャリアにおいて初めて、メルセデス以外のエンジンを搭載したマシンを運転することになる。

    La Gazzetta dello Sportは、ルイス・ハミルトンが初期のシミュレーターセッションで、フェラーリ2024年型マシンのシーズン終盤仕様のマシンを運転していると報じている。

    同紙の情報筋によると、フェラーリは「異なる構成と調整」をシミュレートしており、その中にはサスペンションのキャリブレーション、エンジンマップ、負荷レベルを意図的に微調整することも含まれている。これは、メルセデスのシミュレーターに関連するハミルトンの記憶を「消去」しようとする試みである。

    フェラーリは、2月19日にルイス・ハミルトンとチームメイトのシャルル・ルクレールが2025年F1マシンの初期シェイクダウン走行を行う予定で、一般公開される前に、ハミルトンに2台のマシンを直接比較させるために、2025年モデルのマシンのシミュレーションを行う計画であると報じられている。

    ルイス・ハミルトンは水曜日、チームのフィオラノテストトラックで初めてフェラーリのF1マシンを運転し、2023年のマシンで寒く湿ったコンディションの中、30周を走破した。

    40歳のルイス・ハミルトンは、小さなミスと寒さの影響で、ラップタイムはちょうど1分だったと報じられている。

    ハミルトン フェラーリF1

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリでの最初のテストを「畏敬の念を抱かせるような」ものであり、「人生で最高の気分」だったと語った。

    「エンジンをかけ、ガレージのドアを通り抜けたとき、僕は最高の笑顔を浮かべていた」

    「初めてF1マシンのテストをしたときのことを思い出した。それはとてもエキサイティングで特別な瞬間だった。そして、それから約20年が経った今、僕は再びその感情を味わっている」

    「すでに、チームの全員からティフォシに至るまで、フェラーリ・ファミリーの情熱的な人柄を外から見て知っていた」

    「しかし、フェラーリのドライバーとしてそれを直接目撃したことは、畏敬の念を抱かせるものだった。その情熱は彼らの血となり肉となっている。そして、その情熱に触れると、否応なく元気付けられる」

    「今週、マラネロの皆から感じた愛情にとても感謝している。やるべきことはたくさんあるが、早く始めたい」

    ルイス・ハミルトンは、フェラーリの2025年型マシンを初めて運転する前に、今後数週間のうちにバルセロナでさらなるテストを行う予定である。

  • フェラーリF1 ロイック・セラとジェローム・ダンブロシオの加入を発表

    フェラーリF1 ロイック・セラとジェローム・ダンブロシオの加入を発表

    スクーデリア・フェラーリは、F1エンジニアリングチームとマネジメントチームを強化するために、メルセデスからロイック・セラとジェローム・ダンブロシオを獲得したことを発表した。

    メルセデスでパフォーマンス・ディレクターを務めていたロイック・セラは、10月1日付けでフェラーリのシャシー パフォーマンス エンジニアリング責任者に就任し、テクニカルチーフのエンリコ・カルディレの直属となる。セラの移籍のニュースは昨年Autosportによって報じられていた。

    フランス出身のロイック・セラは、ミシュランのエンジニアとしてF1に参戦し、2006年末にミシュランがF1から撤退するとBMWザウバーに加わった。

    BMWが撤退すると、セラはメルセデスF1チームに移籍。以来、メルセデスにとどまり、ビークルダイナミクスの職務を歴任した後、パフォーマンスディレクターに昇格した。

    2人は、2025年に7度のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトンがフェラーリに移籍する際に再会することになる。

    ロイック・セラ スクーデリア・フェラーリロイック・セラ

    また、今年初めにAutosportが明らかにしたように、元F1ドライバーのジェローム・ダンブロシオもメルセデスを離れ、フレデリック・バスールの副チーム代表としてフェラーリに移籍する。ドライバー開発ディレクターを務めていた退社する。

    2011年にマルシャ・ヴァージン・レーシングでドライバーを務めたダンブロジオは、2012年にロータスのリザーブドライバーを務める傍ら、出走禁止となったロマン・グロージャンの代役としてモンツァで1レースに出場した。

    その後、GTレースに短期間参戦した後、フォーミュラEに転向し、ジェイ・ペンスキーが率いるドラゴンのドライバーを務めた。アメリカのチームで4年間を過ごし、2勝を挙げた後、2018-19シーズンのGen2レギュレーション開始に合わせてマヒンドラに移籍。2019-2020シーズン終了後にヘルメットを脱いだ。

    その後、ジェローム・ダンブロシオは、スージー・ヴォルフのもとでヴェンチュリーの副チーム代表に就任し、ヴォルフが監督業に移るとチーム代表に昇格した。

    ジェローム・ダンブロシオ スクーデリア・フェラーリジェローム・ダンブロシオ

    マセラティがチームとパートナーシップを結んだ後、ダンブロシオはメルセデスにディレクターとして入社し、チームでトト・ヴォルフとともに、ドライバー開発の第一人者であるグウェン・ラグリューとともに働いた。

    ヴォルフがメルセデスの後継者プランの一翼を担い、ピットガレージでダンブロジオと並ぶのが恒例となっていたが、今年初め、ダンブロジオがメルセデスから移籍することが明らかになっていた。

  • フェラーリF1 「SF-23の最大の変更点はフロントサスペンション」

    フェラーリF1 「SF-23の最大の変更点はフロントサスペンション」

    フェラーリは、新型F1マシンSF-23の先代モデルに対して最も大きな変更点はフロントサスペンションだと語る。

    フロントウイングのデザイン変更に注目が集まるのは必然だが、フェラーリによれば、空力的なメリットとレースウィークエンドでのセッティング調整の幅を広げるために、サスペンションが変更されているという。

    フェラーリ SF-23は火曜日、シャルル・ルクレールによってフィオラノで最初のシェイクダウンラップを行われてそのデビューを飾った。

    「2023年のマシンは、昨年走ったマシンの進化版だ」とシャシーエリア責任者のエンリコ・カルディレはチームが配信した動画の中で語っている。

    「しかし実際には、すべて完全に設計し直した。空力面では、垂直方向のダウンフォースを増やして新時代のレギュレーションで失われたものを取り戻すことと、自分たちが設定したバランス特性を達成することの2つを目指した」

    「サスペンションも完全に再設計され、一方ではエアロダイナミクスの専門家が求めていた結果を得るために、他方ではサーキットでの車の調整可能な範囲を広げるために、設計された」

    昨年のマシンとの違いについて尋ねられたエンリコ・カーディルは「空力的な要求から、ハイトラックロッドからロートラックロッドへと移行している」

    「フロントウイングはもちろん、ノーズの構造も変わり、主要なエレメントがノーズに固定されず、浮いている状態になっている」

    「ボディワークは昨年行われたことの継続ですが、より過激になっている」」

    他のチームと同様、フェラーリもFIAが義務づけた15mmのフロア高変更を考慮しなければならない。

    「コース上でのポーパシングのリスクを減らすためにFIAが導入した新時代のルールは、空力性能の純損失を招いた」とエンリコ・カーディルは言う。

    「実際、かなりの損失だ。だが、開発面では、例年とあまり変わりはない」

    「新しいレギュレーションで発生する新しいフローの形状に合わせて、クルマのジオメトリーを適合させるだけで済んだ」

    また、エンリコ・カーディルは、予算上限の影響について興味深い見解を示した。チームがそのような制限に直面していなかった過去に比べ、昨年からはるかに多くのアイテムが持ち越されたことを指摘した。

    2021年から2022年にかけての移行期には、大規模なルール変更によりそのようなことはなく、チームは多くのパーツを再設計することを余儀なくされた。

    「バジェットキャップは、パフォーマンスに間違いなく影響を及ぼした。今年のマシンを設計する際には、それを考慮しなければならなかった」とエンリコ・カーディルは述べた。

    「我々が行った方法は、クルマのパフォーマンスに対してほとんど、あるいはまったく付加価値のないエリアを決め、そのエリアを前作と同じようにすることだった」

    「数値的には、今年のマシンのキャリーオーバーパーツ数は、バジェットキャップが存在しない旧レギュレーションで作られたマシンの2倍の数値になっている」

    フェラーリF1 SF-23 フロントサスペンション

  • フェラーリF1、メルセデスが禁止されたフロントウィングセパレーターを搭載

    フェラーリF1、メルセデスが禁止されたフロントウィングセパレーターを搭載

    スクーデリア・フェラーリは、2022年F1マシン『SF-23』の発表会で禁止されているように見えるあるアイデアを公開して興味をそそった。

    フェラーリ SF-23には、巧妙な形状のフロントウィングスロットギャップセパレーターが装着されていた。このセパレーターは昨年、ライバルのメルセデスF1チームがその合法性に疑問が生じて取り外すことを余儀なくされたものだ。

    メルセデスF1は、フロントウイングの改良を含む新しいアップデートパッケージを携えてF1アメリカGPに登場した。オースティンのピットレーンに登場したオリジナルバージョンは、気流を修正するための5本のストレーキを備えていたため、ライバルたちの間で話題になった。

    ライバルは、このようなコンポーネントが空力を高める範囲を制限するF1技術規則第3.9.8条に違反していると感じたため、この設計に不満を持っていた。ルールでは、スロットギャップセパレーターは認められているが、空力的に直接的な影響を与えるものであってはならないとしている。

    レギュレーションでは、ストレーキは「主に機械的、構造的、または計測的な理由で」装着することができるとされている。

    空力の影響は副次的な結果であったため、メルセデスは当時、そのデザインがルールに従っていると感じていました。

    しかし、ライバルチームから不満が噴出し、FIAが当初のアイデアを承認したにもかかわらずデザインに厳しい目を向けたため、結局メルセデスはF1メキシコGPでウイングが初登場するまでにストレーキを取り外すことを決定した。

    メルセデスF1のテクニカルディレクターのマイク・エリオットは、チームがマシンから取り外す前に次のように語っていた。

    レギュレーションでは、主な用途はメカニカル的または測定目的であると書かれているので、騒がれているのだと思います。そして、明らかに、空力設計という二次的な利益もそこにある」

    「その点を主張するかどうかは、我々が決めることだ。実際には大した価値はないん。あのディテールは興味深いように見えるが、フロントウイングの大きな特徴ではないん」

    メルセデスF1を取り巻く状況から、フェラーリのプランにも関心を引き起こした。SF-23のストレーキもエアフローを助けるような形状になっているように見える。

    しかし、レギュレーションを調べてみると、フェラーリがこのデザインを推し進めた理由が見えてきた。

    12月上旬に発表された2023年の技術レギュレーション改訂の一環として、FIAはこのようなストレーキは「主に」メカニカル的、構造的、または測定上の理由でなければならないと定めていた重要な文章を削除したのだ。

    つまり、スロットギャップセパレーターが連続するフロントウィングプロファイルの間に「構造的な接続」を提供し、厳しい測定要件に適合する限り、それがどれだけ空力的なブーストをもたらすかにかかわらず、完全に合法となったのである。

    水曜日にシルバーストーンで公開されるW14でメルセデスF1がこのアイデアに立ち戻ったかどうかが注目される。

    フェラーリ SF-23 フロントウイング スロットギャップセパレーター

  • フレデリック・バスール 「フェラーリF1の文化はルノーやザウバーと類似」

    フレデリック・バスール 「フェラーリF1の文化はルノーやザウバーと類似」

    フレデリック・バスールは、1月の初めにスクーデリア・フェラーリに加入。フェラーリF1の文化はルノーとアルファロメオでの彼の以前の役割に似ていると考えている。

    フランス人のフレデリック・バスールは 2016年にルノーに入社し、その後ザウバーに移籍し、チーム代表の役割と並行してマネージングディレクター兼最高経営責任者を務めていた。

    フェラーリF1の文化の違いについてフレデリック・バスールは、前任の2チームと雰囲気が似ていると述べた。

    「確かに、すべてが少し大きくなり、すべてが少し最新になっているが、結局は、レーシングチームである以上、同じ雰囲気を感じることができる」とフレデリック・バスールはRacingNews365.comを含むメディアに語った.

    「エンストン、ザウバーにいたときの雰囲気も、フェラーリの雰囲気も、完全に異なっているわけではない。モチベーションは同じであり、私の仕事内容はまったく同じだ。最高の状態で仕事ができるように彼らにすべてのサポートを提供する必要があるだけだ」

    ザウバーF1チームは現在、過渡期にあり、2023年にはアルファロメオがメインタイトルスポンサーを離れ、2026年にはアウディがメインパートナーになることが決まっている。

    アウディはすでにチームの少数株式を取得し、ザウバー・グループはオフシーズンにアンドレアス・ザイドルをCEOに据えている。

    フェラーリは2022年シーズンを通していくつかの問題に耐えてきたが、フレデリック・バスールは、アルファロメオとの提携に先立つ2017年にザウバーに加入したときよりもずっといい位置にチームがいると考えている

    「ザウバーに加入したときは、昔から施設やファクトリーを知っていたし、過去5~6年の関係から、私にとってはまったく未知の世界ではなかったので、少し違っていた」とフレデリック・バスーは説明する。

    「例えば、シミュレーターについていえば、フェラーリはザウバーよりもはるかに優れた状態にある。すべての領域で、彼らは少し進んでいると思う」

    「しかし、『オーケー、パフォーマンスギャップがここから生じていることは明らかだ』と言うのは難しい」

  • 【動画】 フェラーリ、2019年F1マシン『SF90』をシェイクダウン

    【動画】 フェラーリ、2019年F1マシン『SF90』をシェイクダウン

    フェラーリF1チームは、2019年F1マシン『SF90』のシェイクダウンを完了させた。

    フェラーリは2月15日(金)に2019年F1マシン『SF90』を発表。スクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して名づけられたマシンには、マット塗装のレッドとブラックというこれまでとは異なるカラーリングが施された。

    今年、フェラーリは、フィリップ・モリスと推進する“Mission Winnow”というイニシアティブをチーム名に追加して『Scuderia Ferrari Mission Winnow(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィナウ)』として参戦。新チーム代表にマッティア・ビノットが就任し、セバスチャン・ベッテルのチームメイトとしてシャルル・ルクレールが加入するなど、F1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせる。

    フェラーリは2月17日(日)、バルセロナのカタロニア・サーキットでフィルミングデーを利用してSF90のシェイクダウンを実施。セバスチャン・ベッテルが最初に、後半にはシャルル・ルクレールが新車のステアリングを握り、デモンストレーションタイヤを装着したマシンで上限となる100kmの走行を実施した。

    フェラーリは、第1回バルセロナテストの4日間の担当ドライバーを発表。初日はセバスチャン・ベッテルが走行を担当し、フェラーリ SF90を公式デビューさせる。2日目にはシャルル・ルクレールが走行を行い、以降一日交代でテストを行う。

    2019年最初のプレシーズンテストは、2月18日(月)から21日(木)までの4日間、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。

  • フェラーリ、F1バルセロナテスト1回目のドライバー日程を発表

    フェラーリ、F1バルセロナテスト1回目のドライバー日程を発表

    フェラーリF1チームは、2月18日(月)からバルセロナでスタートする2019年最初のプレシーズンテストのドライバー日程を発表した。

    フェラーリは2月15日(金)に2019年F1マシン『SF90』を発表。スクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して名づけられたマシンには、マット塗装のレッドとブラックというこれまでとは異なるカラーリングが施された。

    今年、フェラーリは、フィリップ・モリスと推進する“Mission Winnow”というイニシアティブをチーム名に追加して『Scuderia Ferrari Mission Winnow(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィナウ)』として参戦。新チーム代表にマッティア・ビノットが就任し、セバスチャン・ベッテルのチームメイトとしてシャルル・ルクレールが加入するなど、F1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせる。

    フェラーリは、第1回バルセロナテストの4日間の担当ドライバーを発表。初日はセバスチャン・ベッテルが走行を担当し、フェラーリ SF90を公式デビューさせる。2日目にはシャルル・ルクレールが走行を行い、以降一日交代でテストを行う。

    2019年最初のプレシーズンテストは、2月18日(月)から21日(木)までの4日間、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで行われる。

    フェラーリ 第1回バルセロナテスト 担当ドライバー
    2月18日(月) セバスチャン・ベッテル
    2月19日(火) シャルル・ルクレール
    2月20日(水) セバスチャン・ベッテル
    2月21日(木) シャルル・ルクレール

    昨シーズンは、フェラーリは重要な局面でチームオーダーを発令することを躊躇い、メルセデスにタイトルを明け渡し、戦略面でのミスを批判された。

    しかし、新たにフェラーリのF1チーム代表に就任したマッティア・ビノットは、序盤戦に判断を迫られるような状況になった場合にはセバスチャン・ベッテルを優先すると語った。

    「それが普通のことだと思っている。特にシーズン序盤はね。そのような特定の状況になった場合には我々はセバスチャンを優先する。我々は彼を指針としてチャンピオンシップを狙っていく。だが、贔屓するようなことはしない。絶対的なプライオリティはフェラーリが勝つことだ」

  • フェラーリ、SF90のマット塗装はパフォーマンス面を追求した変更

    フェラーリ、SF90のマット塗装はパフォーマンス面を追求した変更

    フェラーリは、今季マシン『SF90』の塗装をつや消しレッドに変更したのは、純粋にパフォーマンス向上を追求してのことだと語る。

    フェラーリは2月15日(金)に2019年F1マシン『SF90』を発表。これまでの伝統的な光沢フィニッシュではなく、ダークレッドのつけ消しフィニッシュが採用された。

    フェラーリF1チームの代表を務めるマッティア・ビノットは、つや消し塗装を採用したのは、マシンの見栄えを良くするためではなく、マシンの重量を少しでも削減することが目的だと語る。

    「審美的な理由ではなく、もっぱら技術的なものだ」とマッティア・ビノットは Autosport にコメント。

    「光沢のある要素を排除すれば、数100グラムになる。それほど大きくは聞こえないかもしれないが、すべてをさらに限界までプッシュしているときには効果が出てくる」

    ラップタイムを追求してマット塗装を採用しているのはフェラーリだけではない。2016年にはレッドブルとルノーが軽量化を理由にグロス塗装からマット塗装に変更している。塗装を変更することでマシン全体で約0.5kgの軽量化を図れるとされている。

    また、フェラーリはスポンサーロゴによってドラッグが発生する可能性を最小限に抑えるために、ステッカーではなく、マシンにペイントすることによって完全にスムーズな表面を実現しようとしている。

    塗装以外にもフェラーリ SF90には、への字型のフロントウイング、三角形のインダクションボックス、さらに小型化されたサイドポッド、タイトに絞りこまれたリアエンド、縦積みのエキゾーストシステムなど、様々な特徴がある。

    マッティア・ビノットは、SF90は昨年のコンセプトの進化版はあるものの、全てのエレメントを改良、もしくは変更していると語る。

    「すべての細部を改善するためにプッシュしたのは明らかだ。2018年と同じピースは一つとしてないと思う」

    「プッシュするということは、以前の限界を越えようとすることを意味する。そして、我々はそれを達成した。クルマの自然な限界にかなり近づいていると思う」

  • フェラーリ SF90 | 画像ギャラリー

    フェラーリ SF90 | 画像ギャラリー

    フェラーリF1チームは2月15日(金)、2019年のF1世界選手権を戦う新車『SF90』を発表した。

    フェラーリF1チームは、新チーム代表にマッティア・ビノットが就任し、セバスチャン・ベッテルのチームメイトとしてシャルル・ルクレールが加入。チーム名もフィリップ・モリスと推進する“Mission Winnow”というイニシアティブを『Scuderia Ferrari Mission Winnow(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィナウ)』として参戦する。

    スクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して『SF90』と名付けられたマシンは、フェラーリにしては珍しいマッド塗装のカラーリングを採用。これまでカラーリングに使用されていたホワイトはスポンサーロゴを除いてなくなり、“Mission Winnow”のロゴ類やエンジンカバー後端のデザインにはブラックのカラーリングが施され、F1タイトル奪還にむけて“新しい章”をスタートさせるマシンだと位置づけられた。

    昨年モデルの“進化系”ではあるが“徹底的”に開発が進められたSF90は、洗練されたボディワークのなかにも、への字型のフロントウイング、縦積みにされたエキゾーストシステム、三角形のインダクションボックス、タイトに絞り込まれたリアエンド、複雑な処理が施されたリアウイングのエンドプレートなど、アグレッシブに開発されたマシンであることが見て取れる。

    また、搭載されるF1パワーユニットも『フェラーリ 064』と命名。昨シーズンは『フェラーリ 062 EVO』と前年型を踏襲してことを考えると、新型パワーユニットとして進化を遂げていることが推測される。

    フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは「2018年の開幕以降、我々は本当に良い成果を挙げたと考えている。そして、このクルマはそのクルマを発展させたものだ。大改革ではない」とコメント。

    「我々はシンプルにもう一度プッシュし、品質を上げ、レベルを引き上げ、出来る徹底的に開発した。複雑ではないなものもいくつかある。フロントウイングはテクニカルレギュレーションによるものだ」

    「だが、すべての詳細に目をむければ、ロールフープは非常にナローでタイトだと思う。同じようにいボディワークもかなりスリムになっている。それは目に見えない全体的な仕事のおかげでもある。中身はエンジンの取り付け、パワーユニットの取り付け、パッケージングなど、多くの努力が注ぎ込まれている。最終的なクルマはそれらすべての努力の結果だと思う」

    フェラーリ SF90 画像ギャラリー

    フェラーリ SF90

    フェラーリ SF90 ②

    フェラーリ SF90 ③

    フェラーリ SF90 ④

    フェラーリ SF90 ⑤

    フェラーリ SF90 ⑥

    フェラーリ SF90 ⑦

    フェラーリ SF90 ⑧

    フェラーリ SF90 ⑨

    フェラーリ SF90 ⑩

    フェラーリ SF90 ⑪

    フェラーリ SF90 ⑫

  • 【動画】 フェラーリ SF90 / 2019年F1マシン

    【動画】 フェラーリ SF90 / 2019年F1マシン

    フェラーリF1チームは、2019年F1マシン『SF90』を発表した。

    フェラーリは2月15日(金)、マラネロの本拠地で新車発表会を開催。2019年F1マシン『SF90』を発表した。2019年のF1世界選手権でフェラーリはスポンサーのフィリップ モリスとともに推進する“Mission Winnow”というイニシアティブをチーム名に追加して『Scuderia Ferrari Mission Winnow(スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィナウ)』として参戦する。

    スクーデリア・フェラーリの創立90年を記念して『SF90』と名付けられたマシンは、フェラーリにしては珍しいマッド塗装のカラーリングを採用。これまでカラーリングに使用されていたホワイトはスポンサーロゴを除いてなくなり、“Mission Winnow”のロゴ類やエンジンカバー後端のデザインにはブラックのカラーリングが施された。

    フェラーリ SF90は、サイドポッドを含めて昨年までのコンセプトを維持しながらも、新たなソリューションが採用されている。エキゾーストシズテムは事前に報じられていたとおり、ターボからのウェイストゲートパイプをメインエキゾーストの上に縦に2つ並べて配置するユニークなレイアウトを採用。リアウイングはツインピラーで支えられ、楕円形のTウイングも装着されている。

    また、フロントウイングは、前日にアルファロメオ・レーシングが披露したエンドブレードに向かってなだらかにい下降するフラップを採用。同様のソリューションは、トロロッソ・ホンダもSTR14のシェイクダウンで使用している。今年はこのような形状がトレンドとなるかもしれない。

    ノーズ側面には複雑なインレットが設けられ、マシン下部の気流に焦点が起これていることがわかる。フロアはレッドブルが先駆けたレーキ角をつけたスタイルが採られており、サイドポッド上部の開口部はさらに狭くなり、その下部が大きくえぐられている。マシン後部はかつてないほどタイトに絞り込まれている。コックピット上部の縦長の三角形の形状をしたインダクションボックも印象的だ。

    フェラーリは、今年1月にマウリツィオ・アリバベーネを更迭して、マッティア・ビノットが新チーム代表に就任。今年はキミ・ライコネンに代わってシャルル・ルクレールがチームに加入し、セバスチャン・ベッテルのチームメイトを組み、10年以上遠ざかっている王座奪還を目指す。