ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテスト2日目の作業を振り返った。
長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「本日はバトン選手の車体のセットアップを中心に、レースシミュレーションモードで、順調に周回を重ねました。パワーユニットでは、昨日に引き続き数々のエンジンモードの細かい調整を行い、レースに向けた最終設定を確認しました」
「明日以降は、レースの走行距離を想定したロングランで、データ設定を実施し、確認したいと思います」

ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテスト2日目の作業を振り返った。
長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「本日はバトン選手の車体のセットアップを中心に、レースシミュレーションモードで、順調に周回を重ねました。パワーユニットでは、昨日に引き続き数々のエンジンモードの細かい調整を行い、レースに向けた最終設定を確認しました」
「明日以降は、レースの走行距離を想定したロングランで、データ設定を実施し、確認したいと思います」

マクラーレン・ホンダは、過去の輝きを取り戻すために、今シーズン、大きな進歩を遂げられると確信している。
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、プレシーズンのデータから結論を導くことは拒みつつも、今年マクラーレン・ホンダが着実に順位を上げることができると楽観的に捉えている。
「具体的な数字を言うことはできない。それはまだ時期尚早だ」とエリック・ブーリエはコメント。
「だが、我々は大きな改善を果たしているし、大きく進歩を遂げている」
「そして、今年は大きな進歩を遂げるだろう。エンジンメーカーにとってより多くの自由があることが影響していくと思う。目標やタイミングを変更することができる」
「間違った期待を抱きたくはないのは確かだ。それはドライバーを含めた全員にとって良くないことだ」
ホンダは、F1プロジェクト総責任者が新井康久から長谷川祐介へと変更になったが、エリック・ブーリエは、マクラーレンとホンダは同じ方向を向いていると考えている。
「長谷川さんは初テストに参加していた。彼とじっくり話す機会があり、我々は達成したいものについて同じ理解があることがわかった」
だが、エリック・ブーリエは、改善と進歩はパートナーであるホンダだけが握っているのではなく、マクラーレン自身も2016年も約束を果たしていく必要があると強調した。
「マクラーレンに関する限りでは、我々はクルマを大きく進化させるために非常に懸命に取り組んできた。我々はあらゆる手段を尽くした」
「昨年のクルマを本当に詳細まで分解し、弱点を修正することに努めてきた。初テストの分析はポジティブだ」
「我々はクルマ自体を本当に改善させた。我々はそれに匹敵するエンジンがほしい」
ホンダは、2回目のプレシーズンテストに実戦仕様にむけたアップデート版のパワーユニットを投入。フェルナンド・アロンソが93周を走行し、3番手タイムを記録した。
テスト2日目はジェンソン・バトンが走行を担当。新しい空力パーツを導入する。

フェルナンド・アロンソは、今後もF1を続けるかどうかは2017年に予定されているレギュレーション変更がどの程度のものになるかによって違ってくるだろうと語った。
マクラーレン・ホンダとの3年契約が満期を迎える2017年にはフェルナンド・アロンソは36歳になる。もし現在のレギュレーションと大きく変わらないようであれば、その年限りで引退も考えることになるかもしれない。
その見通しについて質問されたフェルナンド・アロンソは「今のクルマなら50歳になるまでレースできると思うよ」とほほ笑みながら述べた。
「今のクルマはまったく大変ではない。昔のクルマは身体が疲れ切ってしまって眠れない夜があったくらいだけどね」
「僕があと何年F1をやるかは来年にはわかると思う。クルマが大きく変わることになっているからね。クルマをもっと速くしようとしているし、それがターニングポイントになるかもしれない」
「もしクルマが楽しくて、F1が本来のF1に戻れば、どのドライバーにとっても魅力的だ」
また、再びワールドチャンピオンになれるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね。そう思っている」とコメント。
「僕は勝つために戦っている。チャンスがなければやらないよ」

シーズン前最後のテストとなる第2回バルセロナテストが、カタルーニャ・サーキットで開始し、初日のドライバーをフェルナンド・アロンソが務めた。
午前中は気温が低かったために路面温度も上がらなかったものの、先週に引き続き天候は良好。終日晴れ間の広がるドライコンディションで、プログラムが進められた。
この日の主な目的は、前回のテストからアップデートされたパワーユニットの確認で、開幕戦オーストラリアGPで使われる実戦仕様に近付けていくためのプログラムを実施。走行時間の大半を、エンジンモードやドライバビリティのテストに費やすとともに、タイヤコンパウンドの評価と空力セッティングの調整も行った。
午前中のセッションの終盤で電子制御系に問題が起き、テレメトリーデータが取れなくなってしまう事態が発生したものの、チームは原因を究明してこれを解決。15時過ぎにはアロンソが走行を再開した。
午後は新しいパワーユニットを積んだことによる小さな問題が発生したものの、予定していたプログラムを完了し、アロンソはトータル93周を走行した。
明日は、ジェンソン・バトンがMP4-31をドライブし、プログラムを引き継ぐ。
フェルナンド・アロンソ
「先週のテスト最終日はあまり走れず残念だったが、今日は多くの周回数をこなせたのでよかった。パワーユニットの設定をいくつか試すことに時間を割きつつ、空力データの収集も行った。今日はショートランを重点的にこなし、マシンバランスの調整とセットアップを行っている段階なので、先週使ったエンジンとの比較を述べるのは時期尚早だと思う。ただ、今日は一日走り込めたので2回目テストのスタートとしてはよかったし、明日のジェンソンによるプログラムに向けた有用なデータを多く集めることができた」
マット・モリス (マクラーレン・ホンダ Director of Engineering)
「先週末はMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)とさくらでチーム全員が精力的に取り組んだので、今日の2回目テスト初日をいい形で迎えられました。初日から走行距離を伸ばせるというのは、心強いことです。今日はパワーユニットの確認に時間を費やしました。まだパフォーマンスの評価には目を向けておらず、このパッケージでできるだけ多くの走行距離をこなすことを重視しています。その点で、今日は多くのデータを収集できましたし、とてもいい一日でした。残り3日間も走行時間を多く取れるようにして、信頼性の強化を行った上で、さらなるロングランに移行していきたいと思います。また、今夜には新しい空力パーツが届くので、明日ジェンソンにそれを試してもらう予定です」
長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「午前中は、ソフトウェアの影響で思わぬコントロール・エレクトロニクス系の問題が発生しましたが、その後は順調に周回を重ね、2回目のバルセロナテストの初日を終えました。パワーユニットのテスト項目としては、主にレースに向けたモード設定などを試しているところですが、マシン全体のセットアップやタイヤの確認なども含めて充実した一日となりました。明日以降もレース想定の細かな設定などを確認する予定です」

フェルナンド・アロンソは、F1バルセロナテスト初日に93周を走行し、3番手タイムを記録した。
フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「先週のテスト最終日はあまり走れず残念だったが、今日は多くの周回数をこなせたのでよかった。パワーユニットの設定をいくつか試すことに時間を割きつつ、空力データの収集も行った」
「今日はショートランを重点的にこなし、マシンバランスの調整とセットアップを行っている段階なので、先週使ったエンジンとの比較を述べるのは時期尚早だと思う。ただ、今日は一日走り込めたので2回目テストのスタートとしてはよかったし、明日のジェンソンによるプログラムに向けた有用なデータを多く集めることができた」

ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、バルセロナテスト初日の作業を振り返った。
長谷川祐介(ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「午前中は、ソフトウェアの影響で思わぬコントロール・エレクトロニクス系の問題が発生しましたが、その後は順調に周回を重ね、2回目のバルセロナテストの初日を終えました」
「パワーユニットのテスト項目としては、主にレースに向けたモード設定などを試しているところですが、マシン全体のセットアップやタイヤの確認なども含めて充実した一日となりました。明日以降もレース想定の細かな設定などを確認する予定です」

ホンダは、2回目のバルセロナテストに改良を施した2016年F1パワーユニットの最終仕様を投入している。また、マクラーレンは冷却の改善もためにボディワークも調整した。
先週の初テストでホンダはいくつかのコンポーネントをテスト。その後、2日間のフィルミングデーを経て、ホンダはFIAのホモロゲーションプロセスを進めている構成を確定させた。
今週バルセロナで走行する最新版のパワーユニットは、初回テストで評価された実験的なコンポーネントとは異なるパーツが使用されている。
ホンダの2016年型F1パワーユニットは、出来る限りコンパクトなパッケージングを保ってはいるが、コンプレッサーとターボを大きくするために昨年よりもわずかに高くなっている。
また、内燃エンジンとエネルギー回生コンポーネントの冷却特性を改善するために、マクラーレンは気流を改善させるために調整されたエンジンカバーを評価している。
このような動きは、マクラーレンが自信を持っている“サイズゼロ”コンセプトに反しているよに見えるが、チームは空力パフォーマンスのためにホンダにエンジン面で妥協することを強要してはいないと主張している。

マクラーレン・ホンダは、2016年シーズンを“再建の年”と捉えている。
ホンダがF1復帰を果たした2015年、新生マクラーレン・ホンダには高い期待がかけられていた。しかし、ホンダのF1パワーユニットには信頼性とパフォーマンスが不足し、チームはコンストラクターズ選手権9位でシーズンを終えることになった。
ホンダは、ERSのデプロイメントを含め、冬の間にいくつかの重要なエイアを改善させた。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、マクラーレンが前年コンセプトから大きく方向性を変更して掲げた“サイズゼロ”によって、チームはそこから築き上げていくことができると考えている。
「今は良いベースがあると思っている」とエリック・ブーリエは述べた。
「再建する時間だ。だが、レッドブル、メルセデス、フェラーリのような他のクルマに目を向ければ、全てが制限されている現在のレギュレーションでは、2〜3年にわたってマシンコンセプトを発展させていかなければならない。まず我々には時間が必要だった」
「我々は根本的に異なるものを進めていくことに決めた。昨年はパフォーマンス面でビッグチームとの遅れを取り戻しており、それは成果を挙げている。今は自分たちがどの位置にいるかを確認しなければならない」
「ベースはいいし、今では信頼性もある」
「全員が懸命に、そして、一体となって仕事をしている。それが重要だ」
エリック・ブーリエは、2017年にエンジンの開発制限が解除されることを歓迎しているが、その結果としてカスタマーチームが追加のコストを強いられないにしなければならないと語る。
「そうだね。だが、全員にとって同じことになりそうだ」とエリック・ブーリエはコメント。
「そうあるべきだと思っている。エンジンメーカーはあまり規制されるべきではない。お分かりのとおり、このような非常に複雑なテクノロジーで遅れを取り戻すのに苦労しているときは特にね」
「彼らにそれをする余裕がある限り、カスタマーチーム価格やその他いろいろなものが立ち返らない限り、それは問題ない」