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  • セブリング12時間でAcuraが表彰台を獲得

    セブリング12時間でAcuraが表彰台を獲得

    3月15日(土)、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の第2戦となるセブリング12時間でAcura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian(MSR)の93号車が3位に入賞し、Acuraは開幕戦に続き、再び表彰台を飾った。

    93号車にとって苦しい開幕戦だったデイトナ24時間から巻き返し、ニック・イェロリー、レンガー・ファン・デル・ザンデ、2024年にインディカー・シリーズを制したアレックス・パロウのトリオが、バンピーなセブリングのコースで繰り広げられた過酷な12時間の末に復活を果たした。

    Phillips 66をメインスポンサーとするAcura 93号車を駆る3人のドライバーにとって、そしてチームでの役割が拡大したHRCにとっても初の表彰台。2025年からHRCが展開する93号車 ARX-06の戦略と、レースエンジニアリングが功を奏した結果となった。

    開幕戦のデイトナ24時間で2位を獲得したチームメートのAcura 60号車 MSR ARX-06は、セブリングでは不運な結果に終わった。コリン・ブラウン、トム・ブロンクヴィスト、インディカーのレジェンドであるスコット・ディクソンはレースの大半で表彰台圏内を争っていたものの、ピットレーンでの接触により残り3時間の時点で、その戦いから脱落。チームの懸命な作業により、60号車は10位でフィニッシュした。

    2025年シーズンの2戦を終えた現時点で、AcuraはIMSAマニュファクチャラーズタイトルをかけた戦いにおいて2番手に位置しています。

    IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権

    ニック・イェロリー
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93
    AcuraとMSRにとって93号車での初めての表彰台となり、とてもうれしいです。ポルシェほどのスピードが出ず、18~20周目では激しい競り合いになりました。HRC、Acura、MSR、そしてすばらしい仕事をしてくれたチームメートのパロウ選手、ファン・デル・ザンデ選手とともに、表彰台を獲得できたことがとてもうれしいです。セブリングでは2位と3位を経験したので、次回は優勝したいです。

    レンガー・ファン・デル・ザンデ
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93
    優勝したわけではありませんが、それでもまるで優勝したような気持ちです。アタックに足りるペースやパワーが十分ではありませんでしたが、なんとか守りきって表彰台を獲得できたのだと思います。MSRとAcuraのチームが戦略面で見事な仕事をしてくれたおかげで表彰台につながりました。とても誇らしいことですし、これからがとても楽しみです。

    アレックス・パロウ
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #93
    すばらしい一日で、とてもハッピーです。優勝ではありませんが、それでも3位は十分な結果です! MSRチームとして、そしてGTPクラスにおいて、私にとって初めての表彰台です。93号車にとってもいい結果でした。デイトナでは調子がよさそうでしたが、運がありませんでした。今回もレースを通して苦戦し、ペースに悪戦苦闘した場面もありましたが、HRC、そしてMSRのみんながすばらしい仕事をしてくれたおかげで、表彰台を目指して最後まで戦うことができました。優勝と同じくらい、見事な結果です。インディカーのレース中も彼らを応援するつもりですし、次の耐久レースが今から待ち遠しいです。

    トム・ブロンクヴィスト
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60
    セブリング12時間ではいい結果を出せたことがありませんが、残念ながら今年も同じでした。浮き沈みがあって、後退することもあれば、フロントになる場面もありました。ピットアウトの際に、ファストレーンからはみ出しているマシンがあり、もう1台をよけなければなりませんでしたが、近すぎて左フロントのサスペンションが損傷してしまいました。とても残念ですし、MSRの2台で3位と4位を争えたと思っています。

    コリン・ブラウン
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60
    93号車が3位に入賞できてとてもうれしいです。私たちのチームはピットレーンでの接触による対応が必要でした。波乱に満ちた一日でした。タイミングスタンドでみんながすばらしい仕事をしてくれて、ピットストップもよかったですし、ブロンクヴィスト選手もディクソン選手もいい走行でした。モータースポーツでは、こうした日もあるものです。長い戦いでしたが、フィニッシュできてよかったです。マシンを修理したチームと粘り強く戦ったブロンクヴィスト選手を誇りに思います。タイトルへの道のりは平坦ではありませんが、復活してロングビーチに臨みます。

    スコット・ディクソン
    Acura Meyer Shank Racing with Curb Agajanian #60
    苦戦を強いられる一日でした。かなりスピードが出る場面もあり、表彰台を狙えたと思いますが、ピットストップでのBMWとの接触が原因で表彰台争いのチャンスを逃しました。とはいえ、マシンを修理してフィニッシュすることができたのでチームクルーに大いに感謝しています。

    デイビッド・ソルターズ
    President, HRC US
    HRCにとって93号車で初となる表彰台を達成しました。チーム全員が積み重ねてきた多大な努力に、心から敬意を表します。ここまでの道のりは挑戦と学びの連続でしたが、今日は3位に入賞し、マニュファクチャラーズタイトルでは2番手につけています。これからも学ぶことは多く、大いに前進しなければなりませんが、とても堅調なスタートを切ることができたのは、全員が誇れる結果です。HRCとMSR、本当に素晴らしい仕事でした! 60号車と93号車のチームワークも見事でした。注いだ熱量と努力は喜ばしく、頭が下がる思いです。一緒に取り組むことができるのをうれしく思います。そして、これからも一戦一戦を大切にし、さらなる成長を続けていきます。

  • 【IMSA】 マツダ、セブリングの表彰台を目前にトラブル発生

    【IMSA】 マツダ、セブリングの表彰台を目前にトラブル発生

    IMSAウェザーテック選手権 第2戦 第66回セブリング12時間レース決勝が3月17日(土)セントパトリックデーに行われ、マツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-が6位、同77号車は8位でフィニッシュした。

    55号車は最終ピットインまで優勝したニッサンDPiとトップ争いをしており、バッテリートラブルによって後退の憂き目に遭っている。しかしながら、長い時間トップ争いを演じたほか、レース中のファステストラップを記録するなど、マツダRT24-Pの速さが本物であることを実証した。

    前日の公式予選で2台のマツダRT24-Pは7位と9位につけながら、予選後再車検で違反が発覚し、15番、16番グリッドからの決勝レーススタートとなった。透明テープをボディパーツの接合面に貼り、少しでも段差を減らすのがWECでは常識となっているが、IMSAではそれが認められなかったとのこと。しかしながら、土曜日の午前10時40分のスタート直後から2台は速いペースで挽回し、1時間後には55号車ジョナサン・ボマリート/スペンサー・ピゴット/ハリー・ティンクネル組が6位、77号車オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス/ルネ・ラスト組は9位まで順位をあげ、トップグループに追いついている。しかし、77号車が55号車の直後にまでポジションアップした3時間経過後にブレーキトラブルが発生。ピットでの修理に時間を要し、15位に後退した。

    その後さらに上位車を追い詰めた55号車は、レース中盤にはラップモニターのトップにまで上がっている。ライバルとのピットインのタイミング差によって、1位、6位、1位、5位、1位、3位とポジションを入れ替えながら、55号車は実質トップの22号車ニッサンDPiとのギャップを詰めて行き、レースフィニッシュの1時間前にはその差6秒にまで詰めた。今回344周の全周回中、55号車がレースをリードしたのは、計58周。

    レースが残り45分を切った午後10時頃、22号車ニッサンDPiと55号車マツダRT24-Pは、重なるように最後のピットイン。ドライバーのティンクネルはそのままに、燃料補給とタイヤ交換だけをスピーディに済ませた55号車は、隣り合わせのピットだった22号車とほぼ同時にピットアウトしたが、なんとエンジンがストールし再始動しない。ピットクルーによってクルマを引き戻し、なんとか再始動するのに約2分を要し勝負権を失う。

    その後は、時に22号車を上回るペースで残りの周回をプッシュしたが、ドラマはここで終了。55号車は6位でフィニッシュラインをクロスした。トラブルの原因は、車載バッテリーの不具合でした。一方、序盤に15位にまでポジションを落とした77号車は、時間を追うごとに順位をあげ、最終的には8位完走を遂げている。また、オリバー・ジャービス搭乗時に記録したベストラップは、今回のレース全体のファステストラップとしてレコードブックに記録されることになった。

    ジョン・ドゥーナン (マツダUSAモータースボーツ担当ダイレクター)
    「マツダチーム・ヨーストにとって、今日は信じがたい一日となりました。私達がトップ争いをし、さらに長い間レースリーダーとなり、ファステストラップを記録。さらに素晴らしい燃費を実現するとは、誰が想像したでしょう。私は、このチームと今日のパフォーマンスを支えてくれた全てのテクニカルパートナー達を誇りに思います。デイトナ以後、まさに大きな進化をとげたのです。今回のレースでは、いくつかの逆境を克服しながら、最高のパフォーマンスを見せた私たちのドライバーの頑張りには心から感服しています。レースの最終局面で優勝のチャンスを逃してしまいましたが、これにめげずまた上を向いて行きたいと思います」

    ハリネー・ティンクネル (55号車マツダRT24-Pドライバー)
    「実質4位で迎えた最後の40分間が、運命の分かれ道でした。そこまでに見せた僕たちの存在感は、驚異的だったはずです。このプロトタイプレースにおける最高のライバル達との最終的なバトルに加わることができたことを、チームに心から感謝します。シーズン前に僕は、このクルマなら絶対勝てると確信していました。そして、今回は勝利のちょっと手前まで来ることができました。今は悔しさでいっぱいですが、ポジティブな収穫がたくさんあり、今年の残りのレースがとても楽しみです」

    オリバー・ジャービス (77号車マツダRT24-Pドライバー)
    「序盤のロス挽回をかけて、僕たちは速いペースで走り、プッシュし続けました。チームメイトが速いラップタイムを刻んでいたので、僕も同じことをしてやろうと考えていました。そうしたらラッキーなことに、クリアラップをキャッチすることができました。ご覧の通り、今日のマツダRT24-Pは素晴らしいパフォーマンスでした。競争力は確かであり、デイトナから大きな進歩を遂げています。今回のトラブルもすぐに解決できると思います。ハードワークをものともせず、今日のレースで戦える可能性を僕たちに与えてくれたマツダチーム・ヨーストには、本当に感謝しています。僕たちには勝てるポテンシャルがあることをお見せできたと思います」

  • 【IMSA】 マツダ、セブリング12時間は車両規定違反で最後尾スタート

    【IMSA】 マツダ、セブリング12時間は車両規定違反で最後尾スタート

    3月16日(金)にセブリングレースウェイで第66回セブリング12時間レースの公式予選が行われ、鮮やかなソウルレッドクリスタルにペイントされた2台のマツダRT24-Pは、7位と9位の結果を獲得。しかし、予選後の車検で2台のマツダプロトタイプは、ボディパーツのつなぎ目にタンクテープが貼られていたことが違反と判明。タイム抹消のペナルティを受け、プロトタイプグループの最後尾からスタートすることになった。

    金曜日の午後はおよそ27℃ほどに気温が上がり、ルネ・ラストがドライブする77号車 マツダRT24-Pは、1分48秒194の好タイムを記録した。木曜日のナイトプラクティスではトップタイムをマークしていたラストは、レースではマシンをトリスタン・ヌネスとオリバー・ジャービスと共にシェアする。

    「明らかにこの暑いコンディションは、誰にとっても厳しいでしょう」とルネ・ラストはコメント。

    「クルマは、走り出した1周目には非常によかったのですが、それからリアタイヤが過熱し始め、ハンドリングが結構難しくなってきました。しかし、僕たちのレースペースには満足できると思います。僕たちのマシンはデイトナからここまでかなりの進歩を見せており、ライバルとの差はほんの僅かです。そして、昨日のナイトプラクティスで見せたように、気温が下がればライバル達よりタイヤを活用できるようになるはずです。日が暮れたら力強く走れると思います。ミスを起こさず、安定した走りでクルマを無事にチェッカーまで届けられるよう頑張ります」

    55号車マツダRT24-Pでタイムアタックしたジョナサン・ボマリートは、77号車と10分の1秒以下のタイム差で予選をフィニッシュした。彼は、ハリー・ティンクネル、スペンサー・ピゴットと共に55号車をドライブし、セブリング12時間決勝レースに挑む。

    「確かに、今日の高い気温は僕らにとって不利でした」と、ジョナサン・ボマリートも口を揃える。

    「しかし、僕らのマツダRT24-Pは、戦う準備ができていると思います。チームは、デイトナ以来絶え間なく努力しており、今週末ここまでのパフォーマンスはその努力の成果を証明しています。高い気温でも僕らのクルマは、各スティント、そしてレース全体でも良いペースで走れると思います。レース終盤まで全力でプッシュし、トラブルに巻き込まれずに無事に完走させるように頑張ります」

    この日の高い温度は、確かに予選結果に影響を及ぼし、そして土曜日の決勝レースでも行方を左右させる要素になるはずだ。

    「ステーティンググリッドは最後尾になってしまいましたが、我々はここまで素晴らしい週末を楽しんでいます」とマツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターのジョン・ドゥーナンは語る。

    「昨日のプラクティスと今日の予選の目的は、明日の決勝レースの準備をすることでした。12時間レースでは、安定して速いペースでレース全体を走れるようにすることが最も重要だと思います。我々のマシンは、それができるパッケージになっていると思います。タイヤ消耗をマネージメントするのが大事な要素であり、昨晩マツダRT24-Pがナイトセクションに強いことを証明しました。セブリングでは、スタート時はまだ気温が上がっておらず、その後日中はとても暑くなります。そして日没後は再び気温が下がるので、ほかのどのサーキットよりも混乱させるトラックかもしれません。しかし、我々の昨晩のパフォーマンスを見る限り、今回は十分戦える態勢にあると確信しています」

  • マツダRT24-P、IMSAセブリング12時間で初完走

    マツダRT24-P、IMSAセブリング12時間で初完走

    3月18日(土)にフロリダ州のセブリング国際レースウェイにてIMSAウェザーテック選手権第2戦「第67回セブリング12時間レース」が開催され、マツダUSAモータースポーツから2台のプロトタイプマシン「マツダRT24-P」が出場。55号車(ジョナサン・ボマリート/トリスタン・ヌネス/スペンサー・ピゴット)がクラス5位完走を果たた。一方、70号車(ジョエル・ミラー/トム・ロング/マリノ・フランキティ)はサスペンショントラブルのため途中リタイヤとなった。

    毎年3月中旬のフロリダ半島中部で開催されるセブリング12時間は、酷暑の耐久レースとして知られている。朝晩はまだ気温15度前後と肌寒いものの、太陽が照りつける日中は26度から場合によっては30度にも上がる。また、飛行場の滑走路跡地を利用しているため、路面は硬質のコンクリート敷き部分が多く、また接続部にはアスファルト部分もあり、バンピーであり路面の摩擦係数が変化してグリップを一定に保つのが難しく、段差のあるつなぎ目では、激しくマシンがバンプしたり、トラクションが抜けた瞬間に横方向に飛ばされそうになったりと、セッティングの難しさも加わる。開幕戦のデイトナ24時間レースで実戦デビューしたばかりのマツダRT24-Pだが、デイトナでは2台ともフィニッシュラインを越えることなくレースを終えているため、なんとしても完走を果たし、上位入賞することがチームの目標だった。

    セブリングはチームの本拠地からも近く、昨年のうちに開発テストでニューマシンを走らせている実績がある。しかし、今回は気温・路面温度共に高く、ターボカーであるRT24-Pはプラクティスから苦しい展開を強いられる。それでも気温が低いナイトセッションではトップタイムに迫る速さを見せた。コーナーでのトラクション不足に苦しみながら、気温がピークを迎えた金曜日の14時過ぎに行われた公式予選では、8番手(55号車)、10番手(70号車)のタイムを記録するに止まった。

    「それでも決勝レースは長丁場、何が起こるかわかりません。とにかくこのタフなコンディションで私たちのマシンがどこまでパフォーマンスを発揮できるか、行方を見守ってほしい」とマツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターのジョン・ドゥーナンは語っている。

    レースがスタートすると、早くも2周目に55号車はタイヤにフラットスポットを作ってしまい、ピットイン。序盤から波乱の様相を呈していた。そして、1時間10分経過時点のバックストレートにて、ミラーが駆る70号車がタイヤバリアに向けて一直線に激突。幸いドライバーにけがはなく、マシンもフロントノーズ交換と各部のチェックだけで再始動できそうだ。のちにこのアクシデントはブレーキのトラブルだとわかった。これで70号車は大きく下位に沈むことになる55号車はグリップ不足に苦慮しながらも徐々にポジションをあげ、序盤のうちに総合5位に上がって行った。しかし、3時間経過ののち、水温が異常上昇。クーラントリークが明らかになったため、ガレージで修理。これに時間を要し、トップから25周ほど遅れてしまう。2台がコースに戻った以降は、気温・路温ともに落ち着き始め、2台は徐々にペースを上げて行った。ところが、午後6時過ぎ頃から70号車のエンジンにミスファイア傾向が見られるようになる。ECU とデータを交換するなど、解決を試みますが抜本的な改善には至らず、ガレージに戻って行った。その際にサスペンションの一部にクラックが入っていることが発見された。クラッシュの影響だったかもしれない。パワーユニットの変調がなければ、その後重大なアクシデントを引き起こしていたかもしれない。70号車はここでリタイヤとなったが、チームは危険を回避することができた。

    55号車はその後もハイペースを続け、先行されていたGTカーを次々にパス。一時クラス8位まで落としていた順位を5位にまで戻し、アンカーのヌネスが12時間目のチェッカーフラッグを受けてレースを終えた。

  • セブリング12時間 結果: キャデラック 10号車が2連勝

    セブリング12時間 結果: キャデラック 10号車が2連勝

    セブリング12時間レースが18日(土)に開催され、1月のデイトナ24時間レースに続いて、Wayne Taylor Racing のKonica Minolta キャデラック DPi-V.R 10号車が優勝を成し遂げた。

    2位にはMustang Sampling Racing、3位にはWhelen Engineering Racingが続き、キャデラック勢が1-2-3フィニッシュと圧勝した。

    プロトタイプクラスに参戦するマツダは5号車がクラス5位となる総合29位フィニッシュ。40号車はリタイアに終わった。

    プロトタイプチャレンジは、Performance Tech MotorsportsのORECA FLM09 38号車(総合5位)、GTル・マンではCorvette Racingのシボレー コルベット C7.R 3号車(総合7位)、GTデイトナではRiley Motorsports – Team AMGのメルセデス AMG GT3 33号車(総合16位)がクラス優勝を果たした。

    2台のLEXUS RC F GT3で参戦したレクサスは、15号車がクラス13位(総合28位)、14号車はクラス15位(総合35位)だった。

  • アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディ、セブリング12時間でのラストレースで有終の美

    アウディは、フロリダで開催されたセブリング12時間レースで1-2フィニッシュを達成。LMP1スポーツカーによるセブリングの最後のレースで、Audi R18 e-tron quattroがこのシリーズ史上初となるハイブリッドカーによる優勝を獲得した。

    アウディの2台のAudi R18 e-tron quattroはスタート直後からレースをリードし続け、プロトタイプとGTカーを合わせ42台の競合マシンを相手に一度もトップの座を譲ることなく12時間を走り抜けた。

    ゴールまでの12時間、共に優勝を目指す2台のAudi R18 e-tron quattroは、激戦を繰り広げ、この2台によるトップの入れ替わりは、合計20回にも及んだ。

    チームメイト同士でのスリリングなバトルを制し、昨年のル・マン優勝者であり昨年のFIA世界耐久選手権チャンピオンでもあるマルセル・ファスラーとブノワ・トレルイエに、セブリング初出場のオリバー・ジャービス(イギリス)を加えたゼッケン1号車が、僅差で優勝を獲得した。

    これは、3人にとってセブリングでの初優勝となります。中でもジャービスにとっては、デイトナ24時間レースでAudi R8 GRAND-AMによるGTクラス優勝に続き、2度目のアメリカメジャー耐久レースでの優勝となった。

    ルーカス・ディ・グラッシ、トム・クリステンセン、アラン・マクニッシュ組が、トップからわずか7.679秒の僅差で2位を獲得、アウディの1-2フィニッシュを達成した。3人が駆る2013年仕様のAudi R18 e-tron quattroは、レース開始後3時間が過ぎようとした頃、他のマシンに接触したとして、60秒のタイムペナルティが課せられていた。

    アウディは、セブリング12時間レースにプロトタイプカーで出場した過去14大会のうち、11大会で総合優勝を獲得しているが、そのうち8回は1-2フィニッシュだった。これらを含み、アウディはこれまでに表彰台を合計24回獲得している。また、アウディは過去10回以上ポールポジションを獲得。これは1952年にこのシリーズが始まって以来、他メーカーは未だ為し得ていない偉業だ。

    Audi R8、Audi R10 TDI、Audi R15 TDIは、デビューレースで優勝を獲得している。2006年のディーゼルカーによる初優勝に続き、今回ハイブリッドカーによる初優勝を達成したことで、アウディは2つの歴史的優勝を達成しました。かつて、アウディがセブリングで初めて表彰台を獲得したのは、優勝によるものであり、さらに付け加えるとすれば、アウディはセブリングを、ルマン24時間レースの前哨戦として位置づけてきた。

    今回、アウディスポーツ チームヨーストはレース終了後もセブリングに残り、Audi R18 e-tron quattroをさらに熟成させるテストを実施する。

    しかし、アメリカでの主要耐久レースにアウディが参加し続けるかどうかは、依然として検討課題となっています。それはアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)とGRAND-AMシリーズが統合されて“ユナイテッド スポーツカー レーシング”となる2014年以降、LMP1スポーツカーはレースへの出場を認められなくなるということが理由。

    この次にアメリカのレースファンがAudi R18 e-tron quattroの雄姿を再び目にするのは9月22日テキサス州オースティンにて開催のFIA世界耐久選手権 (WEC) となる。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    「今日のレースで、我々は完璧なフィナーレを演出することが出来ました。アウディの2台のマシンがレース中、絶えずスリリングなバトルを繰り広げて観客を魅了した結果、1-2フィニッシュでレースを終えたことをとても嬉しく思っています。チームの全員がハードワークをこなして臨んだ今回、長い12時間を制して勝ち取った優勝は、何よりの労いとなりました。TFSIとTDIテクノロジーによる優勝に続き、今回はハイブリッドカーが優勝を獲得したことで、アウディはセブリングの歴史に新たなサクセスストーリーを刻むこととなりました」

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チーム ヨースト テクニカルディレクター)
    「現時点ではセブリングでのラストレースとなった我々にとって、今回の結果はこれ以上ないものとなりました。どちらのマシンが優勝したかに関わらず、私は今回の1-2フィニッシュの成果にとても満足しています。レース序盤、2台のマシンはそれぞれ異なる戦略のもとに走っていました。レース中、2台のマシンは幾度も抜きつ抜かれつを演じ、最終的に10秒以下という僅差で走り終えました。我々は、素晴らしいファンと天候に恵まれたセブリング独特のムードを満喫しました。徹夜でハードワークをこなしてレースに臨み、そのうえ完璧なピット作業を成し遂げたクルーにとって、今回の優勝は何よりの報いとなったことでしょう」

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「セブリング最後のレースを優勝で飾れたことは、本当に素晴らしいことです。今日のレースでは、どちらのマシンが優勝してもおかしくない接戦でした。最終的に、私達の方が少しだけ運が良かったのだと思います。昨日のポールポジション獲得に続き、素晴らしいチームメイト達と優勝を遂げられ、これ以上ない最高の週末となりました」

    オリバー・ジャービス (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「2013年シーズンは、何とも幸先の良いスタートになりました。私の想像を越える素晴らしいレースでした。デイトナでの優勝は、それだけでも素晴らしい経験でしたが、初めて出場したセブリングでも総合優勝を獲得出来るとは想像できませんでした。チームメイトのマルセル (ファスラー)、ベン (トレルイエ)に本当に感謝しています。彼らは、今までで一番素晴らしいチームメイトです」

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattroゼッケン1号車)
    「LMP1マシン最後のセブリングで優勝出来たことを、誇りに感じています。スリリングなレースを期待していたファンの方々に、100%満足してもらえる戦いをお見せ出来たと思っています。アメリカンドリームが実現した日となりました。セブリングでのスリリングな週末を与えてくれたマルセル(ファスラー)とオリバー(ジャービス)にとても感謝しています。いつもはアンドレ(ロッテラー)がチームに加わっています。今回、もし彼がメンバーだったとしても、やはり優勝していたと思います」

  • セバスチャン・ブルデー、セブリング12時間で2位フィニッシュ

    セバスチャン・ブルデー、セブリング12時間で2位フィニッシュ

    セバスチャン・ブルデーが、セブリング12時間を2位でフィニッシュした。

    トロ・ロッソのF1ドライバーであるセバスチャン・ブルデーは、フロリダで開催されたアメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)の開幕戦であるセブリング12時間に参戦。

    セバスチャン・ブルデーは、元スーパーアグリのF1ドライバーであるフランク・モンタニー、プロストでF1経験のあるステファン・サラザンとともにプジョー・チームから参加した。

    5.95kmのフロリダ・サーキットを383周走行したプジョー・チームは、トップのアウディ R15の22秒遅れでフィニッシュ。見事、表彰台を獲得した。

    セバスチャン・ブルデーとフランク・モンタニー セバスチャン・ブルデー セブリング12時間