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  • 【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

    【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 最終戦 バーレーン6時間の決勝が11月19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、トヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)が優勝した。

    2017年WECの最終戦となるバーレーン6時間レースが開幕。4月16日にシルバーストン6時間レースでシーズンが開幕して以来実に7ヶ月に及ぶ長いシーズンがここで終了する。

    優勝はトヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)。他車にトラブルが発生するなか、クリーンなレース展開を見せ、優勝。富士から3連勝、今季最多勝利となる今季5勝目を挙げてシーズンを締めくくった。

    トヨタ 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)は、GTE Proクラスの92号車と接触して緊急ピットイン。さらに終盤にストップ&ゴー・ペナルティを科せられて1周遅れの4位でレースをフィニッシュした。

    今大会がLMP1での最後のレースとなるポルシェは、スタートで1-2体制を築くが、2号車(アール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー)にボラードがマシン下部に引っかかるというトラブルが発生して緊急ピットイン。終盤には1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)がGTE Amクラスのポルシェ 92号車と接触してタイヤを壊して緊急ピットイン、さらにストップ&ゴー・ペナルティを科せられたこともあり、2号車が2位、1号車が3位で最後のレースを終えた。

    LMP2クラスはヴァイヨン・レベリオン #31号車(ブルーノ・セナ/ジュリアン・キャナル/ニコラス・プロスト※)が優勝してドライバーズタイトルを獲得。※ニコラス・プロストは1戦欠場のためドライバーズタイトルは獲得できず

    GTE ProクラスはAFコルセが1-2フィニッシュ。レースでは71号車を先にいかせて優勝。2位の51号車がドライバーズタイトルを獲得した。フェラーリはマニュファクチャラーズタイトルも獲得している。

    GTE Amクラスはアストンマーティン 98号車が優勝してドライバーズタイトルを獲得した。

    LMP1クラスは前戦でポルシェ2号車がドライバーズタイトルを獲得。ポルシェがマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。

    2017年 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝 結果

    順位 No. ドライバー チーム/車種
    1 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    アンソニー・デビッドソン
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    2 2 ティモ・ベルンハルト
    アール・バンバー
    ブレンドン・ハートレー
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    3 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ニック・タンディ
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    4 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
  • 【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

    【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

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    11月17日(金)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは2、4番手グリッドを確保。明日の決勝レースでシーズンを締め括る今季5勝目を目指す。

    バーレーン6時間の2日目は、現地時間午前11時20分からの1時間にわたる公式練習第3回目に続き、同午後5時30分にLMP1とLMP2クラスの公式予選が行われた。

    午後5時を過ぎたバーレーン国際サーキットはすっかり闇に包まれ、1周5.412kmのコースを取り囲む照明が周囲を煌々と照らしだした。日が落ちて低下した気温は26度、路面温度30度というコンディションで公式予選が開始された。

    TOYOTA GAZOO Racingは、公式練習初日の好調を維持したまま公式予選に臨み、今シーズン5度目のポールポジションを狙った。セッションが始まってすぐに最速タイムをマークしたのは#7号車のマイク・コンウェイ。コンウェイからステアリングを受け取ったホセ・マリア・ロペスも好タイムを刻んだが、セッション終了間際にタイムを更新したライバル#1号車に逆転され、惜しくもポールポジションを逃すこととなった。#7号車の平均タイムはポールポジションから0秒263遅れの1分39秒646で、2番手で最前列に並ぶこととなった。

    #8号車は最初に走った中嶋一貴がコース上の混雑に阻まれタイムを伸ばせず、チームは作戦を変更。ポールポジションが困難と判断した時点で臨機応変に決勝レースに向けてタイヤを温存する作戦を取り、中嶋からステアリングを引き継いだアンソニー・デビッドソンは、新品タイヤに交換することなくアタックに入った。#8号車の平均タイムは1分40秒774でグリッドは4番手となった。

    今年のLMP1-Hクラスは優勝争いと同時にポールポジション争いも熾烈で、第8戦上海6時間が終了した時点でトヨタとライバルは共に4回ずつのポールポジションを獲得。最終戦では5度目のポールポジションを狙ったTOYOTA GAZOO Racingだったが、残念ながらその希望は叶えられなかったものの、気持ちを切り替えて明日の決勝に臨む。

    決勝レースは通常のレースと異なり土曜日に行われる。18日(土)のスタートは現地時間午後4時(日本時間午後10時)、ゴールは同午後10時(同翌19日午前4時)。現在、予選のグリッド争い同様に決勝レースもトヨタとライバルは4勝ずつを分け合っており、トヨタは最多優勝回数を狙い、バーレーン6時間に臨む。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第3回目: 4番手 (1分43秒902), 24周
    公式予選: 2番手 (平均1分39秒646)

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第3回目: 3番手 (1分43秒734), 25周
    公式予選: 4番手 (平均1分40秒774)

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    私の予選アタックは、クリアラップを取るためにアウトラップでスローダウンをしたために、初めから十分にタイヤを暖めきれず、第1セクターは完璧に攻めることが出来ませんでした。残りのセクターはしっかり走れたのでポールポジションを期待したものの、ライバルは3セット目の新品タイヤを投入して再度アタックしたために逆転を許してしまいましたが、決勝を重視する我々はそこまでのリスクを負いませんでした。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    このコースをLMP1カーで走ったのが初めてということを考えれば、マイク(コンウェイ)から僅かコンマ2秒差のラップタイムを刻むことが出来たのは、満足行く結果と考えます。これまで何度もポールポジションからスタートを切りながらも、最大の目標である勝利を達成出来ませんでした。それだけに、2番手からのスタートとなる今度こそはチャンスがあると気持ちを切り替えます。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    私自身の予選アタックはコース上の混雑に阻まれ厳しいものとなってしまいました。決勝レースを優先して、予選は1セットしかタイヤを使わなかった決断が明日の決勝で良い方向に応えてくれることを願っています。全体的にはTS050 HYBRIDの仕上がりに満足しています。予選はそれほど大きな比重ではないと割り切り、必ず良いチャンスがあると信じて決勝に臨みます。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    使用出来るタイヤの本数制限(予選から決勝で4セット使用可能)があるため、我々は2人で同じタイヤを使うことを決めたので、(中嶋)一貴の後を走った私の予選アタックラップは大きな挑戦でした。出来る限りのベストを尽くしましたが、結果を見る限り満足とは言えません。予選は期待通りにはなりませんでしたが、決勝レースこそが重要です。我々はこれまで2列目スタートでも勝つことが出来るということを証明しているので自信はあります。

  • 【WEC】 最終戦バーレーン 予選:ポルシェ1号車がポールポジション

    【WEC】 最終戦バーレーン 予選:ポルシェ1号車がポールポジション

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 最終戦 バーレーン6時間の予選が11月18日(金)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポルシェ・919ハイブリッド 1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)がポールポジションを獲得した。

    2017年WECの最終戦となるバーレーン6時間レースが開幕。4月16日にシルバーストン6時間レースでシーズンが開幕して以来実に7ヶ月に及ぶ長いシーズンがここで終了する。

    LMP1クラスの予選は現地時間17時30分にスタート。ポールポジションを獲得したのはポルシェ1号車。ニール・ジャニが1分39秒084という驚異的なラップタイムを記録。続いてニック・タンディが1分39秒683をマークし、平均タイムを1分39秒383として、ポルシェとして最後のLMP1クラスでのレースをポールポジションからスタートすることになった。

    2番手には0.263差でトヨタ 7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)、3番手にはポルシェ2号車、4番手にはトヨタ8号車が続いた。

    LMP2クラスはシグナテック・アルピーヌ36号車、GTE ProクラスはAFコルセ71号車、GTE Amクラスはアストンマーチン98号車がポールポジションを獲得した。

    2017年 WEC 最終戦 バーレーン6時間 予選 結果

    順位 No. ドライバー チーム/車種  
    1 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ニック・タンディ
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    1分39秒383
    2 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1分39秒646
    3 2 ティモ・ベルンハルト
    アール・バンバー
    ブレンドン・ハートレー
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    1分40秒011
    4 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    アンソニー・デビッドソン
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1分40秒774
  • 【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

    【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

    2016年 FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦 バーレーン6時間レースの決勝が19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

    レースは、今シーズン限りでWECから撤退するアウディが、1-2フィニッシュを達成し、18年におよぶプロトタイプレースを有終の美で飾った。

    また、レースを引退するマーク・ウェバーは、ポルシェ #1号車の最終ドライバーを務めて3位でフィニッシュ。最後のレースを表彰台で終えた。

    #6号車の逆転タイトルを狙うトヨタだったが、#5号車が4位、#6号車が5位と表彰台に届かず、ポルシェ #2号車がドライバーズタイトルを獲得。ポルシェは2年連続で2冠を達成した。

    2016 WEC 最終戦 バーレーン ダイジェスト動画

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

  • トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    TOYOTA GAZOO Racingの2016年シーズンの成績は、9戦1勝、表彰台7回、マニュファクチャラーズ選手権3位だった。

    今年のバーレーン6時間レースは、アウディチームにとってWEC最後となったレースだった。TOYOTA GAZOO Racingは新生WECが誕生した2012年以来アウディチームと戦って来たが、5年に渡る激しい戦いを通して強い絆を結び、同時に尊敬の念を抱いてきた。

    レースはアウディ#8号車のリードで始まった。小林可夢偉がドライブした#6号車はアウディ#7号車を追い上げるも前に出ることは叶わず、チームメイトの#5号車にも追い上げられることとなった。

    レース開始後1時間、ポルシェ#2号車がGTクラスの車両と接触して後輪がパンク、順位を落としたためにトヨタは#5号車が4位、#6号車が5位に浮上。この順位はレースが半分を消化する午後7時まで続いたが、その後は2台のTS050 HYBRIDはピットストップ毎に7回も順位を変えるレースを展開した。しかし、今日は絶対的なスピード不足で、3位を走るポルシェ#1号車には最後まで手が届かなかった。

    午後10時、アウディ#8号車の劇的な勝利でレースが終了した時、TOYOTA GAZOO Racingの2台はセバスチャン・ブエミの乗る#5号車がアウディから1周遅れの4位、マイク・コンウェイの#6号車はさらに38秒685遅れの5位でレースを終えた。2台のドライバーにとっては、フラストレーションの溜まるレースで、劇戦の2016年シーズンが幕を閉じた。

    しかし、TOYOTA GAZOO Racingはすでに2017年シーズンに向けて動き始めている。2017年シーズン開幕戦シルバーストン6時間は4月16日。その日まで厳しいテストが繰り返されることになる。

    最終戦の終わったバーレーン国際サーキットでは、明日11月20日にWEC主催のルーキーテストが予定されており、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDを走らせる。そのうちの1台には今年LMP2クラスで活躍した若手のピポ・デラーニがテストドライブをすることが決まっている。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    決勝: 4位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:6番手、最速ラップ(1分42秒867)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: 5位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:5番手、最速ラップ(1分43秒096)

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing代表)
    期待通りにならなかったレースでした。 今回も表彰台に立てる様に全力を尽くしましたが、今日のTS050 HYBRIDは、アウディ勢の圧倒的な性能の前には速さが不十分でした。今回のレースは、激闘を締めくくる最終戦でもあり、偉大なライバルとのお別れでもありました。3メーカーがLMP1-Hに参戦する最後のレースになってしまったのは、寂しい限りです。これまで、WECの時代を切り開き、発展させて来たアウディチームの関係者の皆様には心から敬意を申し上げ、ドライバーズチャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーには祝福を申し上げたいと思います。我々は来シーズンの準備に全力を傾け、再び上位争いを繰り広げるべく更に戦闘力を上げて帰って来たいと思います。

    中嶋一貴
    最初にポルシェ#2号車のドライバーと、1-2フィニッシュを果たしたアウディチームに祝福を送ります。今日の我々はペースの面でアウディには全く届かず、思いのほか、厳しいレースになってしまいました。TS050 HYBRIDの感触は良く、チームは良くやってくれたので、その点では満足のいくレースだったと思います。

    アンソニー・デビッドソン
    不満の残るレースとなってしまいました。全力で戦いましたが表彰台を争うには速さが足りませんでした。このような形でシーズンを終えることになるのは無念ではありますが、我々#5号車にとっては不運の続いた1年を最後まで戦い抜けたことは嬉しく思います。最後の戦いを1-2で飾ったアウディチームと、チャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーに祝福を送ります。シリーズのレベルの高さを物語る素晴らしい戦いぶりでした。

    セバスチャン・ブエミ
    シーズン最終戦を1-2フィニッシュで飾ったアウディチームに祝福を送ります。我々はこれまで何度もバーレーンで表彰台を争ってきましたが、今日はペースが及びませんでした。チームメイトである#6号車のドライバーズタイトル争いを支援したかったのですが、この週末はそこまでには到りませんでした。

    小林可夢偉
    WEC最後のレースを勝利で飾ったアウディチームと、タイトルを獲得したポルシェ#2号車のチームに祝福を送ります。我々はシーズンを通して彼らと素晴らしい戦いを繰り広げてきました。しかし残念ながら最終戦の今日は我々の速さが及びませんでした。5位フィニッシュというのはやや残念なシーズン終幕で、十分な実力を発揮することが出来ませんでした。来年こそは更に力強くなって戻って来ます。

    ステファン・サラザン
    シーズン最終戦で表彰台を逃すことになったのは残念です。今日のTS050 HYBRIDは絶好調とは言えず、厳しいレースでした。アウディチームとポルシェの#2号車は素晴らしい仕事をしました。今季の我々はメキシコ以降で速さを取り戻し、富士での優勝という最高の結果も得ました。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、彼らと共に一年間のシーズンを過ごすことが出来ました。

    マイク・コンウェイ
    とても厳しい一日でした。我々は、ライバルと僅差でバトルが出来ると予想していましたが、それ以上に今日のアウディ勢は強力でした。タイトルを獲得したポルシェ#2号車を祝福します。レースが終盤に近づくにつれ、フロントタイヤに多くのゴムが付着してしまい、グリップを失う結果となってしまいました。チームの今季の働きぶりは誇るべきもので、良いシーズンだったと思っています。

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • トヨタ:2016 WEC最終戦 バーレーン6時間 予選・・・タイム抹消で3列目

    トヨタ:2016 WEC最終戦 バーレーン6時間 予選・・・タイム抹消で3列目

    11月18日(金)、FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDはベストタイム抹消によって、3列目5,6番手から明日の決勝レースをスタートすることとなった。

    TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選セッションが始まると力強い走りでタイムを刻んだが、共に4輪コースアウトの判定を受け、ベストタイムを抹消された。

    #5号車のアンソニー・デビッドソンは2周目の第13コーナーの出口で、#6号車のマイク・コンウェイは5周目の第4コーナー出口で、それぞれコースをはみ出したと判断された。共にベストタイムをマークしていた周回だったため、#6号車は5番手、#5号車は6番手グリッドにつくことになった。
    #5号車デビッドソンは、予選でコースコンディションが良くなるタイミングを待って、ライバルに比べてかなり遅くコースインする作戦を取った。その甲斐あって好タイムを記録したものの、残念ながら4輪コースアウトの判定でそのタイムは抹消された。その結果、デビッドソンはもう1周のタイムアタックを行うことになったが、タイヤグリップのピークは過ぎてしまっており、先に出したタイムより1秒も遅いタイムに甘んじた。

    #6号車も狙い通りの結果にはならなかった。予選が始まるとまず小林可夢偉がタイムアタック。すぐにコンウェイにステアリングを託すと、コンウェイはたちまち1分40秒の壁を破るタイムを記録した。このタイムは昨年のポールポジション・タイムを上回る素晴らしいタイムだった。しかし、残念ながらこのコンウェイのタイムもデビッドソンと同様の理由で抹消されてしまう。本来なら再び小林へと交代して更なるタイムアップを狙う予定だったが、コンウェイのタイム末梢により、続けてもう一度アタック。しかし、グリッド3列目の壁を破ることは出来ず、5番手グリッドとなった。

    今回は予選こそ不本意な成績だったが、バーレーンのレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって相性の良いレースと言われる。過去4回の挑戦で2勝を挙げており、勝率5割。決勝レースこそ、本領を発揮して表彰台を狙う。特に#6号車にとってはドライバーズ・タイトル獲得がかかっているレースだけに、一瞬の気も抜けないレースになりそうだ。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第3回目: 3番手 (1分40秒852), 32周
    公式予選 6番手 (平均1分40秒776)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習第3回目: 6番手 (1分41秒276), 28周
    公式予選 5番手 (平均1分40秒222)

    中嶋一貴
    悔しい予選になってしまいました。ベストを尽くしましたが、私はコース上の混雑に阻まれてしまい、それ以上出来ることはありませんでした。しかしこれはあくまで予選です。我々は主に決勝レースを見据えて準備してきました。明日は必ず上位争いをご覧にいれます。

    アンソニー・デビッドソン
    不満の残る結果です。私のアタックラップ自体はとても満足行くものだったのですが、第13コーナーでのはみ出し判定によって、タイム削除のペナルティを受けてしまいました。このためもう1周アタックしなくてはなりませんでしたが、既にタイヤグリップの頂点は過ぎてしまっていました。残念な予選結果でしたが、TS050 HYBRIDの決勝レースでのペースは悪くないので、必ず今日の思いをはらします。

    小林可夢偉
    私がアタックを担当したセッション開始直後は、あまり良いコースコンディションではありませんでしたが、その中でのタイムはまずまずでした。マイク(・コンウェイ)のタイムが抹消されたことで、我々にはタイムを更新出来る可能性はなくなってしまいました。今日の結果は残念ですが、6時間もの長い決勝レースで予選グリッドにあまり意味はありません。ドライバーズチャンピオンを目指して、最後まで全力を尽くします。

    マイク・コンウェイ
    TS050 HYBRIDの能力を最大限に発揮して良いアタックが出来ただけに、タイム抹消は残念です。自分自身ではコースアウトはないと思ったのですが、判断を尊重します。最前列グリッドも狙える手応えがあったのですが、叶いませんでした。ただ、決勝のレースペースには自信があり、良い結果が狙える確信があります。明日も全開でアタックします。

    関連:【WEC】 2016年 ドライバーズタイトルの行方は?・・・タイトル獲得条件