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  • ウィリアムズF1 サインツJr.離脱ならコラピント復帰を検討との噂

    ウィリアムズF1 サインツJr.離脱ならコラピント復帰を検討との噂

    2026年シーズン限りでカルロス・サインツJr.がウィリアムズを離れる可能性が取り沙汰されるなか、チームが後任候補として元所属ドライバーのフランコ・コラピントの復帰を検討しているとの見方がパドックで広がっている。

    ジェームズ・ボウルズ代表はサインツJr.の慰留に努めており、今後数週間以内に将来について話し合う予定だとされる。

    しかし、サインツJr.がチームの成長スケジュールと自身の目標が一致しないと判断した場合に備え、ウィリアムズは複数の代替案を準備しているという。

    パドックではコラピント復帰説が浮上
    PlanetF1によると、F1パドックではサインツJr.が今季限りで離脱した場合、ウィリアムズがフランコ・コラピントに復帰を打診するとの見方が有力視されている。

    コラピントは2024年にウィリアムズからF1デビューを果たした経験を持ち、チーム事情にも精通していることから、有力な後任候補の一人と考えられている。

    一方で、選択肢はコラピントだけではない。

    現在リザーブドライバーを務めるルーク・ブラウニングも昇格候補に挙げられており、さらにF2で好成績を残しているアレックス・ダンの評価も高まっているという。

    サインツJr.はアストンマーティン移籍候補にも浮上
    同じ報道では、サインツJr.はアストンマーティンがフェルナンド・アロンソの後任を探す場合の有力候補の一人にも挙げられている。

    サインツJr.は以前からアロンソの後継者候補として名前が挙がっており、仮にアロンソが引退または移籍を決断した場合には、スペイン人ドライバー同士でシートを引き継ぐ可能性があるとみられている。

    また、候補にはセルジオ・ペレスの名前も含まれている。ペレスはキャデラックとの将来が不透明とされ、コルトン・ハータのF1昇格の可能性も影響するとの見方がある。

    一方、アロンソ自身は「競争力のあるマシンで戦いたい」という姿勢を崩しておらず、アストンマーティンの将来性が自身の決断を左右する重要な要素になるとみられている。

    現時点ではサインツJr.の去就は決まっておらず、ウィリアムズ残留を含め複数の選択肢が残されている。ただし、ドライバー市場を巡る憶測が活発化するなか、コラピント復帰説やアストンマーティン移籍説など、さまざまなシナリオがパドックで語られ始めている。

    Source: F1 OVERSTEER

  • アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイ「ホンダとの統合や振動対策に苦戦」

    アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイ「ホンダとの統合や振動対策に苦戦」

    2026年シーズンのアストンマーティンは、新レギュレーション初年度で大きく出遅れる苦しい戦いを強いられている。チーム代表のエイドリアン・ニューウェイは、その背景についてホンダ製パワーユニットとの統合や振動対策に苦戦し、開発全体が後手に回ったことを明かした。

    ニューウェイは、パワーユニットやギアボックスの信頼性問題に加え、重量超過や空力開発の遅れなど複数の課題が重なったと説明。

    こうした問題を受け、アストンマーティンはハンガリーGPで大規模アップグレード「AMR26B」を投入し、巻き返しを図る方針だ。

    開幕前から続いた信頼性問題が開発を妨げた
    ニューウェイは、アストンマーティンが本格的にマシンを走らせられたのはオーストラリアGPのFP3が初めてだったと明かした。

    「メルボルンが現実を突きつけられた瞬間だった。さまざまなパワーユニットの問題があり、最初にまともな走行ができたのはオーストラリアGPのFP3だった」

    「それまではバルセロナとバーレーンでのテストを通じて、パワーユニットとシャシー、ギアボックスを正常に機能させるためにガレージで多くの時間を費やしていた」

    ニューウェイは「『悪いことは重なる』ということわざがあるが、まさにその典型的なケースだった。起こり得る問題がすべて起きてしまったような状況だった」と苦しい開幕を振り返った。

    開発開始の遅れが2026年マシンに大きく影響
    ニューウェイは、2026年型マシンの開発開始そのものがライバルより数か月遅れていたことも認めた。

    「シャシー側もパワーユニット側も、最初から後手に回っていた。振り返れば、自分たちに対する期待値を高く設定しすぎていたのかもしれない。そして忘れてはいけないのは、グリッド全体のライバルたちのレベルの高さだ」

    「2026年マシンの本格的な開発に着手したのは2025年3月中旬で、風洞模型が完成したのは4月中旬だった。ライバルより数か月遅れており、その差を埋めるのは非常に難しかった」

    重量超過と空力コンセプトにも課題
    ニューウェイは、現在のマシンが重量超過であることを認め、その一因としてホンダ製パワーユニットとの統合や振動対策を挙げた。

    「シャシーはかなり重量超過になっている。その一部はホンダとの統合作業や振動問題への対応によるものだが、自分たち自身も軽量化で十分な仕事ができなかった」

    「急いで設計すると最初に犠牲になるのが重量だ。細部まで最適化する時間がなかった」

    さらに空力面についても、自ら主導した大胆なコンセプトが十分な検証を経られなかったと説明した。

    「時間がなかったため、複数のコンセプトを十分に比較検討できなかった。この方向性が根本的に間違っているとは思わないが、予想していなかった課題が出てきた」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    AMR26Bで巻き返しへ ハンガリーで大規模アップグレード投入
    こうした状況を受け、チームは個別改良ではなく、一度に大規模アップグレードを投入する方針を決断した。

    ニューウェイは「現状を受け入れた後、チーム全体は非常に前向きにまとまった」と語る。

    「目標は2つだった。まず夏休み前に大規模アップデートで現状を立て直すこと。そして将来に向けた基盤をしっかり築くことだ」

    今回のアップグレードは大幅な空力改良に加え、大規模な軽量化も柱となる予定で、ハンガリーGPで初投入されることが決まっている。

    組織改革も推進 「苦境を成長の機会に変えた」
    ニューウェイは、この苦戦を組織改革の契機として前向きに捉えている。

    「この苦しい時期を、働き方そのものを見直す機会にした」

    現在はAMRテクノロジー・キャンパスで内製化を積極的に進めており、ギアボックスケースやフロアなど、これまで外注していた部品の多くを自社生産へ切り替えているという。

    「コスト管理だけでなく、柔軟性や品質管理、設計から製造までのフィードバック速度も大きく向上する」

    また、自身の健康問題によってサーキットへの帯同が制限されたことも認めた。

    「今はもう大丈夫だが、昨年は100%の状態ではなかった。健康と仕事のバランスを慎重に取らなければならなかった」

    それでもチームとの連携には支障はなかったとし、「エンジニアとの関係は維持できていたし、チーム全体が非常に柔軟に対応してくれた」と感謝を示した。

    【関連】
    ・アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイ「AMR26Bは大幅な軽量化と新空力」

  • ハースF1 ボン・ジョヴィと提携 新会員制度「Haas+ Fans First」始動

    ハースF1 ボン・ジョヴィと提携 新会員制度「Haas+ Fans First」始動

    ハースF1は6月30日(火)、ファン向けロイヤルティプログラム「Haas+」を軸とした新たなファン施策「Haas+ Fans First」を開始した。F1だけでなく、音楽やエンターテインメント分野とのコラボレーションを通じて、会員限定の特別な体験や限定特典を提供していく。

    第1弾企画では、世界的ロックバンド「ボン・ジョヴィ」と提携。ロンドン・ウェンブリー・スタジアムで開催される『Forever Tour』最終公演のVIPチケットが当たるキャンペーンを実施し、ファンとの新たな接点づくりを加速させる。

    ハースF1が新ファンプログラムを始動
    TGRハースF1チームは、新たなファン向け施策「Haas+ Fans First」を正式に発表した。

    無料で登録できるロイヤルティプログラム「Haas+」を中心に展開されるこの取り組みでは、F1の枠を超えてスポーツ、音楽、エンターテインメント、カルチャー分野との協業を進め、ファンへ特別な体験を提供することを目的としている。

    プログラムではVIPアクセスやバックステージ体験、限定イベントへの招待、一般公開前のファンウェアやグッズの先行案内など、通常では得られない特典が用意される。

    第1弾はボン・ジョヴィとの特別企画
    「Haas+ Fans First」の第1弾として、ハースF1はアメリカを代表するロックバンド「ボン・ジョヴィ」と提携した。

    抽選で選ばれたHaas+会員1名と同行者1名には、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催される『Forever Tour』最終公演のVIPチケット2枚が贈られる。

    キャンペーンは7月1日に受付を開始し、8月21日まで実施。応募はHaas+会員限定となる。

    小松礼雄「ファンとともにチームを成長させたい」
    チーム代表の小松礼雄は、この取り組みについて次のように説明した。

    「ファンの皆さんは私たちの活動の中心です。『Haas+ Fans First』は、世界中で応援してくださる皆さんへ感謝を伝え、モータースポーツの枠を超えた体験を提供するための取り組みです」

    「TGRハースF1チームには、スポーツやエンターテインメント、ポップカルチャーを代表する多くの方々とつながる機会があります。チームがコース内外で成長していく中で、その歩みをファンの皆さんと共有することが重要だと考えています」

    「ジョン・ボン・ジョヴィ氏とそのご家族とは1年以上にわたって協力関係を築いてきました。世界最高のロックバンドのライブを体験していただくこと以上に、『Haas+ Fans First』のスタートにふさわしい企画はないと思います」

    ジョン・ボン・ジョヴィ「ロックもレースも本質は同じ」
    ジョン・ボン・ジョヴィも今回のコラボレーションについて歓迎のコメントを寄せた。

    「ロックンロールとレースには多くの共通点があります。素晴らしいチームを作り、仲間を信頼し、チャンスをつかみ、最後までアクセルを緩めないことです」

    「TGRハースF1チームは、その闘志を体現しているチームです。努力と粘り強さ、そして情熱があれば世界中どこへでも行けるという信念は、私もずっと大切にしてきました。ハースファミリーの一員となり、ファンの皆さんとこの新しい旅を共有できることを楽しみにしています」

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1に無線で激怒「もう二度と指示は信じない」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1に無線で激怒「もう二度と指示は信じない」

    リアム・ローソンは、2026年F1第8戦オーストリアGPで発生したレーシングブルズのチームオーダーを巡る一件について、「もう二度と指示は信じない」と無線で怒りをあらわにした。レース後にはチーム代表アラン・パーメイン自らが無線でローソンをなだめる場面も明らかになった。

    ローソンはタイヤとブレーキを管理するよう指示され、「チームメイトのアービッド・リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたものの、実際にはオーバーテイクを許したことに不満を表明。

    その後は順位を奪い返して9位でフィニッシュし、レース後には「チーム内で話し合うことになるだろう」と語った。

    チームオーダーを巡る不満が噴出
    レーシングブルズはオーストリアGPでリアム・ローソンが9位、アービッド・リンドブラッドが10位に入り、3戦連続のダブル入賞を達成。コンストラクターズランキング6位を堅持し、ハースとの差を23ポイントに広げた。

    しかし、その裏ではチームメイト同士の駆け引きが起きていた。

    ローソンはタイヤとブレーキを管理するためペースを抑えるよう指示され、その際に「リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたという。

    ところが、リンドブラッドはターン4でオーバーテイク。ローソンは無線で「もう二度とそんな指示は信じない」と怒りをあらわにした。

    その後、ローソンはピット戦略を活用してポジションを奪い返し、3戦連続でリンドブラッドを上回る順位でチェッカーを受けた。

    パーメイン代表「落ち着け。我々が対処する」
    レース終了後のクールダウンラップでは、レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインが自ら無線でローソンに語りかけていた。

    レースエンジニアのアレクサンドル・イリオプロスが「9位だ。素晴らしい仕事だった」「最大限の結果を引き出せた」と伝えたあと、パーメインは次のように話した。

    「リアム、私だ。落ち着いてくれ。大丈夫だ。我々が対処する。心配しなくていい。冷静でいてくれ」

    ローソンも「了解」と応じ、感情を抑えながらレースを締めくくった。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    ローソン「約束と違った」
    レース後、ローソンはチームオーダーについて率直な心境を語った。

    「最初のスティントでは戦略どおりにレースを進めた」

    「ブレーキをマネジメントするよう言われ、その間は攻撃されないと聞いていた。でも実際には攻撃された」

    「だから2スティント目はすぐ後ろにつき、ピットストップ後に抜き返した」

    舞台裏で話し合いが行われるかと問われると、「おそらくそうなるだろう」と認めた。

    序盤はブレーキ過熱にも苦しむ
    ローソンはレース序盤、ブレーキの異常な発熱にも苦しんでいたことを明かした。

    「最初の数周はブレーキが本当に熱くて、その熱気がコクピットまで入ってきていた」

    「でも、その後は落ち着いて問題なく走れた」

    「今日は満足している。トップチーム勢が全員完走した状況では、これが僕たちにできる最大限の結果だった」

    一方のリンドブラッドは、ローソンがアンダーカットで順位を取り返す展開は予想していたと説明した。

    「そうなるだろうと思っていた。チームがそうするだろうと考えていた」

    「でも、それで構わない。特に問題ではない」

  • F1 中東情勢を注視 バーレーンGP復活へ数週間以内に判断か

    F1 中東情勢を注視 バーレーンGP復活へ数週間以内に判断か

    2026年のF1は、中東情勢の改善を見極めた上で、今季中止となったバーレーンGPとサウジアラビアGPの復活可否を判断する方針だ。現時点ではカレンダー変更は決定しておらず、まずは地域の安全保障情勢を引き続き注視する構えを示している。

    米国とイランの停戦合意を受けて緊張はやや緩和されたものの、F1は拙速な判断を避け、数週間かけて状況を見極める考えだという。

    中東情勢を見極めて最終判断へ
    今シーズン序盤、中東地域の紛争を受けてバーレーンGPとサウジアラビアGPは安全上の理由から開催中止となった。

    その後、米国とイランの停戦合意が成立し、情勢には改善の兆しも見え始めている。しかし、F1は依然として慎重な姿勢を崩していない。

    スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、F1は「最近の和平合意を受けても中東情勢を継続的に監視し、この問題については数週間待ってから判断する」としており、現時点ではカレンダー変更を急がない方針だという。

    また、オーストリアGP開催中のレッドブルリンクではチーム代表会議が行われたものの、同紙は「議題は別の案件であり、カレンダー変更ではない」と伝えている。

    復活ならバーレーンGPが最有力
    現在のF1カレンダーは残り日程が限られており、両大会を復活させる余地は極めて少ない。

    そのためF1は、少なくとも1戦を復活させることを優先して検討しているとされる。

    最有力案は、アゼルバイジャンGPとシンガポールGPの間にバーレーンGPを組み込み、3週連続開催(トリプルヘッダー)とするプランだ。

    一方で、サウジアラビアGPについては日程確保がさらに難しく、現時点では代替開催の実現性は低いとみられている。

    今後数週間が重要な判断材料に
    F1としては、安全面を最優先にしながら開催可能性を慎重に評価する考えだ。

    今後数週間の中東情勢が安定すれば、少なくともバーレーンGPの復活について具体的な検討が進む可能性がある。一方で、情勢次第では両大会とも中止のままシーズンを終える選択肢も残されている。

  • マクラーレンF1 イギリスGPに初代M2B風の特別カラーリングで参戦

    マクラーレンF1 イギリスGPに初代M2B風の特別カラーリングで参戦

    マクラーレンは2026年F1第9戦イギリスGPで、チームの原点をオマージュした特別カラーリングを投入する。Google Geminiとのパートナーシップのもとで製作されたワンオフデザインは、1966年にデビューしたチーム初のF1マシン「M2B」から着想を得たものとなっている。

    このカラーリングは「Spark What’s Next(次なるひらめきを)」をテーマに掲げ、創設以来の革新の歴史と未来への挑戦を表現。

    ホームレースとなるシルバーストンで、マクラーレンの伝統と最先端技術を融合した特別仕様のMCL40がコースを走る。

    M2Bへのオマージュを現代マシンで表現
    今回のカラーリングは、1966年のF1モナコGPでデビューしたマクラーレン初のF1マシン「M2B」をモチーフとしている。

    同年のイギリスGPでは、創設者ブルース・マクラーレンがチーム初ポイントを獲得。その歴史的なマシンへの敬意を込め、2026年型MCL40へ現代的な解釈でデザインを落とし込んだ。

    この特別カラーリングは、今季モナコGPで迎えたチーム通算1000戦記念イベントに続くヘリテージ企画の一環でもある。モナコでは2度のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンがM2Bをドライブし、チーム創成期を振り返った。

    マクラーレン F1 イギリスグランプリ

    Google Geminiとの協業でAI活用も加速
    今回の企画は単なるカラーリング変更ではなく、Google Geminiとの技術提携を象徴するプロジェクトでもある。

    マクラーレンではGeminiの生成AIをブランドキャンペーンやクリエイティブ制作に活用しており、「Nano Banana」や「Omni」といったツールをアイデア創出やコンセプト開発に利用している。

    さらにレース現場ではGoogle Cloudとの共同開発により、Gemini Enterpriseを活用した独自ツールを導入。複雑な競技規則を瞬時に検索・比較できるほか、複数のデータベースを自然言語で横断検索し、ラップタイム解析などの作業時間を大幅に短縮しているという。

    F1マシンはシーズン中だけでも約1万8000件もの設計変更が施されるとされ、今回の特別カラーリングは1966年のM2Bから現在のMCL40まで受け継がれてきた絶え間ない技術革新を象徴するデザインとなっている。

    マクラーレン F1 イギリスGP

    ルイーズ・マキューン「原点と未来を結ぶデザイン」
    マクラーレン・レーシングのチーフ・マーケティング・オフィサーを務めるルイーズ・マキューンは、今回の特別カラーリングについて次のように語った。

    「シルバーストン仕様のカラーリングは、私たちがどこから始まり、そこから何を築いてきたかを祝うものです。M2Bは絶え間ない革新と可能性を信じる姿勢から始まった旅の原点であり、このデザインはその精神を表現しています」

    「Google Geminiとのパートナーシップも同じ理念に基づいています。私たちはテクノロジーによって新たなイノベーションを生み出し、進化を続け、サーキット内外でパフォーマンスを高める方法を共に探っています。このカラーリングは私たちの歴史を称えながら、未来へ力強く目を向ける共通の価値観を象徴するものです」

    Google「AIの力をサーキットでも発揮している」
    GoogleのコンシューマーおよびAIマーケティング担当バイスプレジデント、マービン・チャウは次のようにコメントした。

    「Geminiアプリによる創造的なアイデアの創出から、Gemini Enterpriseによって複雑なデータをリアルタイムのサーキット情報へ変換するまで、マクラーレンはAIの力を最大限に活用しています」

    「私たちは今後もGeminiが創造性やビジネス、そしてレース戦略をどのように支えられるかをマクラーレンとともに探求していくことを楽しみにしています」

  • FIA 2027年F1技術規則を正式公開 ドライバーは改善を評価も課題を指摘

    FIA 2027年F1技術規則を正式公開 ドライバーは改善を評価も課題を指摘

    FIA(国際自動車連盟)は2027年のF1技術規則の全文を公開し、新世代パワーユニット導入を巡る議論を経て、大幅なルール改訂の詳細が明らかになった。

    世界モータースポーツ評議会(WMSC)が先週正式承認した新規則は全278ページに及び、2026年規則への批判を受けて内燃エンジンとハイブリッドシステムの双方を強化する内容となっている。ドライバーからは改善を歓迎する声が上がる一方で、依然としてタイヤやエネルギーマネジメントへの課題も指摘された。

    2027年F1技術規則で何が変わるのか
    FIAが公開した2027年技術規則では、2026年に導入された新世代パワーユニットの方向性を維持しつつ、競技性やドライバビリティを改善するための見直しが実施された。

    ドイツの『Auto Motor und Sport』によると、主な変更点は以下の通り。

    ■ 最大燃料エネルギー流量の引き上げ

    ■ ERS最大出力の増加

    ■ 1周あたり使用可能なバッテリーエネルギーの増加

    ■ 車速に応じた新しいエネルギー展開制御を導入

    ■ 新たなオーバーテイクモードを採用

    ■ フロア下空力を簡素化

    ■ 空力パーツのたわみ試験を見直し

    ■ ドライバー+バラスト込み最低重量を82kgへ引き上げ

    ■ 安全規則の一部を簡素化

    これらはFIAとF1、各チーム、そしてドライバーが協議を重ねた結果、2027年および2028年のエンジン規則見直しとして合意された内容を反映したものとなる。

    ラッセル「クルマはかなり運転しやすくなった」
    オーストリアGPをポール・トゥ・ウィンで制したジョージ・ラッセルは、シーズン途中から進められてきた規則変更によってマシンは着実に改善していると評価した。

    「日本GP以降に行われたレギュレーション変更は非常に良かったと思う。クルマはかなり運転しやすくなった」

    その一方で、現在のF1マシン最大の課題としてタイヤを挙げた。

    「すべてのドライバーが不満を言っているのはタイヤ空気圧だ。でも、聞いている限りではピレリも改善に取り組んでいるようだ」

    「僕たちからすると、大きな風船の上を走っているような感覚なんだ」

    「そこが改善されれば、ドライバーにとってもレースにとってもずっと良くなる。タイヤのオーバーヒートも減るし、もっと接近戦ができるようになる。それが次の大きなステップだと思う」

    ルクレール「まだエネルギーマネジメントを考え過ぎている」
    シャルル・ルクレールもマシンの改善を認めながらも、依然としてエネルギーマネジメントへの依存が大きい点を課題として挙げた。

    「今年のクルマと昨年のクルマのどちらが好きかと聞かれれば、昨年のほうが好きだ。いくつかのサーキットでは限界までプッシュすることができたからね」

    「ジョージが言うように改善されてきているのは事実だ。でも、このようなサーキットでは今でもエネルギーマネジメントを常に考えながら走らなければならない」

    「バルセロナ・カタルーニャGPやモナコではそれほどではなかったけれど、まだそういうコースは残っている。それがドライビングの楽しさを少し減らしてしまっている」

    「ただ、現状はそういうものだし、今後さらに改善されていくと確信している」

    2027年へ向けてFIAは実用性と競技性の両立を目指す
    2027年技術規則は、2026年型パワーユニットに対する「エネルギーマネジメントが多すぎる」「オーバーテイクしにくい」といった懸念を受けて見直された内容となった。

    内燃エンジンとERSの双方を強化するとともに、オーバーテイク支援機能やエネルギー展開方式を刷新することで、ドライバーがより積極的にプッシュできるレースを目指している。

    ラッセルやルクレールのコメントからも分かるように、現行マシンには改善の兆しが見え始めている一方、タイヤ特性やエネルギーマネジメントなど、今後も解決すべき課題は残されており、2027年規則がそれらをどこまで改善できるかが注目される。

  • レーシングブルズF1代表 ニコラ・ツォロフ加入説を否定「話し合いは一切ない」

    レーシングブルズF1代表 ニコラ・ツォロフ加入説を否定「話し合いは一切ない」

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、2027年シーズンにレッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフがレギュラーシートを獲得するとの報道を否定し、「チーム内でその件について話し合ったことはまったくない」と明言した。

    今季のレーシングブルズは、リアム・ローソンとルーキーのアービッド・リンドブラッドがモナコGPとバルセロナ・カタルーニャGPで揃って入賞するなど好調を維持している。

    一方で、オーストリアGPを前にFIA F2ランキング2位につけるツォロフが2027年にチームへ昇格するとの噂が浮上していた。

    パーメイン「話し合いは一切ない」
    オーストリアGP金曜走行後、この噂について問われたパーメインは、現時点で具体的な検討は行われていないと断言した。

    「その件については、内部でまったく話し合っていない。もちろん彼はレッドブルの育成プログラムの一員だし、F2で素晴らしい仕事をしている」

    「まだシーズンは第8戦で、ようやくシーズンの3分の1を少し過ぎたところだ。あまりにも早すぎるし、その件については本当に何の話し合いもしていない。どこから出てきた話なのか分からないが、少なくとも我々から出た話ではない」

    ツォロフは2024年末にレッドブル・ジュニアチームへ加入したが、これまでF1公式セッションへの出走経験はない。オーストリアGPのFP1では、ルーキー走行義務の対象として岩佐歩夢がローソンに代わってマシンをドライブした。

    アラン・パーメイン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    岩佐歩夢の走りにも高評価
    パーメインは、FP1で15番手タイムを記録した岩佐歩夢の仕事ぶりにも満足感を示した。チームは空力テストを実施し、その成果をFP2の両マシンへ反映。FP2ではローソンが9番手、リンドブラッドが12番手でセッションを終えた。

    「良い一日だった。本当に良い一日だった。まずFP1では、ローソンに代わって岩佐歩夢がマシンに乗った。彼は素晴らしい仕事をしてくれた。我々は空力評価を行い、有益なデータを得ることができ、それをFP2で2台ともに反映させた」

    「両レースドライバーとも満足している。最初の走行からフィーリングは良く、バランスも悪くなかった。その後は予定していたプログラムを消化した。もう少しブレーキングを改善できればと思っている。そこがドライバーたちの感じている弱点なので、一晩かけて改善に取り組む」

    さらに、前戦バルセロナ・カタルーニャGPと比較してマシンの競争力が向上しているとの見解も示した。

    「先週末よりもはるかに満足している。予選シミュレーションでは非常にうまく機能しているし、ロングランでもバルセロナ・カタルーニャGPより良くなっている。まだ改善の余地はあるが、チームとしてはかなり前向きな状況にある」

    今回の発言からは、ツォロフの将来的な昇格の可能性を否定したわけではないものの、少なくとも2027年のシートについて具体的な議論は始まっておらず、レーシングブルズは現行ラインアップで今季の戦いに集中している姿勢がうかがえる。

  • マクラーレンF1首脳 フェルスタッペン獲得を否定せず「もちろん興味はある」

    マクラーレンF1首脳 フェルスタッペン獲得を否定せず「もちろん興味はある」

    マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、マックス・フェルスタッペンが将来的にチームへ加入する可能性について、完全には否定しなかった。

    今週、英『Daily Mail』は、フェルスタッペンのマネジメントとブラウンの間で予備的な話し合いが行われたと報じた。レッドブルとの契約は2028年末まで残されているものの、2027年シーズンに向けたパフォーマンス条項が存在するとされ、移籍の憶測が広がっている。

    ブラウン「特別な事情があればもちろん興味はある」
    フェルスタッペンは現在ドライバーズランキング6位。契約には、8月のサマーブレイク時点でランキング2位以内に入れなければ、2027年に他チームへ移籍できる条項が含まれているとみられている。

    オーストリアGP決勝前、Sky Sports F1のテッド・クラビッツから「フェルスタッペン獲得に興味はあるか」と問われたブラウンは、まず現ドライバーへの信頼を強調した。

    「ランド(ノリス)やオスカー(ピアストリ)が他へ行くことには、とても驚くだろう。2人ともここで非常に満足している。もちろん契約もあるが、それ以上に私たちは彼らに満足しているし、彼らもここで幸せなんだ」

    その一方で、可能性を完全には否定しなかった。

    「もし何か奇妙な理由で、誰かがお風呂から出る時にバナナの皮で滑るようなことが起きたら、その時はもちろんだ。マックスは4度のワールドチャンピオンだからね」

    現在のマクラーレンは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの両ドライバーと長期契約を結んでいる。

    それでも、一部ではフェルスタッペンがマクラーレンへ移籍し、その代わりにピアストリがレッドブルへ移るというシート交換案まで取り沙汰されている。

    ザク・ブラウン(マクラーレン)

    メキース「マックスはチームを信頼している」
    一方、レッドブルのローラン・メキース代表も、ホームレースのオーストリアGPを前にフェルスタッペンの去就について質問を受けた。

    メキースは「マックスは速いマシンを望んでいるし、それは以前から変わらない。そして、短期的にも長期的にもチームが成功を取り戻すために全力を尽くしていると完全に信頼してくれている」と語った。

    さらに「重要なのはコース上での結果だけだ。結果がすぐに改善することを願っている」と続けた。

    また、フェルスタッペンとの関係についても、次のように説明した。

    「以前の記者会見でも言ったが、毎週マックスに『残るのか』と聞いているわけではない。マックス自身がチームに残りたいという意思を明確に示している」

    「もちろん、彼がチームに満足するためには速いマシンが必要だ。しかし彼は私たちとともに開発を進め、正しい方向性を見つけるために協力してくれている。今回のFP1でも数多くのテストや比較を行い、あらゆる可能性を探っていた」

    「私たちにとって去就は話題ではない。今の課題は、マシンを本来あるべき競争力へ戻すことだけだ」

    フェルスタッペンを巡る移籍報道は依然として続いているが、ブラウンは現ラインアップへの満足を強調しつつも、F1を代表する王者の獲得可能性を完全には否定しなかった。一方のレッドブルは、フェルスタッペンがチームを信頼し、開発にも積極的に関わっていると説明しており、現時点ではマシンの競争力回復が最優先課題だとしている。

  • アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイ「AMR26Bは大幅な軽量化と新空力」

    アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイ「AMR26Bは大幅な軽量化と新空力」

    アストンマーティンF1のエイドリアン・ニューウェイ代表は、苦戦が続く2026年型マシン「AMR26」に投入する大型アップグレードの詳細を明らかにした。アップデートはF1第9戦ハンガリーGPで2台同時に導入され、空力性能の大幅な刷新と軽量化を柱としたパッケージとなる。

    今季のアストンマーティンはここまで1ポイント獲得にとどまり、コンストラクターズランキング最下位からは脱したものの、純粋な戦闘力ではグリッド最後尾に沈んでいる。

    オーストリアGP予選ではフェルナンド・アロンソが最下位から2番目だったバルテリ・ボッタスより約1秒遅れるなど厳しい状況が続いていた。

    ハンガリーGPで大型アップグレード投入
    他チームが小規模な改良を積み重ねる中、アストンマーティンは開発リソースを一つの大型パッケージに集中させる戦略を採用してきた。

    ニューウェイ代表はチームの『Aston Martin UNCUT』で、ハンガリーGP投入を正式に認めた。

    「ハンガリーで2台ともアップグレードを導入する予定だ」

    さらに、新車と言えるほどの変更なのか、それとも大幅な進化版なのかと問われると、次のように説明した。

    「主要な構造部分は同じままだ。シャシーやギアボックスのアーキテクチャは基本的に変わらない。しかし、その両方を軽量化したことで、前方シャシーは再ホモロゲーションとクラッシュテストが必要になった」

    「フロントサスペンションは変更していない。リアサスペンションはわずかに見直している。新しいノーズを開発し、空力面も大幅に改良した。そのため基本構造は似ているが、大規模な空力パッケージに加え、大幅な軽量化も実施している。目標は最低重量制限に限りなく近づけることだ」

    シミュレーション環境の改善も進行
    近年はフェラーリやレッドブル・レーシングが大型アップグレードによって戦闘力を向上させた例もある。しかしアストンマーティンは後方との差が大きく、ミッドフィールド争いへ復帰するには相当な効果が求められる。

    ニューウェイ代表は期待を示しつつも、現時点で数値目標を語ることには慎重な姿勢を見せた。

    「大きな前進になると予想している。しかし、シミュレーションツールはまだ十分に成熟しておらず、実車との相関も理想的ではないので、具体的な数字を示すことには慎重でいたい」

    「このチームは歴史的に、エンジニアリング用シミュレーションツールへの投資が十分ではなかった。プロジェクト管理システムだけではなく、物理演算そのものを扱う中核ツールも含めてだ。現在はそこへ投資を進めているが、そうしたツールは一夜にして作り直し、検証できるものではない。実車との相関を適切に取るにも時間がかかる」

    「現時点でも改善は進んでいるが、その取り組みの本当の成果が現れるのは、もう少しシーズン後半になってからだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    アロンソ残留にも重要なアップデート
    フェルナンド・アロンソは今後について、夏休み前までに方向性を決めたい考えを示している。一方で、自身はドライバーとしてでなくても将来的にアストンマーティンでF1世界王者を目指したいとの考えも明かしている。

    ニューウェイ代表は、ドライバー陣の不満は理解できるものだと語った。

    「2人のドライバーともフラストレーションを抱えており、それが時にはメディアでの発言にも表れている。しかし、それは理解できることでもある。彼らは勝負師であり、前方で戦いたいと思っている」

    「私は2人とも何度も話をしてきた。チームの現状と、これから向かう方向について説明している」

    さらにアロンソの去就について問われると、その重要性を強調した。

    「非常に重要だ。フェルナンドは今回のアップグレードを本当に楽しみにしている。そして、私たちが期待するような性能を示せれば、彼は来季もコックピットに座ることになるだろう」

    「彼の経験、マシンを感じ取る能力、開発を導く力はチームにとって非常に大きな財産だ。しかし彼が求めているのは、明確で目に見える進歩だ。私たちが正しい方向へ力強く前進していることを示すことができれば、彼は間違いなくドライバーとして走り続けることに全力で取り組んでくれるだろう」