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  • アキュラ IMSA撤退を正式発表 ホンダのEV不振でGTP終了へ

    アキュラ IMSA撤退を正式発表 ホンダのEV不振でGTP終了へ

    アキュラは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権から今季限りで撤退することを正式に発表した。これにより、2018年から続いてきた同ブランドのプロトタイプ参戦は一区切りを迎える。

    今回の決定は、親会社ホンダが電動車(EV)事業で大きな損失を抱えている状況と連動しており、GTPプログラム終了の流れはすでに報じられていた。アキュラは「一時停止」と表現しているが、実質的にはファクトリー活動の終了と受け止められている。

    GTPプログラムは“停止” インディカーへ軸足移行
    アキュラは声明の中で、IMSAのGTPプログラムを「一時停止」するとしつつ、今後はNTTインディカー・シリーズへの関与を強化する方針を明らかにした。具体的には、2026年のインディアナポリス500において、マイヤー・シャンク・レーシングから参戦するマーカス・アームストロングのマシンにアキュラがスポンサーとして関与する。

    一方で、ARX-06をカスタマーチームに供給する可能性については言及されておらず、今後の展開は不透明なままとなっている。また、スポーツカープログラム停止の明確な理由も説明されていない。

    2018年からの成功の歴史 25勝・10タイトル
    HRC USの社長デビッド・ソルターズは、これまでの実績を振り返りつつ、2026年シーズンの戦いに集中する姿勢を強調した。

    「我々は2018年にアキュラARX-05を導入して以来のプロトタイプ活動で成し遂げてきたことを非常に誇りに思っている。そしてハイブリッドのARX-06でIMSAのGTPカテゴリーに参戦する2026年シーズンを通して、タイトル獲得に全力を尽くす」

    「この期間で25勝、34回のポールポジション、そして10のタイトルを獲得した。我々は2026年を力強く締めくくることを楽しみにしている」

    「HRC US、アキュラ、マイヤー・シャンク・レーシング、そしてオレカのすべての関係者の努力に感謝したい。この競争の激しいGTPカテゴリーで現在の位置に到達するために尽力してくれた」

    直前のロングビーチ優勝直後の決断
    今回の発表は、ロングビーチで行われたアキュラ・グランプリでの勝利直後というタイミングで行われた。レンジャー・ファン・デル・ザンデとニック・イェロリーが93号車アキュラARX-06で優勝し、同ブランドにとって2009年以来となる同地での総合優勝を達成していた。

    なお、ファン・デル・ザンデ、イェロリーに加え、コリン・ブラウン、トム・ブロンクビストといった契約ドライバーは、2027年に向けてフリーエージェントになると見られている。

    IMSA GTPは4メーカー体制へ
    アキュラの撤退により、来季のIMSAウェザーテック選手権GTPクラスはアストンマーティン、BMW、キャデラック、ポルシェの4メーカー体制となる見込みだ。

    また、参戦が期待されていたジェネシスについては、2027年のフル参戦を見送る方向とされているものの、シーズン後半でのデビューの可能性は残されている。

    2018年にチーム・ペンスキーとともにデビューしたARX-05は、2019年と2020年に連続タイトルを獲得。その後もウェイン・テイラー・レーシングやマイヤー・シャンク・レーシングにより活動が継続され、2022年にはMSRが3度目のタイトルをもたらした。

    その流れを受け継いだARX-06によるGTP時代は、わずか数年で幕を閉じることになる。今回の決定は、モータースポーツ活動が親会社の事業戦略に大きく左右される現実を改めて示すものとなった。

  • アキュラ IMSAワークス撤退観測 GTP計画は再編局面へ

    アキュラ IMSAワークス撤退観測 GTP計画は再編局面へ

    アキュラがIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権におけるGTPプログラムの将来について、体制見直しに踏み込んでいることが明らかになった。ワークス活動終了の可能性が報じられる一方で、2027年以降の参戦形態は最終決定に至っておらず、再評価が進められている段階にある。

    複数の報道によると、現在のマイヤー・シャンク・レーシングを軸としたワークス体制は転換点を迎えており、単純な撤退ではなく「体制変更」を伴う方向性が検討されているという。

    ワークス終了観測と内部調整の進展
    Sportscar365は、アキュラが少なくともフルワークス参戦を2026年シーズン限りで終了する見通しだと報じている。

    内部ではすでに数週間前に決定が下され、GTPドライバーにも通達済みとされるほか、ホンダ・レーシング・コーポレーションUSAのエンジニアの一部は別プロジェクトへ配置転換されたとも伝えられている。正式発表は早ければ来週にも行われる可能性がある。

    ただし、同報道でもカスタマーチームによるARX-06の継続参戦は選択肢として残されているとされ、完全撤退ではない余地が示されている。

    RACER:撤退ではなく体制転換の可能性
    一方、RACERはより慎重な見方を示している。

    アキュラはDPiとGTPを通じてIMSAトップカテゴリーで9シーズンにわたるワークス活動を展開してきたが、10年目となる2027年については、その継続可否を含めた再評価が行われているという。

    背景には世界的な自動車販売の状況や、電動化計画の見直しに伴うコスト負担の増大があるとされる。

    そのうえで、現行のARX-06ワークスプログラムを一時停止するのではなく、別チームへ運営主体を移し、2027年以降はそのチームが資金面の負担をより担う形へ移行するシナリオも検討されていると伝えられている。

    「2027年は未決定」と公式コメント
    ロングビーチでRACERの取材に応じたブランド関係者は、現時点での決定を否定している。

    「2027年のプログラムについては何も決定していない。決定が下されれば共有する」

    このコメントは、ワークス撤退報道と矛盾するものではなく、最終判断がまだ下されていないことを示すものとみられる。

    MSRとの関係と今後の焦点
    現在のGTPプログラムは、マイヤー・シャンク・レーシングが運営し、HRC USが技術面を主導する体制で構築されている。

    93号車はMSRが準備を担いながら、HRCのエンジニアと戦略チームがパフォーマンス運用を主導する形が取られている。

    さらにMSRは、2028年導入予定のホンダのワークス・インディカー参戦プロジェクトでも中心的役割を担う予定であり、新たな体制構築に向けたリソース拡大が進められている。

    この動きは、IMSAプログラムの再編とも無関係ではなく、アキュラのモータースポーツ戦略全体の再設計の一環として位置付けられる可能性がある。

    現時点では、ワークス撤退か体制変更かは最終的に確定していない。ただし複数の情報を総合すると、アキュラのGTPプログラムが大きな転換点にあることは間違いなく、2027年に向けた決断が注目される。

  • アキュラ 2024年IMSA開幕戦のデイトナ24時間で3位表彰台

    アキュラ 2024年IMSA開幕戦のデイトナ24時間で3位表彰台

    2024年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦、デイトナ24時間レースが1月27日から28日にかけて、フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で行われた。今年のレースウイークエンドは1月下旬とは思えないほど温暖な気候に恵まれ、例年以上の大勢の観客が集まった。

    アキュラはこのアメリカ伝統の24時間レースにおいて過去3年連続で総合優勝を飾っており、今年はWayne Taylor Racing with Andrettiによる2台体制で、4連勝を目指す戦いに挑んだ。

    ルイ・デレトラズがスタートドライバーを務めた40号車のアキュラ ARX-06は予選5番手から、フィリペ・アルバカーキが搭乗した10号車は予選6番手からレースに臨み、序盤から力強い戦いぶりをみせた。

    土曜日の13時40分にスタートの切られたレースが夜に入ると、いくつかのトラブルが2台のアキュラ ARX-06に襲いかかったが、40号車に乗るデレトラズとジョーダン・テイラー、インディカー・ドライバーのコルトン・ハータ、さらには09年F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、クルーたちとともにトラブルを乗り越え、最後までトップグループで戦い抜いた。4連勝という目標にはあと一歩届かなかったが、トップと同一周回の3位でゴールしました。

    10号車は土曜日の22時ごろに電気系のトラブルが発生したが、90分をかけてワイヤーハーネスを交換することで解決し、アルバカーキ、リッキー・テイラー、元F1ドライバーのブレンドン・ハートレー、そしてインディカー・ドライバーのマーカス・エリクソンの4人は9位という結果を手に入れた。

    生産車ベースのカテゴリーであるGTDクラスには、Gradient Racingがアキュラ NSX GT3 Evo22をエントリーさせました。キャサリン・レッグ、タチアナ・カルデロン、シーナ・モンク、スティーブン・マクリーアの4人はクラス優勝を狙える予選3番手からスタート。しかし、グリーンフラッグが振られてから9時間が経過したころに電気系統のトラブルが発生し、コース上に落ちていた他車の破片にヒットしたことでボディにもダメージを負った。そして、最終的には朝方に再発した電気系のトラブルにより、リタイアした。次のシリーズ第2戦は、同じく耐久レースのセブリング12時間で、3月16日(土)に決勝レースが行われる。

    アキュラ デイトナ24時間 20242024年シリーズ開幕戦のデイトナ24時間でアキュラが3位表彰台

    ルイ・デレトラズ
    Wayne Taylor Racing with Andretti #40
    私たちは今日の結果をチームとして喜ぶべきだと思います。合同テストからレースまでが行われた10日間は、私たちにとって簡単な日々ではありませんでした。アキュラ、HRC、そしてWayne Taylor Racing with Andretti全体が見事な働きぶりをみせたことで、持てる力をすべて出しきる戦いができました。31号車キャデラックと7号車ポルシェ、彼ら2台は私たちより速かった。それでも、私たちは絶対にあきらめることはしませんでした。今日は数周の後れを取ることもありましたが、そのたびに失地をばん回し、彼らに最後まで勝負を挑み続けました。すばらしいレースができたと思います。チームの全員のハードワーク、チャンピオンシップのスタートでの力強い戦いぶり、そして、多くのポイントを獲得できたことに感謝します。40号車のチームがシーズンの最後に王座を手に入れること、そこに至るまでにいくつかの勝利を飾ることを楽しみにしています

    マーカス・エリクソン
    Wayne Taylor Racing with Andretti #10
    40号車のチームメートたちに、まずは”おめでとう”と言いたいと思います。このように厳しいレースで3位フィニッシュし、表彰台に上ることができたのですから、すばらしいと思います。もちろん、私たちはいつだって勝利を目指していますが、トップ3フィニッシュはチーム全体にとって大いなる成功と捉えることができるものだと思います。私たちの10号車は、スタートから非常にいい戦いができており、マシンのフィーリングも最高でした。アキュラパワーはとても力強いと感じましたし、チームとして前進を続けていました。しかし、残念なことに電気系統にトラブルが発生し、優勝争いから脱落してしまいました。その後、チームが奮闘してマシンをレースへと戻してくれて、私はとても多くの周回をこなすこととなり、走りを楽しめました。今回こうしてアキュラ、そしてWayne Taylor Racing with Andrettiとともにレースを戦えたことに感謝します。すばらしい経験でしたから、もう一度一緒に戦える日が来るのを楽しみにしています

    タチアナ・カルデロン
    Gradient Racing
    最初に、2週間にわたってチームがしてくれた努力に感謝します。この凄まじいレースに出場することは誰にとっても夢だと思います。今回は完走することこそできませんでしたが、私は成果を得ることができたと感じています。アキュラ NSX GT3 EVO22をドライブするのは初めてでしたが、マシンは非常に速かったので、価値ある経験をさせてもらえました。今回やり残した仕事があるので、次のセブリングを楽しみにしています。我々をサポートするべく集まってくれたファンの方々に感謝します。おかげでレースの雰囲気は最高でした

    デイビッド・ソルターズ
    President, HRC US
    HRC-USとして初めてのレースとなったロレックス24で、私たちは表彰台に上ることができました。全体を振り返ると、3位フィニッシュは今日の自分たちが望むことのできた最良の結果だったと思います。HRC-USのすばらしいスタッフたち、Wayne Taylor Racing with Andretti、Oreca、Gradient Racingなど、このレースを実現させてくれた人々全員に感謝します。彼らはハードワークをこなしてくれました。そんな彼らに”よく頑張ってくれました”という言葉を贈りたいと思います。私たちは持てる力をフルに発揮しました。今回学んだことを糧として前進していきます

  • IMSA:波乱のセブリング12時間でアキュラ勢は苦戦を強いられる

    IMSA:波乱のセブリング12時間でアキュラ勢は苦戦を強いられる

    2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦のセブリング12時間は、最終盤で大波乱となった。メカニカルトラブルと首位争い中の接触により、残念ながらアクキュラ勢にとっては苦い結果となった。

    10号車Konica Minolta Acura ARX-06、60号車Meyer Shank Racing w/ Curb Agajanianともに首位に浮上する場面もあり、レース後半になっても十分に優勝を狙える位置にいたが、残り2時間を切ったところで60号車にサスペンション関連のトラブルが発生し、左のリアホイールが脱落するアクシデントに見舞われた。

    ピットクルーの懸命な修復作業により、60号車は残り20分でレースに復帰し、GTPクラス6位でチェッカーフラッグを受けた。

    10号車は12時間かけて行われたレースの残りあと20分というところまでトップを争いたが、多重クラッシュに巻き込まれ、リタイアを喫した。GTクラスのグループを切り抜けようとするなか、7号車Porsche Penske Motorsportのマチュー・ジャミネットがフィリペ・アルバカーキの駆る10号車に接触してグリーンに押し出され、コースに戻ったところで再び2台がクラッシュし、他のマシンも次々に巻き込まれるという状況に。幸いにも、大きなケガを負ったドライバーはいなかった。10号車はそこでレースを終えることとなったが、クラス4位を獲得している。

    2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦となるアキュラグランプリ・オブ・ロングビーチは、4月14日から16日にかけて南カリフォルニアで開催される。

    トム・ブロンクビスト(Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian)
    「ホイールが脱落するまでは、順位はともあれ少なくとも表彰台を十分に狙えると思っていましたが、残念ながらトラブルの影響が大きすぎてとても残念な結果となりました。ただ、トラブルはどうしても起こるものです。重要なのは、ここから学び、今後は同じことが起こらないように課題を最小限にすることです」

  • アキュラ、デイトナ24時間レースで3年連続優勝を果たす

    アキュラ、デイトナ24時間レースで3年連続優勝を果たす

    デイトナ24時間レースが1月28日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(米国フロリダ州)でスタートが切られ、2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権が開幕した。新規定が導入されたGTPハイブリッド新時代の幕開けで、Meyer Shank Racing w/ Curb Agajanian(MSR)の60号車アキュラ ARX-06が総合優勝を飾った。

    新型LMDhプロトタイプカー、アキュラ ARX-06はデビュー戦で見事な走りを見せて、世界3大耐久レースと言われるデイトナ24時間でMSRは2連覇を飾り、アキュラとしては3連覇を達成した。

    ・アキュラがIMSA のトップカテゴリーGTPで、耐久レース新時代の幕開けを優勝で飾る
    ・MSR、Konica Minolta アキュラ ARX-06(Wayne Taylor Racing)は昨年に続き、24時間耐久レースでの連続ワンツーフィニッシュ
    ・アキュラ ARX-06はハイブリッド・パワートレインでのデビュー戦で優勝を果たす

    ポールポジションからのスタートとなったMSR Acura(トム・ブロンクビスト/コリン・ブラウン/エリオ・カストロネベス/シモン・パジェノー)は、残り8時間の時点でコーションフラッグが連続するまで、レースをリードした。

    Konica Minolta Acura ARX-06は遅れを取ったが、イエローコーションのタイミングにも助けられて2番手に浮上。終盤はアキュラ勢2台が接戦を繰り広げてデイトナで2度目の1-2フィニッシュを獲得した。

    次回のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は3月18日、セブリング12時間耐久レースが開催される。

    トム・ブロンクビスト(Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian)
    「優勝はチームのおかげです。MSRですばらしいのは、一人ひとりがポテンシャルを最大限に発揮できるところで、これは重要です。マイク(シャンク)とジム(メイヤー)がなんでもオープンにしてくれるので、チームにいい雰囲気が生まれ、みんながベストな状態で仕事ができたと思います。特に僕の場合、深く信頼してもらえたことが自信につながったので、大いに感謝しています。昨年は最終的にはスタンドで見守る立場でしたが、今年はマシンに乗って運命をコントロールできるのでずっといい気分です。最終ラップのル・マン・シケインで感じた興奮と、みんなの笑顔が本当にすばらしかったです」

    Meyer Shank Racing w/Curb-Agajanian

    リッキー・テイラー(Konica Minolta Acura ARX-06)
    「まず最初に伝えたいのは、1-2フィニッシュに導いてくれたアキュラとHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)がすばらしい仕事をしてくれたということです。ポルシェやBMWが苦戦したことを考えれば、この成果が実にすばらしかったと言っても過言ではないと思います。チームにとって、連続で果たしたこの1-2フィニッシュは、あらゆるコンストラクターや仕様の中でも、これまでにない結果です。2013年以来、9回目のトップツーになりますが、世界中の24時間耐久レースにおいてこれほどの偉業は他にないと思います。そして最後に、チームメート全員が、チャンピオンのような走りだったということです。フィリペ(アルバカーキ)がフィールドを変えていくあの走りは、感激でした。彼はいつもすべての力を出し切り、思い残すことが一つもありません。残念ながら優勝を果たすペースではなかったので、2位という結果でした」

    Konica Minolta Acura ARX-06

  • デイトナ24時間レース 2023:マイヤー・シャンク・アキュラが2連覇

    デイトナ24時間レース 2023:マイヤー・シャンク・アキュラが2連覇

    2023年のデイトナ24時間レースは、マイヤー・シャンク・レーシング(トム・ブロンクビスト、コリン・ブラウン、エリオ・カストロネベス、シモン・パジェノー)のアキュラARX-06が優勝。新生GTPで記念すべき初勝利を刻んだ。チームは2連覇を達成した。

    トム・ブロンクビストは最後のスティントを巧みに処理し、仲間のアキュラのライバル、フィリペ・アルバカーキとキャデラックを1 時間以上寄せ付けなかった。

    フェリペ・アルバカーキのウェイン・テイラー/アキュラで2位に終わった。 ポルトガル人ドライバーは、チームメイトのリッキー・テイラー、ブレンドン・ハートレー、ルイ・デレトラズと共に、レースの途中で2周遅れから挽回したが、マイヤー・シャンクを圧倒するほどのことはできなかった。

    チップ・ガナッシが駆るファクトリー・キャデラック V-LMDhの2台が3位と4位に入った。1号車のレンゲル・ヴァン・デル・ザンデ、セバスチャン・ブルデー、スコット・ディクソン、2号車のアール・バンバー、アレックス・リン、リチャード・ウェストブルックは、レースを通じて確実に走行していたが、非常に強いアキュラを圧倒するペースは持ち合わせてはいなかった。

    5位には、フィニッシュから12周遅れでアクション・エクスプレス/キャデラック V-LMDh 30号車のアレキサンダー・シムズが入った。シムズとチームメイトのピポ・デラーニ、ジャック・エイトケンは、他の2台のキャデラックと同様のペースで走っていたが、サスペンションの問題でガレージでの修理が必要となり、遅れをとってしまった。

    6位はフィリップ・エングの#24 BMWで、優勝したアキュラから16周遅れだった。BMWは勝利に挑戦するペースを持っていなかったが、エングはチームメイトのアウグスト・ファルファス、マルコ・ウィットマン、コルトン・ヘルタとともに、両方のポルシェの前でフィニッシュした。

    ポルシェ 963 7号車は総合14位、クラス7位で、マット・キャンベルがゴールラインを通過してレースを終えた。もう1台のポルシェは、ピットで複数の問題が発生し、非公式に42位に分類された。

    GTPの9位は、コナー・デ・フィリッピ、ニック・イェロリー、シェルドン・ヴァン・デル・リンデ、コルトン・ハータのBMW 24号車。MGUのハイブリッドトラブルで序盤から2時間以上遅れ、131周遅れで48位でフィニッシュした。

    デイトナ24時間レース GTP

    LMP2は、プロトン・コンペティション/オレカ 55号車のジェームス・アレンが、クラウドストライクAPR/オレカ 04号車のベン・ハンレーに0.016秒という僅差で1位となった。55号車(アレン、フレッド・プーダッド、フランチェスコ・ピッツィ、ジャンマリア・ブルーニ)、4号車(ハンレー、ジョージ・カーツ、マット・マクマリー、エステバン・グティエレス)は、レースを通じて長く激しいバトルを展開したが、55号車のアレンが、最終ラインに近づいたトライオーバルでハンレーをパスして勝利した。

    LMP2の3位は、フランソワ・ペロード、マチュー・ヴァクシヴィエール、ジュリアン・カナルのAFコルセ/オレカ 80号車で、ジェームス・アレンとベン・ハンレーから5秒強差でゴールした。

    デイトナ24時間レース LMP2

    LMP3では、ウェイン・ボイド、ニコ・ヴァローネ、トーマス・メリル、アンソニー・マンテラのAWA/デュケイヌ 17号車が、ジョアン・バルボサ、ランス・ウィルシー、ニコ・ピノ、ノーラン・シーゲルのショーン・クリーチ/リジェ 33号車に11周の差をつけて優勝した。3位には、ジョン・デアンジェリス、クリストファー・アレン、コナー・ブルーム、キャメロン・シールズが乗るパフォーマンステック/リジェ 38号車が入り、ショーン・クリーチから4周遅れだった。

    デイトナ24時間レース LMP3

    GTDは、ハート・オブ・レーシング/アストンマーティン・ヴァンテージGT3 27号車(マルコ・ソレンセン、ローマン・デ・アンジェリス、イアン・ジェームス、ダレン・ターナー)が、マグナス・レーシング/アストンマーティン・ヴァンテージGT3(ニッキ・ティーム、ジョン・ポッター、スペンサー・パンペリー、アンディー・ラリー)に5秒あまりの差をつけてGTD部門のみならずGT総合優勝も果たした。GTDの3位は、インエプション・レーシング/マクラーレン 720S GT3(ブレンドン・イリブ、フレデリック・シャンドルフ、オリー・ミルロイ、マーヴィン・キルコファー)で約16秒遅れとなった。

    デイトナ24時間レース GTD

    GTDプロでは、ウェザーテック/メルセデスAMG GT3 79号車(クーパー・マクニール、ダニエル・ジュンカデラ、ジュール・グーノン、マーロ・エンゲル)が優勝。2位には3.9秒差でコルベットC8.R 30号車(ジョーダン・テイラー、トミー・ミルナー、アントニオ・ガルシア)、3位には ヴァッサー・サリバン/レクサス RC F GT3 40号車(ジャック・ホークスワース、ベン・バーニコート、マイク・コンウェイ)が入った。

    デイトナ24時間レース GTD Pro

  • デイトナ24時間レース:アキュラ ARX-06がGTP時代最初のポールを記録

    デイトナ24時間レース:アキュラ ARX-06がGTP時代最初のポールを記録

    IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの2023年シーズンの最初の“公式”マークは、ロレックス 24 アット デイトナ シーズン開幕戦のラインナップを確立するために、日曜日にモチュール ポール アワード予選で設定された。生まれ変わったGTP(グランドツーリングプロトタイプ)クラスを構成するハイブリッド駆動のプロトタイプに最も注目が集まり、予選セッションはその期待に応えた。

    劇的な最後の瞬間、トム・ブロンクビストはロレックス24 オントラックアクティビティの 3日間のロアビフォア全体でベストラップを記録し、No.60 Meyer Shank Racing with Curb-Agajanian Acura ARX-06 をポールポジションにつけた。ブロンクビストは1分34.031秒(136.295mph)という印象的なラップを記録した後、1月28日に61台のマシンをグリーンフラッグまでリードする。

    トム・ブロンクビストの速いタイムは、予選セッションの最終ラップに設定され、No.7 ポルシェ ペンスキー モータースポーツ ポルシェ 963 のフェリペ・ナッセをわずか0.083秒上回った。上位8台のGTP車の差はわずか0.815秒だった。

    「これまでで最も困難なセッションの1つだった。タイヤの準備が完全には整っておらず、出発するための良い基準があまりなかったからだ。そのセッションに勝ててうれしかった」とトム・ブロンクビストは、自身4回目のMotul Pole Awardであり、ロレックス24で初めて受賞したことについて語った。

    リッキー・テイラーは、アンドレッティ・オートスポーツのウェイン・テイラー・レーシングが出場したNo.10 コニカ ミノルタ アキュラ ARX-06 で 3 位に入った (1:34.198、136.054mph)。セバスチャン・ブルデーは、チップ・ガナッシ・レーシングがエントリーした2台のGTPカーの1台であるNo.01で1:34.262(135.961mph)のベストラップを記録しました。

    Meyer Shank Racing は、予選に向けた週末の最初の4回の練習セッションのペースを調整した。しかし、No.6 Porsche Penske Motorsport のニック・タンデディがコースを外れ、トム・ブロムクビストが7番手で赤旗ストップとなったとき、ポールは危険にさらされた。トラックがクリアされると、グリーンフラッグが戻ったときに、各車が1回のフライングラップでタイムを残した。

    「ありがたいことに、1周するのに十分な時間でした」とトム・ブロムクヴィストは語った。

    「どうやったかはよくわからないけど、マシンは週末を通して速かったし、自分の下に何があるのか​​分かっていたので、ラップは楽になった」

    セッションの早い段階でミシュランタイヤを交換するためにピットインしたトム・ブロムクビストは、赤旗停止中にポールポジションに亀裂が入るのではないかと心配していたことを認めた。

    「ある意味で終わったと思ったので、実際には少しがっかりしていた。その後、彼らは『まだ1ラップをある』と言った」とチームラジオについてトム・ブロムクヴィストは語った。

    「どうなるかわからなかったので、アウトラップでそれを狙い、1台の車を追い越して、アウトラップで正当な動きをしなければならなかった」

    「マシンが非常に優れていて、セットアップにあまり多くの変更を加える必要がなかったという点で、とてもスムーズに走行できたのは幸運だった。自分が何を持っているかはわかっていたけど、今日は風と暑さでコースコンディションが大きく異なっていたので、事実上、直感に頼るしかなかって全力を尽くすしかなかった」

    「ありがたいことに、僕はなんとかそれを乗り切ることができた。楽しい一日だった」

    ロレックス 24 デイトナでのプラクティスは木曜日に始まる。24 時間レースは土曜日に始まり、土曜日の現地時間午後1時30分にNBCで生放送が開始され、1月29日(日)の正午に終了する。

    アキュラ ARX-06 デイトナ24時間レース 予選

  • ホンダ | 2019年 デイトナ24時間レース 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 デイトナ24時間レース 決勝レポート

    モータースポーツシーズンの開幕を告げるビッグイベントとして定着しているデイトナ24時間レースが、今年もアメリカのフロリダ州デイトナビーチにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で開催された。このレースは、アメリカで人気のスポーツカー、GTカーシリーズのIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの開幕戦となる。

    そのトップカテゴリーであるDPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)にアキュラは2018年より参戦を開始。昨年のデイトナでも優勝争いを繰り広げたが、2シーズン目を迎えた今年はよりレベルアップのなされた戦いぶりを披露、スタート後1時間で1-2体制を築き上げ、レースをリードした。

    そのあとも2台はトップグループで走り続け、9時間経過時点も1-2で迎え、最終的にリッキー・テイラー/エリオ・カストロネベス/アレクサンダー・ロッシのトリオが乗ったカーナンバー#7が3位で表彰台に上った。

    57回目の開催を迎えたデイトナ24時間レースは、午後2時35分にスタートし、折り返しを過ぎてから悪天候に見舞われた。雨が降り続け、アクシデントが頻発。朝方にはイエローフラッグが出され、1時間半以上もペースカー先導でレースが進められ、さらには赤旗が提示されてレース中断まであった。

    集まっている大勢のファンのためにもと主催者は全力を挙げてコースの乾燥作業を続け、レースは再開された。だが、コースの水たまり、マシンの跳ね上げる激しい水しぶきによる視界の悪化から、ゴールまで2時間を切った時点で、デイトナ史上初めてとなる2回目の赤旗中断になった。そして、天候が回復しない見通しが明らかになったことから、24時間経過の10分前にコントロールラインでチェッカーフラッグが振られました。アキュラのDPiマシン2台は、7号車が3位でゴールし、ファン・パブロ・モントーヤ/デイン・キャメロン/シモン・パジェノーの乗った6号車は、オイルポンプ関連のトラブルに見舞われ、ガレージでの修理のあとでレースに復帰。フルコースコーションが多発したため、ばん回のチャンスはほとんど得られず、総合8位/クラス6位での完走を果たした。

    NSX GT3 EVOは今回のレースが世界デビューでした。Meyer Shank Racingから2台がエントリーし、トレント・ハインドマン/ジャスティン・マークス/AJ・アルメンディンガー/マリオ・ファーンバッカー組がGTDクラス5位でフィニッシュ。キャサリン・レッグ/シモーナ・デ・シルベストロ/ビア・フィゲイレド(アナ・ベアトリス)/クリスティーナ・ニールセンの女性ドライバー4人が乗ったマシンはクラス13位となった。

    リッキー・テイラー(総合 3位 / DPiクラス 3位)
    「レッドフラッグでのレース終了はだれも歓迎したくないものでしょう。しかし、コンディションは本当に難しいものになっていました。私としては、チームとAcuraのすばらしい仕事ぶりを誇りに感じるレースでした。昨年に続き2年連続で私たちのマシンは速く、24時間レースで優勝争いができました。昨年はコース上でのアクシデントによってリタイアを余儀なくされました。今年もマシンの仕上がり具合はすばらしく、路面がドライコンディションであり続ければ、優勝のチャンスは十分にあったと思います。結果は表彰台フィニッシュとなり、タイトル争いに向けて多くのポイントを稼げました。次戦セブリング12時間レースへと、この勢いを持ち込みたいと思います」

    トレント・ハインドマン(GTDクラス 5位)
    「今日のレースでは、ゴールまで生き残ることを強く意識していました。優秀なドライバーでもミスを犯すシーンが何度もありました。私は集中力を高め、ミスを犯すことなく、少しでもラップタイムを縮めようと奮闘しました。不運なことに、降り出した雨はどんどん強くなっていきました。レースを終了させた主催者の決断は、残念ではありましたが、正しかったと思います。私たちの2台のマシン、57号車、86号車は雨が降り出したあとも作戦がたいへんよかったです。しかし、最終的には不運となってしまいました。それでも5位はすばらしい結果です。今シーズンの目標であるGTDクラスのチャンピオン獲得に向け、私たちは好スタートを切れた思います」

    アキュラ チームペンスキー 2019年 デイトナ24時間レース

  • 【IMSA】 Acura Team Penske:デビュー4戦目にしてARX-05が初優勝

    【IMSA】 Acura Team Penske:デビュー4戦目にしてARX-05が初優勝

    Acura Team Penskeにとって、ミッドオハイオでの週末はほぼ完ぺきなものとなった。IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ・シリーズの2018年第4戦でAcura ARX-05は初優勝を飾った。

    米国東部オハイオ州のコロンバス郊外にあるミッドオハイオ・スポーツカーコースは、アメリカン・ホンダのメアリーズビル工場からも近いサーキット。

    今回のイベントはアキュラ・スポーツカー・チャレンジ・アット・ミッドオハイオと銘打たれ、多くのHondaアソシエイツたちが声援を送る中で開催され、エリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー組がポールポジションから優勝、チームメートのファン・パブロ・モントーヤ/デイン・キャメロン組が予選2番手から2位でフィニッシュした。

    Acura ARX-05がIMSAシリーズ最高峰カテゴリーであるデイトナ・プロトタイプ・インターナショナルにデビューしたのは今年の1月、フロリダ州デイトナビーチで開催されたデイトナ24時間レースだった。それからまだ3ヵ月と少ししか経っていないが、ミッドオハイオでのAcura Team Penskeは週末を通してライバル勢をリードし続ける目覚ましいパフォーマンスをみせた。行われたすべてのプラクティスで1、2番手のラップタイムをマークし、予選も1、2番手を独占、決勝レースではスタートからゴールまでトップを走り続けた。参戦開始から4戦目にしての初優勝には1-2フィニッシュという花も添えられた。

    カストロネベス/テイラー組はポール・トゥ・ウィン。2位に8.4秒の差をつけてチェッカーフラッグを受けた。この結果、テイラーはTeam Penskeで優勝を飾った50人目のドライバーとなった。

    モントーヤ/キャメロン組はレース序盤にマツダ勢からのチャレンジを受けたが、それを退けて2番手の座を保ち、最終的に3位に対して26秒もの差をつけてフィニッシュラインを横切りった。ミッドオハイオでのAcura Team Penskeは、まさにライバル勢を圧倒するパフォーマンスを発揮した。

    GTDクラスでは、アルヴァロ・パレンテとキャサリン・レッグの乗ったMeyer Shank RacingのAcura NSXがスリリングなバトルを戦い抜いて2位フィニッシュ。2時間40分のレースでAcuraのダブルウインまで0.191秒差まで迫ってのゴールだった。

    次戦、シリーズ第5戦はアメリカ自動車産業の首都、モーターシティとも呼ばれるデトロイトが舞台。インディカー・シリーズと併催のデトロイト・グランプリでのレースは100分間のスプリントで、6月2日にタイトでバンピーなベル島内特設サーキットで決勝が争われる。

    リッキー・テイラー(優勝)
    エリオ・カストロネベス(左)、リッキー・テイラー(右) 「私は世界でもベストのチーム、ベストの自動車メーカーのドライバーを務めていると強く感じます。木曜日にはAcura NSXが生産されている工場を訪れ、あの美しいスポーツカーが作られているところをつぶさに見ることができました。Acuraのレーシングドライバーとしての誇りを与えてくれる経験でした。そして、レースではTeam Penske、そのオーナーのロジャー・ペンスキーにスポーツカー復帰後の初勝利をもたらすことができました。エリオ(カストロネベス)からトップでマシンを受け取ったときには大きなプレッシャーを感じました。彼が素晴らしいドライビングでトップを守ってくれたのですから、その仕事に応えるだけの戦いを私もみせなければならないと強く感じました」

  • 【IMSA】 アキュラ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    【IMSA】 アキュラ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    フロリダらしい澄みきった青空の下、温暖な気候にも恵まれて、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの第2戦となるセブリング12時間レースが開催された。

    この伝統あるスポーツカー耐久レースに、ホンダのラグジュアリーブランドであるアキュラは2クラス、合計6台がエントリー。43台が出走した今年のセブリングでの最大勢力がアキュラで、デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)とグランド・ツーリング・デイトナ(GTD)の両クラスで優勝争いを演じた。

    Michael Shank Racingは今年で66回目の開催を迎えた伝統ある耐久レースで2台のNSX-GT3を走らせ、9時間経過時点でトップを守るなど随所で輝きを見せ、最終的にGTDクラスの7、8位でゴールした。

    また、アキュラ チーム ペンスキーより参戦、プロトタイプクラスで戦うARX-05は、開幕戦のデイトナ24時間と同じようにスピードを見せて何度もトップに立つなど、エキサイティングなシーンを作った。しかし、レースが折り返し点を迎えたあとに発生したメカニカルトラブルによって、残念ながら両車ともにリタイアとなった。

    ARX-05の#7は、インディ500で3度の優勝を果たしたエリオ・カストロネベスとリッキー・テイラーのレギュラーコンビに、現役インディカードライバーのグレアム・レイホールを加えた3人で走った。予選3番手のグリッドから挑むと序盤にレースをリードしたが、3番手を走行中に突如として油圧が低下し、6時間が経過した時点でリタイアとなった。

    ARX-05の#6は、元インディカー・チャンピオンで、インディ500で2勝しているファン・パブロ・モントーヤとデイン・キャメロンがレギュラーで、3人目には2016年インディカー・チャンピオンのシモン・パジェノーをデイトナ同様に起用。パジェノーはインディカーに進む前にアキュラのスポーツカーでタイトルを獲得した実績の持ち主で、彼らのトリオもまた、セブリングで優勝争いに加わっていた。しかし、7号車がリタイアして1時間ほど経った時点で、モントーヤの乗っていた6号車がライバルのDPiマシンとの接触が原因と見られる駆動系トラブルに見舞われ、コースにストップ。そのままリタイアとなった。

    IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップは開幕から2戦続けてフロリダ州で耐久レースを行い、合計36時間に及ぶ戦いを繰り広げた。次の第3戦は北米大陸を横断し、カリフォルニア州に舞台を移し、4月14日(土)にグランプリ・オブ・ロングビーチで決勝レースが行われる。

    #7 リッキー・テイラー(アキュラ チーム ペンスキー / Acura ARX-05):
    予選3番手 / 決勝リタイア

    「すべてが予定通りで、速いペースでも安定して走り出せていたところでのリタイアとなりました。決勝に向かうまでのアキュラ チーム ペンスキーの仕事ぶりは驚くばかりのすばらしさでした。あのままトップ3で戦い続けることが可能だろうと感じていました。しかし、メカニカルなトラブルによってレースを終えねばなりませんでした。想定していた通りのペースで走行していただけに、悔しいですね。終盤の激しい戦いを楽しみにしていました。競争力を全く見せずにリタイアしたのではなく、スピードを誇示できたのですから、次のロングビーチに向けた自信をつけることができました。次こそ勝利を飾りたいと思います」

    #93 ローソン・アッシェンバーン(Michael Shank Racing / Acura NSX GT3):
    GTDクラス7位

    「Michael Shank Racing、そしてHonda Performance Development(HPD)のハードワークは本当に見事の一言に尽きます。木曜のアクシデントでマシンを傷めましたが、その修復を完ぺきに行なったことにより、今日のレースでのマシンは非常に速かったです。そして、確実に7位でのゴールを実現することができました。まだ私たちのチーム、そしてマシンには伸ばせる部分がありますが、今回のレースでは、アクシデントでの不利な状況からすばらしいリカバリーを見せることができました。これは、シーズンのこれからに向けて私たちを強く力づけてくれます」