カテゴリー: ピエール・ガスリー

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル加入の連絡を受けてプールに飛び込んだ」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル加入の連絡を受けてプールに飛び込んだ」

    ピエール・ガスリーが、2019年のレッドブル・ホンダの加入の喜び、ホンダF1との関係、そして、2018年の残りのシーズンの目標について語った。

    レッドブル・レーシングは8月20日(月)、今シーズン限りでチームを離れてルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任として現在トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーを起用することを発表した。

    2013年にレッドブルのジュニアプログラムに加入したピエール・ガスリーは、5年間の活動を経て、本家レッドブル・レーシングのドライバーを務めることになった。

    夏休み中にレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコから電話でレッドブル・レーシングへの昇格を伝えられたというピエール・ガスリーは、そのときの興奮について語った。

    2019年にレッドブル・ホンダで走ることについてピエール・ガスリーは「本当にハッピーだ!」とコメント。

    「夏休み中に知ることができたのは、ニュースを得るには絶好のタイミングだった。とにかくメチャクチャ興奮しているよ。僕はまだトロロッソとのシーズン後半に集中する必要があるけど、すでに来年にむけて本当に興奮しているよ」

    どのようにニュースを知ったかと質問されたピエール・ガスリーは「まずはマルコ博士が、ダニエル(リカルド)がルノーに移籍するためにチームを離れ、後日、2019年のドライバーを決定する予定であることを電話で伝えてくれていた」とコメント。

    「彼は決定を急いでいないので、とにかく夏休みを楽しむよう伝えた。だから、とにかく僕は引き続き休暇を楽しんでいた。そのとき僕はギリシャにいた。休暇を終えて、先週、友人と一緒に南フランスに帰ってきた。そして、彼がまた僕に電話をかけてきた」

    「彼は『我々の決定を伝えようと思う。我々は2019年に君にマックスと一緒にレースをしてほしい』と言ったんだ」

    「ヘルムートが電話で僕に話し始めたとき、僕は下着姿だった・・・電話が終わって、仲間と叫びながら家の周りを走って、全員ですぐにプールに飛び込んだよ!」

    「とても興奮していたし、とても嬉しかった。ずっと望んでいたことだったからね。もちろん、レッドブルのジュニアプログラムに入ったときからこのチームでF1を走ることが目標だったし、とにかく本当に嬉しくて、とても興奮した」

    「多くの感情が湧いてきたし、ただただショックを受けていた。自分が仲間に何を言っているのかあまりわからなかったし、プールに飛び込んで、仲間や家族とお祝いをした。彼らとそこにいられたことはさらに特別だった。実際、僕たちは1年で1週間しか一緒に過ごせないんだ。毎年、お互いに会おうとはしているんだけど、もちろん、F1カレンダーによって彼らに会うのは難しい」

    「だから、彼らと一緒にいたその週にニュースを得られたのはさらに格別なことだった。彼らはカート時代から毎週僕をサポートしてくれていたし、僕はそのシリーズを通して昇格していったからね。彼らと一緒に祝って、彼らも僕のために本当に喜んでくれた。素晴らしい瞬間だった」

    2019年にレッドブル・レーシングのドライバーになることを実感した今の心境についてピエール・ガスリーは「本当に興奮している。僕にとっては夢以上に多くの意味がある。少しプレッシャーは感じているけど、僕は挑戦が好きだ」とコメント。

    「レッドブルがF1に加わってから彼らのことは見てきたし、彼らは毎年常にチャンピオンシップや勝利を争っている。トップチームに加入することが僕が望んでいることだった。僕は本当に競争的な人間だし、僕が何かをするときは、常に1番、トップのポジションのために戦っている。最上段を争えるポジションにいることがメインのポイントのひとつだ」

    レッドブルのジュニアプログラムの一員として過ごしたことは、自身の成長にどのように貢献したかと質問されたピエール・ガスリーは「レッドブルのジュニアチームに加入してから5年が経った」とコメント。

    「2013年に加入して、何年もミルトンキーンズのファクトリーで過ごしてきた。エンジニアとシミュレーターで作業をして、みんなとの強い絆を築いてきた。初めてプログラムに加入した頃と比べると、精神的にかなり改善したと思う。多くのプレッシャーがあるし、本当にメンタルの強さが必要だからね。若い頃からずっとプレッシャーを感じていたし、次の年も続けられるように毎シーズンずっと懸命に戦ってきた。だから、ドライバーとして自分自身が成長するために多くのものを与えてくれたプログラムであることは確かだ」

    「リザーブドライバーとしてチームに加入したとき、ダニエルと一緒に仕事をしていたし、セブ(セバスチャン・ベッテル)がチームと働くのを見て、マックス(フェルスタッペン)も見てきた。ドライバー全員を見てきた。僕はそのときヤングドライバーだったので、全員からポジティブなことを全て吸収しようとしていたし、実際に彼らがどのように処理し、仕事をしているかを考察しようとしていた。とにかく全員からポジティブなものを得ようとしていた。だから、全てがドライバーとして成長するために本当に助けになったし、多くの経験を積むことができた。そして、チャンスが巡ってきたときのためにできる限りの準備を整えることができた」

    来年、レッドブル・レーシングはホンダのF1パワーユニットを搭載し、“レッドブル・ホンダ”として新たなスタートを切る。スーパーフォーミュラ時代からホンダと仕事をしているピエール・ガスリーは、その経験が役に立つと考えている。

    「過去2年間ホンダと仕事をしてきたのは確実に役に立つと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スーパーフォーミュラに参戦したときから彼らと関係を築いてきた。そのあと、トロロッソにスイッチしたときにホンダが僕と同時にチームとの関係をスタートさせたのもかなり良いことだった。来年、ホンダはレッドブルとの関係をスタートさせるし、僕もレッドブルに移籍する。彼らの次のステップについていくような感じだし、それはかなりクールなことだ」

    「もちろん、すでにホンダの人々のことを知っているし、良い経験であるのは確かだ。彼らのコミュニケーションの仕方、仕事の仕方をわかっているし、日本の地理もわかっている。僕たちがヨーロッパで経験しているものとは異なる文化だ。だから、確実に有益だと思う。今年彼らと一緒に彼らのエンジンを走らせている経験、彼らの強み、彼らがどこを改善できるかを知っているし、来年、その経験を生かせることは有益なことだ」

    来年、ピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンとチームを組むことになる。

    「来年、マックスとチームメイト、そして、仲間になることは本当にクールなことだ。僕たちは本当に仲がいいし、長年お互いのことを本当に良く知っているからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはジュニアとして2010年にカートで競い合っていたので、すでに一緒にレースをしている。同じチームではなかったけどね。実際、何度か接戦になったこともあったし、僕にとって良いときもそうでないときもあった。でも、僕たちはその期間を本当に楽しんでいた」

    「僕たちはお互いのことをドライバーとしてだけなく、友人としても本当にリスペクトしているし、彼と一緒のチームに加わることに本当に興奮している。僕たちは強い友情を築いているし、それはチームにとってポジティブなことでしかないだろう」

    最後にトロロッソ・ホンダでの残りのシーズンについて質問されたピエール・ガスリーは「この機会を得れらたのはトロロッソのおかげだ。昨年、加わって以来、彼らは本当に僕を助けてくれたし、すべてのチャンスを与えてくれた。彼らのためにできることはすべてしたいと思っている」とコメント。

    「今後のレースでの僕たちのポテンシャルを予測するのは難しいけど、再び多くのポイントを獲得するチャンスはあると思う。全ての週末で持っているポテンシャルを最大限に生かしたいと思っているし、大成功でシーズンを終えて、みんなで一緒に祝えるものをチームに与えたい。シーズン終了を良い気分と感情で迎えたいね」

    関連:レッドブル・ホンダ、2019年のピエール・ガスリーの起用を正式発表!

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、スーパーフォーミュラでの経験、昨年のF1デビュー、ヘルムート・マルコとの関係、そして、噂されるレッドブル・レーシングへの昇格について語った。

    昨年のマレーシアGPでトロロッソでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、今年ホンダとのパートナーシップを開始したトロロッソでF1フル参戦。バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位と好成績を収めるも、他のレースではQ1敗退を喫するなど、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしている。

    今年のトロロッソ・ホンダでの戦いについてピエール・ガスリーは「クルマは全てのレースで4位でを狙えるほど良くはない」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「シーズン序盤は他よりもポテンシャルを引き出すことができたと思う。バーレーンで良い結果を残せたのはそれが理由のひとつだ。でも、正直、僕たちはあのときどうやって成し遂げたのかまだしっかりと理解できていない。今の僕たちはどこでもポイントを獲得できるというわけではない。ハース、ルノー、ザウバーは僕たちの前にいる。でも、チャンスを得られる場所もあると思う。それを生かさなければならない。バーレーン、モナコ、そして、ハンガリーではそれができたと思う」

    2019年からレッドブル・レーシングもホンダのF1パワーユニットを搭載する。ピエール・ガスリーは「大きな助けになるのは確かだ」と語る。

    「今年はある意味ホンダのエンジンでちょっと孤独な戦いだ。レッドブルとより密接に働いてみるまでどれくらい進歩したかはわからないだろう。それに新しい空力レギュレーションもある。でも、全体的に僕たちにとってはポジティブなことしかないと思う」

    2016年にGP2のチャンピオンに輝いたピエール・ガスリーだが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはまだF1の準備は整っていないとして1年間、日本のスーパーフォーミュラで経験を積ませた。

    「彼の意見には同意できないね。僕は準備が整っていたと思う」とピエール・ガスリーは語る。

    「でも、様々な理由でそういうタイミングではなかった。もちろん、落胆したよ。GP2はフットボールで言えば2部リーグみたいなものだし、その上にはF1しかない。昇格できなければ悩むよね。でも、同時にモチベーションにもなった。日本に行ってスーパーフォーミュラに参戦することは大きなチャレンジだった。本当に気合が入っていたし、自分自身を証明したいと思っていた」

    「突然、母国から1万キロも離れた国にいた。言葉もわからないし、空港に着いたときにはどこに行けばいいのかさえもわからなかった。日本の文化は完全に異なる。簡単ではなかった。でも、アスリートとしてだけでなく、人間としても素晴らしい経験だった。本当に楽しかった。スーパーフォーミュラのクルマは多くのダウンフォースを発生させる。それはF1のための準備に本当に役立った」

    「僕たちの関係はかなり改善されている。僕が若かった頃、彼は僕に多くのことを要求していた。僕もできる限りすべてのチャレンジをこなしていた。彼に自分がファイターであり、夢を決して諦めず、この場所に相応しいことを示したかった。彼はドライバーにとても厳しいけど、そこは受け入れなければならない。その間に僕たちはうまく付き合えるようになった。多くの人たちは気づいていないかもしれないけど、彼はユーモアがある。僕たちはいつも楽しくやっているよ」

    昨年のF1デビューは、テストをすることもなく突然訪れた。だが、冬の間に準備ができた今年は、よりF1にいることを快適に感じているとピエール・ガスリーは語る。

    「昨年末の初レースよりも良くなっているのは確かだ。あの時はテストなしでクルマに飛び乗ったからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「短い期間で多くのことを学ばなければならなかったし、すぐに良い結果を求められた。今年は冬の間に仕事の準備をすることができたし、チーム全体を知ることができた」

    「でも、まだ僕にとってはルーキーシーズンだ。新しいことがたくさんある。まだ学ばなければならなことはたくさんある。でも、全てのレース週末でF1のパドックにいることをより快適に感じている。ずっと望んでいた場所だしね」

    「もちろん、経験は大きな要因だ。レーストラックを知っていたり、予想がついていれば大きなアドバンレージになる。新しいコースではクルマからすべてを引き出すのに時間がかかることもある。でも、常に良くなっていくものだ。レースエンジニアはどうすれば僕が速くなるかをわかっているからね。僕たちはパッケージの純粋なペースには満足している。今後は、さらに一貫して良いスピードを示していくことに焦点を置いていきたいと思っている」

    ここまでピエール・ガスリーは、チームメイトのブレンドン・ハートレーを上回る成績を残している。このような結果は予想していたかと質問されたピエール・ガスリーは「簡単に答えられる質問ではない」とコメント。

    「もちろん、第1のゴールはチームメイトに勝つことだ。だから、これまでの結果には満足している。でも、シーズはまだ終わってはいない。まだ9レース残っている。あと9回彼に勝たなければならない。ブレンドは速いドライバーだ。WECやル・マン24時間レースで優勝しただけのことはある。毎週末が大きな挑戦だ。現時点で状況はとてもうまくいっているし、もちろん、それを続けたいと思っている」

    ダニエル・リカルドがルノー、カルロス・サインツがマクラーレンへと移籍したことで、ピエール・ガスリーは空席となっているレッドブル・レーシングのドライバー候補に挙げられている。レッドブルのジュニアプログラムはドライバーが枯渇しており、ピエール・ガスリーには大きなプレッシャーがかかるかもしれない。

    しかし、ピエール・ガスリーは「いいや、自分にプレッシャーをかけることはない」と語る。

    「そのために誰かを必要とすることもない。僕はすべてを完璧にこなしたいと思っている。成功しなければ自分に満足できない。環境は問題はないし、常に100%を尽くしている。でも、数年前よりもドライバーが少ないのは事実だね」

    「もちろん、僕はいつもレッドブルを念頭に置いている。僕はF1にいるわけだし、勝利やタイトルを争いたいと思っている。それができる機会は必ずやってくるだろう。僕はまだ若い。もちろん、できるだけ早く目標に到達したいと思うものだけど、今は将来についてはあまり考えないようにしているし、とにかく今あるリソースを最大限に生かそうと頑張っている。

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走ることは当然ながら目標」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走ることは当然ながら目標」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、今シーズン前半戦を振り返るとともに、F1まで到達した道のり、噂されるレッドブル・レーシングへの昇格などについて語った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、第2戦バーレーンGPでの4位をはじめ、3度の入賞を果たして26ポイントを獲得。来季はレッドブル・ホンダへの昇格が噂されている。

    今シーズンここまでを振り返ってピエール・ガスリーは「客観的にいろんなことを見れば本当にポジティブだったと思う」と Crash.net のインタビューでコメント。

    「もちろん、僕たちには大きなアップといくつかのダウンがあった。あまり一貫性がなかったと言えるし、そこはシーズン後半にむけて見い出そうとしていることだ」

    「残念ながら、例えば、バルセロナやポール・リカールでのクラッシュのようなまったくレースができなかったこともあったし、いくつか機会を逃してしまった。バーレーンのようなあらゆる期待を上回る素晴らしいレースもあった。特に2戦目で期待できる最高のものだった。それに初めてのモナコGPは以前からトラックがいかに厳しいかはわかっていたし、F1では難しいことはわかっていたので、本当に物凄いレースだった。全体的に多くの経験ができたと言える。素晴らしかったよ」

    個人的に設定していた目標については「目標はほぼ叶えられたと思うけど、決して満足感のようなものはない。完璧ではない場合、心から満足することはできないからね」とコメント。

    「確かに、一貫性はチームと一緒に目指していくことだし、すべての週末でより安定したパフォーマンスを発揮して、常に同じような場所で戦っていたい。でも、現時点では、レース毎にトップ10で戦えると思ったら、そのあとまったチャンスもなくQ1ですぐに敗退しているようなレースもあった」

    「僕の側では難しかったと言える。僕が考えるルーキーの中で最も難しいのは、下位カテゴリでは表彰台、チャンピオンシップ、勝利のために戦っていて、毎週末熱くなって、勝つために戦う準備ができていたけど、F1ではそうはいかないことだ」

    「ある意味、持っているパッケージから何を引き出せるかはあまりわらない。シルバーストンの予選はおそらくシーズンのベストラップだったけど、14番グリッドでしかなかった。満足するのは難しいことだ。自分のラップには本当に満足していたけど、結果を見れば、最終結果に本当にがっかりだった。そこがF1でのバランスを取るのが難しい部分だ」

    「僕がいつも心がけているのは常にOKだと感じていることだ。クルマから最大限の可能性を引き出し、結果がどうであれ、チームが僕に期待している仕事ができたことはわわっている。での、そのパフォーマンスは15位のときもありば、9位のこともある。だから、どこを目指すべきかを知るのは本当に難しい」

    外部からの評価については「外部にはたくさんの人がいるし…それは理解している。彼らはすべての情報を持っているわけはないし、だた順位を見て、『OK、あいつは13位だ。彼はたいしたことない』と判断する」とコメント。

    「すべてを理解せず、すべての情報もない状態でそう見るのは簡単な方法だと言ってもいいと思う。もちろん、少し難しいときもある。たぶん、相応しい信頼を得られていないかもしれない。幸運なことに、正しい場所にいて、本来よりも多くを得られるときもある。それもF1の一部だ。結局、最も重要なのは、自分がパッケージでできる最善を尽くせたと感じ、チームがそれをわかってくれることだ」

    下位カテゴリーで活躍をみせたピエール・ガスリーは、2014年にレッドブルのジュニアプログラムに加入。残忍な評価で知られるレッドブルのプログラムのなかで自分を磨くことができたと語る。

    「レッドブルに来てから、いろいろなアプローチをしてきた。2012年にこの選択はあって、2014年にプログラムに加入した。当時は本当に若かった。印象づけたいと思っていたし、レッドブルのためにそれをやりたいと思っていた」とコメント。

    「完全に考え方を変えた。最終的に自分が良い仕事ができたか、そうではないかはわかるものだし、誰かに『良い仕事をしたね』と言ってもらう必要はない。良いラップや完璧なラップができれば自分でわかる。クルマのなかで何が起こっているかを感じられるのは僕だからね。レースでミスをすれば、自分でミスをしたのはわかるし、満足はできない。でも、誰かに『君がやったのは良くないことだ』と言われる必要はない。レッドブルではありのままを受け止めるしかないんだ」

    「厳しい環境だけど、強くなるための絶好の機会でもある。アスリートとしてだけでなく、人間としてもはるかに強くなったと思う。でも、自分自身のためにやっていることだし、クルマのなかでベストを尽くすだけだ。自分がいいパフォーマンスを発揮していれば、彼らが満足してくれるのはわかっているけど、最終的には自分のためにやっている。僕は競争的な人間だし、自分のため、そして、チームのために最高の結果を達成したいからね」

    2016年にGP2でタイトルを獲得したピエール・ガスリーだが、特年のF1昇格は見送られ、1年間日本でスーパーフォーミュラに参戦している。

    「大きなチャレンジだったと思っている」とピエール・ガスリーは振り返る。

    「F1に到達するまでに多くの課題と向き合わなければならなかった。ある意味、精神的にも身体的にそのすべての経験が僕をに試練を与えていたように思う・・・それを示して、諦めずに、最後までプッシュしていれば、チャンスを与えられることはわかっていた。ある意味、僕がやらなければならないのは、できる限りハードにプッシュし続けるだけだった」

    「自分のアイデア、願望を持って本当に頑張ってきた。僕は心の中に何かがあれば、それを実現するためにあらゆる手を尽くす人なんだ。若い頃から頭の中でF1ドライバーになりたいと決心していたし、そこにたどり着くためならどんなことでもするつもりだった。そうだね、多くの試練に直面したけど、自分に競争力があることはわかっていたし、レースをしたどのシリーズでも、常にチャンピオンシップでトップ3以内でフィニッシュしていた。多くの試練があったけど、そのすべてに立ち向かったし、最後に到達することができた」

    「それらの困難な瞬間のすべてをポジティブなエネルギーやモチベーションに変えることができたし、常に自分の限界を超えて自分自身からさらに多くと引き出そうとしていた。常にもっと多くを与えようとね。最終的に僕はどこかの時点で多くの良いことがやってくると信じているんだ。2.0、3.5、GP2、スーパーフォーミュラで競争したときは、どこかの時点で結果を出さなければならないことはわかっていた。最終的にそうなったし、チャンスが来るまでとにかくプッシュし続けた」

    困難な瞬間について質問されたピエール・ガスリーは「GP2でタイトルを獲得したのにチャンスを得られなかった時だ」とコメント。

    「僕たちはパフォーマンスだけがパラメーターではないスポーツにいることをわかっている。多くの政治や、若手ドライバーとして多くのことがあるし、20歳ではあまりコントールできない」

    「自分にできるベストなことは、素晴らしいパフォーマンスを示すことだけだったし、それが僕が毎年やろうと努力してきたことだ。家から10000kmも離れた誰も知っている人のいない初めて行った日本でさえね。タフなチャレンジだったけど、最終的に本当に良い経験になったし、ドライバーとしてもさらに強くなれたと思う」

    その後、ピエール・ガスリーは、2017年の第15戦マレーシアGPで、ダニール・クビアトに代わってトロロッソからF1デビューする。

    「いつかチャンスがやってくることはわかっていたし、それが巡ってきたきたにはその機会を最大限に生かすためにとにかくチャンスを利用しなければならなかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「何よりも望んでいたことだし、とにかく自分がF1カーでできることを示すチャンスだった。パフォーマンスを発揮できるかは自分次第だ。自分が十分に優れていれば、そのチャンスに値するということだし、良いパフォーマンスを発揮できないとしても、少なくともトライはした。自分のスキル、自分には競争力があると信じていた。本当に難しい方法で入ることになったけど、とにかくそのチャンスを最大限に生かしたかった」

    レッドブル・ホンダへの昇格が噂されているピエール・ガスリーは、レッドブルのドライバーとして当然それを目標にしていると語る。

    「レッドブルドライバーとしてそれは明らかに目標にしていることだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、言ったように僕にとって重要なこと、影響を及ぼすためにできる唯一のことは、パフォーマンスだ。できる限りハードにプッシュして、素晴らしいパフォーマンスを示していれば、チャンスはいつでもやってくると信じている」

    「十分に懸命に仕事をして、良い結果を示していれば、素晴らしいチャンスは巡ってくるだろう。それが僕が集中しようとしている唯一のことだ。パドックで起こってるいろんなことに焦点を当て始めると、エネルギーを無駄に消費してしまう。それはパフォーマンスに何の価値ももたらさない。僕が集中しようとしているのは自分のことだけだし、ドライバーとしていかにもっと良くなれるかだけだ。常に自分自身を改善できるものだ」

    「スーパーフォーミュラに参戦したとき、人々はレッドブルとホンダがファーストコンタクトを取ったとか、長期契約を結ぶかもしれないとか話し始めた。かなり面白いことだと思ったね。毎年、いろんなことが起こったし、その時に言われたのが、僕がホンダとのこの関係のファーストピースだということ。本当にクールだし、スーパーフォーミュラで関係を築いていたので本当に嬉しかった」

    「僕たちの背景には本当にクールで強いストーリーがあった。僕たちは最終戦までチャンピオンシップを争っていたけど、台風によって0.5ポイントでそれを逃してしまった。本当に様々な感情や多くのことを経験してきたし、彼らがレッドブルと組むのを見るのは嬉しいことだ。彼らは一緒に多くの成功を収めていくと確信している。かなりクールなストーリーだ」

  • ピエール・ガスリー 「僕はレッドブルとホンダの関係のファーストピース」

    ピエール・ガスリー 「僕はレッドブルとホンダの関係のファーストピース」

    ピエール・ガスリーは、自分はスーパーフォーミュラに参戦して以来、ホンダのエンジンと強い関係があり、レッドブル・レーシングとホンダとの関係における“ファーストピース(first piece)”だったと語る。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、バーレーンGPでの4位を含め、印象的なパフォーマンスを披露している。

    ホンダは、2019年からレッドブル・レーシングとのワークスパートナーシップが決定。ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブルを離脱することが決定したことで、ピエール・ガスリーは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへの昇格が噂されている。

    ピエール・ガスリーは Crash.net のインタビューで、日本でスーパーフォーミュラに参戦して以降、ホンダとの関係がどのように成長してきたかを語った。

    トロロッソとホンダ、そして、レッドブルとのパートナーシップについて質問されたピエール・ガスリーは「スーパーフォーミュラに参戦したとき、人々はレッドブルとホンダがファーストコンタクトを取ったとか、長期契約を結ぶかもしれないとか話し始めた。かなり面白いことだと思ったね」とコメント。

    「毎年、いろんなことが起こったし、その時に言われたのが、僕がホンダとのこの関係のファーストピースだということだ」

    「本当にクールだし、スーパーフォーミュラで関係を築いていたので本当に嬉しかった。僕たちの背景には本当にクールで強いストーリーがあった。僕たちは最終戦までチャンピオンシップを争っていたけど、台風によって0.5ポイントでそれを逃してしまった」

    「本当に様々な感情や多くのことを経験してきたし、彼らがレッドブルと組むのを見るのは嬉しいことだ」

    「彼らは一緒に多くの成功を収めていくと確信している。かなりクールなストーリーだ」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走る準備はできている」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走る準備はできている」

    ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブル・ホンダにステップアップする準備はできていると語る。

    ダニエル・リカルドが今シーズン限りでレッドブルを離れて2019年からルノーに移籍することを決断したことで、レッドブル・レーシングは誰を後任としてマックス・フェルスタッペンのチームメイトにするべきかの検討を迫られることになった。

    現在、その有力候補に挙げられているのが、ダニエル・リカルドの移籍によってルノーのシートを失うことになったカルロス・サインツ、そして、今年トロロッソ・ホンダで走っているピエール・ガスリーの二人のレッドブルドライバーだ。

    レッドブル・レーシングは2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するが、ピエール・ガスリーには1年間ホンダを走らせた経験がある。また、マックス・フェルスタッペンはカルロス・サインツをチームメイトとして迎えることに難色を示しているとも言われている。

    「そうだね、僕はそうしたいと思っていはいるけど、あまりそれについては考えていない」とピエール・ガスリーは Marca にコメント。

    「トロロッソでのここまでのシーズンに満足しているし、ここにいることに満足している。現時点では何も決まっていないと思う」

    「カルロスも似たような状況だ。僕たちは二人とも何が起こるかを待っている」

    現在22歳のピエール・ガスリーは、レッドブル・レーシングへの昇格が早すぎても、ダニール・クビアトのように最終的にまったくシートのない状況に陥ることはないと考えている。

    ダニール・クビアトは、トロロッソから2014年にF1デビュー。翌年、レッドブルのレギュラードライバーだったセバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍したことで、デビューから1年でレッドブル・レーシングのドライバーに抜擢された。しかし、レッドブル・レーシングでは実力を発揮できず、2016年にマックス・フェルスタッペンと交代するかたちでトロロッソに降格。翌2017年にはシーズン途中でトロロッソのシートを喪失し、レッドブル自体からも解雇されている

    「いいや。自分が速ければ、チャンスはやってくるだろう」とピエール・ガスリーはコメント。

    「集中して、確実に速さを見せる必要がある。そうすれば、結果はついてくるはずだ」

    「状況をどのように捉えるかだ。レッドブルとファースチームに到達できなかったドライバーたちに目を向けるか、フェルスタッペン、ベッテル、リカルドなどの成功を収めたドライバーに目を向けるかだ」

    トロロッソに残留した場合、ピエール・ガスリーは、現在のチームメイトであるブレンドン・ハートレーも残留することになれば満足だと語る。

    今年、ピエール・ガスリーはバーレーンGPの4位入賞を含めて3度のポイントフィニッシュを果たし、26ポイントを獲得しているが、ブレンドン・ハートレーは2度の10位フィニッシュで2ポイントしか獲得できておらず、シート喪失の危機が絶えず囁かれている。

    「ブレンドンはかなり速いし、僕にとって簡単というわけではない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「来シーズン、誰がチームメイトになっても僕は気にはならない。ベストになりたければ、ベストと戦わなければならないからね」

    「F1での初シーズンだし、僕は22歳だ。トロロッソが僕を必要としてくれるならば残留することに満足するだろう。でも、もちろん、出来る限りはやくチャンピオンシップを争えるようになりたいと思っている」

  • ピエール・ガスリー 「ドライバビリティはホンダの方がルノーよりいい」

    ピエール・ガスリー 「ドライバビリティはホンダの方がルノーよりいい」

    ピエール・ガスリーは、2018年のホンダのF1エンジンのドライバビリティは、昨シーズン末にルノーのF1エンジンで経験したよりも“一貫性がある”と考えている。

    ピエール・ガスリーは、2017年の最後の数戦でトロロッソからF1デビューを果たした。当時、トロロッソはルノーのF1パワーユニットを搭載していたが、ガスリーにとって初のフルシーズンとなる今年、トロロッソはホンダのF1パワーユニットに切り替えている。

    ピエール・ガスリーは、夏休み前のF1ハンガリーGPで、ウエットの予選で6番グリッドを獲得し、ドライとなった決勝でも同じポジションでフィニッシュしている。

    ピエール・ガスリーは、ホンダはまだライバルメーカーに対するパワー不足を引き続き改善しているところだが、エンジンのドライバビリティに関してはストロングポイントだと感じていると語る。

    「シーズン序盤戦からドライバビリティ面に関してはかなりいいと思うし、昨年のルノーと比較して一貫性があると思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スロットルとエンジンから得られるトルクはホンダの方が多い。僕たちはどこを改善する必要があるかをわかってるし、全体のパワーという点では改善しなければならないけど、ドライバビリティという点では本当に優れている」

    ピエール・ガスリーは、ホンダのパワーカーブは、ホンガロリンクでのウエットの予選セッションのような“トラクションの限界”にある必要があるときに扱いやすいと語る。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダのF1エンジンのその部分がラップタイムに貢献しているかを評価するのはとても難しいと語る。

    「ホンダのトラックサイドサポートはドライバビリティが優先事項のひとつだと考えています」と田辺豊治はコメント。

    「彼らはHRD Sakura側でそれを開発しており、我々はドライバーがカスタマーである現実世界のここにそれをもたらしています」

    「ドライバビリティはパワーユニットとトライバーとのコミュニケーションですし、我々はそのエリアを改善させる必要があります。我々にとってそこは非常に重要です」

    パワーセンシティブなトラックでのレースでは、フェラーリ、メルセデス、ルノーに対してホンダがピークパフォーマンスで劣っていることが露わになったが、ブダペストはホンダにとって圧倒的にポジティブな週末となった。

    「そこまでパワーセンシティブではないトラックであることはわかってたし、ある意味、全員の間が近づいているような状況だった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、ホンダはウエットコンディションでの予選で素晴らしい仕事をした。ドライバビリティは素晴らしかったし、気温30℃で行われたレースでもまったく問題は発生しなかった」

    「ホンダはウェットコンディションの予選で素晴らしい仕事をした。ドライバビリティは素晴らしい。レースでも僕たちにはまったく問題は発生しなかった」

    「彼らがモチベーションを高め、ポテンシャルがあることを示し、プッシュするには最高の方法だった。特に夏休み前に全員に大きな後押しを与えるためにね。シーズン後半は彼らからもっと多くのパフォーマンスを得られることを期待している」

  • ピエール・ガスリー 「ホンダのパフォーマンスは有望」

    ピエール・ガスリー 「ホンダのパフォーマンスは有望」

    ピエール・ガスリーは、今シーズン、トロロッソと組んで以降のホンダの進歩を称え、目にしたものに励まされていると語る。

    ホンダはまだエンジン勢力図では4番手であり、ここまでトロロッソとともに28ポイントを獲得している。昨年のこの時点では11ポイントしか獲得できておらず、おおよそ3倍の数値といえる。

    ホンダは依然として信頼性に苦しんでいるが、全体的には向上を見せており、ここまでの受けたペナルティの大部分はパーツを蓄えるための戦略的な理由によるものだった。

    バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位とトロロッソ・ホンダの大部分のポイントを獲得しているピエール・ガスリーは「ホンダのパフォーマンスは有望だ」とコメント。

    「ブダペストはそこまでパワーセンシティブなトラックではないことをわかっていたし、全員にもう少し近づけるだろうことはわかっていた」

    「ホンダはウェットコンディションの予選で素晴らしい仕事をした。ドライバビリティは素晴らしい。レースでも僕たちにはまったく問題は発生しなかった」

    「彼らがモチベーションを高め、ポテンシャルがあることを示し、プッシュするには最高の方法だった。特に夏休み前に全員に大きな後押しを与えるためにね。シーズン後半は彼らからもっと多くのパフォーマンスを得られることを期待している」

    トロロッソの姉妹チームであるレッドブル・レーシングは、2019年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1パワーユニットへの動きを支持し、今シーズン抱えている問題は「あまり心配していない」と語っている。

    「彼らに多くの問題があるとは思わない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ほとんどの場合、彼らは予選が良くない。新しいコンポーネントをもたらすことに関しては大きな差はない。それが彼らがやっていることだ」

    「彼らにはまだ来年のパッケージ、新しエンジンを理解するためのレースが今後もかなりたくさんある。彼らはミスから学んでいる。それは良いことだ」

    「現時点でダニエルはルノーのエンジンに問題を抱えているし、ホンダだけでなく、他のブランドでも起こることだ。あまり心配はしていない」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルはホンダの発展の大きな後押しになる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルはホンダの発展の大きな後押しになる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ホンダにとって2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが、さらなる発展のための大きな後押しになると期待している。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップを悲惨なかたちで終えたホンダは、今シーズンからレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始。パフォーマンスの向上を示し、2019年からは本家レッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが決定している。

    ダニエル・リカルドのルノー移籍が発表される前、ピエール・ガスリーは2019年のホンダの開発について以下のように応えている。

    「2台ではなく、4台のクルマがあるということは、開発という点では常にいいことだし、それにレッドブルというビッグチームでもある。僕たちは彼らがいかに大きく、強いかということをわかっている。彼らがホンダをその方向性に大きくプッシュしていくのは明らかだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「だから、僕たちは一緒に強みのすべてを分かち合うことができれば、それは確実にプラスになるだろう。それに来年の作業はもう始まっていると思う。現時点で僕たちができる全ての開発は来年のレッドブルにとって有益になるからね」

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りでダニエル・リカルドがチームを離れてルノーに移籍することが決定。ピエール・ガスリーはその後任の最有力候補に挙げられている。

  • ピエール・ガスリー 「タイヤマネジメントの改善がF1での好成績の鍵」

    ピエール・ガスリー 「タイヤマネジメントの改善がF1での好成績の鍵」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1の下位カテゴリーであるGP2時代と比較してタイヤマネジメントのスキルを“大幅に改善させた”と自らを分析する。

    今シーズンのピエール・ガスリーの3つの傑出したリザルトのうち、モナコGPでの7位とハンガリーGPでの6位は最も柔らかいタイヤで第1スティントで長く競争力を発揮できたことで生み出された。

    モナコでは予選10番手から他の誰よりも多い37周のスティントをハイパーソフトで成功させて7番手に不所湯。ハンガリーではウルトラソフトでの32周でミッドフィールドのライブルを引き離し、最終的に3強以外では唯一周回遅れにされずに6位フィニッシュを成し遂げている。

    それらのパフォーマンスは、GP2での2年半におけるピエール・ガスリーの走りとは大きくことなっている。デグラーデーションの高いGP2のタイヤに苦戦したガスリーは、ポールポジションを勝利に変えることができたレースは8戦中2レースしかなかった。

    「他のドライバーほど苦しんでいなかった」とピエール・ガスリーは、ハンガリーGPの第1スティントを振り返る。

    「タイヤマネジメントという点ではGP2の最初のシーズンと比較して大幅に改善したと思う。GP2での僕はタイヤにあまりにアグレッシブだった」

    「たくさんのことを学んだし、今はそれが成果を挙げている。だから、それについては本当に満足している」
    ハンガリーっでも最も柔らかいタイヤで最長のスティントを記録。だが、ピエール・ガスリーは計画していたよりも“わずかに長く”走ったが、さらにスティントを延ばすことはできたと主張する。

    「戦略に沿って走っていたし、実際にタイヤのドロップオフは考えていたよりも悪くなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「たぶんあと5周は走れたはずだと思っているけど、レースタイムという点ではあのラップでピットに入って、新しいタイヤに交換した方が良かった」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダ STR13はこれまで一貫性のあるパッケージだとは言えないが、バランスが取れているときのマシンは柔らかいタイヤで圧倒的なパフォーマンスを発揮すると強調。また、ハンガリーでのクルマの扱い方は、ベストリザルトを記録した第2戦バーレーンGPを思い起こさせるものだったと語る。

    「ソフトコンパウンドで僕たちはかなり速いと思う。モナコは本当に長い間、タイヤを生かし続けることができたレースのひとつだった」とピエール・ガスリーは語る。

    「優れたバランスだけでなく、あまり突然崩れることがないよな優れた安定性も必要だ。ハンガリーでのバランスは正直、バーレーンを少し思い起こさせるものだった」

    「クルマに本当に満足していたし、快適だった。リアを失ったり、リアやフロントとあまりに多く格闘することなくアタックできた」

    「ハンガリーでもスイートスポットを見つけることができたと思う。そのウインドウに入るのは僕たちにとってかなり難しいことだけど、僕たちはそれをなんとか成し遂げることができた」

    「バランスがいいときは、タイヤをかなり長持ちさせることができることはわかっている」

  • トロロッソ 「ピエール・ガスリーは成熟したドライバーになった」

    トロロッソ 「ピエール・ガスリーは成熟したドライバーになった」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ピエール・ガスリーは“成熟したドライバー”になったと評価する。

    今シーズン、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、バーレーンで4位、モナコで7位と入賞しており、先週末のハンガリーでは3度目の入賞となる6位でフィニッシュを果たした。

    ピエール・ガスリーは、今シーズンここまでのトロロッソ・ホンダは28ポイントのうち26ポイントを獲得してる。

    「FP1から我々は競争力があった」とフランツ・トストは Auutosport にコメント。

    「ピエールはほぼずっとトップ10内にいたし、我々は良い仕事してポイントを獲得することができるとかなり確信していた」

    「我々が予選で6番手と8番手で終えるとは思ってはいなかった。だが、我々は難しいコンディションのなかで非常に良い予選を戦い、ウエットでのクルマが非常に競争的であることを示した。両方のドライバーが非常に良い仕事をしたと言わなければならない」

    「ピエールは良いスタートを切り、6位を守り、トラブルなく完走した。彼はレースをコントロールしていた。少し速く走らなければならないときも彼はすぐにそれをこなした。タイヤや燃料をセーブすることにはまったく問題はなかった」

    「彼は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。そして、彼は非常に成熟したドライバーになった」

    「彼はパフォーマンスを改善しているところだし、理解を深めているところだ。F1は複雑だが、彼は全てのツールをアドバンテージにしている。本当に感銘を受けている」

    フランツ・トストは、トロロッソがホンダのF1エンジンのパワー不足がそれほど表れないモナコとハンガリーでしっかりと良い結果を残せたことに安心していると述べた。

    「我々に合っているそれらのトラックでチャンスを生かした。次の2つのレースは完全に異なる。スパとモンツァは高速レースだ。そこでどうなるか見てみるつもりだ」

    「我々の側からはパフォーマンスを改善させてきたが、我々にとってのメインの問題はハースやザウバーのような直接のライバルがさらに改善を果たしていることだ」

    「彼は本当に強く、とても競争力がある。次のレースはコントロールするのは難しいだろう。だが、シンガポールに関しては楽観視している」

    フランツ・トストは、トロロッソ・ホンダが2018年により多くの進歩を果たせると確信していると語る。

    「我々は今シーズンが簡単なシーズンにならないことは当初からわかっていた」とフランツ・トストは語る。

    「来年のための準備であり、ここまでは完全に正しい方向に進んでいると言わなければならない。新しいパーツは入るが、他チームも新しいパーツを投入してくるだろう。どのチームがより効率的な方法で開発するかにかかってくるだろう」