タグ: ダブルディフューザー

  • FIA、ダブルディフューザー設計を明確化へ

    FIA、ダブルディフューザー設計を明確化へ

    FIAは、オーストラリアGPまでにダブルディフューザーの設計基準を設ける予定だ。

    FIAの技術責任者チャーリー・ホワイティングは、バーレーンGPで全マシンを検査したが、一部チームはディフューザをより効率化するためにスタートモーター用の穴を利用しており、懸念となっている。

    F1の技術規則では、ディフューザーにエンジンのスタートモーターにアクセスするための穴を設けることは許容されている。

    しかし、規則文面では「最低限」とだけ明記されており、要件が細かく定義されていないため、複数のチームは空力効果と狙ってディフューザの穴に合う形状のスタートモーターを使用している。

    マクラーレンとメルセデスGPを含む少なくとも3チームは、FIAとこの問題を解決するために交渉を行なっているとみられている。

    FIAは、これらチームは厳密には規約に違反していないが、ルールを悪用していると考えているという。

  • F1チーム首脳、ダブルディフューザー論争の再熱を軽視

    F1チーム首脳、ダブルディフューザー論争の再熱を軽視

    2010年に再びダブルディフューザー論争が巻き起こるとの懸念があるが、ウィリアムズのサム・マイケルとメルセデスGPのロス・ブラウンはそれほど懸念していないようだ。

    フェラーリは先月F10の発表会で、ライバルチームがレギュレーションの範囲を越えた解釈をディフューザーに取り入れるのではとの懸念を表明。

    しかし、2009年序盤にダブルディフューザーのコンセプトを持ち込んだ2チームの首脳は、その憶測を否定した。

    「何ができて、何ができないかは明白なので、規約の違った解釈をするのは難しいだろう」とサム・マイケルはコメント。

    「ここでは規約と異なる解釈のディフューザーは見ていない。いくつか極端なソリューションもあるが、それらも昨年と同じ原理を追求している」

    「再びその話題が持ち上がったら驚くだろうね」

    ロス・ブラウンは、去年F1の技術代表であるチャーリー・ホワイティングと何度か議論したが、論争になるような根拠はないと感じたという。

    「数ヶ月前、チャーリー・ホワイティングにいくつか興味深い要請があった。チャーリーは、許容できるとしていることを非常に明確にしていると思う。フェラーリはその要請について言及しているのかもしれない。それらはかなり過激だったが、整えられたと思う」

    「我々が知らないことを誰が知っているんだい? 我々は他チームのクルマを見ていない。レッドブルは来週到着するし、エイドリアン(ニューウェイ)は、彼がしていることについてかなり水平思考で考えることができる。何も知らないし、様子をみてみるつもりだ」

    2010年F1マシン ダブルディフューザー 画像

    左)フェラーリ F10 右)メルセデスGP MGP W01
    フェラーリ F10:ダブルディフューザー メルセデスGP MGP W01:ダブルディフューザー
    右)マクラーレン MP4-25 左)ザウバーC29
    マクラーレン MP4-25:ダブルディフューザーザウバー C29:ダブルディフューザー
    左)ウィリアムズ FW32 右)ルノー R30
    ウィリアムズ FW32:ダブルディフューザー ルノー R30:ダブルディフューザー
    トロ・ロッソ STR5
    トロ・ロッソ STR5:ダブルディフューザー

  • F1:2011年からのダブルディフューザー禁止に合意

    F1:2011年からのダブルディフューザー禁止に合意

    F1の技術代表らは、2011年からダブルディフューザを禁止することで合意した。

    21日(木)、F1シンクタンクであるテクニカル・ワーキング・グループ(TWG)とFIAで空力ダウンフォースの低下に向けた対策が討議された。将来の規約を変更する場合は、全員一致が求められる。

    情報筋によると、エアロダイナミクの微調整することが承認されたといい、物議を醸したディフューザ規約が、2011年シーズンの開幕時からダブルディフューザを違法とするよう変更される。

    F1チームは、2011年からディフューザ表面が車内セクションと連続しなければならないという条件を認めたものとみられる。これは、ダブルディフューザを機能させるキーとなり、論争の的となった「スロット」の使用を禁止することになる。

    この件が2011年のテクニカルレギュレーションに盛り込まれるには、F1委員会およびFIA世界モータースポーツ評議会で承認を受ける必要があるが、TWGがすでに賛成しているので、これら手続きは形式なものになるとみられている。

    2009年の序盤、ブラウンGP、ウィリアムズ、トヨタが採用したダブルディフューザーにライバルチームが抗議し、この設計コンセプトは大きな論争をもたらした。しかし、スチュワードはこの抗議に耳を貸さず、この問題は最終的にFIA国際控訴裁判所(ICA)に持ち込まれた。

    ICAはディフューザは完全に合法であると判断し、数チームはダブルディフューザによるアドバンテージを活用するためにマシンを改修せざるを得なかった。

    情報筋は、2011年の空力変更によっては、ラップタイムを約2秒遅くなるだろうと語る。

    ディフューザ禁止はある意味で、2008年末以来のチームの進歩を停止させるが、徹底的に再考するべきだという声もある。

    またTWGは、安全上の理由でシャシーの最大高を強制する規約変更も承認した。

  • F1:2011年からのダブルディフューザー禁止を検討

    F1:2011年からのダブルディフューザー禁止を検討

    F1チームは、2011年シーズンからダブルディフューザーの禁止する方向で動いているという。

    昨シーズン序盤、ダブルディフューザーはF1に大きな論争をもたらした。2009年はオーバーテイクの増加を目的に空力レギュレーションが大きく改変されたが、FIAがダブルディフューザーを合法としたことで、各チームが一斉に導入。その後、ディフューザーのデザインは複雑化し、ダウンフォースと車速は増加していった。

    情報筋は、現在ダブルディフューザーを完全に禁止するためにF1レギュレーションの変更が進行していることを明らかにした。

    昨年後半、FOTAのテクニカル・ワーキング・グループの会議でダウンフォースレベルの削減が話し合われ、ダブルディフューザーを禁止するために規約を変更することで合意したという。

    現在は、規約の抜け穴によってダブルディフューザーを使い続けることができないよう言い回しの整理が行われているとみられている。その後、規約変更案はFIAのテクニカル・ワーキング・グループに回され、2011年のレギュレーションに盛り込むかの承認を受けることになる。

    ダブルディフューザー禁止によるダウンフォースの削減によって、マシンは1周つき1秒遅くなると見積もられている。

    ただし、大部分のチームがダブルディフューザーの禁止を支持しているが、いくつかのチームは2011年に向けてギアボックスやリアサスペンションを含めたリアエンド全体を再設計するには高額なコストがかかるとして不満を持っているとされている。

  • マクラーレン、新型ダブルディフューザー (F1ドイツGP)

    マクラーレン、新型ダブルディフューザー (F1ドイツGP)

    マクラーレンは、F1ドイツGPに新型ディフューザーを含む新たなパッケージを持ち込んだ。

    しかし、このフロアは1台しか持ち込まれておらず、ルイス・ハミルトンだけが使用している。

    新たなディフューザーは、ダブルディフューザーの上段側の開口部が大きくなり、中央部の面積が大きくなっている。ブラウンGPのデザインと同じコンセプトと言えるだろう。

    また、ディフューザーに合わせてエンジンカバーや排気口のデザインも変更が加えられている。

    右周りのニュルブルクリンクのサーキット特性に合わせ、左側の気流に重点が置かれているのも興味深い。

    マクラーレン 新型ディフューザー マクラーレン 旧型ディフューザー
    左がハミルトン、右がコバライネン

    ハミルトンは、この新しいフロアで、旧型のフロアを使用するコバライネンにおよそ1.5秒もの差をつけて、フリー走行2回目のトップタイムを記録している。

    マクラーレンがどれくらいの改善を成し遂げたか、明日の予選でのパフォーマンスに注目したい。

  • レッドブル RB5:新型ダブルディフューザー (F1イギリスGP)

    レッドブル RB5:新型ダブルディフューザー (F1イギリスGP)

    レッドブルは、F1イギリスGPで早くも新型ダブルディフューザーを投入した。

    イギリスGPでは、幅広のフロントノーズに大きな注目が集まったレッドブルだが、ダブルディフューザーを含めたリアエンドにも大きな改良が施されていた。

    モナコGPで投入したこれまでのダブルディフューザーは、リアウイングのエンドプレートの範囲内に収められていたが、新型ディフューザーは最大幅まで拡大された。

    このアップデートにより、これまで他チームに比べてコンパクトだったディフューザーの効果は大幅に高められる。

    レッドブル 新型ダブルディフューザー 画像

    レッドブル RB5 新型ダブルディフューザー レッドブル RB5 ダブルディフューザー(モナコGP)
    左がイギリスGPでの最新版、右がモナコGP仕様

    それに伴い、エンドプレートはディフューザー基準面の高さまでに短縮されている。また、エンジンカバーにはマシン内部を冷却するために、新たに排気口が追加された。

    関連:
    レッドブル RB5:新フロントノーズ (画像) - 2009年6月19日

  • フェリペ・マッサ 「ダブルディフューザーはオーバーテイクを困難にした」

    フェリペ・マッサ 「ダブルディフューザーはオーバーテイクを困難にした」

    フェリペ・マッサは、ダブルディフューザーが容認されたことで、オーバーテイクが困難になったと考えている。

    2009年のレギュレーション改訂では、オーバーテイク促進を狙ってマシンの空力要素が大きく制限され、F1マシンのルックスは様変わりした。

    しかし、ダブルディフューザーの登場によって、テクニカル・ワーキング・グループの努力は台無しになったとマッサは語る。

    「FIAが計画したように、マシンはダウンフォースを減らした」

    「しかし、ダブルディフューザーを容認されたことで、計画はひっくり返されてしまった」

    ティモ・グロックは、可変フロントフラップさえも、オーバーテイクの助けにならないと語る。

    「前のクルマの乱気流の中にいるときは、グリップが全くなくなってしまう。四輪全てが滑っている状況になるんだ」

  • トロ・ロッソ、ダブルディフューザー搭載はハンガリーGPまで延期

    トロ・ロッソ、ダブルディフューザー搭載はハンガリーGPまで延期

    トロ・ロッソのドライバーは、ダブルディフューザーの搭載を、あと2レースは待たなければならなそうだ。

    親チームであるレッドブルは、モナコGPでRB5にダブルディフューザーを投入しており、トルコGP後には同じ部品がSTR4にも搭載されるとされていた。

    しかし、セバスチャン・ブエミは、ダブルディフューザーを搭載するために必要な改良が「かなり大規模」と語っており、トロ・ロッソのダブルディフューザーのデビューは少なくともあと2レースは遅れるとされている。

    レッドブルとほぼ同一のシャシーを使っているトロ・ロッソだが、STR4へのダブルディフューザー搭載は開発の成功にかかっており、予想では来月後半のハンガリーGPになるという。

    「多くのお金をかける前に、ディフューザーがどのような働きをするか見たい」とトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストはコメントしている。

  • BMWザウバー:ダブルディフューザー (画像)

    BMWザウバー:ダブルディフューザー (画像)

    BMWザウバーは、F1トルコGPにダブルディフューザーを投入した。

    スペインGPで、F1.09にBスペックと呼べるほどの大幅なアップデートを施したBMWザウバーだが、トルコGPに向けて満を持してダブルディフューザーを投入してきた。

    BMWザウバーのダブルディフューザーは、基本的にブラウンGPの形状に似ているが、ウィリアムズのように中央部にさらなるフェンスが設けてあり、非常に複雑な形状になっている。またディフューザーの両サイドを外側に向けて広げ、リアタイヤ内側を流れる気流もしっかりと処理している。

    BMWザウバーは、新しいパーケージに合わせた改良型KERSの開発を行っているが、今回のトルコGPでの投入は見送られている。

    ダブルディフューザーを搭載したBMWザウバーは、トルコGP金曜フリー走行2回目でロバート・クビサが3番手タイムを記録するなど、順調な滑り出しを見せている。

    BMWザウバー ダブルディフューザー 画像

    BMWザウバー ダブルディフューザー

    関連:
    FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日
    F1 ディフューザー問題 - 2009年4月12日

  • レッドブル、今後もダブルディフューザーを継続使用

    レッドブル、今後もダブルディフューザーを継続使用

    レッドブルは、トルコGP以降もダブルディフュザーを引き続き使用すると主張する。

    プルロッド式リアサスペンションを採用するRB5は、リア部分の大きな改良が必要だったため、ダブルディギフューザーの装着は、多くのライバルより遅れをとった。

    モナコGPでダブルディフューザーを搭載したレッドブルだが、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーは、ストリートサーキットでのパフォーマンスに苦しんでいるようにみえた。

    セバスチャン・ベッテルは、レース序盤にソフトタイヤで大きくペースを落とし、その後、サン・デボーでクラッシュし、レースをリタイアした。

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、モナコGPにRB5の特性は合わないと予想していたと語り、新しいディフューザーを非難するのは間違いだと語る。

    「ディフュザーはマシンにエアロパフォーマンスを与えた」とクリスチャン・ホーナーは主張する。

    「イスタンブールとシルバーストンに行くのが楽しみだ。理論的にそれらのサーキットは我々のマシンに特性にあっているだろう」