カテゴリー: ニコラ・ツォロフ

  • レッドブルF1昇格候補ツォロフをカンポス代表が絶賛「F1にふさわしい」

    レッドブルF1昇格候補ツォロフをカンポス代表が絶賛「F1にふさわしい」

    2026年のFIA F2選手権でランキング首位を走るニコラ・ツォロフが、2027年のF1昇格候補として注目を集めている。所属するカンポス・レーシングのエイドリアン・カンポス代表は、ツォロフの才能を高く評価し、「F1にふさわしい」と太鼓判を押した。

    一方で、2027年にレーシングブルズのシートを巡る争いは激しさを増している。レッドブル育成ドライバーであるツォロフの昇格説が浮上するなか、現レギュラードライバーのリアム・ローソンも安定した成績を残しており、来季以降のラインアップに注目が集まっている。

    ツォロフのF1昇格説が加速
    シルバーストン大会でF2史上初となる3連勝を達成した18歳のツォロフは、その勢いでタイトル争いをリード。パドックでは、レッドブルが2027年からツォロフをレーシングブルズでデビューさせる方針を固めたとの噂も広がっている。

    現時点でチームから正式な発表はないものの、カンポス代表はツォロフの実力を高く評価した。

    「彼こそが違いを生み出している」

    「私たちは良いマシンを提供しているが、違いを作っているのは彼だ。あらゆることをとても簡単にこなしてしまう。それが皆を驚かせている」

    「正直なところ、彼にはぜひF1でチャンスを与えてほしい。本当にその資格がある」

    ニコラ・ツォロフ

    ローソンも高評価を維持
    ツォロフの昇格説が話題となる一方で、レーシングブルズのリアム・ローソンも評価を大きく高めている。

    昨季は苦戦を強いられたものの、2026年は9戦中7戦でポイントを獲得するなど安定したパフォーマンスを披露。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、その働きを称賛した。

    「彼は今回も素晴らしい仕事をした」

    「ここまで9戦を終えて7回ポイントを獲得している。本当に見事だし、チーム内の雰囲気の良さも表している」

    「チームはローソンを本来の姿へと戻し、再び自信を持たせた。それはチーム文化の素晴らしさを物語っている」

    ローソンは2027年を意識せず
    2027年のシート争いが取り沙汰されるなかでも、ローソン本人は将来について考えていないと語った。

    「2027年もここにいるかって? 正直なところ、まだそんなことは考えていない」

    「今は僕たちが続けていることに集中するだけだ。最近は本当にうまくいっているからね」

    レッドブル育成プログラムではツォロフが急速に評価を高める一方、ローソンも結果で存在感を示し続けている。2027年のレーシングブルズのシート争いは、今後のF2後半戦とF1シーズン後半の結果次第でさらに注目を集めることになりそうだ。

  • リアム・ローソン F2首位ツォロフ昇格説を一蹴 「噂は気にしていない」

    リアム・ローソン F2首位ツォロフ昇格説を一蹴 「噂は気にしていない」

    リアム・ローソンは、自身のレーシングブルズのシートを巡り、レッドブル育成ドライバーでF2ランキング首位のニコラ・ツォロフへの交代説が浮上していることについて、「まったく考えていない」と一蹴した。

    今季好調を維持するローソンは、ここまで9戦を終えてドライバーズランキング10位、39ポイントを獲得。直近5戦連続入賞を記録し、レーシングブルズのコンストラクターズランキング5位争いにも大きく貢献している。

    一方で、F2ではツォロフが3連勝を達成してランキング首位に立っており、2027年のF1昇格候補として注目を集めている。

    ローソンのシートを巡る憶測が浮上
    ブルガリア出身のニコラ・ツォロフは、シルバーストンでスプリントとフィーチャーレースを制し、F2で3連勝を達成。2012年のダビデ・バルセッキ以来となる快挙を成し遂げたことで、一気にF1昇格候補として名前が挙がるようになった。

    その結果、一部ではツォロフが2027年からレーシングブルズのシートを獲得するとの報道も流れている。しかし、それらはいずれも裏付けのない憶測の域を出ていない。

    「噂は気にしていない」と冷静な姿勢
    こうした報道について質問されたローソンは、冷静な姿勢を示した。

    「正直なところ、そういうことはまったく考えていない」

    「もちろん、夏休みはチームがいろいろなことを検討する時期だし、その前にまだ数レースある」

    「だから今は、これまでやってきたことを続けることだけに集中している」

    重要なのは結果を出し続けること
    ローソンは現在の流れに手応えを感じており、夏休み前の数戦でも好結果を残したいと語った。

    「最近は本当にうまくいっている。夏休みに入る前に、あと数戦をいい形で終えられたらうれしい」

    さらにF1では噂が一人歩きすることは珍しくないとした上で、そうした話題に振り回されるつもりはないと強調した。

    「F1では、それほど長くいるわけではないけれど、噂がどれだけ大きく膨らんでいくのかを見るには十分な時間を過ごしてきた。だから、そういうことは本当に気にしていない」

    ローソンは将来の憶測に目を向けるのではなく、現在のパフォーマンスに集中する姿勢を明確にした。一方で、ツォロフの快進撃が続く限り、レッドブル陣営の2027年に向けたドライバー人事を巡る議論は今後も続きそうだ。

  • ニコラ・ツォロフ F2史上初の3連勝「今が最高の状態」 予選改善に意欲

    ニコラ・ツォロフ F2史上初の3連勝「今が最高の状態」 予選改善に意欲

    ニコラ・ツォロフは、FIA F2イギリス大会のスプリントレースとフィーチャーレースを制し、F2史上初となる3連勝を達成した。カンポス・レーシングのドライバーは、今季ここまでの成長を振り返り、現在の好調ぶりはチームとの強力な連携によって生まれていると語った。

    レッドブル・ジュニア・チームに所属するツォロフは、シルバーストンでの完全制覇によってランキング首位を固めた一方で、さらなる飛躍のためには予選での改善が必要だと自己分析している。

    史上初の3連勝に「言葉では表せない」
    ツォロフはスプリントレース、フィーチャーレースの両方を制し、FIA F2史上初となる3連勝を達成。レース後は、その快挙をまだ実感できていないと率直な思いを語った。

    「本当に最高の気分だ。この気持ちは言葉では表せない。チームとして本当に素晴らしい仕事ができたし、僕たちはまさに家族のような存在だ」

    「マシンを改善し、自分自身も磨きながら毎日成長できている。それが今年の成功の鍵になっていると思うし、それを毎週末続けられている」

    「今後改善すべきなのは予選だと思う。レースでは本当に大きく前進できた」

    タイヤマネジメントが最大の武器
    ツォロフは、今季の好調の理由としてF2マシンに最適なドライビングスタイルを見つけたことを挙げた。

    「F2マシンに合ったすごく良いドライビングのバランスを見つけられた。タイヤを長く持たせながら、それでも速く走れる。この週末は今年一番いいドライビングができたと思う」

    予選では5番手に終わったものの、決勝ではスタート直後からポジションを上げ、レースペースとタイヤマネジメントの強さを存分に発揮した。

    「予選では少し苦戦していた。ラップ自体は良かったと思ったけれど5番手だった。でも、そのセットアップがレースではさらに効果を発揮して、タイヤをうまく守ることができた」

    ニコラ・ツォロフ

    チームとの連携が現在の強さを支える
    ツォロフは、自身の速さだけでなく、カンポス・レーシングとの関係性が現在の好成績につながっていると強調した。

    「これは僕だけでもチームだけでもない。お互いがすべてをうまくやれている。それが理想的なチームを作っているんだ」

    「言ったように、僕たちは二人三脚なんだ」

    ドライバーとエンジニアが一体となってマシンを仕上げる現在の体制こそが、今季の快進撃を支えているという認識だ。

    勢いそのままにスパで4連勝を狙う
    シルバーストン完全制覇によって勢いに乗るツォロフは、次戦スパ・フランコルシャンにも強い自信を見せた。

    「理解はしている。でも、まだ完全には実感できていない。少し時間が必要だ」

    「3連勝して、さらにシルバーストンでダブル優勝できたなんて、この週末が始まる前には全く予想していなかった」

    「スパは本当に楽しみだ。素晴らしいサーキットで、カレンダーの中でも一番好きなコースのひとつなんだ」

    「いい流れが来ていると思う。この1週間のインターバルでもしっかり作業を続けて、同じ勢い、あるいはそれ以上の状態で戻ってきたい。そして予選ペースもさらに改善したい」

    シルバーストンで歴史的な3連勝を達成したツォロフは、レースペースとタイヤマネジメントではライバルを圧倒する存在となっている。一方で本人は予選を唯一の課題と位置付けており、その弱点を克服できれば、タイトル争いでさらに優位に立つ可能性は高まりそうだ。

  • ニコラ・ツォロフ レッドブルF1が旧型車テスト計画 FP1デビューへ準備

    ニコラ・ツォロフ レッドブルF1が旧型車テスト計画 FP1デビューへ準備

    レッドブルは、育成ドライバーでFIA F2に参戦するニコラ・ツォロフに対し、今秋にもF1旧型車テスト(TPC)を実施する計画を進めていることを明らかにした。

    レーシングブルズのCEOを務めるピーター・バイエルは、ツォロフが将来的にF1フリー走行へ参加するために必要なライセンス取得を目的としたプログラムを準備していると説明した。一方で、2027年のレギュラー昇格については「現時点では噂に過ぎない」と強調している。

    TPCテストでF1デビューへの準備
    ピーター・バイエルは、ツォロフのTPC(Test of Previous Cars)テスト実施を検討していることを明かした。

    「現在、彼にTPCテストを受けてもらうことを検討している。金曜日のフリー走行に出走するにはライセンスが必要だからだ」

    「彼にはまだ必要な走行距離が少し足りない。そのため、秋に実施する予定だ」

    TPCテストを完了すれば、ツォロフはF1フリー走行に必要なライセンス取得条件を満たし、今季中にもFP1デビューを果たす可能性が高まる。

    F2優勝で高まる昇格期待
    ツォロフは先週末のF2オーストリア大会で圧倒的な勝利を挙げ、その才能を改めて印象付けた。これを受け、一部では2027年にリアム・ローソンの後任としてレーシングブルズへ昇格するとの憶測も広がっている。

    しかし、バイエルはその見方を否定した。

    「それは単なる噂だ」

    「彼は素晴らしい仕事をしているし、私たちが注目している非常に優れた才能だ。しかし、まだシーズンは7戦しか終わっていない。リアムとアービッドも同じように素晴らしい仕事をしている。だから、現時点でその話はまったくない」

    F2王者ならレッドブルに難しい決断
    一方で、ツォロフが今季F2タイトルを獲得した場合、レッドブルは来季の処遇について判断を迫られることになる。

    FIA F2ではシリーズチャンピオンは翌年も参戦を続けることが認められていないため、タイトル獲得後はF1や他カテゴリーへのステップアップが必要となる。

    レッドブルはまずTPCテストとFP1出走を通じてツォロフの経験を積ませる方針だが、今季後半の成績次第では2027年のドライバーラインアップを巡る議論が一段と活発になる可能性がありそうだ。

  • レーシングブルズF1代表 ニコラ・ツォロフ加入説を否定「話し合いは一切ない」

    レーシングブルズF1代表 ニコラ・ツォロフ加入説を否定「話し合いは一切ない」

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、2027年シーズンにレッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフがレギュラーシートを獲得するとの報道を否定し、「チーム内でその件について話し合ったことはまったくない」と明言した。

    今季のレーシングブルズは、リアム・ローソンとルーキーのアービッド・リンドブラッドがモナコGPとバルセロナ・カタルーニャGPで揃って入賞するなど好調を維持している。

    一方で、オーストリアGPを前にFIA F2ランキング2位につけるツォロフが2027年にチームへ昇格するとの噂が浮上していた。

    パーメイン「話し合いは一切ない」
    オーストリアGP金曜走行後、この噂について問われたパーメインは、現時点で具体的な検討は行われていないと断言した。

    「その件については、内部でまったく話し合っていない。もちろん彼はレッドブルの育成プログラムの一員だし、F2で素晴らしい仕事をしている」

    「まだシーズンは第8戦で、ようやくシーズンの3分の1を少し過ぎたところだ。あまりにも早すぎるし、その件については本当に何の話し合いもしていない。どこから出てきた話なのか分からないが、少なくとも我々から出た話ではない」

    ツォロフは2024年末にレッドブル・ジュニアチームへ加入したが、これまでF1公式セッションへの出走経験はない。オーストリアGPのFP1では、ルーキー走行義務の対象として岩佐歩夢がローソンに代わってマシンをドライブした。

    アラン・パーメイン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    岩佐歩夢の走りにも高評価
    パーメインは、FP1で15番手タイムを記録した岩佐歩夢の仕事ぶりにも満足感を示した。チームは空力テストを実施し、その成果をFP2の両マシンへ反映。FP2ではローソンが9番手、リンドブラッドが12番手でセッションを終えた。

    「良い一日だった。本当に良い一日だった。まずFP1では、ローソンに代わって岩佐歩夢がマシンに乗った。彼は素晴らしい仕事をしてくれた。我々は空力評価を行い、有益なデータを得ることができ、それをFP2で2台ともに反映させた」

    「両レースドライバーとも満足している。最初の走行からフィーリングは良く、バランスも悪くなかった。その後は予定していたプログラムを消化した。もう少しブレーキングを改善できればと思っている。そこがドライバーたちの感じている弱点なので、一晩かけて改善に取り組む」

    さらに、前戦バルセロナ・カタルーニャGPと比較してマシンの競争力が向上しているとの見解も示した。

    「先週末よりもはるかに満足している。予選シミュレーションでは非常にうまく機能しているし、ロングランでもバルセロナ・カタルーニャGPより良くなっている。まだ改善の余地はあるが、チームとしてはかなり前向きな状況にある」

    今回の発言からは、ツォロフの将来的な昇格の可能性を否定したわけではないものの、少なくとも2027年のシートについて具体的な議論は始まっておらず、レーシングブルズは現行ラインアップで今季の戦いに集中している姿勢がうかがえる。

  • ニコラ・ツォロフ レッドブルの本拠地でF2優勝「大きな意味がある」

    ニコラ・ツォロフ レッドブルの本拠地でF2優勝「大きな意味がある」

    ニコラ・ツォロフ(カンポス)が、レッドブル・リンクで開催されたFIA F2第8戦オーストリア大会のフィーチャーレースで今季3勝目を挙げた。レッドブル育成ドライバーでもあるツォロフは、レッドブルの本拠地での勝利について「大きな意味がある」と喜びを語り、昨年の失格という苦い経験を振り返りながら雪辱を果たしたことを明かした。

    ツォロフはスタート直後に首位へ浮上すると、そのままレースをコントロールして優勝。レッドブル・リンクで再び頂点に立ち、「昨年より良い結末になった」と笑顔を見せた。

    レッドブル・リンクで昨年の雪辱
    レッドブル育成ドライバーとしてレッドブル・リンクで勝利したことについて問われたツォロフは、その特別な意味を強調した。

    「大きな意味がある。昨年のことを思い出すよ。今年は昨年より良い結末になればいいと思っていた。昨年は失格になってしまったからね」

    さらに、このサーキットとの相性の良さにも触れた。

    「このコースではいつも良い思い出がある。この3年間、モナコと同じように毎年前方で戦えている。それは僕にとってとても重要なことだし、ここは特別な週末なんだ」

    首位奪取の舞台裏を明かす
    ツォロフは好スタートでアレックス・ダンをかわすと、第3コーナーでノエル・レオンを抜いて首位に立った。その場面については、自身の狙いとは異なる形でチャンスが生まれたと説明した。

    「スタートの反応がとても良かったので、アレックス・ダンをかわすことができた。ターン3では後ろからプレッシャーを感じていたので守るつもりだった」

    「実際にはあそこでノエルを抜くつもりはなかった。でも僕が遅めにブレーキングしたことで、彼は接触すると思ったのかスペースを空けた。僕はコントロールできていたので、その隙を逃さず飛び込んだ。ターン3をトップで抜けられたのは良い判断だったと思う」

    一方で、レース中には反省点もあったという。

    「ピットストップではブレーキを保持できなかった。そのせいでメカニックがリアタイヤを装着しづらくなり、2秒ほど失ってしまった。それでレースは少し難しくなった」

    ニコラ・ツォロフ レッドブル

    タイトル争いは冷静に見据える
    今回の勝利でランキング上位との差を縮めたツォロフだが、チャンピオンシップについては冷静な姿勢を崩さなかった。

    「レースごとに戦うことを大切にしている。でもランキングも見ているよ。チャンピオンシップの状況を把握していれば、自分の動きを判断しやすくなるし、無理なリスクも避けられるからね」

    「もちろん差を縮められたのは良いことだけど、まだシーズンは序盤だ。この3大会はガブリエレ・ミニと同じようなペースでポイントを重ねてきたし、僕たちはとても競争力がある。後続との差を広げられたことも良かったと思う」

    レッドブル育成ドライバーとして本拠地レッドブル・リンクで価値ある勝利を挙げたツォロフ。昨年の失格という悔しさを晴らした今季3勝目は、タイトル争いに向けても大きな意味を持つ一戦となった。

  • リアム・ローソン ニコラ・ツォロフのF1昇格で交代説「話すにはまだ早い」

    リアム・ローソン ニコラ・ツォロフのF1昇格で交代説「話すにはまだ早い」

    リアム・ローソンは、自身の将来を巡る憶測について冷静な姿勢を示し、2027年シーズンに向けた話し合いを行うには「まだ早い」と強調した。

    今週末のF1オーストリアGPを前に、スペインメディアのsoymotor.comは、FIA F2選手権に参戦するニコラ・ツォロフが2027年にレッドブル陣営のいずれかのF1チームのシートを確約されたと報じた。この報道を受け、レーシングブルズで戦うローソンの去就にも再び注目が集まっている。

    しかしローソンは、今は将来ではなく現在のシーズンに集中していると語った。

    「まだすごく早い段階だ」

    「ここまでは本当にいいシーズンになっている。すごく楽しめているし、このマシンから学ぶこともたくさんある。毎週末少しずつ理解を深められているし、いい状態にいる。でも、その勢いを維持していきたい」

    「そういう話をするにはまだ早いけれど、僕自身は本当に満足しているし、チーム全体としても満足している」

    昨年の苦境から着実に復活
    昨年のローソンは、レッドブルからわずか2戦で降格という厳しい経験を味わった。その後レーシングブルズで再び評価を高め、2025年オーストリアGPでは自身最高となる6位入賞を記録。これが自信回復の大きなきっかけとなった。

    そして2026年は開幕7戦で5度のポイント獲得を記録し、ドライバーズランキング10位につけるなど安定したパフォーマンスを披露。コンストラクターズランキングでもレーシングブルズは6位につけている。

    この1年間で大きく成長したとローソンは振り返る。

    「今はすごくいい状態にいると思う。この12か月で本当に多くのことを学んだ」

    「現時点では物事はうまく進んでいる」

    オーストリアGPは実行力が勝負
    レッドブル・リンクは中団勢のタイム差が非常に小さくなるサーキットとして知られており、ローソンは週末を通じた実行力が結果を左右すると考えている。

    「ここはいつも本当に接戦になる。だから週末を通してどう実行するかが非常に重要になる」

    レーシングブルズ代表のアラン・パーメインも、VCARB 03の最新アップデートに手応えを感じている。

    「最新アップデートを投入したVCARB 03は、さまざまなタイプのサーキットで良好な性能を示している。オーストリアでも自信を持って臨めるし、強い週末をまとめられればさらにポイントを持ち帰れるはずだ」

    課題は決勝ペースの改善
    一方でローソンは、予選での速さを決勝でも再現することが現在の課題だと認めた。

    「予選ではいい状態にあるし、本当にいいマシンだと思う。でも、そのパフォーマンスを決勝でも再現するのは少し難しくなっている」

    最近のレースでも、予選では好位置につけながら決勝ではライバル勢に苦戦する展開が続いている。ただし、ローソンはマシンに大きな欠点があるとは考えていない。

    「今取り組んでいる課題だ」

    「決勝では予選とはまったく違うスピード域で走ることになるし、バランスを改善する方法を探っているところだ」

    「きっと細かい部分の問題なんだと思う。大きな欠点ではない」

    「マシン自体の速さはある。だから速さを引き出す方法は分かっているし、決勝仕様のマシンをさらに磨き上げて強くしていくだけだ」

    レーシングブルズはアップデートによって競争力を高めつつあり、ローソン自身も現在の環境に満足していることを強調した。一方で、2027年のレッドブル陣営のドライバーラインアップを巡る憶測は今後も続く可能性があるが、本人は現時点では将来よりも目の前のシーズンで結果を積み重ねることに集中する姿勢を崩していない。

  • リアム・ローソンは安泰ではない?レッドブルF1育成のツォロフが昇格候補に浮上

    リアム・ローソンは安泰ではない?レッドブルF1育成のツォロフが昇格候補に浮上

    リアム・ローソンは2026年シーズン序盤に好成績を残しているものの、2027年以降のシートが保証されているわけではないようだ。レッドブル育成の有望株ニコラ・ツォロフがF1昇格に近づいており、レーシングブルズのシート争いが再び激化する可能性が報じられている。

    soymotor.comによると、ローソンは来季の契約獲得に向けて「プレッシャーの下にある」とされており、特にチームメイトのアービッド・リンドブラッドとの直接対決が重要な評価基準になるという。

    ローソンの評価は上昇も安泰ではない
    レッドブルは2026年に育成ドライバーの配置を再編し、アイザック・ハジャーをレッドブル・レーシングへ昇格させる一方、レーシングブルズにはローソンとルーキーのアービッド・リンドブラッドを起用した。

    ローソンは2025年序盤にレッドブル・レーシングから降格を経験しながらも、シーズン後半に評価を回復。角田裕毅との競争を制して2026年のシートを維持した。

    今季ここまでローソンは安定したパフォーマンスを見せている。レーシングブルズ代表のアラン・パーメインは、予選でのミスを「減らしつつある」と評価しており、2025年に課題だった一貫性にも改善が見られる。

    開幕5戦終了時点では16ポイントを獲得。レッドブル陣営全体では43ポイントのマックス・フェルスタッペンに次ぐ成績で、ハジャーの14ポイント、リンドブラッドの5ポイントを上回っている。

    リンドブラッドとの比較が今後の鍵
    しかし、こうした数字にもかかわらず将来が安泰とは言えない。

    報道によれば、ローソンは2027年の契約を勝ち取るためにリンドブラッドを明確に上回る必要があるという。リンドブラッドはF1ルーキーながら高い評価を受けており、今後シーズンが進む中でローソンを上回る結果を残せば、レッドブル首脳陣の見方が変わる可能性もある。

    1997年F1王者ジャック・ヴィルヌーヴも、すでにリンドブラッドがローソンにプレッシャーを与えていると指摘している。カナダGPスプリントではリンドブラッドが8位入賞を果たした一方、ローソンは11位に終わった。

    ツォロフが2027年昇格候補に急浮上
    さらにローソンにとって脅威となるのが、レッドブル育成のニコラ・ツォロフだ。

    19歳のブルガリア人ドライバーは2026年がF2初のフル参戦シーズンながら、開幕3ラウンド終了時点でランキング3位につけている。

    ツォロフは2025年終盤のアブダビでF2デビューを果たし、スプリントレースで初表彰台を獲得。2026年にはオーストラリアでフィーチャーレース初優勝、マイアミではスプリントレース優勝を記録するなど急速に評価を高めている。

    同メディアは、ツォロフがすでにF1昇格の扉を叩いている存在であり、2027年にもレーシングブルズのシートを得る可能性があると報じている。

    そのためローソンにとって2026年シーズンは、単にポイントを獲得するだけではなく、チームメイトのリンドブラッドを継続的に上回り、自身の価値を証明し続けなければならない重要な一年となりそうだ。

  • レッドブルF1育成ニコラ・ツォロフ 2026年にF2にステップアップ

    レッドブルF1育成ニコラ・ツォロフ 2026年にF2にステップアップ

    レッドブル・ジュニアチームに所属するニコラ・ツォロフが、2026年シーズンにFIA F2へと昇格することが決定した。今季F3で最多となる5勝を挙げ、ランキング2位を獲得した18歳のブルガリア人は、カンポス・レーシングと共に次なる挑戦に臨む。

    カンポス・レーシングは2026年のFIA F2シーズンに向けた最初のドライバーとして、ニコラ・ツォロフを起用することを発表した。

    18歳のツォロフは、輝かしいFIA F3でのキャリアを経てF2へステップアップする。彼はF3で史上最多となる5勝を挙げ、そのうち2勝は今季カンポスとともに達成。さらに4度の表彰台を加え、ドライバーズ選手権で2位に輝いた。

    今年以前にも、ツォロフとカンポスのパートナーシップは実を結んでいる。2022年、ブルガリア人のツォロフは21戦中13勝を挙げ、スペインF4選手権を制した。

    現在レッドブル・ジュニアチームに所属するツォロフは、来季F2へステップアップすることになり、その舞台が再びカンポスであることに喜びを示した。

    「FIA F2へとキャリアの次のステップを踏み出し、再びカンポス・レーシングとともに戦えることを本当に嬉しく思う」とツォロフは語った。「これまでF4スペイン選手権、そしてFIA F3で共に懸命に取り組み、成功を収めてきた。それが来季に向けて大きな自信を与えてくれる。これは夢に一歩近づくことでもあり、強い結果を残せるよう、これまで以上に全力を尽くすつもりだ」

    カンポス・レーシングのチーム代表アドリアン・カンポスJrも次のように語った。

    「我々はニコラともう1年共に戦えることを非常に誇りに思っている。彼はカンポス・レーシングでシングルシーターの最初の一歩を踏み出した、まさに我々の仲間の一人だ」

    「これまでの2シーズンで、彼はチャンピオンとランキング2位を獲得した。それは彼の卓越した才能を示す明確な証拠だ。F2マシンはもちろん別次元の挑戦になるが、彼は若さに反して豊富なシングルシーターでの経験を持ち、成熟さを示している。彼がFIA F2でも強い存在感を示してくれることを我々は確信している」

  • フェルナンド・アロンソ 独自の若手ドライバープログラムの重要性を強調

    フェルナンド・アロンソ 独自の若手ドライバープログラムの重要性を強調

    フェルナンド・アロンソは2年前にドライバー・マネージメント・プログラムを立ち上げ、モータースポーツ界で活躍する若手ライバルを指導しており、若手ドライバーのマネジメントプログラムの重要性を強調した。

    アロンソは2022年に『A14マネージメント』を立ち上げ、モータースポーツの道を歩む若手ドライバーたちにガイダンスを提供しようとしている。

    このプロジェクトはクレメント・ノヴァラクとニコラ・ツォロフでスタートしたが、その後、ガブリエル・ボルトレトを含むさらなる名前が追加された。

    ボルトレトはマクラーレンの若手ドライバー・スキームと契約する前、ルーキーイヤーにFIAフォーミュラ3選手権で優勝し、2023年のキャンペーンで大成功を収めた。

    ボルトレトは今年からF2にステップアップし、レッドブルのジュニアドライバーで同じA14メンバーのペペ・マルティもF3にステップアップ。ツォロフはF3で2年目のシーズンを戦うことになる。

    このプログラムには、ほかにもさまざまなモータースポーツ分野に散らばるドライバーたちがいる。

    アロンソは満足
    このプログラムが始まってから数年が経過し、アロンソはこれまでの進歩に満足していると主張した。

    「僕が若かったころに抱いていたような情熱を持ったドライバーを今でもたくさん見ることができる。これは重要なことだ」とアロンソはメディアに語った。

    「彼らは、この世界の仕組みや、何が重要で何が重要でないのか、何が将来的に良い結果をもたらし、何がストレスになるのかについての知識が少し欠けている」

    「フォーミュラ4やフォーミュラ3のドライバーたちは才能にあふれ、準備も怠らない。今では自宅にシミュレーターを持っているのを見ることができる」

    「F1チームには若手ドライバーのアカデミーがある。彼らに必要なのは、モータースポーツの世界に長期的に入っていくための、2つか3つの指針と方向性なんだ」

    「だから、それができてうれしい。そして、僕たちがこのプロジェクトに参加していることで、みんなが満足してくれているのを感じている」