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  • ニュルブルクリンク24時間 | GRスープラが総合41位、レクサスLCが54位

    ニュルブルクリンク24時間 | GRスープラが総合41位、レクサスLCが54位

    TOYOTA GAZOO Racingは、22日(土)から23日(日)にかけてドイツ・ニュルブルクリンクで開催された第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レースにGRスープラとLEXUS LCの2台で出場した。GRスープラは総合41位(クラス3位)、LCは総合54位(クラス1位)で完走した。

    20日(木)、21日(金)の両日にわたって行われた予選。今年は1回目で突然の雷雨に見舞われたものの、その後は快晴が続き、高い気温によりクルマとドライバーにとっては厳しい環境となった。

    LCは昨年及ばなかったTOP Qualifying進出を、ほぼ市販車の状態で出場したGRスープラは、ライバル勢と競うことでさらなる熟成を進めるべく挑み、LCは一歩及ばず35位、GRスープラは99位となった。

    158台がグリッドに並んだ本戦は、22日(土)午後3時半にスタート。LCは蒲生選手、GRスープラはモリゾウ選手(トヨタ自動車社長の豊田章男)がスタートドライバーを務めた。

    3つのグループに分かれ、トップグループからのスタートとなったLCは快調に走行を重ね、総合30番手以内のポジションをキープ。同グループの最後尾スタートとなったモリゾウ選手のGRスープラも順調なスタートを切り、じわじわと順位を上げていった。しかし、高い気温はドライバーの集中力を奪うと同時にクルマを容赦なく痛めつけ、コースのあちこちでクラッシュが続出。クラッシュがさらなるクラッシュを呼び、レースはサバイバル戦の様相となっていった。

    厳しいコンディションはTGRにも襲い掛かります。スタートから約8時間が経過したころ、LCのトランスミッションからオイルが漏れるトラブルが発生。大事をとってトランスミッションを交換する作業を選択した結果、2時間超のピットインを強いられた。同じころ、快調に走行していたGRスープラも当時トップを走行していた車両と接触。幸いにもそのまま走行を続けられたが、不安を抱えながらの走行となった。

    夜が明けた23日(日)。実はこの日は、TGRにとって決して忘れることのできない日だった。モリゾウ選手の運転の師匠であり、TGRの原点となった「GAZOO Racing」をともに立ち上げたトヨタ自動車のマスタードライバー、故・成瀬弘氏がニュルブルクリンク近郊で急逝した日が、9年前の6月23日だった。

    今年のニュル24時間耐久レース、そして23日は豊田にとって、そしてチームにとっても特別な日となった。また、新型スープラで走ることは、社長の豊田の悲願でもあった。

    「もっといいクルマづくり」を追い求め、「GAZOO Racing」を立ち上げた豊田(当時は副社長)がニュルブルクリンクでの走行トレーニングを始めたのが2001年。その翌年、スープラは生産終了となる。その後しばらくトヨタからスポーツカーが発売されることはなく、多くのカーメーカーが発売前のプロトタイプを走らせるニュルブルクリンクにおいて、豊田をはじめとしたトヨタ自動車のテストドライバーたちは、既に生産を終えた“中古の”スープラで走らざるを得ない日々が続いた。「他社は数年後に世に出すクルマを鍛えている場で、自分たちには中古のスープラしかない」。このことが本当に悔しく、いつの日かスープラを復活させ、ニュルブルクリンクの厳しい道で鍛えて世に出したいと豊田は想い続けてきた。

    そんな想いを乗せたGRスープラは、夜が明けてからもまるで接触がなかったように快調に走行を続ける。LCもトランスミッション交換後は順調に走行を重ね、午後3時半、GRスープラは総合41位(クラス3位)、LCは総合54位(クラス1位)でチェッカーを迎えた。

    TGRにとって13回目となったニュル24時間耐久レース。“もっといいクルマづくり” に向けた人とクルマを鍛える活動は、これからも変わることなく続けていく。

    ※結果は6月23日(日)現地時間16時時点のもの

    関谷利之:LEXUS LC チーフメカニック
    昨年はクルマを止めてしまい、今年は対策してきた中で、原因は違えど今年も止めることになってしまったことが何より悔しく思います。レースに向けて7000km走っても出ないような問題が出てしまうのが、このレースの難しさ。ニュルの厳しさというものを今年も思い知らされました。ただ、若いメカニックと多くの時間を過ごす中で、みんなで成長することができたと思います。ありがとうございました。

    田中英幸:GRスープラ チーフメカニック
    これまでのレースで最長4時間ほどしか走っていなかったGRスープラが24時間を走り切ることができたのは、ドライバーのチームワークと、多くの方々のサポートのおかげです。「やり切ったな」という思いで、最後には涙が出てしまいました。皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

    豊田章男:チーム総代表のレース後のコメント
    まず最初に皆さん、ありがとうございました。今日は、成瀬さんの命日でありました。私が午前中、10時から乗るということを聞きまして、実は予定では9時でした。それが10時になったという意味を自分なりに考えますと、ちょうど6月23日の現地時間10時にくらいに事故が起きて、亡くなった時間だったんですね。それで私が成瀬さんの事故の時間にハンドルを握ることになるんだということで、非常に緊張をいたしました。このスープラのカムバック、そして、ニュル13年目の挑戦。いろんな思いが、その3回目のスティントで頭に入って、正直運転どころではなかったというのが正直な感想でありました。ただ、今日、皆さんが話してくれたことを成瀬さんは聞いてます。成瀬さんが亡くなった時、葬儀に行きました。そこでやりたいと思うやつだけでいい、ついてきてくれということで続いてきたGR活動です。これが多くの方に応援され、もっといいクルマづくり、クルマづくりの人材育成のど真ん中に、この活動が入ってきたというふうに思います。本当にここまで支えてくれた皆さんに感謝申し上げると共に、私は、この話になると涙ぐむんですね。なぜかとクルマの中で考えてみました。多分、悔しさです。13年前、トヨタも名乗れず、このニュルで、成瀬さんとほぼ2人でプライベーターよりもプライベーターらしい、本当に手づくりのチームでここに来ました。その時の誰からも応援されない悔しさ、何をやってもまともに見てくれない悔しさ、何をやっても、ハスに構えて見られてしまう悔しさ。そして生産中止になったスープラで練習をしてる悔しさ。全ての悔しさが、私自身その成瀬さんが亡くなった6月23日に社長に就任した時からの、ずっと私のブレない軸でもあります。ですから、私がもっといいクルマをつくろうよということだけしか、社長になって言わないのは全てその悔しさであります。そして今日も、悔し涙を流した。その悔しさは絶対に自分を強くするし、この活動の目的である「良い仲間」をつくるし、そしてもっといいクルマをつくると思います。そんな思いを持って、冒頭「ありがとうございました」と皆さんに申し上げました。本来はこのレース、(ずっとスープラの開発を担当してきた)矢吹が出るレースだったと思います。それをスタート、フィニッシュ含めた4スティントを担当させていただきましたが、こういう日でなければ、「矢吹お前乗れよ」と言ってたと思います。私自身も、この日、スープラ、ニュルというもので成瀬さんから、「いやいやお前乗れ、俺と一緒に乗ろう」と言ってくれたんだと思います。今日の話は間違いなく、成瀬さんは聞いてくれているし、この天気も、成瀬さんだったんだと思います。ドライバーとしては足を引っ張りましたが、他のプロたちがカバーしてくれました。ありがとうございました。

  • トヨタ、新型スープラとレクサスLCでニュル24時間レースに挑む

    トヨタ、新型スープラとレクサスLCでニュル24時間レースに挑む

    TOYOTA GAZOO Racingは、2019年6月20日(木)から23日(日)にかけてドイツ、ニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レース(以下、ニュル24時間レース)に参戦。

    なお、決勝の様子は、国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局「J SPORTS」及び、TOYOTA GAZOO Racing公式サイト内のYouTube Liveで配信される。

    ニュル24時間レースは、1周約25km、高低差300m、170を超えるコーナーを持つコースを24時間走り続けるという過酷なレース。

    トヨタは「もっといいクルマづくりのために、人とクルマを鍛える」ことを目的に2007年から継続参戦しており、TOYOTA GAZOO Racingの活動の原点となっている。この過酷な環境下で鍛えられたトヨタ社員の経験が今後の車両開発に活かされ、更に、参戦車両には今後の市販化を見据えた部品や先行技術を投入し、実戦の場で鍛える。

    昨年は、「LEXUS LC」1台参戦で、完走という最低限の目標は達成したものの、4時間を超えるピット作業を余儀なくされ、非常に悔しい結果に終わった。その悔しさをバネにクルマづくりを一から見直し、これまでテストを重ねてきた。

    また、「GRスープラ」は今年初参戦となる。昨年秋のVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)への参戦後、今年の24時間レースに向かって限られた時間の中でレベルアップを図ってきた。

    今年はこの2台で24時間走り続けての完走を目標に24時間レースに挑む。

    2019年ニュルブルクリンク24時間耐久レース 参戦体制
    <56号車 (SP-PROクラス)>
    車名:LEXUS LC

    ドライバー:
    土屋 武士
    蒲生 尚弥
    松井 孝允
    中山 雄一

    チーフメカニック:関谷 利之

    エンジニアリーダー:加藤 大示

    <90号車 (SP-PROクラス)>
    車名:GRスープラ

    ドライバー:
    佐々木 雅弘
    ウヴェ・クリーン
    ヘルフィ・ダーネンス
    矢吹 久

    チーフメカニック:田中 英幸

    エンジニアリーダー:フレディ・ノワック

    関谷 利之 LEXUS LC チーフメカニック
    昨年、LC初年度参戦でニュルの厳しさを改めて教えられましたし、非常に悔しい結果でした。そして今年、昨年の課題を克服する為、大幅な改良を加えて19LCを製作。国内で3,000km、ニュルで3,000kmとテストを重ねてきました。走る度に課題を突きつけてくるニュルにドライバー、エンジニア、メカニック三位一体となり改良を重ねてきました。クルマも人も大きく成長してきた事を実感しています。本戦まであと僅かの時間ですが、スターティンググリッドに着くまでクルマ、人を更に鍛え、ゴールを目指します。何があろうとも最後まで絶対にあきらめずにチャレンジします。皆様、応援よろしくお願いいたします。

    田中 英幸 GRスープラ チーフメカニック
    GRスープラはニュル24時間レースに向けて、これまで車両製作を進めてきました。そして、VLN2、VLN3、QFレースに参戦し、様々な課題を抽出できました。そこで感じたのは、4時間や6時間のレースでもニュルを完走するのは簡単ではないということです。ましてや24時間レースは何が起こるか分かりませんが、チーム全員で一丸となり最後まで走り切ります。熱い応援をよろしくお願いいたします。

    なお、ニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝レースは、全国のケーブルテレビ、衛星放送で視聴可能なスポーツテレビ局「J SPORTS」で放送される。さらに、TOYOTA GAZOO Racing公式サイト内にて、J SPORTS番組を含めた約26時間フルタイム配信をYouTube Liveで行う。この場で予定されている、GRスープラ“マットストームグレーメタリック”商談権の当選者発表については、J SPORTS番組内及び、TOYOTA GAZOO Racing 公式WEBサイトにて発表する予定。

    J SPORTS番組
    出演者:
    (実況)木幡 ケンヂ、サッシャ
    (解説)田中 哲也、吉田 寿博、桂 伸一
    (現地実況)中島 秀之、實方 一世
    (現地解説)脇阪 寿一
    (ピットレポート)井澤 エイミー

    放送時間:
    Part1 START6月22日(土)22:00~23日(日)5:00
    Part2 FINISH6月23日(日)17:00~24:00

    放送チャンネル:
    J SPORTS 3

    YouTube Live配信
    配信内容:
    J SPORTS番組の同時配信に加え、公式映像や脇阪 寿一氏による現地レポート等を配信予定。
    配信時間:
    日本時間 6月22日(土)22:00~23日(日)24:00

  • トヨタ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに向け本格始動

    トヨタ、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに向け本格始動

    TOYOTA GAZOO Racingは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された本年のVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)初戦にLEXUS LCで出場、総合25位で完走した。LCの実戦テストも兼ねた参戦で、6月に開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースに向け、順調なスタートを切ることができた。

    ニュル24時間レースは、TOYOTA GAZOO Racingが目指す「もっといいクルマづくり」に向けた活動の原点であり、初参戦から13年目を迎える今年も、ニュルへの挑戦を通じて人とクルマを鍛え、市販車開発につながる活動を追求していく。

    今年の初戦となるVLN1には157台が出場。TOYOTA GAZOO RacingのLCは、6月の24時間レースに向け着実にクルマの熟成を進めるべく、開発ドライバーを務める蒲生尚弥にTOYOTA GAZOO Racingチームの先輩格である石浦宏明、大嶋和也の両選手が加わり、計3選手がステアリングを握った。

    レースは早朝から発生した霧の影響でスタートが大幅に遅延。レース時間も当初予定の4時間から2時間45分に短縮され、現地時間の23日午後3時過ぎ、蒲生尚弥のドライブでスタートした。

    「昨年より、乗りやすくする方向でクルマをつくってきた」と蒲生尚弥と語る。

    シーズン初戦とあって車両トラブルやクラッシュが相次ぎ、コースのあちこちで速度規制が設定されるなど難しいコンディションの中、LCは昨年のベストラップタイムを上回りながら周回を重ねる。ゴールまで残り40分を切ったところで、最終ドライバーの石浦宏明に交代すると、タイヤが冷えた中でも8分40秒台のラップタイムを刻みながら走り切り、午後6時5分のチェッカーを迎えた。

    3年ぶりの走行となった大嶋和也は、12周目にチーム最速となる8分29秒台を記録。「走り出したら体がコースを覚えていて、楽しく走ることができた。クルマはよく曲がるほうが速いが、24時間レースを考えるとアクセルを安心して踏める方がいいので、そういう(クルマづくりの)アドバイスをしていきたい」と語った。石浦宏明も「国内からずっとテストをし、24時間に向けて良いフィードバックができたと思う」と述べ、クルマの熟成に期待を寄せている。

    昨年のニュル24時間レースでは、パワートレーンやブレーキ、電気系統など、本戦までのテストで発生しなかったトラブルに悩まされたLCだが、チーフメカニックを務める関谷利之(凄腕技能養成部)は「トラブルを出さないことはもちろん、性能アップにも力を入れてきた。大量のデータが取れたので良い初戦だった」と語り、今年のマシンの仕上がりに手応えを感じていた。

    TOYOTA GAZOO RacingのLCは今後、4月27日のVLN第3戦への参加を予定しており、5月19日に行われる予選を経て、6月22~23日のニュル24時間レースを迎える予定となっている。

  • TOYOTA GAZOO Racing | 2019年ニュル24時間レースにLEXUS LCで参戦

    TOYOTA GAZOO Racing | 2019年ニュル24時間レースにLEXUS LCで参戦

    TOYOTA GAZOO Racingは2019年6月20日(木)~23日(日)にドイツで開催される第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(正式名称ADAC Zurich 24h-Rennen、以下ニュル24時間レース)に、本年に引き続き、LEXUS LCで参戦することを発表した。

    ニュル24時間レースは、世界一過酷なコースと言われるドイツ中部のニュルブルクリンクで毎年6月頃に開催され、200台近くが参戦することでも知られている。

    ニュル24時間レースへの参戦は、TOYOTA GAZOO Racingの目指す「もっといいクルマづくり」の活動の原点として、2007年より、トヨタ社員自らが製作したレース車両で、社員メカニック・エンジニアで構成するチームで参戦を続けており、次回で13年目となる。

    2019年は、本年に引き続き、LEXUS LCで参戦する。パワートレーン・ブレーキ・タイヤ・電気系等のトラブルが発生し、計約4時間もの間ピットインを余儀なくされた今年のレースの経験を糧に、同じLEXUS LCで、より長い距離を走り、再び完走を目指す。そして、将来スポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し、「人を鍛え、クルマを鍛える」活動の実践を通じ、「もっといいクルマづくり」を追求する。

    ドライバー体制も、本年同様、ベテランの土屋武士選手をリーダーに、若手の蒲生尚弥選手、松井孝允選手、中山雄一選手の4名を起用。7回目の参戦となる蒲生尚弥選手がセッティングを担当し、ドライバー、メカニック、エンジニアが一丸となって、ニュル24時間レースに挑む。

    蒲生尚弥
    2019年のクルマづくりはまだ始まったばかりですが、初めて乗った印象は、我々ドライバーとクルマとの対話が、ずっとしやすくなっていると感じました。ルームミラー、ドアミラーの視界が、目の前のモニターに明るく、曇りもなく映るなど、思った以上にクルマが進化しているので、これからが楽しみです。国内、海外でのテストと24時間レースを通じて、ラップライムだけを求めるのではなく、もっと乗りやすく、もっと運転を楽しめるようなクルマに仕上げていきたいと思います。ニュルのセットアップドライバーとして、初めての経験ですが、自分の成長にも繋がる良い機会だと思います。これまで同様に、自分たちドライバーが感じたことを、メカニック、エンジニアの皆さんとしっかり共有して、もっといいクルマづくりの機会を楽しみたいと思います。

    チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
    車両/クラス:LEXUS LC (予定:SP-PROクラス)
    エンジン:2UR-GSE改
    タイヤ:ブリヂストン
    ドライバー(予定):
    土屋 武士 (Takeshi Tsuchiya 日本)
    蒲生 尚弥 (Naoya Gamou 日本)
    松井 孝允(Takamitsu Matsui 日本)
    中山 雄一 (Yuichi Nakayama 日本)
    チーフメカニック 関谷 利之 (Toshiyuki Sekiya) トヨタ自動車社員(凄腕技能養成部)
    エンジニア・リーダー 加藤 大示 (Hiroshi Kato) トヨタ自動車社員(GR開発統括部)

  • トヨタ、2018ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS LCで参戦

    トヨタ、2018ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS LCで参戦

    TOYOTA GAZOO Racingは2018年5月12日(土)~13日(日)にドイツで開催される第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、LEXUS LCで参戦することを発表した。

    ニュル24時間レースは、世界一過酷なコースと言われるドイツ中部のニュルブルクリンクで毎年開催され、第46回となる2018年は、5月12日(土)~13日(日)に決勝レースが行われる。

    ニュル24時間レースへの参戦は、TOYOTA GAZOO Racingの目指す「もっといいクルマづくり」の活動の原点として、2007年よりトヨタ社員自らが製作したレース車両で、社員メカニック、エンジニアで構成するチームで参戦を続けており、今年で12年目となる。

    2018年は新規車両となるLEXUS LC1台での参戦。トヨタ社員のメカニック、エンジニアの手でレースカーに仕立て、将来のスポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し、「人を鍛え、クルマを鍛える」活動の実践を通じ、「もっといいクルマづくり」を追求する。

    ドライバーは、土屋武士選手をリーダーに、若手の松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手の4名を起用。もっといいクルマづくりとともに、若手ドライバーを鍛え、チーム一丸となってニュル24時間レースの完走を目指す。

    チーム名:TOYOTA GAZOO Racing
    車両/クラス:LEXUS LC(予定 : SP-PROクラス)

    主な仕様:
    エンジン 2UR-GSE改
    タイヤ ブリヂストン

    ドライバー(予定):
    土屋武士(Takeshi Tsuchiya 日本)
    松井孝允(Takamitsu Matsui 日本)
    蒲生尚弥(Naoya Gamo 日本)
    中山雄一(Yuichi Nakayama 日本)

    チーフメカニック:関谷利之(Toshiyuki Sekiya) トヨタ自動車社員(凄腕技能養成部)
    エンジニア・リーダー:緒方和良(Kazuyoshi Ogata) トヨタ自動車社員(GR開発統括部)

    土屋武士
    今開発を進めている参戦車両“LEXUS LC”はまだ生まれたばかりで、ようやくよちよち歩きを始めたくらいです。
    しっかりと独り立ちできるまで時間はかかりますが、とてもやりがいのあることですし、これが本当に未来のトヨタ自動車のもっといいクルマづくりに繋がっていると考えると、携わることができて幸せです。ドライバー4人の力を合わせてみんなの想いを運んでいきたいと思います。

  • トヨタ:ニュルブルクリンク24時間耐久レース 決勝レポート

    トヨタ:ニュルブルクリンク24時間耐久レース 決勝レポート

    TOYOTA GAZOO Racingは、2017年5月25日(木)から28日(日)にかけてドイツ、ニュルブルクリンクで開催された第45回ニュルブルクリンク24時間耐久レースにLEXUS RC(170号車:井口卓人/松井孝允/蒲生尚弥/矢吹久)で参戦し、SP3Tクラス2位、総合26位で完走した。

    25日(木)の予選1回目、26日(金)の予選2回目を終え、LEXUS RCは9分02秒157を記録し、SP3Tクラス2位、総合52位で決勝を迎えた。

    157台が参戦した決勝レースは、27日(土)現地時間15時30分にスタートし、LEXUS RCは井口選手がステアリングを握った。その後、ドライバーは松井選手、蒲生選手、矢吹選手とたすきをつなぎ、順調に周回を重ねた。約6時間経過した頃、他車との接触でボディにダメージを受けたが、手際の良いピット作業によりコース復帰。その後、完全に日が落ち、ナイトセクションに入ったが、大きなトラブルもなく走行を続け、スバル、アウディとSP3Tクラス上位争いを演じた。クルマが順調に走行する中、社員メカニックとエンジニアは自分たちの役割を確実に果たし、約14時間経過して28日(日)の日の出を迎えた。最終スティントは松井選手がドライブし、28日(日)15時30分にチェッカーフラッグは振られ、LEXUS RCはSP3Tクラス2位、総合26位でフィニッシュ。昨年無念のリタイアとなった雪辱を果たした。

    また、TOYOTA GAZOO Racing THAILAND(TOYOTA MOTOR THAILAND)から参戦したCOROLLA ALTISは、TOYOTA GAZOO Racingドライバーの木下隆之選手がドライバーを務めた124号車がSP3クラス9位(総合116位)、123号車が同クラス8位(総合115位)でフィニッシュした。

    2007年に開始したこの活動も今年で11年目を迎え、これまで活動に参加してきた社員メカニックおよびエンジニア、車両評価ドライバーは、レース活動での知見を生かし、さまざまな車両開発の現場で活躍している。過去には、LEXUS LFAやTOYOTA 86、TOYOTA C-HRが参戦し、その後の市販車としての性能向上、商品性向上に生かしてきた。ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの挑戦は「人を鍛え、クルマを鍛える」ことが目的であり、TOYOTA GAZOO Racingの活動の原点である。

    井口卓人

    目標だった“完走”を達成したのは嬉しいですが、“勝ち”も見えていたので悔しさもあります。ただ、「また来年、勝ちに来なさい」とニュルに言われたような気がします。実はレース中にトラブル続きだったテストを思い出し、あのLEXUS RCがアウディTT RSやスバルWRX STIと戦える所に来たと実感しました。エンジニア、メカニックが頑張ってくれたので、僕らも攻めの走りができたと思います。

    矢吹久 (トヨタ自動車社員)

    普段の車両開発業務とは違い、極限の状態で他のドライバーと競い合って走ることで、私が普段気にしている「どのような路面」、「どのような状況」、「どのような速度域」でも安心、安全に気持ち良く運転できることは、レーシングカーも量産車も同じ事が解りました。今回LEXUS RCに乗っていいクルマだと感じた部分はたくさんあります。しかしナンバー付きモデルにそのままにフィードバックするのは難しいので、市販車に落とし込んだときのアイデアを考え、トライし続ける事を、いつもの職場に戻り挑戦し続けたいです。

    平田泰男 チーフメカニック(トヨタ自動車社員)

    レース中のルーティン作業や準備は全て若手メカニックの自主性に任せました。個人個人ではまだまだ課題はありますが、みんなで協力することでパワーが引き出せ、本当によくやってくれたと思っています。ただ、彼らはこれが本業ではないので、元の職場に戻った時に、「与えられたからやる」ではなく「自分から提案してやる」と言う気持ちを持って業務を行なって欲しいです。ここでは出来ていたわけですから必ずできるはずです。

    茶谷 圭祐 車両エンジニア(トヨタ自動車社員)

    24時間止まることなく走り続けたことは嬉しいですし、この活動に関わった方・応援してくれた方を含めてチームメンバーには本当に感謝しています。レース中もチーム内では作業の無駄を1秒でもなくし、1秒でも速く、1秒でも長くながく走るアイデアを出し合い実施していました。その結果、最後はトップに迫ることができ、最後の最後まで極限の状態を保ち、ニュルでクルマと自分達を鍛え合えることができました。今回得た経験・技術を元にメンバーの職場にいい刺激を与え、もっといいクルマづくりを加速させてくれると、信じています。

    友山 茂樹:GAZOO Racing Company President

    順位よりも24時間走り切り、完走できたことが嬉しい。ドライバー、メカニック、エンジニア、サポートスタッフがそれぞれの役割を果たし、心ひとつにたすきをつないだ結果だと思う。この活動を支えてくださったサプライヤー企業およびパートナー企業の皆さま、応援してくださった多くのファンの方々に感謝します。そして、ニュルに挑戦し続ける同士であるスバルさんとの競い合いで、我々は多くの刺激と学びを得ることができました。スバルさんの結果はとても残念でしたが、感謝と敬意を表したいと思います。トヨタの「もっといいクルマづくり」と、それを支える「人づくり(人材育成)」に終わりはありません。「人を鍛え、クルマを鍛える」ために、これからもニュルへの挑戦を続けていきたい。

  • アウディ、史上最多の台数でニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

    アウディ、史上最多の台数でニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦

    アウディは、記録的なエントリー台数で、今年もニュルブルクリンク24時間レースに参戦する。

    かつてない多くのチームがAudi Sportカスタマーレーシングのレースカーで、この伝統ある耐久レースに挑む。トップカテゴリーのGT3クラスには、ファクトリーモデルの4台を含めた6台のAudi R8 LMSが出場。最新のカスタマースポーツプロジェクトのAudi R8 LMS GT4もテストを兼ねてレースデビューを飾る。

    さらにエントリーレベルのTCRカテゴリーでも、3台のAudi RS 3 LMSがプライベートチームからクラス優勝を目指す。またサポートレースとして開催されるAudi Sport TTカップでは、18台のAudi TTカップカーがバトルを繰り広げる。

    Audi Sportカスタマーレーシングの統括責任者のクリス レインケは次のように「世界最大のサーキットを舞台に160台以上ものクルマが参戦するニュルブルクリンク24時間レースは、我々にとって最高のカスタマーイベントであり続けています。アウディモデルに対する熱狂的な支持は、我々の開発の方向性が正しいことを証明するものです。」と述べた。

    今回は、トップカテゴリーのSP9-GT3クラスだけでも、7つのブランドのチームから合計34台のレースカーが参戦している。アウディ陣営では、ファクトリーがサポートするアウディスポーツ チームランドと、アウディスポーツ チームWRTがトップチームを形成している。6人の優勝経験者に加え、さらに6人のトップクラスのドライバーが合計4台のAudi R8 LMSをドライブする。2014年以来、ニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)の距離記録保持者であり続けているフェニックスレーシングと、カーコレクションモータースポーツの両チームも、同様にAudi R8 LMSでGT3クラスに挑戦。目標は、世界に冠たる難コースであるニュルブルクリンク北コースを舞台にした耐久レースで、2012年、2014年、2015年に続いて4度目の総合優勝を飾ることだ。

    世界中のモータースポーツファンは、新たなAudi R8 LMS GT4のデビューを待ちわびてきた。Audi R8 LMS GT4は、世界中で人気を高めつつあるアマチュアドライバー向けGTレースのカテゴリーのために開発されたモデル。

    アウディスポーツ チームフェニックスにより、市販モデルに近いレースカーが2台、今年のニュルブルクリンク24時間に参戦する。新開発されたAudi Sport R8 LMS GT4は、市販モデルとパーツの約60%を共有している。さらに今回はコンパクトスポーツモデルのAudi RS 3 LMSもこのレースに初参戦する。Audi RS 3 LMSはAudi Sportカスタマーレーシングの手により、すでに90台が生産。また、各国のプライベートチームにより、1月のドバイ24時間レースでのクラス優勝を含めて、すでに多くの活躍が報告されている。今回のニュルブルクリンクでは、チーム ボンクモータースポーツから2台、LMSエンジニアリングから1台、あわせて3台のAudi RS 3 LMSが出場する予定。

    今回アウディは、サーキットの周辺でも力強い存在感を発揮することになるだろう。24時間レースの協賛企業のひとつとして、レースをコントロールするためのオフィシャルカーを提供するだけでなく、多くのファンの方々のために、パドック内に750m²の「Audi Sportエクスペリエンスエリア」を開設する予定。ここを訪れる人は、ラウンジエリアに設置される巨大なスクリーンで、レースをライブで観賞することができる。

    しかしそれ以上にファンを喜ばせるのは、展示が予定されている7台の貴重なレーシングモデル。ル・マン24時間レースを連覇したAudi R8、Audi V8 DTM、及び1930年代のグランプリマシンAuto Union Type Dは、いずれもアウディ史上もっとも成功したレースカー。上記に加えて、Audi Sportから現在提供されているAudi RS 5 DTM、Audi R8 LMS、Audi R8 LMS GT4、Audi RS 3 LMSの4台が訪れる人々を歓迎する。さらにAudi Sportの3つのハイパフォーマンスモデルも展示される。また週末には、年間7戦予定されているAudi Sport TTカップの第2戦が、24時間レースのサポートプログラムとして開催されることになった。

    現地以外でもインターネットでレースの展開を知ることができます。アウディは自らで運営するソーシャルメディア プラットフォームに加え、ライブストリーミングでも全レースの映像を放映するなど幅広い情報を発信する。

  • GAZOO Racing、ニュルブルクリンク24時間耐久レースを生中継

    GAZOO Racing、ニュルブルクリンク24時間耐久レースを生中継

    トヨタマーケティングジャパンは、GAZOO Racingの取り組みとして、J:COMなど全国のケーブルテレビ、BS放送(スカパー!)で視聴できるスポーツテレビ局「J SPORTS」に番組協賛し、2014年6月19日(木)から22日(日)にかけてドイツで開催される第42回ニュルブルクリンク24時間耐久レース・決勝レース(21‐22日)の模様を、日本初の生中継で放送する。

    あわせて、GAZOO Racingの特設サイトを設置し、U STREAM上で「J SPORTS」放送内容を同時配信するとともに、現地公式映像などを織り交ぜ、本年初登場のLEXUS LFA Code Xや様々な国内メーカーがニュルに挑戦する熱い戦いを26時間フルタイムで配信する。

    GAZOO Racingでは、“もっといいクルマづくり”をめざし、2007年よりニュルブルクリンク24時間耐久レースへの挑戦を続けている。

    【ニュルブルクリンク24時間耐久レース】

    ■J SPORTS 放送概要
    出演者 :(実況)中島秀之
    (現地レポーター)栗田佳織
    (解説)服部尚貴、伊藤大輔
    放送時間 :スタートとゴールを中心に、4ブロックに分けて放送予定
    【Part 1 スタート】6/21(土)22:30〜6/22(日)1:00
    【Part 2 夕暮れ】6/22(日)3:00〜5:30
    【Part 3 夜明け】6/22(日)15:30〜18:00
    【Part 4 ゴール】6/22(日)21:30〜24:00     ※全て日本時間
    放送チャンネル :J SPORTS3
    ※放送予定は変更になる場合があります。
      変更になった場合はJ SPORTSホームページでお知らせいたします。

    ■U STREAM 配信概要
    配信内容 :「J SPORTS」番組放送内容の同時配信に加え、現地公式映像やGAZOO Racingドライバーへのインタビュー等を配信予定
    配信時間 :日本時間 6/21(土)22:00〜6/22(日)24:00
     ※決勝レース前後1時間を加えた計26時間
    配信アドレス :http://nur.gazooracing.com/